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2014/01/13

[静穏処理29] ダッシュボード異音対策

カテゴリ : オーディオビジュアル > カーオーディオ、ビジュアル > デッドニング

1
盛夏や厳冬期の走行中にダッシュボードからのビビリ音が発生するので対策。振動による異音発生中は,該当箇所を手で押さえると異音が収まります。


本当はエンジン音対策にダッシュボード内部に制振材と吸音材を投入したかったのですが,ダッシュボードの脱着の難易度&所要時間が大きすぎて数年前に断念しています。

とりあえずダッシュボードとフロントガラスが接する面に緩衝材を投入しようと考え,ホームセンターや100円ショップで材料を物色してきましたが,

・耐候性がある
・目立たない
・ダッシュボード内部に脱落しない

ことが確実な適当な素材を絞り込めないままでいました。妥協した材料で加工した緩衝材を詰めてみたこともあるのですが,満足できず・・・


そうこうしているうちに,エーモンから「ビビリ音低減モール ダッシュボード用」(2676)が発売されましたので,潔く(?)それを使用することに。ちなみに量販店にて割引価格&景品のチキンラーメン付きで購入しました。

モールの構造が同行号の該当箇所との相性が良いか,GPSやVICSアンテナ/ケーブルとの干渉をうまくかわすことができるかが懸念されましたが,実物を包装から取り出してみると非常によくできている商品でした。
2
取付は非常に簡単で,適当な長さに切ってダッシュボードとフロントガラスの間の隙間に埋め込むだけです(矢印)。


前期型フィエスタのこのすきまは結構広く,おそらく純正のゴムなどは装着されていません。このため,モールをきっちり押し込みきるとこのモールとガラスの間に隙間ができてしまいます・・・

また,経年劣化のためかダッシュの縁に微妙に歪みが生じてきていて,モールが理想的にフィッティングせず浮いてしまうところがあります。

以上の理由から,すこし浮かせ気味に取り付けてみました。
3
ダッシュボード中央に設置してあるVICSアンテナのケーブルをかわすには,モールを切断してその間にケーブルを通すのが推奨される取り付け方ですが,今回は切断せずに押し込んでみました。

当然ながら,該当箇所のモールは浮き気味となりますが,モール素材の柔軟性は高く,ケーブルごと押し込むことができました(円内)。

しばらくはこの状態で緩みや不具合が生じないか様子を見てみたいと思います。
4
モールの両端はハサミでカットして長さを調節します。

フィエスタの場合はカットしなくてもダッシュボードに続くAピラーとガラスの間の隙間に押し込んでいくことができるのですが,モールはきついカーブでは内角側が浮いて波打ってしまいます。

この写真の円内はカットした直後のモールの様子が移っていますが,このモールの室内側は薄く柔らかいのでこのように浮きが生じやすいです。このあと樹脂製のヘラ(内張剥がし)を使って平らにならしました。
5
取付後のビビリ音は確かに生じなくなっていますが,今回は隙間を埋めただけでダッシュボード裏の制振までは行っていないため,このモールでダッシュボードの振動に起因する全てのビビリ音が解消できるかは未知数です(商品名も「低減」なのはそのためでしょう)。

また,隙間を塞いだことによる車内の換気や熱交換等への何らかの影響があるかもしれません。

一方,バルクヘッド周辺からのエンジン音の侵入がやや低減されている気がします。というよりも,運転席足下からのエンジン音や排気音が明瞭になりました。エンジン音が下から回り込むようになったと感じられます。

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