まとめ記事(コンテンツ)

2013/12/21

[静穏処理28] Bピラー シートベルトアジャスター 異音対策

カテゴリ : 内装 > シートベルト > 調整・点検・清掃

1
カーオーディオで低音を効かせるとBピラー内部が共振し,異音が発生するので対策しました。
2
過去にも内張は対策済み(http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/1491470/photo.aspx)で,ボディ側も含め微調整を重ねてきました(http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/1657886/photo.aspx)が,今回は前席シートベルトのアンカーの高さ調整(アジャスター)部への追加対策です。

従来は異音はほとんど発生していなかったか,アジャスターやベルトの可動を妨げないように対策を避けていた部位になります。
3
明らかに共振していたのはアジャスターロック(白いフック部分)で,異音発生中に指で押さえると震えが止まります。


ロックの構造や動きをチェックし,今後の動作に支障がないと思われる箇所にフェルトテープの小片を貼り付けました(矢印)。

貼付箇所は白いプラスチック同士がクリップ状に接する箇所ですが,上のアーム部が軽いために振動して異音を発生させるようです。
4
白いフックの台座となっているアジャスターシート(黒い樹脂製)も,指で揺するとアジャスターレール(金属製)と接してカタカタと異音が発生します。シートは経年効果によって底面がすり減ったり全体が歪んで緩みが増していきそうな雰囲気です。

可動を防がずにガタつきを抑えるには固めのシリコングリスをレールとの接触面に充填しておくのが良さそうでしたが,手元に当該グリスがなかったので,とりあえず重めの金属グリスを投入してみました(上の矢印)。

これによってガタつきはかなり治まりますが,グリスを入れすぎるとアジャスターを調整する(下げる)ときにシートベルトにグリスが接触してしまうので,それに注意します。


全体を清掃後,他の可動部にもシリコンスプレーを軽く噴いて内張を戻します。スピーカーから音を出してみて共振チェックをすると,目論み通り異音は治まっていました。

Bピラー内部はシートペルトの開口部から入り込んだ埃が溜まりやすい(http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/2165147/note.aspx)ので,グリスにも異物が混入しやすい可能性が高いです。ときどき点検や清掃を繰り返さなければいけないかもしれません。
5
今回の作業で,シートベルトを通すアンカーの表面に大きな亀裂が生じていることに気づいてしまいました。これも経年劣化によるものでしょうか・・・

意味があるかどうか分かりませんが,とりあえず亀裂をシリコンボンドで埋めておきました(上の写真内の下の矢印)。
6
追記: 画像3のフェルトの貼付の際には,Coloradoさんにいただいた工具セットの中にあったピンセットを活用させていただきました。

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース