まとめ記事(コンテンツ)

2009/10/24

チューンアップトゥイーター取付 1/4 (準備編)

1
過去のデッドニング + サイドドアスピーカー交換(3ウェイコアキシャル化)によって,

・低音が出るようになった
・音の解像度が上がった

という効果が出たものの,

・音の定位が下がりがち
・高音がこもりがち

という問題が生じていた。オーディオ環境の改善のためのデッドニングというよりは,騒音の低減と異音の抑止のための「静穏処理」だったため,サイドドアスピーカーからの音響も殺してしまっていた部分が大きかったのだろう。

静穏化するべきところがこれ以上はなくなったところで,ようやくオーディオ環境の改善に着手。これまで慣れ親しんできた純正ヘッドユニット & リモートコントロールと,オンダッシュナビを捨てきれず,チューンアップタイプのスピーカー増設に留める範囲で準備を開始。

まずは高音を出すとともに定位を上げるためにトゥイーター(ツイーター)を着けることに。自分なりに情報を集めて検討した結果,カロッツェリア(パイオニア)のTS-T40を選択。理由としては

・価格が手ごろ
・この価格帯のものとしては音域が広い(高音側)
・デザイン的に車内で違和感がなさそう&設置しやすそう
・サイドスピーカーと同じブランド(相性が悪くないことを期待)
・(廉価なものに比べ)付属品の組み合わせやデキに信頼をおけそう

などといったことが上げられる。


某オクなどでは割引価格で売られているが,送料や手間を考えるととくに安いワケではない。最寄りのSABで定価に近い価格で店頭買いし,会員カードのポイント&フェア中ということで次の買い物の際にくり返し使える500円券(使用期限は一ヶ月強)をゲット。
2
自分のような電気&オーディオ素人でもなんとかなりそうな仕様,付属品および説明書が揃っている。

このところ海外通販ばかりで買い物していた。久々の日本製品(製造は中国だが)の梱包や説明の丁寧さや親切さに感心してしまう。

これ以外に自分で用意したのは,

・ギボシ端子
・端子作成用工具

である(その他の小物については以下参照)。
3
日本製品の「至れり尽くせり度」「からくり度」の高さを実感したのが,スピーカーの取付位置を決める型紙が化粧箱の一部を切り抜くことによって得ることができるようになっていること。

幼少時代の雑誌のふろくを思い出す。
4
スピーカー本体は樹脂製の台座に固定されており,台座ごと位置と向きを調整して取り付けることになる。台座上でスピーカーの位置や向きは変えることはできない。

裏面はこのようになっており,ケーブルははじめからスピーカーにハンダ付けされている。取付位置を仮置きしながら検討する際に,このケーブルはやや邪魔になる。
5
取付説明書には,ダッシュボードなどの平面およびドアなどの壁面への2通りの取り付け方が図入りで説明されている。

今回はサイドドアミラーのトリム(室内側カバー)へ取り付けることにしたため「ドアに取り付ける場合」の取り付け方を選択する。
6
トゥイーターを前席前方に取り付けるには,左側スピーカーの開口部が助手席のヘッドレスト辺り,同じく右側スピーカーの開口部が運転席のヘッドレスト辺り(右ハンドル車の場合)に向くように取り付けるのが基本らしいのだが,フィエスタの室内にはそれを実現できそうな場所が少ない。あったとしても,壁面が平らではなく今回のようなタイプ(形状)のスピーカーはアドオンできない。

ダッシュボード上面に取り付けるとしたら,配線や加工が面倒になるだけでなく,フロントガラスなどの音の反射の影響を考慮してシビアに場所を決めした方が良さそう。となると,先に仮配線をして適切な位置を探すために試聴をくり返す必要がある。

以上の理由によって,今回は取付・配線が容易で,左右対称に取付が可能なサイドドアミラーのトリム(リアに面する側)を取付位置として選択。スピーカーの位置と向きの仮合わせ後に型紙をあて,マウントと配線のために穴を開ける場所に印(マーク)をつける。印をつける際にはペン型の修正液(白)を使った。
7
トリムを外す。素手でも外すことができるが,内張はがしがあるとラク(過去に何度も外しているので,ツメの一部が欠けてしまっている)。
8
トリム内部の吸音材(純正のスポンジ)を手で除ける。


2/4へ続きます

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