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まとめ記事(コンテンツ)
オダジーさん
2015/07/17
ネイピア ディルティックエンジン
先日の、あの3角形のエンジンが気になった。
と、言うのも例の本を読み進めてみたら出てきたww

エンジンの開発動機ってのが、どうやらこんな話らしい。
「ドイツのSボートと言うのがあって、これに困ったイギリス海軍が発注した。」
これじゃ、わからんので、ちょいと解説。
Uボートってのは有名で、ドイツの代表的な潜水艦だ。
第一次世界大戦での秘密兵器で、イギリス海軍や商船を脅かした。
で、イギリスは第二次大戦ではUボート対策はしたものの、今度はSボートが登場。

これは潜水艦じゃなくて、魚雷艇みたいなものだけど、これがまた手を焼く代物。
大馬力のエンジン、小さな船体ってことで、トップスピードと機動性を武器にチョロチョロと攻撃。
さらにエンジンがディーゼルだったので、燃費も良く、その分作戦行動半径が広い。
つまり、軽量コンパクトな上、航続距離が長大な兵器だったってことだ。
写真で見ると、魚雷発射管+エンジンみたいな船だなw
そうなると、イギリスも「あれ、ほーしーいー。 ほーしーいー。」と駄々をこねた。
強力なディーゼルエンジン、しかもコンパクトとなると。。。?
あれが使えるんじゃね? と思ったのかイギリス人。
そう、ユンカースのアレ(ユモね)だ。 だが、肝心のユンカースはアレを4個組み合わせて、
正方形にしたエンジンを開発しているとか。。。
じゃ、三角だな! と思ったのか??戦争中の狂気ってのは凄い。
エンジンをこさえてみたw
外観:

カットモデル(?)

スリーブ: おお!ユンカースみたいw

ピストン: 冷却が厳しいのか、2ピース構造。 下(?)ピストンの頭に油の通路っぽいものがある。

クランク: 割と普通ぽいけど、クランクウェイトが無いのが面白い。

コンロッド: Vエンジンっぽく連結しなきゃいけない関係だが、今時のV型とは違い、オフセットできない。なので2股コンロッドを採用。 (つーか、この頃のV型って2股コンロッドが多い。 ハーレーとかもこんな感じだったような。。?)

ギアBOX: ま、普通だわね。 ギアって変わらんね。

18シリンダーエンジンなんだが、対向ピストンなんで36個のピストンが入ってるw
排気量 91.26リッターで 初期型は1650馬力を出した。
後のエンジンでは2500馬力@2200rpm出したんだから凄いね。

でも完成は1948年。戦争は終わってしまっていたww
仕方ないけど、開発は継続していて、1952年にはドイツから分捕ったSボートに搭載。
テストをしていたらしい。 しかも結果は上々で、1956年にはイギリスの魚雷艇に載せたそうだ。

今ひとつ、大きさがわからんかったが、メンテナンス中の写真を見つけた。


でっかいねー!
世の中、平和になったけど、コンパクトで大馬力のディーゼルだと売り先もあったようで。。
今度は列車用に使ってみたらしい。

今でも動態保存していて時々走るとか?
魚雷艇ではエンジンの寿命とか気にしてなかったけど、列車用ではそれじゃイカンってことで、
馬力を落として延命を図ったんだが、故障が多かったらしい。
44基の稼動しているエンジンに対して13基もスペアが用意してあったとかww
最終的には6000時間の耐久性が得られるまで改良された。 頑張るなぁイギリス人。
一方、魚雷艇用にも改良が進み、最強バージョンは過給もされ、実に5600馬力。
3角の真ん中が開いているので、軸流式の過給機搭載な、おバカっぷり。
3700馬力のバージョンは日本の自衛隊の魚雷艇エンジンにも採用。
案外、流行ったエンジンなんだな。知らなかったわ。
写真を探していて、「やけに綺麗なエンジンだな?」と思ってたら。。。

あ。

模型だったwww
中身が凄くて、CNCで削りだしたケースやら、エンジン部品がww



いやはや、やっぱし作っちゃう人っているんだな♪
と、言うのも例の本を読み進めてみたら出てきたww

エンジンの開発動機ってのが、どうやらこんな話らしい。
「ドイツのSボートと言うのがあって、これに困ったイギリス海軍が発注した。」
これじゃ、わからんので、ちょいと解説。
Uボートってのは有名で、ドイツの代表的な潜水艦だ。
第一次世界大戦での秘密兵器で、イギリス海軍や商船を脅かした。
で、イギリスは第二次大戦ではUボート対策はしたものの、今度はSボートが登場。

これは潜水艦じゃなくて、魚雷艇みたいなものだけど、これがまた手を焼く代物。
大馬力のエンジン、小さな船体ってことで、トップスピードと機動性を武器にチョロチョロと攻撃。
さらにエンジンがディーゼルだったので、燃費も良く、その分作戦行動半径が広い。
つまり、軽量コンパクトな上、航続距離が長大な兵器だったってことだ。
写真で見ると、魚雷発射管+エンジンみたいな船だなw
そうなると、イギリスも「あれ、ほーしーいー。 ほーしーいー。」と駄々をこねた。
強力なディーゼルエンジン、しかもコンパクトとなると。。。?
あれが使えるんじゃね? と思ったのかイギリス人。
そう、ユンカースのアレ(ユモね)だ。 だが、肝心のユンカースはアレを4個組み合わせて、
正方形にしたエンジンを開発しているとか。。。
じゃ、三角だな! と思ったのか??戦争中の狂気ってのは凄い。
エンジンをこさえてみたw
外観:

カットモデル(?)

スリーブ: おお!ユンカースみたいw

ピストン: 冷却が厳しいのか、2ピース構造。 下(?)ピストンの頭に油の通路っぽいものがある。

クランク: 割と普通ぽいけど、クランクウェイトが無いのが面白い。

コンロッド: Vエンジンっぽく連結しなきゃいけない関係だが、今時のV型とは違い、オフセットできない。なので2股コンロッドを採用。 (つーか、この頃のV型って2股コンロッドが多い。 ハーレーとかもこんな感じだったような。。?)

ギアBOX: ま、普通だわね。 ギアって変わらんね。

18シリンダーエンジンなんだが、対向ピストンなんで36個のピストンが入ってるw
排気量 91.26リッターで 初期型は1650馬力を出した。
後のエンジンでは2500馬力@2200rpm出したんだから凄いね。

でも完成は1948年。戦争は終わってしまっていたww
仕方ないけど、開発は継続していて、1952年にはドイツから分捕ったSボートに搭載。
テストをしていたらしい。 しかも結果は上々で、1956年にはイギリスの魚雷艇に載せたそうだ。

今ひとつ、大きさがわからんかったが、メンテナンス中の写真を見つけた。


でっかいねー!
世の中、平和になったけど、コンパクトで大馬力のディーゼルだと売り先もあったようで。。
今度は列車用に使ってみたらしい。

今でも動態保存していて時々走るとか?
魚雷艇ではエンジンの寿命とか気にしてなかったけど、列車用ではそれじゃイカンってことで、
馬力を落として延命を図ったんだが、故障が多かったらしい。
44基の稼動しているエンジンに対して13基もスペアが用意してあったとかww
最終的には6000時間の耐久性が得られるまで改良された。 頑張るなぁイギリス人。
一方、魚雷艇用にも改良が進み、最強バージョンは過給もされ、実に5600馬力。
3角の真ん中が開いているので、軸流式の過給機搭載な、おバカっぷり。
3700馬力のバージョンは日本の自衛隊の魚雷艇エンジンにも採用。
案外、流行ったエンジンなんだな。知らなかったわ。
写真を探していて、「やけに綺麗なエンジンだな?」と思ってたら。。。

あ。

模型だったwww
中身が凄くて、CNCで削りだしたケースやら、エンジン部品がww



いやはや、やっぱし作っちゃう人っているんだな♪
関連情報URL : http://エンジンの名前は3角だからデルタね。
Posted at 2015/07/17 22:37:46
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