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まとめ記事(コンテンツ)
オダジーさん
2015/08/02
史上最も複雑なエンジン
先日のディルディックエンジンからネイピア社ってのは変なエンジンこさえてたっぽくて気に入った。
他にも無いんかね? と検索すると、ありましたww
ノーマッドエンジン 3000馬力級 (蚊が落ちそうな名前っぽいがw)

見慣れない不思議な形。 特にエンジン下側の丸い出っ張りが気になる。

なんでも、長距離爆撃機用らしいんだが、爆撃範囲を広くとりつつ、搭載の爆弾の量を増やすには、
エンジンの離陸推力(馬力)が必要で、さらに巡航時には低燃費が求められるワケで。
(この要求はどのモビリティにも言えるか。)
熱効率の良いディーゼルエンジンを選択したいんだが、重量、馬力から考えると、ちと重い。
そうなると過給って手段に出るんだが、過給圧にも限界が。。。
ならタービンから出力も取り出しちゃえばお得じゃね?ってことで、こうなったっぽい。
一体どうなっているかと模式図で紹介すると。

まだ複雑やね。
もっと簡略図だとこう。
エンジンの出力はギアを通して前のプロペラを回す。
エンジンからの排気はタービンを通過、 その時にコンプレッサーを回す。
ここまでならただのターボエンジンなんだが。。。 タービンはさらにギアを介してプロペラへ。
でもエンジンの排気ガスだけじゃタービンが回りきれないので、
排気管の中に燃料を投入して、タービンを回すって仕組み。
もうね、ディーゼルエンジンだかジェットエンジンだかわからんね。

いわゆるターボコンパウンド方式ってヤツだが、狙い的には悪くない。
離陸する時は、例の排気管内の燃焼室に燃料をくべて、タービン出力も追加で大馬力。
巡航しているときは普通にターボディーゼルとして機能。
相反するお題に答えた結果なんだがな。
一応飛行試験もしたっぽいが写真がない。(見つけられなかった)
なので、テストベットと同じ機体での別エンジンのテスト風景。
ノーズの先端に試験用エンジンが付いてる。

ちなみにノーマルのアブロ リンカーン機はこんな感じ。

良さそうな話だったが、冷静に考えると、恐ろしく複雑なエンジン。
メンテナンスなどを考えると、通常のエンジンか、
この頃には登場し始めていたジェットエンジンで良くね?ってイギリス空軍は気がついちゃった。
で、お蔵入りwwww
だが、このエンジン、実は変な構造で、そこがヘンタイっぽい。
コンロッドが変なのだ。

なんとコンロッドの両端が丸くない、とういかベアリングが半円分しかないのだ。
(スモール、ビック共に)
過給2ストロークエンジンなので、常にピストンはヘッド側からクランク側に押されている。
じゃ、反対側っていらなくね? って、恐るべしイギリス人。
まかりまちがって、オーバーレブでもしようものなら、ピストンがヘッドを突き破りそうだ。
(その時にはコンロッドが下に落ちそうだしw)
うーむ。そのあたりのディティールを観察してみたいもんだ。
UKは遠いもんなぁ。 自費で行くには高いしーw
他にも無いんかね? と検索すると、ありましたww
ノーマッドエンジン 3000馬力級 (蚊が落ちそうな名前っぽいがw)

見慣れない不思議な形。 特にエンジン下側の丸い出っ張りが気になる。

なんでも、長距離爆撃機用らしいんだが、爆撃範囲を広くとりつつ、搭載の爆弾の量を増やすには、
エンジンの離陸推力(馬力)が必要で、さらに巡航時には低燃費が求められるワケで。
(この要求はどのモビリティにも言えるか。)
熱効率の良いディーゼルエンジンを選択したいんだが、重量、馬力から考えると、ちと重い。
そうなると過給って手段に出るんだが、過給圧にも限界が。。。
ならタービンから出力も取り出しちゃえばお得じゃね?ってことで、こうなったっぽい。
一体どうなっているかと模式図で紹介すると。

まだ複雑やね。
もっと簡略図だとこう。
エンジンの出力はギアを通して前のプロペラを回す。
エンジンからの排気はタービンを通過、 その時にコンプレッサーを回す。
ここまでならただのターボエンジンなんだが。。。 タービンはさらにギアを介してプロペラへ。
でもエンジンの排気ガスだけじゃタービンが回りきれないので、
排気管の中に燃料を投入して、タービンを回すって仕組み。
もうね、ディーゼルエンジンだかジェットエンジンだかわからんね。

いわゆるターボコンパウンド方式ってヤツだが、狙い的には悪くない。
離陸する時は、例の排気管内の燃焼室に燃料をくべて、タービン出力も追加で大馬力。
巡航しているときは普通にターボディーゼルとして機能。
相反するお題に答えた結果なんだがな。
一応飛行試験もしたっぽいが写真がない。(見つけられなかった)
なので、テストベットと同じ機体での別エンジンのテスト風景。
ノーズの先端に試験用エンジンが付いてる。

ちなみにノーマルのアブロ リンカーン機はこんな感じ。

良さそうな話だったが、冷静に考えると、恐ろしく複雑なエンジン。
メンテナンスなどを考えると、通常のエンジンか、
この頃には登場し始めていたジェットエンジンで良くね?ってイギリス空軍は気がついちゃった。
で、お蔵入りwwww
だが、このエンジン、実は変な構造で、そこがヘンタイっぽい。
コンロッドが変なのだ。

なんとコンロッドの両端が丸くない、とういかベアリングが半円分しかないのだ。
(スモール、ビック共に)
過給2ストロークエンジンなので、常にピストンはヘッド側からクランク側に押されている。
じゃ、反対側っていらなくね? って、恐るべしイギリス人。
まかりまちがって、オーバーレブでもしようものなら、ピストンがヘッドを突き破りそうだ。
(その時にはコンロッドが下に落ちそうだしw)
うーむ。そのあたりのディティールを観察してみたいもんだ。
UKは遠いもんなぁ。 自費で行くには高いしーw
Posted at 2015/08/02 18:21:28
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