風まかせ北海道の旅も7日目になりました、今日からはキリギリスのひとり旅です。
本日は小樽から函館まで、日本海に沿って走ります。
今朝の小樽は、晴れで気温は25℃、綺麗な日本海を見られそうです。
小樽駅前から国道5号にはいり、余市町方面に向かいます。
余市町では、ニッカウヰスキー蒸留所に寄りたいところですが、吞みたくなるので今回は自重します。
余市町で国道5号と別れ、積丹半島を周遊する国道229号に入ります。
国道229号が全通したのは 1996年(平成8年) ということですから結構最近です。
トンネルがとても多い道ですが、景色が開けたところはとても綺麗です、まさに積丹ブルーです。
積丹町を過ぎたあたりから、国道は海を離れて山の中を走ります、山の緑もとても綺麗です。
国道から離れて道道に入り、積丹岬に行きました。
駐車場に車を停めて、徒歩で展望台へ向かう道のりはややハードでした。
展望台に着きました。
振り返って山側の眺望です。
小樽のホテルは朝食無しのプランだったので、少し早めですが昼食にしました。
ウニ2色丼です。
ウニ丼を堪能したら、国道に戻り積丹半島をさらに進みます。
見えてきた奇妙な岩は神威岬の突端部にあるカムイ岩です(・・・たぶん)。
神威岬に着きました。
駐車場から岬の展望台に向かう道も、積丹岬同様ややハードでした。
岬へのゲートに着きました。
ここから岬の眺望を見られると思っていた Pootaro は愕然としました。
岬の突端は、遙か彼方にありました、さらにそこまでの道はかなりハードな感じです、この遊歩道はチャレンカの小道というらしいです。
そういえば、岬から帰ってくる人たちは汗を拭きながら歩いていました。
せっかくここまで来たのですから、覚悟を決めて岬の突端まで行きます。
岬まではまだまだですが、すでに絶景です。
疲れたのでちょっと休んで来た道を振り返りました。
帰ってきました、往復40分強かかりました。
昨日までほとんど汗をかかずにきましたが、大汗をかきました。
出発する前に、積丹ブルーのソフトクリームでクールダウンです。
神威岬を出発したのは1時半をまわっていました、積丹半島で時間をとりすぎました。
まだ小樽から 70km しか走っていません、函館までは 400km 以上あります、先を急がないと。
岩内町に着きました、案内標識の左方面の倶知安の文字が消えました、やっと積丹半島を離れました。
神威岬を発ってから約2時間半、やっとせたな町まで来ました、函館まであと 250km あります。
「いいペースで走っているはずなのに、なかなか先に進まないぞ」と地図を頭に描いてみるとある事に気づきました。
今回の旅行の初日に函館から苫小牧まで移動したときに約 250km あって、高速を使っても遠いなと感じたのですが、それは内浦湾沿いに走るルートでした。
今走っているルートは、言ってしまえば内浦湾を最大限大回りしていることになります。
どうりで、なかなか先に進まないわけです。
これは手強いぞと思いつつ、国道が海沿いを離れる部分では、国道を離れて海沿いを走る道道に曲がってしまうのが、端っこ好きの悲しき性です(苦笑)。
この道道、最初は素晴らしい快走路だったのですが、途中から様子がアヤシクなってきました。
時間はまだ4時15分ですが、曇ってきて暗く感じるのでもっと遅い時間に感じて、急がないとという気になります。
さらにナビが不安を増大させてくれます、ナビの画面には「この道を行くのは止めて、せたな町からフェリーで奥尻島に渡り、奥尻島から江差にフェリーで戻りなさい。
そうすれば朝の4時半くらいに函館に着くよ」と表示されているのです。
海の上に見えるのが奥尻島です。
この道道は旅行前のルート検討時に、2013年に太田トンネル(3,360m)が開通するまでは不通だったが、このトンネルの開通により、今は全通していることを確認済みなのですが、こう自信満々(笑)に案内されると少し不安になります。
太田トンネル入り口(北側入り口)です。
太田トンネル内部です、この右側が北海道最西端、尾花岬のはずです。
トンネルの中は湿度が高いのか、気温が低いのか、なんか霧が出ているような感じなっています。
太田トンネル出口(南側入り口)です。
トンネルを抜けるのに3分以上かかりましたが、途中で引き返すことなく、国道229号に復帰できました。
江差では、案内標識の左(内陸側)に函館の文字が出ました。
ここで左に曲がれば、国道227号で函館北斗駅にでて函館市街へ、と松前半島をショートカットができるのですが、Pootaro には今回の旅でどうしても行きたい場所があるので、右折して松前町を目指します。
どうしても行きたいその場所を目指して、国道を疾走します。
神威岬を出てからノンストップで走り続けること約5時間(約330km)、やっと今日いちばんの目的地に着きました。
北海道最南端の白神岬です。
青函トンネルはこの岬の地下を通過しているそうです。
ここまで Pootaro を連れてきてくれた女王様にも写っていただきました。
長距離を走っても運転手に疲労を感じさせない、女王様の体力は驚異的です。
ホテルにチェックインすると知らせておいた時間より、1時間以上遅れそうなので、道の駅に車を止めてホテルに確認の電話をしました。
この "道の駅ふくしま" の横には、横綱千代の山・千代の富士記念館がありました。
ホテルに連絡を入れたので、本日の宿のキャンセルはなくなり、ひと安心です。
ホテルには8時過ぎに着きました、もっと早く着くと思っていたのですが、北海道の日本海側の距離を舐めていました(反省)。
本日の走行記録です(走行距離 486.2km、走行時間 8時間35分、平均燃費 13.1km/L)
ちょっと遅くなっちゃいましたが、いつもどおり、ホテルにチェックインしたら荷物を置いて今宵の宴に繰り出します。
まず、何はなくともコレ
函館なので何はなくとも肴はこれです。
水槽で泳いでいるコイツに
こうなってもらいました、旨かった~ \^◇^/
実は・・・お通しが美味しくて、これだけで何杯でも飲めちゃいそうです。
でも、これだけというのも何なので函館風ジャガバタをたのみました。
ほくほくのジャガイモに、バターだけでなく塩辛ものせます、コレはイケます。
一杯余計にたのんじゃいました(苦笑)。
風まかせ北海道の旅も6日目になりました。
まずは国道を海沿いに西に向かいます。
海沿いを真っ直ぐ走るこの国道36号は快適な道です。
昨日の後半くらいから取り締まりへの恐怖感がほぼ無くなりました、北海道の道の走り方がわかってきたような気がします(そういうときがいちばんアブナイという説もありますが)。
苫小牧市を後にして約1時間、室蘭市に入りました。
「国道を行け」というナビの指示を無視してとにかく海沿いに、中央東線と呼ばれる道道を行きました。
中央という文字の根拠がよくわからないくらい道がアブナく楽しくなってきました。
程なく海沿いに出ます、車を停める場所がありました。
ここからさらに 1km 程先に行くと地球岬です。
振り返って、室蘭市街を見下ろしてみます。
Pootaro は、風景よりも女王様がとてもいいかげんな停めかたになっているのが気になってしまいました。
室蘭市内では旧室蘭駅舎に寄ってみました。
現在は観光案内所として使用されています、昔の室蘭本線に関する展示もありますので、鉄道ファンの方にはお勧めです。
白鳥大橋で室蘭港を渡り、海沿いを西に向かいます。
途中の洞爺湖町でハンドルを右に切って、山の中に入っていきます。
海沿いがテーマの今回の旅行ですが、本日は訳あってここからは内陸を行きます。
洞爺湖ではサイロ展望台でひとやすみ。
今日は室蘭の後はどこに行くか、特に予定を立てていないのでホントの風まかせです。
どこに行こうかなと、地図を見ていて、真狩村という文字が目に入りました。
"まっかりむら" と聞いて連想するのは細川たかしです、何かあるだろうと真狩村に行くことにしました。
真狩村のメインストリートです、花壇があってマリーゴールドが植えられていました。
細川たかしの像発見
時刻は12時半をまわり、後ろが気になってきました。
同行者は明日から職場に戻らなければなりません。
離陸は 16:15 なので、職場等へお土産を買うことを考えると、その1時間前までには空港に着きたいところです。
道の駅で昼食をとって空港に向かうことにしました。
残念ながら羊蹄山は雲の中でした。
昼食はラーメンです、そういえば今回の旅行でラーメンは初めてです、味噌ラーメンをたのみました。
ラーメンを堪能した後は、空港に急ぎます。
途中、道路工事で片側交互通行になってかなり待たされたのですが、3時15分に無事空港に着きました。
これぞ、予定時間どおりに着くのが得意な Pootaro の真骨頂と自画自賛しておきます(笑)。
勤勉な働きアリをゲートまで見送って、現金を補充した Pootaro は車に戻り、本日の宿泊地へと向かいます。
せっかく来たのですから、キリギリスはもう少し遊んでから帰ろうという算段です。
札幌市内で時間を食ってしまったので、想定していた時間より少し遅れて本日の宿泊地、小樽に着きました。
本日の走行記録です(走行距離 355.8km、走行時間 8時間09分、平均燃費 11.2km/L)
ホテルに荷物を置いたら、まず街を散策しました。
小樽駅
運河
日本銀行旧小樽支店
歴史のある港町は独特の風情があって良いですね。
さて、町並みも堪能したし寿司でもつまみに行きますか、と寿司屋通りに行ってみたのですが、大半が8時半ラストオーダーということでおあずけになってしまいました。
まぁ寿司なんて東京でも食えるからいいやと(旅先でそれを言ったらオシマイでしょう)、駅前の居酒屋に行きました。
まずはコレ
今日は軽めにして、ホテルに戻りました。
キリギリスの旅は続きます。
Day7に続く
予定がてんこ盛りだった昨日とは違って、今日は行く予定になっている場所は一箇所のみ。
あとは、走りながらおもしろそうな所があったら寄ってみることにしているので、出発はゆっくり目の10時です。
釧路市街を後にして、今日も海沿いに国道38号を西に向かいます。
音別町を過ぎて少ししたあたりで国道は海から離れていったので、海沿いを走る道道を行きます。
道道が国道336号に合流する辺りから、道は海を離れて原野の中を行きます。
それにしても快適な道です、景色は綺麗だし信号がありません。
広尾町に着くまでの約1時間半くらいの間、全く止まらずに走ることができました。
広尾町を通過して黄金道路とよばれる区間に入ります。
Pootaro が黄金道路を訪れるのは、約30年ぶりです、所々にスノーシェードがある海沿いの風景が綺麗な道だったのですが、道路改良のためトンネルがたくさんできてしまい、道の魅力は半減していました。
建設記念碑があるここからの風景は変わらず綺麗でした。
黄金道路を通過すると今日の目的地、襟裳岬です。
森進一の襟裳岬を聞きながら気分を盛り上げて岬に向かいます。
駐車場で車を降りると強風が吹いていて、風に向かって車のドアを開けるときドアが異常なくらい重く感じました。
さすが "風のまち" を自称するだけのことはあります。
襟裳岬灯台
歌碑
襟裳岬を展望台から見下ろす
遊歩道があり、歩いて岬の先端まで行くことができます。
ここのあたりから先は風が駐車場より強く、こどもや体重が軽い方だと危険という感じがするくらいの強風でした。
岬の先端に着きました
岬の突端までは思っていたよりずっとハードな道のりでしたが、やっぱり行って良かったと思います。
帰りは追い風でした、風に押してもらって少し楽させてもらいました。
襟裳岬を後にして、左側に太平洋を望みながら日高路をのんびりクルージング、日差しがあると海の色が明るくて綺麗です。
新冠町に着いたところで、サラブレッド銀座に寄ってみることにしました。
優駿メモリアルパークという施設には駐車場があったので、ココに車を停めました。
ここにはオグリキャップの像や墓碑、そしてそのほか新冠産の名馬たちの墓碑がありました。
こちらはサラブレッド銀座の入り口にある駐車公園です。
これで本日は予定終了、宿泊地の苫小牧に向かいました。
ホテルにチェックインする前に給油しました。
本日の走行記録です(走行距離 385.9km、走行時間 6時間59分、平均燃費 13.6km/L)
女王様の燃費記録を更新しました。10万キロ以上走って、さらに記録を更新するとは・・・女王様の限界は Pootaro 程度のレベルでは、ひき出すことのできない領域にあるのだと思います。
ホテルに荷物を置いたら、いつも通り、早速今宵の宴に向かいます。
今宵はジンギスカンです、まずは何はなくともグビッと。
焼きながらのんびりと夕食です、ビールが進みます。
こうして苫小牧の夜は更けていくのでした。
苫小牧ビール園さん、ごちそうさまでした。
Day6に続く
今回の旅も4日目に入りました。
今日は予定てんこ盛りなので、出発は8時と早めにしました、このブログも大長編になりそうです。
ホテルを出たら、国道244号・334号を東に向かい、知床半島を目指します。
知床半島でのテーマはいろいろあると思いますが、Pootaro のテーマは "両岸の道を行けるとこまで行ってみる" です。
知床半島に入ると、国道は海沿いを走ります。
"オシンコシンの滝" という案内標識があったので寄ってみました。
この滝は駐車場から1分もかからないところにありました。
こんなに道路から近いのに、にかなり雄大な滝だったのにはちょっとビックリしました。
オシンコシンの滝を後にし、さらに知床半島を進みます。
ウトロ市街を抜けて少ししたあたりで国道を離れて、道道93号に入ります。
知床5湖のあたりから道道は舗装路でなくなります、未舗装路をそんなに苦にしない Pootaro と女王様とはいえ、こういう道では SUV にはかないません、何度も後続車を前に出しながら先に進みます。
ダートを走ること約10km、カムイワッカ湯の滝駐車場に着きました。
この駐車場の一番奥にゲートが有って、ここが知床半島ウトロ側のどんづまりで、ここから先は立ち入り禁止です。
ゲートの写真を撮っていたら、国土交通省の車が来てゲートを開けて中に入っていきました。
おかげで、ゲートが開いている写真も撮ることができました。
どんづまりまで行けて、知床半島での目標をひとつクリアしたので、滝まで戻ります。
滝は水の中を歩いて上ることが出来るのですが、とても滑りやすいということなので Pootaro は行きませんでした。
同行者が上って写真と動画を撮ってきてくれました、同行者は「滝の水は上に行くほど温かくなる」と言っていました。
ダート路を引き返して国道に戻り、知床横断道路で知床峠を越えて羅臼町に向かいましたが、知床峠は運転するのが怖いくらいの濃霧で何も見えませんでした。
羅臼町に着いたら左折して、もうひとつのどん詰まりを目指します。
こちら側の道道は舗装路だったので楽でした。
羅臼から約25km行ったところが相泊と言う地区で、ここが知床半島羅臼側のどん詰まりです。
橋の先はこうなっています。
女王も一緒に。
知床半島両側のどん詰まりを制覇して目標を達成し、気分良く羅臼に引き返す道中、キタキツネもお祝いに来てくれました。
羅臼町に戻ったら、"道の駅知床・らうす" に行って家へのお土産を買って発送しました。
これで義務を果たしました、気が楽になったところで昼食です。
お土産屋の社長がお食事処を紹介してくれました。
お食事処は、北の国から純の番屋です。
"北の国から2002~遺言~"に登場する、純の番屋を再現した建物だそうですが、残念ながら Pootaro も同行者も、"北の国から" を見たことがないので、建物の再現度はイマイチわかりません。
同行者は3色丼、Pootaro はウニ・カニ丼をたのみました。
昼食を堪能した後は、別海町の広大な牧草地帯の農道を通り、本日最後の訪問地向かいます。
道中、展望台2箇所に寄りました。
最初に寄ったのは、新酪農村展望塔です。
展望塔のそばにあった説明によると、別海町の面積は、東京23区部分の倍以上、人口は約1万5千人でそれに対して牛の数は11万頭と人口の10倍以上だそうです。
もうひとつの展望台は、浜中町の茶内酪農展望台です。
こちらは国道44号線沿いにある茶内パーキングエリアにあります。
この展望台の方が高くて頑強でした。
最後の訪問地は浜中町です、ここはモンキー・パンチ氏が生まれた町で、町の中の各所にはルパン三世に因んだオブジェクトがあります。
町役場前通りの街灯
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今日の予定を全て無事に終了して、宿泊地の釧路に向かいます。
ナビは国道44号への道を案内しましたが、できるだけ海岸線を走るのも今回の旅のテーマのひとつです。
道道123号を行き、厚岸大橋を渡るルートを選びました。
この道道123号も快走路でした、ほとんど貸し切り状態で、またまたスイッチが入ってしまったのはココだけのひみちゅです(苦笑)。
国道に合流した後も、隙あらばいちばん海岸沿いの道を走るのです、根室浜中釧路線を行きます。
釧路駅前に着きました、釧路は大都市です、北海道の大地を走るのが目的の旅のはずなのですが、こういう道はなんか安心します(苦笑)。
ガソリンタンクにはまだ余裕があったので、給油は明日ということにしてホテルに向かいました。
本日の走行記録は撮り忘れました。(推定走行距離 約430km)
例によって、部屋に荷物を置いたら夜の街に繰り出します、今日は炉端焼きです。
まず、何はなくともコレ。
祝、商業捕鯨再開ということで鯨
続いてホッケ
こうして釧路の夜は更けていくのでした、いの一番さん、ごちそうさまでした。
Day5に続く
北海道の海岸線を時計回りに廻る旅は、今日から右上に入ります。
北海道のオホーツク側は右下には行ったことがありますが右上は初めてです。
稚内市内を後にして、国道238号を行きます。
宗谷岬を過ぎると、いよいよ右上に入り国道はオホーツク海沿いを走ります。
国道は猿払村の中心部を過ぎて浜猿払のあたりで内陸に入ってきますが、分岐して海沿いに行き、猿払村道浜猿払エヌサカ線(通称エヌサカ線)を走ります。
この道は最高でした、途中に屈曲しているところが数カ所ありますが、それ以外はほぼ直線で信号は全くありません、さらに道路沿いにはガードレールも電柱もありません。
まさに自然の中を走る道で、「こういう道を求めて北海道に来たのだよ」という気分になります。
ドラレコ動画です、15分くらいあります、よろしければご覧ください。
右からダンプが出てくるところがエヌサカ線の起点です、ダンプの前に入れてラッキーでした、後ろに入ったら最後までダンプのテールを拝んで終わっていたところです(笑)。
エヌサカ線を堪能したあとは国道に戻ってさらに南下します。
国道は浜頓別町で海沿いに戻り、海岸線を行きます。
枝幸町では、ウスタイベ千畳敷に寄ってみました。
四角い石が積み上がった光景はちょっと不思議な感じでした。
紋別市内を走っていると、気になる案内板がありました。
"オホーツクタワー"・"ガリンコ号"、おもしろそうなので寄ってみました。
オホーツクタワーは紋別港の防波堤の突端にある地上3階建、地下(水面下)1階建ての建物です。
地下1階は水面下にありミニ水族館になっています、窓からは海の中を見ることができます。
3階は展望テラスでオホーツク海を一望できます。
ガリンコ号は砕氷船でした、オホーツクタワーの駐車場の近くに "初代ガリンコ号" が展示されていました。
船首に巨大なドリル(アルキメディアン・スクリューと言うらしいです)が4本があり、このスクリューで氷を割って航行します。
サンダーバードのジェットモグラを彷彿させるこの巨大なドリルを目の前にすると、男の子モード全開になってしまい、興奮を抑えきれません。(笑)
今日は行く予定になっている場所があと2つあります、どちらも旅行前から行くことを決めている、今回の旅行の最重要スポットです。
というわけで、あまりノンビリもしていられないのですが、滅多に来られる場所でないということもあり、おもしろそうな場所があると予定になくても寄ってしまい、なかなか先に進みませんがコレはやむを得ないこと、さらに南下を続けます。
この後、女王様のオイルレベル警告が出ましたが、オイルレベルは東京を出る時にチェックして、旅の途中で警告が出ることは想定済みなので、オイル缶をトランクに積んであります。
補充のため道の駅に止まり、ついでに人間も昼食にしました。
次に訪れる予定になっている場所は網走にあります。
ナビの地図上では、紋別市と網走市は隣の市ですぐそこという感じですが、実際には 100km 強あります。
地図の縮尺の感覚が普段とは違うので、地図だけではなく距離を確認しながら走らないといけません。
とは言っても、100km と書いてあれば 100分で着くので、時間感覚も普段とは違います。
本日の最重要スポットその1は、博物館網走監獄です。
昔の建物が保存・再現されていてとても興味深い博物館でした。
いろいろ写真を撮ったのですが、入場料がある施設なので撮った写真は公式 Web サイトに載っている施設の外観だけにして、建物の中は無しです。
説明は、公式サイトに詳しく書いてありますので、ご参照ください。
博物館のゲート
正門
職員官舎
舎房
煉瓦造り独房
この博物館を見学して、虚弱体質の Pootaro では、この施設に収監されたら生きて帰ることは出来ないだろうと感じました。
極寒の冬だったら確実です。
東京に帰ったら、高倉健さんの網走番外地シリーズを見ようと思っています。
網走監獄を後にして向かう先は、今回の旅行の中でも最重要スポットです。
網走市街を抜けて斜里町に向かいます。
ナビに案内を頼むと、国道244号・334号と行きますが、こうした方が感動が大きいとガイドブックに書いてあったので、国道334号には入らず斜里町の市街を抜けて国道より1本海よりの道を行きます。
突き当たりの丁字路を右に曲がり坂を上っていくとスポットに到着します。
運転している Pootaro は車を停める場所を探したりキョロキョロしていたので見えなかったのですが、助手席からは「ををを・・・コレはスゴイ」という声が聞こえました。
本日の最重要スポットその2は、天に続く道です。
事前調査では、天に続く道の頂上には何もなかったのですが、車が5台くらい停められる駐車場ができていました。
車を降りてこの風景を見た Pootaro もブッ飛びました、ここに来られて良かった。
他に訪れている人も車もなかったので、しばらくの間、傍若無人に独占して写真を撮りました。
道路が真っ直ぐなのにくわえてこの地形(アップダウン)は完璧だと思います。
ちょっと望遠側にして撮ってみました、肉眼で見た感じはこんなに急坂ではありませんが、遠近感が強調されて地平線が高くなったので、旅行ガイドの写真ならこちらの方が映えるかも。
ここまで来られたのは女王様のおかげです。
感謝の気持ちで艶やかな女王様の写真も撮りました。
路面が濡れていて、ライトの反射がいい明るさで綺麗に写ったのも嬉しかった。
天に続く道を満喫した後は、本日の宿を予約してある網走市に戻ります。
いつもどおり、ホテルに着く前に給油と思っていたのですが、網走市に着いてGSに行ってみたら既に営業終了していました。
ガソリンタンクにはまだ余裕があったので、給油は明日ということにしてホテルに向かいました。
本日の走行記録です(走行距離 442.9km、走行時間 8時間29分、平均燃費 12.9km/L)
ホテルに荷物を置いたら、いつも通り、早速今宵の宴に向かいます。
宵の宴の会場は同行者の担当です。
今宵の選択は焼き肉でした、まずは何はなくともグビッと。
次いで牛タン
それから希少部位の盛り合わせ
こうして網走の夜は更けていくのでした。
焼き肉 網走ビール館さん、ごちそうさまでした。
Day4に続く
[アウディ A4 アバント (ワゴン)] バッテリー交換【1】(A4アバント/B8.5/MY14) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/01/29 13:19:50 |
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