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中野駅前にあるコンサートホール、中野サンプラザに出かけてきました。

出演は Joe Satriani です。

Joe Satriani は 1956年アメリカのニューヨーク州生まれ、テクニック・音楽性両面でロックギターの頂点といって過言ではないギタリストです。
Steve Vai や Kirk Hammett にギターを教えたことでも有名です。

超絶技巧で弾きまくるスタイルというと、延々と16分音符や6連符で音階を上がったり下がったりというのを想像してしまいますが、彼のソロはそのようなことはなく、とてもよく歌うのが素晴らしいところです。

1987年にリリースされたセカンドアルバム「Surfing With The Alien」は彼の出世作で、歌の入っていないアルバムながら全米ビルボードで２９位という大ヒットとなりました。

ポップといってもいいくらいのとても聞きやすいアルバムなので、ドライブのお供としても最高です。
ギターの疾走感が素晴らしいので、曲に乗って気持ちよく走っちゃうと免許がアブナイかもしれませんが・・・(笑)

今回のステージでも、彼のギターは絶好調でした。
前から２列目で Joe の真ん前という最高の席で、PA からではなくアンプから直接スバラシイ音が聞けたのもご機嫌でした。

ロビーには彼のギターも展示されていました。

今日は２曲、いずれも前述の Surfing With The Alien に収録されている曲です。
最初はタイトル曲の Surfing With The Alien、アルバムリリース直後の懐かしい映像です。


２曲目は Satch Boogie、こちらは最近の映像でメンバーも今回のツアーと同じです。

丸の内にある Jazz Club「Cotton Club」に出かけてきました。

出演は Julian Lage です。

Julian Lage は、1987年アメリカのカリフォルニア州生まれで、15歳の時にヴィブラフォンの巨匠ゲイリー・バートンのバンドでレコーディングデビューし、神童と呼ばれたギタリストです。

今回のツアーでは、新作の Arclight に収録された曲を演奏しました。
このアルバムは、「1920年代のカントリー・ミュージックやスイング・ジャズの良さ」がコンセプトで、オリジナルを中心としてきた今までの彼のイメージからすると意外でした。
懐かしくノスタルジックな感じのする楽曲と現代的な彼のソロの対比がとても見事です。

テレキャスターとツインリバーブという機材も曲とよくあっていました、エフェクターも繋いでいましたが、曲の途中で On-Off することはなくアンプの隣にまとめて置いたまま、ほとんど直結という感じのとても綺麗な音でした。

楽器はもちろんですが、音楽そのものを完全にコントロールしてる感じがして、素晴らしいステージでした。

今日の１曲は "Persian Rug" です。
メンバーは本日の公演とは違いますが構成は同じ、Julian のギターも同じです。