
●お恥ずかしながら、初めてのユーザー車検です。
※今回は超長文(?)です。
内容には、場合によっては不快に感じる方も居るかもしれない為、あくまで私個人の考え方とご留意・ご理解頂ければ有り難いです。
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24カ月点検は事後対応として、確認出来る範囲でメンテし、洗車を行い、書類を揃え、以前ライトAssyの取外しを行っているので、光軸だけでもテスター屋さんで観てもらおうと、今回唯一必要経費以外で掛かった費用は2千円です(本来は2.5千なのですが、自賠責をそこで入れると5百円割引)。
これが正解で、正直、そのまま未調整だったら、車検通りませんでした。
問題無い様に観えて、結構ズレてます。
Cyphaのプロジェクターランプは、構造的に調整し辛い部類の様で、中には弄っても調整し切れない車両も有る様です。
ついでに、後付けしたフォグ/ドライビングランプも、車両先端から若干飛び出し気味なので、ランプ本体左右共取外してラインを通しました。
車検ラインは事前に見学を行っておけば、初めてのユーザー車検でもそれなりに構える事が出来ますが、全くぶっつけ本番では、時間が掛かるばかりで、混んでいる場合はヒンシュクを買いかねません。
見学の際、実際にプリウスをユーザー車検で通していた方が、そんな感じでした。
もっとも、私もそうで無かったとは言えないとは思いますが・・・。
ライトの光軸と、ブレーキ(フット/サイド)での繰り返し検査が多かったです。
最終的には、なるべく〝○〟になる様、検査員様も対応して頂ける様ですが、何回やっても〝×〟の場合はしょうがないですね。
私の場合は、幸い全行程各1回でクリア出来ました。
ライトはHi/Lo両方確認されましたが、光軸に問題無ければほんの数秒で〝○〟になります。
ちょっと不安だったのが、サイドブレーキ。 これ以上、上げられない状態まで行きました。
事前に〝初めてのユーザー車検〟を申告しておいたので、係員様が付いてくれて、その都度指示してもらえたので、逆に理解する間もなく車を動かし、結果的に終わっていて〝合格〟していた・・・が、合っている感じです。
また、事前に確認出来る各作動確認はしていましたが、実際ラインに入ってからどうなるだろう…と言う不安が有り、まして確認出来ていない部分がNGになるんでは無いかと思ったりして、緊張していました。
唯一、直前に調整したライトの光軸に関しては、全く不安は無く、むしろブレーキの利き具合の方に意識が行っていました。
見学してると、自分が安心出来るデータが無かったりすると、自信も無くなるので、ブレーキの掛け方等にもそれが現れる様に思えます(運転姿勢や性格も影響する感じですが…)。
兎に角、一発合格出来ました。
今迄も何度か挑戦する機会が無くも無かったのですが、結局いつもお世話になっていた工場さんが融通が利く事も有ったり、一番は面倒だった事が大きいのですが、99.9%他人任せでした。
そのくせ、思ったより費用が何と無く高かったりすると、すぐ文句を言っている口でした。
事前に24カ月点検をした上で、それなりの調整やパーツ交換をしてもらっていながら、その内容はロクに理解しようとせず、何のトラブルも無く使えている事が当たり前と勘違いしてしまう・・・。
今回、不要な出費は押さえたいし、現状確認する限りでは、Cyphaのコンディションなら問題無いのではと思える事も有り、時間的にも調整出来たので実施に至りました。
率直な所、カーユーザーには、ユーザー車検を義務化した方が良い様に思います。
※例えば、車を購入した後の1回目の車検は、ユーザー車検をする…等。
そうすれば、少なくとも今よりもう少し車の内容を理解出来る機会が作れる⇒ルール違反車(者)も少なくなるのでは?。
本来、車のメンテや環境管理は(他人に依頼したとしても)ユーザーの責任なのですが、特に専門知識を必要とするメンテ関連は、日本国内のルールでは中々ユーザー側では対応出来ない事も多々有る為、それらを代行して専門業者が対応してくれる事が一般的です。
私も車を所有する様になってからかなりの間、上記が当たり前で、
車検=保障…等と、新車を乗り継いでいた頃は大きな勘違いをしていました。
今でも良く耳にする言葉…〝…
車検に出したのに、故障した…〟。
所有車を自分でロクに管理出来ていないくせに、車検一連も他人に丸投げ(タイヤ交換すらしない)にも拘らず、この様な感覚をお持ちの方が、特におっさんオバン連中に案外に多い。
しかも、〝金を出している…〟の、極まり文句。
金を出そうが、専門業者に依頼しようが、何が有ろうがまずはユーザーに責任が有ります。
日本国内の場合、商売として受け手が優し過ぎるので、何かあった際は保証してくれる場合が有ったりします。
結局それらも工賃の一つとして過金されているのですが、車検費用の内訳(必要経費以外)も、D以外はあまり細かく掲示しません。
今回の車検のタイミングで、当初はいつもの通り何処かでやってもらおうと考えていました。
それでも、なるべく安い所に・・・。
最近では車検代行(だけ)の業者も多く、24カ月整備含めても格安な所が多い事に驚きました。
ですが、見積もりを出してもらったりして比較をしてみると、案外バラバラで、???な金額も多々見受けられました。
中には必要経費範疇でも+αされていたり、四輪駆動車だと追加料金有り(理由は有りますが…)だったり、〝認定工場〟と〝指定工場〟では意味合いが変わるので、その分車検費用にも違いが出て来る等、業界関連の人間なら良く判っている事でも、一般ユーザーでは、良く理解していない方の方が多いのではと、改めて感じる所が多かったです。
でもね、何だかんだ安さを強調していますが、車検代行は出来ても、メンテ以上の事は出来ない(必要な場合は他に委託等)所も多く、メンテ・点検整備が自社で出来ない場合は、結局費用は高くなります。
中には問題無い(現状でもそのまま車検が通るレベル)車を、色々整備調整したと偽り、
高額な手数料を請求したり、交換の必要が無いのに〝…
交換しておけば安心…〟と不安を煽り、多数のパーツ交換をしてメンテ工賃を高額にしているDも有ります。
では、実際、24カ月点検内容を個人で100%行えるかと言うと、はっきり言って不可能です。
専用機器や知識が必要な部分が有る為、例えば、それらの機械を借りて確認は出来たとしても、異常が出た場合は、また、その対応が必要なので、それ専用の機器や知識が必要になったりします。
業者では無くても、知識や経験をお持ちの方々も居るので、その方達がどの様にユーザー車検に対応しているのかは、まだ勉強不足で、私が個々でアレコレ言える内容が有りません。
また、点検も合わせて業者に依頼した場合、点検費用を割り引いてくれる所も有ります。 が、結局何処まで信頼出来る事を実施してくれるかは、信用するしかありません。
正直、車検に関しては、業者に委託するにしても、ユーザー車検で安くするにしても、どちらにもメリット/デメリットは存在します。
それらの内容を、何処まで理解して車検対応するかは、やはり車の持ち主である〝ご自身〟で判断するしかありません。
今回、自分でユーザー車検を経験したからと言って、以後も全て自分で行おうとは、ちょっと考えていません。
その車の状態や、予想される関連費用等の把握、必要経費も知らない間に値上げされていたり、ネットサイトでの見積もりでも、微妙に個々の必要経費の金額が違っていたりするので、経費以外の手数料次第では、やはり業者にお願いした方が〝結果的に〟安くなる場合も有るので、任意保険の内容共々、〝車のユーザーの責任〟において、ある程度の見極めは必要なのかもしれません。
もっとも、その金額差は普通で考えると(信頼出来ると言う前提で…)1~2万弱、場合によっては1万以下に出来る事も有ると思います。
なので、超余裕のカーライフをされている方等は、何も考える必要は有りません。
ドンドン業者様に委託して高い金額をお支払いして馬鹿になって下さい。
車を維持する上で、特に13年以上経過の車に対しての増税の根拠も不明なまま、税に税が+される状況が何故未だに続けられ、自動車税/重量税共古い車程金額が上がって行きます。
その上、何で自動車税が一般税なの???。
私には理解不能です。
建前と本音は、常に周りに有りますが、理屈が合わない建前が多いのは、車業界に(限りませんが…)多いと感じるのは、私だけでは無いと思います。
愚痴になってしまうので、この辺で切り上げたいと思いますが、車好きなら、一度はユーザー車検をお勧めします。
車の持ち主であるユーザーが、何処まで自分の車を理解出来ているのか・・・。
やっぱり車を公道で運転する以上、ユーザーサイドの〝
責任〟は重大です・・・。