
ちょっと前に
シンセサイザーが急に欲しくなって、紆余曲折しながらDX7sを購入した。
勢い先行で買ったもんだから、細かい現在のシンセサイザーを取り巻く事情とか、当時のいわばオールドシンセサイザーの欠点を含めた特徴だとか、その他モロモロ知らなかった。だもんで買った後に色々調べたりして、今発売されてるやつは途方もなく凄いなぁとか、20年も前の機器は扱いが大変だとか分かってきた。
ちょっと遅いかなって気もするけど(アセアセ
そうやって知識も後からついてきて、アレにすれば良かったとかこうすれば良かったとかあるわけだけど、やっぱり実物を目の前にして音出すのは楽しいなぁとか思ってたわけ。
なんだかんだ行っても、楽器は音出さないとね。我が家のレディースも楽しく弾いてるから、それはそれで買って良かったなぁと。
いやいやいや、元を正せばそもそも機械としてのシンセサイザーに興味があって欲しかったわけなのだったのに・・・
とまだそんなシンセサイザー熱が冷め切る前に、私の興味をビンビン刺激してくるやつを見つけてしまったのだった。
それがこの大人の科学っていう雑誌(というかメインは付録?)
■
別冊 大人の科学マガジン シンセサイザークロニクル
■
大人の科学マガジン vol.17 テルミン
”大人の”ってついてるけど、変なモノが付いてくる訳じゃなくて、むしろしっかりと遊べる機械がついてくる。今回のは、”機械”というより”電子機器”だけどもね。
内容はドライバー一本で組み立てられるキット。
左の黒いのがシンセサイザーで、右の赤いのがテルミン。
なんか小学生の頃を思い出させるような組み立てキットに、ちょっとノスタルジーを感じながら二つあわせて30分程度で完成。
早速各々音を出してみると、シンセサイザーの方は当然ながらセッティングの幅は狭いものの、昔持ってたシンセサイザーを髣髴とさせる操作感とシンプルなアナログシンセの音だった。これはイイ♪
しかも、インプットとアウトプットの端子がついてるから、外部入力をシンセのフィルター掛けることもできるし、出力をさらにエフェクターでイジル事も可能だ。つまりギターのエフェクターとして使ったり(実用的な音が出るかどうかは別として・・・)、アンプに通してデカイ音出したりとか色々ふつーに使えるというわけだ。これはホントにイイ♪
操作はこのスライドバーに電極棒をスライドさせて音程をとる。
フレットレスの弦楽器を操作してる感覚でやると良いみたいだ(そういう楽器弾いたことないんだけど(汗))
しかしこの機器はなかなか音程が安定しないなぁ。。。
楽器というより、SE用といった感じでしょうかね。
で、もう一つの得体の知れない”テルミン”なるモノ。これ、私も初めて知ったんだけれど、世界最古の電子楽器なんだそうだ。このアンテナと近づけた手との間隔で音程が決まるという、ちょーシビアな楽器。
実際やってみたけど、なかなか音程が取れない・・・。とても難しいけど、これをちょっと改造してアウトプット端子を付けると、やっぱりアンプに通したり、エフェクターをかましたりできるといわけ。ちょうど、このシンセサイザーの入力として丁度いいかもしれないね、これは。
そんなわけで、大人のおもちゃがまた増えたということです(繰り返すけど変なオモチャじゃないからね)。
あとはホントに使える楽器にするために、出力端子の追加と可能ならば乾電池じゃなくてACアダプターを使えるようにしたい。各々が単三4本ずつ使うんで、合計8本使うっていうの、結構しびれるからね(^^;
さあ、この3連休中に完成させたいけど、どうなることか・・・
しかし大人の科学、ちょーおもしれー♪
ブログ一覧 |
音楽 | 日記
Posted at
2008/10/31 09:32:49