
今週は待望の夏休みなんだけど、週間予報見てもどうもパッとしない。
特に木曜日以降はダメっぽい。
いつもならメインイベントは後半にもってくるんだけど、今回は前半にイベントを詰め込むことにした。
よしっ!、いきなり全開だぜっー!。
今年も頑張る激です。
今年の一人ドライブの目的決めは、かなり難航した。
それは、大雨の影響で被害のあった地域に行くのは憚られるし、道路自体が通行止めになってるところもある。そして、景勝地など自然に左右されるところでは、観光地としても通常のパフォーマンスを発揮できないところもあるようなので、というわけだ。
そんな事情を考慮し、今回は比較的近いエリアの福島をターゲットにした。
埼玉に住むボクとしては、福島は東北地方と言いながらも北関東の一部といっても良いくらいの親しみを感じるし、そもそもそんな遠い場所だと思わないから、っていうのが選んだ理由だ。
そして福島の中でも、メインは裏磐梯の五色沼。
小学生の時に修学旅行で、福島県の安達太良山のあだたら高原に行ったんだけど、これが今でこそ地図で見ると五色沼からほど近い場所。さらにその近辺の会津若松エリアの鶴ヶ城や白虎隊関連には行った記憶があるから、その流れで行った気になってた。でも、よくよく考えてみたら記憶にない。
そりゃそうだ、行ってないんだもん(爆
ということで、メインは五色沼湖沼群に決定。
しかし、これは散策路が4km近くあるので、なんだかんだで2時間くらいかかる見積もり。
そんな体力使って帰ってこられるのか、ちょっと不安になりながらも、いつもの通り朝の4時に出発したのだった。
この五色沼までは300kmもないので、朝4時に出発すると7時過ぎには到着してしまう。それなら、一つやってみたいことがあったので一つ目のイベントは、喜多方で決まりだ。
そのイベントは、喜多方ではメジャーな「朝ラー」だ。
朝から喜多方ラーメン食べられるなんて、マジで興奮しちゃうぜ♪
とは言ってもだ、どこの店でもやってるのかと思ったら、大間違い。
数店ある店から選んだのは、原点回帰というべき「坂内食堂 本店」。
やっぱ、まずはここからでしょう。
と思って現場に直行したら、なんと平日の朝7時半にもかかわらず、駐車場は満車。店の外に人がちらほら…。
マジか!?
少し待っても駐車場が開く気配がなかったので、次のスケジュールを考えて泣く泣く別の店に移動。
そして偶然発見した、「うえんで 喜多方店」という店。
もうとにかくラーメン食べられればいいです。
ハズレなんてあるわけない、って思ってるから。
◆うえんで 喜多方店「醤油らぁめん」

ここのラーメンは、通常の喜多方ラーメンというより、煮干しラーメンといった方が味が伝わるんじゃないかな。
その中で、つるっともちっとの麵と煮干しの味わいの中で、醤油の香りがほっとさせる構成というのは、やっぱり喜多方ラーメンの仲間といっていいのかもしれない。旨いっす♪
まぁ、喜多方で食べたラーメンは全部喜多方ラーメンって言ってもいいんじゃね?(;'∀')
朝に食べるラーメンは、やっぱ豚骨系とか魚介ダブルスープとかじゃなくて、こういうやつだよなぁ~、と幸せを感じながら完食してメインイベントに臨むのだ。
五色沼湖沼群(通称・五色沼)は、大小30くらいの沼、池の総称。
だから、5色の色とりどりの沼があるわけじゃないらしい。
何色の沼がみられるのか、、、、、さてスタート。
スタートしてすぐ目に付くのは、あちらこちらに立っているこれ。
ビジターセンターでは、クマ除けの鈴も貸してくれるらしく、すれ違う人は結構な確率でシャリンシャリンと鈴の音を鳴らしてたな。
しかし、怖いっすね~。
そして、沼巡りの始まり。
◆五色沼・毘沙門沼

いきなり綺麗です。
緑色っていうか青っていうか。
◆五色沼・赤沼

あれ!?赤くない(爆
水は緑で、水に含まれている鉄分の関係で、水草が赤茶色くなるのだそうです。
中央の茶色いやつとか。
◆五色沼・みどろ沼

緑とか赤沼のような赤茶色の水草とか、色々な表情を見せてくれる沼。
◆五色沼・弁天沼

いやー、青いっすね~。
◆五色沼・るり沼

ここも青いっす。
◆五色沼・青沼

ここは青というか、青+乳白色がブレンドされた入浴剤を入れたお風呂みたいなちょと神秘的な感じで、薄暗くなったらヨーダとかいそうな感じ。
なんとかゴールまでしっかり歩き切った。
もう汗だくで、これから数百キロも運転するのかと思うと、ちょっとだけ心配になるくらいの疲労感。
でも、高原のさらっとした風に当たりながら食べたソフトクリームは、マジうまかった。
やり切った後ゆえに、気持ち良かったなぁ~。
もう帰宅してもいいやって思うほど、満喫したのとぐったり度合なんだけど、それじゃつまらないので、次の目的地である大内宿へ。
ここは今回の旅程を作っているときに、たまたま見つけた観光地なので、予備知識がほとんどない状態で訪れた。
予備知識としては、一本ネギでそばを食べるという「高遠そば」が名物だっていう事だけ。
訪れた大内宿は、太秦映画村や日光江戸村のような時代劇のセットのようで、タイムスリップした錯覚に陥る。

単に古い家が並んでるだけといえばそうなんだけど、なんだかリラックスできるというか肩の力が抜ける感じというか、おおらかな気持ちにさせられる場所だった。
ちょっと高いところに上って全体を見渡すと、白川郷に行った時を思い出した。
こういう歴史を感じさせる建築物って好きなんだな。

このままの状態でリアルな生活がここにあったのかな、って思うと、時空を超えていろいろな妄想に耽ってしまう。
ちょんまげ結った町人が歩いてそう。
こういう時、ドラえもんがいたらタイムマシーンで、、、って思うんだよね。
◆高遠そば

ネギ一本を箸代わりに食べることで有名なネギそばだけど、ボクはネギ一本食べきる自信がなかったので、普通のおろしそばに。
家のつくりがこんな感じなので、当然エアコンとかないんだけど、外はめちゃめちゃ暑かったのに、日陰は涼しいのには驚いた。
こんなのんびりした生活にも憧れるな…。
今回の締めとして、福島の最後は海側にいって海を見ようと。
そう思ったんだけど、どんどん天気が悪くなっていって、海なんか見えるような状況じゃなくなってきた。
天気が良かったらJヴィレッジなんかも行ってみようかと思ったんだけど、天気には逆らえないので、浪江でなみえ焼そばを食べるて福島フェアを終えることにした。
◆道の駅 なみえ「なみえ焼きそば」

ラードたっぷりで調理されてるこのなみえ焼きそばは、ある意味ジューシーでパンチがある。そして、黒々としたソースの割には、そこまで濃い感じの味付けじゃないので、ペロッと食べることができた。
まぁ、なんといってもうどんかと思うほどの太麺がもっちりして美味しい。
家族にも食べさせたいので、お土産にも買っちゃった。これポイント稼ぎw
そしてなぜか道の駅の裏手には、ポケモンが。まいっか。
この浪江町、楢葉町、広野町あたりは、まだまだ東日本大震災の影響を引きずる町。
街の雰囲気は、以前この辺りを通過した時より良くなってきたと思うけど、まだまだこれからって感じは否めない。
こうやって訪れて、お金を使って楽しむのが、ボクたちにできることなんだと思うので、機会があればまた足を延ばしたいと思うのです。
とにかく、今回も無事に走りきることができたので、また来年も楽しめるといいな。
【備忘録】
走行距離 803km
所要時間 16時間20分