冬のサーキット

冬だけではないですが

タイヤの温めはキチンとしてますか?

私の経験上、また周りの話でも、オートポリスで慣熟後の1周目から飛び出すクルマが多いです。
特に、3コーナー、100Rあたりで飛び出しています。

このコース、慣熟ではタイヤが温まりません。
基本ストレートが多く、後半のコーナーは登りでタイヤ負荷が軽いです。
そのため、縦も横もタイヤ負荷が掛かりにくいのです。
結果として、スピードの乗る序盤のタイトコーナーでグリップしないわけです。

そこで、タイヤの温め方が問われます。

よく見かけるのが、蛇行して暖める方法。
走行会などでよく蛇行しているのを見かけますね。これはSタイヤなら有効でしょう。
しかし、ラジアルではSほど横方向にグリップ力がないので、あまり有効とは思えません。

私が勧めるのは、ブレーキングによる発熱方法です。
加速してブレーキ
これを数回繰り返します。何度も繰り返すことで、ブレーキも温まります。

このプラス効果として、当日のブレーキ状態を確認できるメリットがあります。
ローターもパッドも、ある程度は温めてこそ実力を発揮します。
その確認を慣熟時に行ってしまうということです。
ブレーキも温まれば、タイヤもブレーキもストッピング時に安定します。

ブレーキでタイヤを温める方法。これはぜひ実践してください。