
本日はロールケージの設置を完了したエボを某商会で受け取った後、新しい脚まわりを入れるために山梨県にある肌チーノさんのショップ
「S.P.D」さんへ行ってきました。
まずはエボを受け取りに某商会へ。午前11時にお伺いしました。
昨日作業をしていただいたKさんは本日風邪でお休みとの事。昨日も相当具合が悪かったそうですがまったく気付きませんでした。orz 今度お礼とお見舞いの品を届けようと思います。
エボを受け取るに当たってSさんからロールケージの説明を受けましたが、中でもスゴイと思ったのがオフセットです。

↑の2つの写真はAピラーにロールケージを固定している部分ですが、上段の写真が運転席側で下段の写真が助手席側です。よく見るとロールケージの設置は左右シンメトリーではなく、丁寧にピラーのエアバッグカバーを削り込んでわざと運転席側にオフセットされています。こうすることでピラーから張り出したバーになるべく邪魔されることなく右側の視界を確保して安全性を高めています。またロールケージをピラーにも固定することで、万一の場合にボディとバーの間に指などが挟まって潰されることを無くす効果があります。しかし内装に穴が開いているのは見栄えが悪いとのことで、後日ピラーの内装と同じ素材を加工してフタをする予定です。
また助手席とサイドバーは数mm余裕を設けてあり、オフセットされていても干渉しないよう計算されていました。
メインアーチ等床に固定されている箇所は床下から板を当てて浸水防止とサビ止めが施され、フロアマットも固定箇所に干渉する部分は綺麗に切り取られて自然な仕上がりになっていました。
サイドバーを増設したことで運転席下のトランクオープナーは完全に干渉しましたので、トランクは車外からトランクフードについているボタンで直接開けるようになりました。同じくフューエルリップ開口のツマミも干渉しましたので、こちらは短めにカットされて機能を確保しています。

↑撤去予定でしたがバーと干渉しなかったので生き残ったブースト計。メーターにバーが被るので2kgの目盛りを反時計回りに12時の位置へずらしました。今までピーク値のボタンがメーターとピラーの隙間にあって押しにくかったのですが解消しました。

↑ルームミラーの視界。思ったほどダイヤゴナルは視界に干渉しませんでした。
今回のロールケージの設置も流石プロの仕事で感心しきりでした。次回某商会にエボを持っていくときはAピラー内装に開けた穴にフタをする事と、ダイヤゴナルに走行撮影用カメラの設置台を設ける加工を行います。
某商会でエボを受け取った後は肌チーノさんのショップ
「S.P.D」さんへ。「S.P.D」とは、ショップ名「カスタムプロデュース Seems Pro Design」の略名です。肌チーノさんと愛車のカプチーノは恐ろしく速いですが、肌チーノさんが主催する「チーム病」や「チーム仮病」の各メンバーさんも恐ろしく速い方達です。
タイトル画像は移動中にナットの増し締めを行うため立ち寄った諏訪湖SAから撮影した諏訪湖です。全面結氷まではもう少しのようですが、今日はだいぶ暖かい日だったので御神渡りは遠のいてしまったかも知れません。長野県は写真のような雨混じりの天候でしたが、山梨県に入ると気持ちイイ快晴でした。そして気温は長野より高く春のような陽気でした。
移動中に感じたロールケージの感触ですが、流石にボディの剛性感がスゴイです。しかし右左折時には履いているネオバのフロントタイヤの方からスタッドレスのように柔らかく潰れる感触があり、高速道路走行中のレーンチェンジもタイヤがフニャフニャな感じでした。ロールケージを入れると脚まわりは硬くなった様に感じると聞きましたが、サスは硬くなったというより入力に対応していない感じです。減衰は8段戻し、伊那サーキットを走る場合と同じ設定でした。
今までの走行中はクルマにかかる応力をタイヤの潰れやサスの伸び縮み・ボディのよじれで対応していたのが、ボディ剛性が一気に上がったことでツケが全部タイヤに行ってしまったというコトかな、と思いました。私は素人なので多分間違った所見だとは思いますが(汗)。
ゆっくりドライブを楽しみつつ「S.P.D」さんへ到着!
本日肌チーノさんと行った「BILS × S.P.D Special DAMPER」の打ち合わせは以下の通りです。
・サーキット ショートサーキット 峠 の3種類に対応するダンパー(どれかに特化するのではなく、多少機能を犠牲にしても普遍性のあるモノ)
・ダンパーの仕様の決定に私がどの様な走りをするのかタイヤを見て判断されるそうですので、現在のタイヤで走ったコースと日付、各コースでの周回数(慣熟・アタック)と走行距離
・バネレートの確認(現在テインのF:9kg R:7kg→ハイパコのF:14kg R:12kgへ)
・1Gでの車高を測定、仕上がりの車高を打ち合わせ(新しいダンパーは車高調式ではないため)
・新調するタイヤは265/35R18のネオバ、ホイールは10.5J(予算の関係上、購入は後日)
・アライメント(現在の前後キャンバー・トーの値と希望する調整値)
・その他 私のエボのクセ(主にCAN通信の問題)など
お預けする期間は約1ヶ月、交換終了後は肌チーノさんのレクチャーによるセッティング出しと保証&メンテナンス付きという驚異のアフターサービスっぷりです。
本日は打ち合わせに夢中で「S.P.D」さんの写真を撮り忘れてしまいましたが、後ほど作業の経過を紹介する写真と共に工場の写真もいただけるとの事なので、あらためて後日にご紹介いたします。
帰りは肌チーノさんに最寄の駅まで送っていただき、のんびりと鉄道を使って帰宅しました。肌チーノさん、ありがとうございます!
新しい脚まわりに私が対応出来るかは非常に不安ですが、1ヵ月後の仕上がりが大変楽しみです!
Posted at 2013/02/02 22:34:11 | |
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