
今日は86の日ですね。
記念すべき日の日記として、これを。
昨日日曜日は、
トヨタ自動車 86(ハチロク)を試乗してきました。
先月
試乗した
スバル BRZと兄弟車ながら、どこがどう違うのか、非常に興味がありました。
何より、お堅いイメージのあるトヨタから生まれた、久々のスポーツカーです。
最近は、お葬式が二件に結婚式が一件、更にお葬式ももう一件と、中々に大変です。時間的にも金銭的にも精神的にも。
特にお葬式なんて突然ですからね。この日も、午前中は法事でした。
そんな中を縫い、ようやく出来た午後からのお休みで、気分転換も兼ねての突発的な外出でした。

始めは、
AREA 86のある
山形トヨタ自動車株式会社 山形店に来ました。
ところがこの日はAREA 86はお休みであり、車共々新庄市のイベントへ出張中とのこと。公式サイトにはそんなこと書いてなかったし、折角山形まで来たのに(´ω`)
animate山形に立ち寄る気力は湧かず、
ミスタードーナツ イオン山形北ショップでドーナツを食べてぶらぶらして、夕方になったので帰ります。

ですが、たまたま通りかかった
トヨタカローラ山形株式会社 大野目(だいのめ)店で、86が!
後で知ったのですが、
山形県大試乗会として、2日木曜日からこの日までこちらの店舗でやっていたのですね。


う~ん、かっこいい(*´ω`人)
中間グレードであるGT、外装色はクリスタルブラックシリカ、内装色はレッド、シートはファブリック(上級タイプB)、変速機は6MT、型式はDBA-ZN6-A2E8前期型。
下膨れになった切れ長のヘッドランプ形状や、台形型グリルとメッシュプレートにより、ミニ
LF Aとでも呼べる外観です。
ですがそれなら、いっそフォグランプダクトもLF Aに似た形にして欲しかった。
グリル形状によりノーズ先端が尖っているように見え、空気を切り裂いて走る姿をイメージさせます。またそれが、全体のスタイリングと併せて、往年の
トヨタ 2000GTを連想させます。
AE86の名を冠してはいるものの、個人的には、どちらかというと2000GTに似ているように思います。
ナンバーが「86」になってるんですねえ!

内装は、黒一色だったBRZに対し、こちらは赤色が増えており、若々しさや快活さや刺激が多いです。
86には、回転計の中にデジタル速度計が内蔵されており、その回転計も黒い視界の中にあって唯一白く目立ち、プッシュボタンによるエンジン始動・停止です。気分が盛り上がります。
BRZのときもそうだったけど、こっちもMTか! 分かってるなあ!
店内で待っている間、先客が試乗に出掛けていきました。
但しその先客というのが、赤ちゃんを連れた若い夫婦であり、お父さんは終始子供を抱えてお守りをしながら後席に乗り込み、運転席には奥さんが乗り込み、颯爽と出て行きました!(゚Д゚)
女性でスポーツカー、それもMTを乗りこなすとは……か、漢だ…。敬意を表して「漢女(おとめ)」と呼びたい(`・ω・´)ゞ
その間、冷たい麦茶をご馳走になりながら、販売員の方とお話。
とはいえ今回の方は、車にはあまり興味はなさそうであり、むしろ具体的に買うことを強く勧めてくる方でした(´ω`)
ま、車に関する雑談をしたいのならここみんカラや2ちゃんねるがあるし、販売員は売るのが仕事ですからね。
そうでなくとも、若い割に他人を品定めして、いきなり人の話を遮って否定して、威圧感のある偉そうな態度。今回初めてディーラーでちょっとむっとされる対応をされたせいで、テンションが微妙に。
案の定、興味を示して試乗希望をしていくのは若い人ですが、
実際に成約していくのは50~60代の年配の方だそうです。そりゃあ、お金と、停める場所と、何より生活の余裕が違いますからね。
試乗車が戻ってきて、僕の順番が回ってきました。
では、販売員の方に助手席に同乗して頂き、出発。
国道13号線を、天童市方面へ流します。
しかしこの時は、夕方だったせいなのかたまたま交通量は少なく、相応にアクセルを踏むことが出来ました。
負荷が掛かると車内に聴こえてくる、ボクサーサウンド! BRZのときは一瞬しか味わませんでしたが、今回は常時80km/h前後で走れたお陰で、気の済むまで堪能できました。とはいえ迫力の大音量という程ではなく、程々の味付けです。
街中においても、アクセルもブレーキも、踏み心地といい実際の効き具合といい、良い感じです。
サウンドクリエーターも、負荷が少ないせいでボクサーエンジンの唸り声は殆どせず、周辺の住宅へも配慮w
今回はバックも経験しましたが、シフトブーツの上端を指で挟んで持ち上げる事で、初めてバックギアに入るんですねえ! マツダは押し込み式ですし、メーカー毎の違いが面白いです。
今回、店舗周辺の道路事情により、街中は少なめで国道での高速走行が中心となりました。
足回りは「硬めのBRZに対し柔らかめ」と言われていますが、BRZのときとは道路の整備状況が違うので一概に比べる事は出来ませんし、何より僕自身鈍感なのでよく判りません。
ですが確かに、僅かな段差を拾って飛び跳ねる事もなく、ロードノイズが聴こえてくる事もなく、快適性が重視されている印象です。
それ故か、既に試乗を経験した方々のブログの殆どで「きっとATでゆったり流すと面白いと思う。攻めた走りをしたいならBRZだろう」と書かれていたのを思い出しました。
確かに、乗り心地が良かったせいでスポーツカーというよりは、スポーティなスペシャルティカーっぽい印象でした。よってATで、
開発中であるコンバーチブルモデルだと、尚楽しいかも分かりませんね。

店内の、子供を遊ばせておく遊具場では、モニターでアニメを流しています。
帰り際に何の気なしにふと見たら、『
けいおん!』の「#04 合宿!」がwwwww
このお店も、子供を将来ヲタクにするべく洗脳してるのか? 仲間だ!w


カタログは、
販売前のそれとは異なるものを用意しており、力の入れ具合が察せられます。
至る所に、「車は友達」「運転は本来楽しいんだよ」「スポーツカーはわくわくする乗り物だよ」ということを訴える煽り文句が散りばめられています。
車自体の魅力だけでなくこういった演出の積み重ねにより、日本の車社会において忘れられつつあった情感を呼び戻させてくれます。
BRZ共々、売れて欲しいです。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2012/08/06 12:21:47