
13日日曜日は、
第2回 安全・安心なかまちモーターショーへ行ってきました。
・中町中和会商店街Facebookページ
・荘内日報、2013年10月16日
会場は
中町中和会商店街、時間は10:00~15:00。
エントリー料\1,000、見学者無料。
最近は各所で、町興しの一環として旧車イベントをするのが、目に付きます。
こちらも同様の趣旨ですが、他イベントとは毛色が違い、商店街のど真ん中で展示するというのが、面白いです。
それだけでなく、地元に密着したイベント内イベントがあったり、地元警察署も出展して子供たちに交通安全を説いたりと、他にはない独自性の強いイベントです。
昨年は見学で行きましたが、中々に雰囲気が良かったので、今年も必ず行くつもりでした。
しかし事前情報では、些か波乱含みでした。
「
第7回 スーパーカー・ミーティング2013in山形 -Lamborghini 50th Anniversary-」と日程が重なり、集客が見込めるスーパーカー勢はそちらへ流れてしまった。
「
第14回 OPEN Cafe 2013」とも重なったせいで、カプチーノもそちらへ流れてしまった。
そもそも告知をするのが遅れたせいで、中々台数が集まらなかった。
“弱り目に祟り目”とは言ったもので、天気予報によれば、三日前から当日にかけての天気は雨。
スタッフの一人であるかきさんと、9月15日の「
第2回 福島ABCCミーティング 2013」でお話しした際も、少々お困りのご様子でした。
僕自身も、山形市へ行くか酒田市へ行くか、酒田へ行くにしても見学にするかエントリーにするか、ぎりぎりまで迷いました。
しかし福島ABCCの余韻がいつまで経っても忘れられず、締切寸前になって、結局エントリーすることにしました。
福島ABCCはイベントというよりは大規模オフ会に近い雰囲気でしたが、今回は正真正銘のイベントです。

03:30出発。
夏とは違い、まだ暗いです。その上大雨。
エントリー受付は08:00~09:00の間なので、早めの出発です。


昨年見学に行ったことで大まかな道順は解りましたが、朝食を摂ったり、例によって道中で写真を撮りまくるせいで時間が掛かるだろうと思い、若干余裕を持ちますw
いえ、高速道路を使えばもっと早く着くのは分かっていますが、折角なのだから海沿いをドライブしたい。

しかし実際には、実に至る所で工事中の片側通行です。
早朝だったのでまだ流れはスムーズでしたが(というより、僕以外誰も走っていないw)、これは予想以上に遅くなりそうです。
それにしても誘導員の方は、こんな時間から既に立っているとは…。しかもこんな雨と風の強い日で、波が大しぶきを上げている海沿いにも拘わらず…。・゚・(´Д`)・゚・。 お疲れ様です。

06:50酒田入り。
鶴岡市までは雨でしたが、流石は海の街。依然として黒っぽい雲は多いものの、完全に晴れています。
むしろ風が強いので、雨雲を吹き飛ばしたのかも分かりません。あまりの強風に川沿いの木々が斜めに生えていますが、後で知ったところ、酒田はこれくらいの強風が当たり前なのだとか。
海沿いの写真を撮りながら、途中で若干道を間違えたもののw、思いの外早く着きました。
まだエントリー開始時刻には早く、今回は帰路で寄り道する予定のせいで帰りは遅くなりそうなので(次回の日記参照)、最初に会場周辺の名所で記念撮影をしていきます。

07:50。
会場近くの
セブン-イレブン 酒田本町3丁目店で小休止して、何シテル?を通じて
AZ-1山形さんと待ち合わせ。
エントリーすると思われるネオクラシックカーや外車が、次から次へと、入って来ては出て行き、入って来ては出て行き…。気分が高まります。
待っている間、こっそり会場を覗きに行けば、まだエントリーはまばらであり、AZ-1コーナーには
かきんださんの車が一台あるだけでした。
しかしその20分後、
墨@mistletoeさんのM2が通り過ぎて行ったのを見て、こちらも追いかけます。
福島ABCC直後からずっと、早朝から深夜までの激務が続いており、酒田へは行けるかどうか判らないとのことでしたが……結局来れたんですね! それもエントリーで!
会場入りしたら、既に
はなさんもエントリー。
ここAエリアはかきさんが取り仕切り、はなさんが誘導員をしています。
かきさんの指揮により、理想的な感じに並べられました。赤並べ、M2並べ、福島並べと…。
カプチーノは来れなかったので酒田ABCCミーティングは実現しませんでしたがw、その代わり今年はビートがいます。
墨さんと同じく福島から、
きつねpp1さん、
ぐんにょりさん。
僕の地元よりも二倍は遠いにも関わらず、かきさんに協力してイベントを盛り上げるため、遠いところから駆け付けてくれました。漢(おとこ)です。
雨の海沿いを延々走って来たせいで、Laevateinnはかなり汚れてしまいました(´ω`)
幸い、近くに水道があったので、簡単に水拭きします。
しかし実に良い風景です。風景に溶け込んでおり、様になります。

かきさんによれば、会場を含めた道路は山のほうからずっと続く一本道になっており、朝日や夕日が差し込むと綺麗な景観になるのだとか。計算された街造りです(*゚∀゚)
粗方水拭きし終わったら、Eエリアの受付へ。
エントリー料を支払い、予め郵送されていたチケットを渡します。

B4判のスペックシートと、首からぶら下げるオーナー証明タグと、昼食ラーメン無料券と、エントリー車両の一覧表を渡されます。
たまたま通り掛かったかきさんによれば、当日エントリーもあるので一覧表には全台の掲載は出来ていないものの、誤植を含めて後日修正をして、カレンダーにして全参加者に郵送するとか。
たった\1,000でこれだけやってくれるのですね…! 至れり尽くせりです(*゚∀゚)
酒田最高!ヽ(´ー`)ノ

09:00、AZ-1山形さんも会場入り。
赤並べ・AZ-1並べをするために、僕とはなさんの間を空けていました。
今回、nas1701さんは来れないとのこと。ビートがもう一台増えたのに、残念。
僕も、かきさんから事前に参加台数が少ないと聞き、福島ABCCで知り合ったSさんに呼び掛けたのですが、仕事が入っているとのことで、こちらも残念。
配置に意味を持たせたせいで、LaevateinnはAエリアの先頭にw
俺で本当に良かったのだろうかw
その間も、次々とエントリー車両が入ってきます。


09:45開会式。
始めに、
海向寺住職による、交通安全祈願。
昨年のエントリー参加者によるブログを読んで知ってはいましたが、いざ自分が参加すれば、厳かな気持ちになります。
普通のカーイベントは、本当に車好きのためだけのイベントであり、それはそれで良い面は沢山あるのですが、車好きでない人にとっては閉鎖的に映ります。
そんな人にも親近感を持ってもらうためにも、またオンリーワンの要素としても、大変良いと思います。
そうでなくとも、警察にも出展してもらったりとか、単なるカーイベントの枠を越えた啓発イベントも兼ねています。
車好きのためだけのイベントに特化すると、確かに格好良いけれどどうしても違法改造車が出てきたり、1tを超える鉄の塊を振り回しているという事実を忘れがちです。
僕らが車を楽しめるのも、無事故無違反あってこそ。
10:00イベント開始。
既に見学者は徐々にですが増えてきています。
かきさんはスタッフ業務に行き、AZ-1&ビート勢は愛車の近くに固まって雑談。
僕はいつものように、一人デジカメを抱えて車たちの中へ。
今年はスーパーカーがおらず、募集期間も短かったので、寂しい状況になるかと思われました。
しかしいざ蓋を開けてみれば、むしろ台数は昨年より増えているような?
スタッフによれば、昨年の雰囲気に魅了された見学者が、今回主にエントリー側に回ったようです。
危ぶまれていた天気も、冷たくて強い風は相変わらずなものの、晴れてくれて良かった。
先月の福島ABCCでの雪辱を晴らすべく、自分のテリトリー以外のオーナーとも話をします。

僕の好きなセリカXXは今年もエントリー。
その隣には、“平目”ではなく、“ブラックマスク”が。
今回オーナーの
えっちけいわいさんと、そのお知り合いである
くろネコさんともお話できました。
えっちけいわいさんは、朝一番にLaevateinnを洗車中に、「いい車だね~」と話しかけてくれたのですよね。その時、僕は「あ、もしかして、セリカの方の…?」と返事。ヒントになるものがあったわけではないのに、なぜえっちけいわいさんと分かったのだろう…?
今回はアメ車がエントリー。それも3台も。
マッスルカー好きとしては大興奮するしかありません!(;゚∀゚)=3

コーヴェットは、今年限りで降りるとのこと(´ω`) 凄く綺麗にしているのに、勿体無い。
何でも、「若いうちはまだしも、歳をとったらこれだけのマッスルカーを安全に制御できる自信がないので、70歳になったら手放す」と以前から決めていたとのこと。
確かに、お年寄りがアクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニに突っ込んだとか、駐車場から転落したとか、子供を轢き殺したとか、悲惨なニュースは色々ありますが、それは自己の身体能力への過信とメカニズムへの無知から起きた事故なのであって。
むしろこのオーナーのような人に限って、どんな車に乗ろうとも逆にいつまでも安全に運転できたりするのですよね。だから尚更手放さないで欲しくもあるのですが…。
僕があまりにもしつこく見過ぎるからなのか、運転席に座らせて下さいました。
大柄なボディに反して内装は狭く、着座位置は低く、乗り降りは難儀します。大柄なはずのアメリカ人が、よくこういうのに乗れますねえw

デジタルメーターだったのか! 外観からして前期型だなとは思っていましたが、前期型どころか更に希少な初期型だったのですね! 益々大興奮!(*゚∀゚)=3
ああっ、お金と余裕と車庫があれば、絶対に買ったのになあ…!!

チャージャーの
michiさんとも、お話できました。
スーパーカー・ミーティングに見学に行く予定だったのが、一緒に行くと約束していた人が急な仕事で行けなくなり、暇を持て余すのも勿体無いのでこちらへエントリーしたのだとか。
お蔭でちょっとしたアメ車ミーティングになり、僕にとっては収穫ですw
…ところがその傍で、事件が。
チャージャーに近付いた小学校高学年くらいの男の子三人のうちの一人が、フロントナンバーフレームに左足を引っかけて、割ってしまいました。
それだけならまだしも、「ああっ、何だよこれ、引っ掛かってバキッといったよぉ…」「くそっ、何で割れるんだよぉ…」などとぶつぶつ独り言を言いながら、自分のズボンを気にしつつ、友達と談笑しながら去っていきました。フレームはおろか、michiさんを気にする素振りすらなく。
子供が消えた後、michiさんは、「おいおい…。これ、今回のためにアメリカから輸入して、横浜のみん友さんが手切りのステッカーを貼ってくれたのになあ…」と、肩を落としながら外します。
僕もあまりの事態に何もできず、ただ唖然としながら見詰めるだけでした。
暫く経ってから、母親と祖母と思しき女性二人が、その子を連れてやって来ました。
親御さんは顔面蒼白で、ひたすら頭を下げまくるだけですが、肝心の当事者がつまらなそうな顔をしながら友達のほうと自分のズボンを気にしているだけ。反省も謝罪も何もないばかりか、フレームもmichiさんさえ見向きもしない。
母親と祖母から何度も何度も何度も何度も謝るよう促され、やっとmichiさんを向いたかと思いきや、目も合わせず「アースィャセッシター」と小声で早口で吐き捨てるように言った直後、後ろで待っていた友達と走ってどこかへ消えていきました。
どうしようもない屑餓鬼ですね。
たった一言謝るだけで印象は全然違うのに…。
michiさんは別に許したわけではなく、折角の良い雰囲気をぶち壊しにしたくないから大人としてぐっと堪えていたというのに、それを察することもない。
こういう子に限って、自分のニンテンドー3DSにちょっとでも小傷が付くと、他人のせいにして烈火の如く怒り狂うんですよね。
よく腕白とかやんちゃとかガキ大将とか言いますが、言葉だと美化されがちですが、実態などこんなものです。
ところがこういうのに限って、世渡りが上手く、目上から好かれたりするから、世の中はおかしい。


12:45。
michiさんと別れた後、AZ-1山形さんがこちらへ合流。
そろそろ昼食にしようとの誘いにより、近くの
三日月軒 中町店で食事。店の外には行列が。
ようやく自分たちの番になり、入ろうとしたら、丁度かきさんが出てきたところと鉢合わせ、「ほら、スーパーカーですよスーパーカー!」と、道路向かいのエンツォ型チャイルドカーを指さしますwwwww
店内は繁盛。昭和の雰囲気満載です。
メニューは、厚切りチャーシュー3枚乗せの中華そばのみという潔さ。

きゅ、究極のクラシックカーだ!wwwww
Z32軍団は、マシントラブルがあったのか、終始整備をしています。
でも、昨年のかき号がそうだったように、整備風景を披露しようという趣旨なのかも知れません。
オート三輪は、今年もエントリー。しかもEエリア内の特設ステージに停め、一際目立っています。
Gooに載ったりなど、かなり有名な方だったのですね。

Eエリアのステージでは、地元の小学生による、ソーラン節踊りが。
地域密着型のイベントならではですね。

14:00。
そんな風にのんびり車とその風景を堪能しながら、徐々に自分のテリトリーに戻っていきます。
すると、ワイパーに、エントリー特典としての参加記念ステッカーが挟まれています。本当に嬉しいですね。AZ-1山形さんも早速貼っています。
はなさんから、かきさんから託されたというステッカーも頂きます。先月の福島ABCCで余ったステッカーであり、当イベントにエントリーしてくれたお礼だとか。
オーナーなのに自分の車の近くにいないので、AZ-1とキャラの違いを訪ねてくる人が後を絶たなかったとかw 気分は見学者w
ここで本来のAZ-1談義、理想の改装、先月の福島の感想、スタッフの立場からの内情話を語り合い…。

AZ-1山形さんは、AZ-1のラジコンを取り出して、皆で遊びますw

僕は、エントリー車両としての準備を何もしておらず、しかし何かイベントらしいことをしたくなり、取り敢えず全ハッチオープン。両ドア、フロントフード、リアエンジンフード、フューエルリッド…。
すると、それまで遠巻きに眺めていた人たちが、近付いて見に来てくれます。僕がいない間もこうだったのでしょうか? 嬉しいですね。オーナー冥利に尽きます。
15:00。
閉会を告げるアナウンスが流れ、主催者である脇谷理事長がやって来てタグを回収し、エントリー車両は続々と搬出していきます。
この搬出光景も、当イベントの見所です。ただ展示するだけではなく、実際に走っている姿を披露し、周りにはそれを撮影する人々。車はやっぱり走ってこそですよね。
今回の目玉はオート三輪。お孫さんが歌ってくれたという民謡を流しながら、一際目立ちながら搬出していきました。
僕らも搬出しますが……見学者がぶつかったらしく左サイドミラーが曲がっているのと、フューエルリッドが開けっ放しだったのに気付かないまま、搬出してしまいましたw
今年の酒田も楽しいイベントでした。
おまけに海沿いドライブも出来て、道中で記念撮影も出来て、一石二鳥ですw
スタッフの皆様、お疲れ様でした。オーナーの皆様、お相手して頂いた皆様、有難うございました。
個々の車両はフォトギャラリー参照。
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