スズキ、第44回東京モーターショー 2015の出展予定車を発表
(autoblog、2015年9月30日)
スズキ、新ジャンル!コンパクトクロスオーバー 新型小型乗用車「イグニス」を発売!!
(同、2016年1月21日)
【東京オートサロン2016】「イグニス ウォーターアクティビティーコンセプト」出品
(同、同日)
スズキの新型コンパクトSUV「イグニス」が超カッコイイ
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月6日)
スズキ 新型 イグニスが2016年の2月に発売か? ハスラーに続くヒットとなるか??
(同、2015年12月29日)
スズキ 新型 イグニス 燃費28.8km/L 1月21日発表予定!
(同、2016年1月16日)
スズキの新型車かっこよすぎ
(同、2016年1月25日)
スズキは、2015年10月30日~11月8日に開催された「
第44回東京モーターショー2015」で発表したコンパクトクロスオーバーSUV「イグニス」の発売を、正式に告知しました。
1月21日発表、2月18日発売。
・スズキ、コンパクトクロスオーバー 新型小型乗用車「イグニス」を発売
(スズキニュースリリース、2016年1月21日)
・イグニス発売。スズキの世界戦略・軽量コンパクトクロスオーバー
(carview!、同日)
ハスラーの好調に気を良くしたのか、同系統の車種をセグメント違いで発売しようというのですねw
3ナンバーとなる
エスクードや
SX4 S-クロスと、軽自動車となるハスラーの中間に位置し、5ナンバーに収まっています。
・エスクード
全長4175mm×全幅1775mm×全高1610mm×最低地上高185mm
車両重量1140~1210kg
直列4気筒DOHC、排気量1586cc、変速機フロアシフト6AT
・SX4 S-クロス
全長4300mm×全幅1765mm×全高1575mm×最低地上高165mm
車両重量1140~1210kg
直列4気筒DOHC、排気量1586cc、変速機パドルシフト付きフロアシフトCVT
・イグニス
全長3700mm×全幅1660mm×全高1595mm×最低地上高180mm
車両重量850~920kg
直列4気筒DOHC、排気量1242cc、変速機フロアシフトCVT
・ハスラー
全長3395mm×全幅1475mm×全高1665mm×最低地上高175~180mm
車両重量750~870kg
直列3気筒DOHC、排気量658cc、変速機インパネシフトCVT/フロアシフト5MT
グローバル経済ということで、日本だけでなく世界中で売らなければならない。
そのせいで、今時の車は、モデルチェンジの度に肥大化する一方です。
そんな中にあって、日本の道路事情にマッチした5ナンバーサイズを発売してくれるスズキの姿勢は、良心的です。
「ハスラーでは小さい、S-クロスでは大きい」という声に応えたわけですね。
表向きはクロスオーバーSUVながら、2015年8月26日に四代目にモデルチェンジした
ソリオ&ソリオバンディットと車台を共有し、事実上の兄弟車となります。
共通の次世代軽量プラットフォーム(スズキが世界展開するAセグメント車に順次展開予定)と、K12C型デュアルジェットエンジン、デュアルカメラブレーキサポート、そしてマイルドハイブリッドシステム「
SHVS(Smart Hybrid Vehicle by Suzuki)」を搭載。
車両本体価格、消費税8%込み\1,382,400~1,875,960。
外観に目を向けると…。
これは、2015年3月3~15日に開催された「
サロン・アンテルナショナル・ド・ロト2015(第85回ジュネーヴ・モーターショー)」で発表したコンセプトカー「iM-4」の、ほとんどそのままの姿です。
・スズキ、コンパクトカー「iK-2」 小型4WD「iM-4」2台のコンセプトカーを世界初公開!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年2月8日)
・スズキ、iM-4 公開…小型4WD車を新提案
(同、2015年3月7日)
・【ジュネーブ2015】スズキ、コンセプトカー「iK-2」と「iM-4」を世界初公開
(autoblog、2015年3月4日)
スズキらしい、奇をてらわないデザイン。プレーンで、シンプルで、欧州テイストがあり、どこか古臭くて野暮ったいw
巨大な正面投影面積や、釣り目ライトや、大きくうねるプレスラインや、銀メッキと巨大グリルとの組み合わせといった、見る者を威圧する
マイルドヤンキー向けが席巻する中にあって、ほっとします。
同時に、随所にスズキ四輪としてのアイコンが散りばめられているのが、話題になっていました。
・クラムシェルフード(クラムシェル=貝殻。フロントフェンダーまで覆うボンネット)
エスクード2.4、エスクード、SX4 S-クロス、ワゴンR、MRワゴン、アルト、アルトラパン
・ブラックアウト処理されたA~Bピラー
エスクード、ソリオ&ソリオバンディット、スイフト&スイフトスポーツ、スペーシア&スペーシアカスタム、ハスラー、アルトラパン

そして、ヘッドランプとフロントグリルを一周する縁取りは、
アルトの「メガネガーニッシュ」に似ています。

そして、三角形の大型Cピラーと、そこに施された斜めの三本スリット…。
これは、
フロンテクーペと、初代
セルボの再来です。
二~三代目セルボやフロンテを連想させるアルトや、スズライトを連想させる
アルトラパンに続いて、またしてもネオクラシック路線。やってくれます。
対してインテリアは、先進的。
曲面主体で、エアコン送風口が半分浮き出た造形。タブレットを据え付けたかのようなナビパネルは、Apple CarPlay対応。
そんな中にあって、インナードアハンドルが無骨。
上位グレードでは、白やボディカラーをあしらったカラーコーディネイトが楽しめます。
そもそも名称からしてが、初代
スイフトの海外名。
そのスイフトは、元々は、
Keiのコンパクトカー版として誕生した、クロスオーバーSUV風の小型ミニバン。
だからこのイグニスは、そんなスイフトの当初のコンセプトを、今一度蘇らせたとも言えますね。

もっとも、散々言っておきながら、
フォルクスヴァーゲン タイグン・コンセプトに似てますがw
(因みに、エスクードも
ランドローヴァー レインジローヴァーイヴォークに、S-クロスも
フォルクスヴァーゲン ティグアンに似てるような…w)
個人的には、ラパンやハスラーのような樹脂製サイドクラッディングパネルとホイールアーチモールと、銀色の前後アンダーガードと、マッドフラップと、ルーフレールと、ジムニーのようなテールゲート装着式スペアタイアと、5MT仕様があれば、尚無骨で好みですね。
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Posted at
2016/01/24 22:04:35