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ふじぃのブログ一覧

2012年08月24日 イイね!

VIPはシンプルが丁度良い

VIPはシンプルが丁度良いさてさて、僕自身は無関係ながら世間ではお盆休みなるものがあったので、その間地元でも色々な車を見ることができました。
もっともよそに出掛ければ、連休の有無や休日平日に係わらず、それ以上に見ることができますけどね。




中でも一番多く見掛けたのは、VIPカーですねえ。
皆こういうのが好きなんだなあ。



クラウンセルシオといったトヨタ製大型高級セダンを芯に、社外製の厳ついエアロを付け、車高を落とし、大径ホイールと扁平タイアを履かせ、ヘッドランプを目力の強いデザインのものに変更、テールランプをLED化、ターンシグナルをブラックアウトないしホワイトアウト、等々…。
雑誌やネット上ではアリストスカイラインセダン(DBA-V35型以降)シーマも見ることは可能ですが、実車となると中々見れないのが田舎の辛さですねえ(´Д`)
他、走っている車も2台見掛けることはできましたが、停まっていないので写真に収めることは叶わず。


VIPは、珍走車から分化してきたという発祥の歴史があるので、一昔前は仰々しいだけで不恰好かつ下品なエアロばかりでしたねえw
それが近年では、実にスタイリッシュです。純正の良さを活かし、洗練され、大人っぽく、シンプルに、しかしVIPとしての厳つさも持ち合わせている。

更に最近では、「ユーロVIP」「スポーツVIP」なる概念が興っており、欧州製高級セダンのハイパフォーマスモデルの記号を取り入れた改造が流行です。
AMGアルピナハーマンなどを参考に、ボンネットダクトやフェンダーダクトを開口、シャークフィンアンテナ、左右二本出しエグゾーストパイプ、リアアンダーディフューザー、ルーフや内外装の各所にカーボン調ダイノックシートを効果的に貼る、ブレンボ製大型ブレーキにしてキャリパーを赤く塗る、スポーティな5本ないし10本スポークかBBS製メッシュホイール、スポーティなT字型スポークステアリング、レカロ製セミバケットシート、あまり下げすぎない最低地上高、等々…。
こういうのなら、僕も好きですね。

乗っている人も、昔は「田舎の大手土建会社のドラ息子」「田舎のベンチャー企業のワンマン初代社長」「ヤクザ予備軍」みたいな、明らかなDQNばかりで、近寄りがたいものがありました。
それが最近では、ちょっと話しかけてみれば、僕らと同じ普通の車好き・カスタムカー好きの好青年である場合が殆どのようです。
勿論、YouTubeにアップロードされた車載動画や、みんカラでの「危険運転しているDQNに絡まれた!」という報告日記を読めば、相変わらずの人も一定数いるようですが、昔に比べれば幾分変わったのかなというのが個人的な印象です。それに、危険運転するドライバーは、VIPに限らずどんなジャンルにも必ずいますしね。


マークⅡの愛車紹介にも書いていますが、僕は昔はラグジュアリーセダンは大嫌いで、その反動としてスポーツカーやチューニングカーばかり求めていました。
それが最近では、少年時代の懐かしさから、トヨタ製セダンもいいなと思い始めています。
もし本当に買い、VIPに改造するとしたら、トヨタ アリスト・S300・ヴェルテックスエディション(TA-JZS160後期型)の赤や、トヨタ マークX・350S(DBA-GRX133-AETSH中期型)のダークレッドマイカメタリックや、レクサス IS350“Fスポーツ”(DBA-GSE21-AETLH)のレッドマイカクリスタルシャインを芯に、前述のスポーツVIPにしたいですね。
Posted at 2012/08/24 10:25:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 改造車 | クルマ
2012年05月27日 イイね!

珍走は日本の文化

珍走は日本の文化【暴走族】日本の族車が大集合する動画が海外で話題に 「理解しがたい」「下痢便サウンド」
(痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、2012年5月25日)



 Japanese Ricer VIP Convention!
 (YouTube、2011年1月30日)



改造車のジャンルは数多あり、表現こそ違えど世界中で見られますね。
でも日本の場合、世界でも珍しい地理的条件や道路事情が影響してか、独自の発達を遂げています。まさにガラパゴス。
それが、珍走やバニングやアートトラックに現れています。

今でこそ「珍走団」「ダサイ族」呼ばわりですがwwwww、これでも1980年代前半当時は、不良の、何より改造車のアイコンとして、重要な役割を果たしていたんですよね。
元を辿れば、競技車両であるシルエットフォーミュラのエアロを真似たのであり、爆音マフラーとて競技車両特有の爆音を再現したのでしょう。だから或る意味、ワークスレプリカとして由緒正しい改造とも言えなくもないですw
それが、改造車でも洗練を求める傾向が年々強まり、その結果として、珍走は姿を消してゆくことに(因みに、警察による取り締まりや道交法の改正などはほとんど影響ないでしょう。どんなに規制や罰則を強化しようと、本当に好きな人はそれでもやるものですから)。

今や田舎でさえも姿を消したと思いきや、こういった形で存続しているのが実情ですね。
実際の危険運転や威圧行為はほとんど鳴りを潜め、イベントやミーティングやオフ会で集まってそれらしく振舞う程度。今や非日常を楽しむ為のツールであり、カスタムカーにおける一ジャンルであり、そこに集う人々も普通の車好きやカスタムカー好きと変わりありません。
ここまで来るともはや日本の文化、伝統芸能ですねw
チャンプロードも相変わらず続刊しており、地元のコンビニみたいな田舎でさえ売っているくらいです……いや、むしろ田舎だからこそ売れるのか?
微笑ましいやら、懐かしいやらですw


彼ら珍走は、僕ら痛車乗りと相通ずるものがあるかも知れませんね。
普通の人からすれば到底理解しがたい装飾を愛車に施し、それで性能や機能性が高まるわけでもないのに、むしろ一般人が眉をひそめるものを堂々と施して誇らしげにする。
手段が、竹ヤリ・直管マフラー・出っ歯・スーチャ・バーフェン・板っ羽根・八の字タイアなのか、アニメやゲームの美少女キャラクターのステッカーなのか、という違いだけで。




冒頭では日本固有の文化と書きましたが、実際には、形が違うだけで、思想自体は万国共通ですよね。

スポーツコンパクトなんかが判りやすいでしょうか。
日本製の安い中古のFFクーペを芯にし、車自体の大掛かりなチューニングに加え、NOSを用いた過剰なドーピング、普通のドアをスイングアップドアにし、FFにも係わらず大仰なGTウイング、見た目重視のエアロパーツ、ハイドロサス、ユーロテール、アンダーカーネオンやLED、外向きオーディオ、目が痛くなるような極彩色のバイナルグラフィックス…。
日本では『ワイルドスピード』シリーズの影響で格好良いイメージがあるものの、本場アメリカにおいては、日本で言うところの珍走団という認識ですからね。
…いや、古い車を使って古いカスタムを継承しており、且つ実際の危険運転はしないあたり、むしろホットロッドローライダーのほうが近いのかな?

同様に、ラグジュアリーハイライザーも、日本で言うところのVIPに近いですね。


珍走思想とは縁のない欧州車の場合、あえて言うならホットハッチがそれに近いでしょうか。
フォルクスヴァーゲン ゴルフ・GTIフノー クリオ・フノースポール(日本名ルーテシア・ルノースポール)やプジョー 206フィアット 500(チンクエチェント)などを用い、ライトチューン、低車高化、大径ホイール、控え目ながらも機能性重視のエアロパーツ、フルバケットシート、左側にオフセットされたレーシングストライプ…。
見た目重視である珍走車やスポコンに対し、より洗練されたスポーツ走行を求めた結果としての、正統派チューニングカーですね。
アウトロー的な匂いは皆無で、欧州車らしくお洒落で優等生的センスで纏められてます。


珍走こそ日本独自のものですが、カスタムカーや、それに掛けるマニアの想いは、国境もジャンルも越えています。
Posted at 2012/05/27 12:44:00 | コメント(7) | トラックバック(0) | 改造車 | クルマ
2012年05月08日 イイね!

センスがいい車の改造とは?

センスがいい車の改造とは?【画像あり】センスがいい車の改造とは?
(アルファルファモザイク、2012年5月5日)





僕は基本的にスポーツカー好きで、チューニングカー好きです。
昔は厨二病っぽく「こてこてに改造しないで何がチューニングカーだよ」などと思っており、大掛かりな外科手術を施したハードチューンにばかり憧れていました。
確かに、その方が誰の目にも判りやすいんですよね。実際見るからに格好良い車が多いですし。
速さや馬力といったスペックも、数値に表す事で、その車をよく知らない第三者にも一目瞭然。


それが免許を取って実際に車を乗り回すようになってからは、考えに変化が訪れました。
速さよりは、自在にストレスなく操れる車を好むように。
実際に運転するようになって判った事なのですが、車とは、純正そのままでも充分な性能を既に有しているんですね。
昔は、特に低級グレードだと、力はなく、ブレーキは貧弱で、ステアリングを幾ら回しても中々曲がってくれず、とにかく苦痛でした。それが最近ではめっきり改善され、必ずしも高級グレードである必要など感じなくなりました。
なのでチューニングするにしても、車種ごとの個性を活かし、本来の持ち味を活かした、ライトチューン(ファインチューン)を志向するように。

もっとも、僕の地元は基本的に峠道が多く、国道でさえも上り下りが多く曲がりくねった山道であるという特殊な地理的条件も、影響しているかも知れませんね。
だからこそ、チューニングカーありきスポーツカーありきで考え、事実そういった車だと快適に運転が出来るんです。


加えて、幾人かの同級生たちの存在も、ハードチューンから醒めた一因です。
高校卒業と同時にスカイラインGT-R(BNR32)フェアレディZ(Z32)ソアラ(JZZ30)を買って毎晩乗り回し、一年と経たずに崖から転落したり、車線をはみ出てヤクザのクラウンと正面衝突したり、深夜の民家に突っ込んで老夫婦に重傷を負わせたりして、夜逃げして警察から指名手配され、捕まって被害者に泣きながら土下座までして、当然の如く保険関係には入っていなかったので家族や親戚一同に大迷惑を掛け、挙句追われるように地元を去らざるを得なかった。
「俺が求めていたのはこんなものだったのか」と。




車は本来、純正そのままでも完成度が高いものだと思います。
だからほんの少しでも、自分の好みや目的に応じたパーツを付けてやるだけで充分なのでしょう。
車本来の持ち味を活かしたライトチューンを見ると、その車の特性を理解し受け入れた上で、長所を伸ばしてやる改造をしてるんだなと思い、嬉しくなります。道具を使いこなすというのは、その道具本来の働きを活かしてやる事なのです。
改造そのものよりも、改造するその人自身がセンスが良い。
むしろ原型を留めないハードチューンは、本来あるべきではないパーツを無理矢理付けてドーピングし、持ち味を無理矢理変えて折角の長所や個性を台無しにし、過度のストレスを与えて寿命を縮めてしまう。「角を矯めて牛を殺す」という言葉もあります。

社外製ホイールにインチアップして、純正エアロを付けて、ステッカーを貼る。それだけで既にチューニングやドレスアップは始まっているんでしょうね。
Posted at 2012/05/08 12:09:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 改造車 | クルマ

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「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
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何シテル?   07/03 23:51
ご覧頂き有難うございます。 色々な方と知り合い、交流や情報交換などできたらと思います。 ヲタクです。 昔はそれなりに「広く深く」だったのですが、最近は...
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