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2012年07月28日 イイね!

BRZ見学

15日日曜日は、スバル BRZを見てきました。




この日、江頭2:50氏がGORILLA南陽店と米沢店に来るというので見学へ行ったのですが、夕方の帰りにふと思い出して、山形スバル 米沢店へ立ち寄りました。
そしたら、販売当初にはなかった展示車がありました。


展示車は、ベースグレードであるR、外装色はスターリングシルバー・メタリック、変速機はE-6AT、型式はDBA-ZC6前期型、メーカーオプションであるスポーツインテリアパッケージと17インチパフォーマンスパッケージを装備。
スポーツクーペらしいスタイリング、柔和過ぎる昨今の車達の中にあって精悍なデザインが、格好良いです。
フロントグリルは逆台形をしており、フォグランプベゼルやヘッドランプカバーとラインが平行になっていることで、正直トヨタ自動車 86(ハチロク)よりも安定感があります。



内装も至ってシンプル。
左右対称で奇をてらわないスタンダードな配置、しかし機能的で質実剛健、スイッチ類も少なく、運転に集中させることを意識したデザイン。
色使いもほとんど黒一色で、アクセントとしてシルバー加飾と赤ステッチがあるのみ(スポーツインテリアパッケージ)。
硬派です。

かと言って、シンプルすぎるあまり地味な感じや安っぽい感じは皆無なのも好印象。
オーナーにとって、運転席は滞在時間が長く、外観以上に常に目にする空間ですからね。外観と同じくらいデザインは大切です。



乗り込んだ際も、セミバケットシートは大きすぎず小さすぎず、しっかり体を包み込んで固定してくれます。シート位置をちょっと前にずらす程度で、程好いドライビングポジションに、自然になってくれます。
この辺は、日本のメーカーが日本向け中心に開発しただけあります。
そしてスポーツカーらしい、着座位置の低さ。重心の低さは安定した挙動に繋がりますからね。

後席は例によって狭く、ヘッドクリアランスもほぼ皆無で、申し訳程度のデルタウィンドウなので開放感とは無縁です。
その上ベンチシートみたいに平坦なので体は固定されず、ヘッドレストもないので安全性にはやや疑問が残ります。
ここは荷物置きか、子供用ですね。完全に割り切った作りが潔い。


天井も極端に低い。
外板は、頭が納まるであろう位置が膨らみ、運転席と助手席の間が窪んでおり、「パゴダルーフ」と命名されています。アンフィニ&マツダ RX-7(E-FD3S)の「トリプルバブルルーフ」を思わせます。
車高を低くしつつ、或る程度のヘッドクリアランスを確保し、見た目も単調にならず、剛性は確保され、且つ空力も向上する。

センターコンソールには四角い窪みがあり、二個収納できるカップホルダーをセットでき、これを前後好きな位置にずらして固定できます。単純な構造ながら、これはアイディア。



ステアリングは小さく、グリップは太く、しっかり握れます。シンプルなT字型スポークが戦闘的。
ATモデルにはパドルシフト付き。ATではあってもスポーツ性は怠りません。

250km/hまである速度計が、気分を高めます。もっとも実際には、どんなに飛ばしたとしても、高速道路で100km/h出す程度でしょうけどねw こういうのは飽くまで気分です。
回転計のほうが大きく、中央に位置しているというのも、分かってくれてます。



トランクは、ヒンジが折れ曲がることで大きく開けることが可能であり、ダンパーがあるので軽い力ですっと持ち上がり、容量もスポーツカーにしては結構ありそうです。
ゴルフバッグ2個というのが基準となってますからね。
個人的には割り切ってくれたほうが却って燃えるのですが、今は車には厳しい時代。スポーツカーといえども、乗れる人数や積める荷物も多くなければ売れない世の中なのですよね。
もっともそのせいで日産 フェアレディZ(CBA-Z33CBA-Z34)は微妙になってしまったとの評価ですし、匙加減は難しいのでしょう。

左右二本出しの大口径マフラーカッターと、ディフューザーが、スポーティ。
中央に配されたバックランプとリアフォグランプは、欧州車を発端にした今の流行ですね。



メカニズムについてはさっぱり分からないのですが、クラッシャブルゾーンや衝突安全性を考えて普通ならスチール製となるボンネットが、こちらは軽量なアルミ製。
オイル交換やエレメント交換も容易になっており、従来のスバル製ボクサーエンジンの欠点を改良しているとのこと。
ストラットタワーバーが最初から付いているんですね! しかも付き方も面白い。剛性と整備性を両立した結果、こういう付き方になったのでしょうか。

ホイールハウスの内側も、ツメが最初から折られており、オーナーによるインチアップを想定しています。むしろ社外製アフターパーツでの改造を、積極的に推奨しているんですね。何ともわくわくします。
そしてホイールハウスがプラスチックで覆われているというのが、雪国でも安心して乗れそうですw(←マテ)





この日はカタログや、CMにも出ている黒木メイサのクリアファイル、価格表やローン表をもらって帰りました。
スバルのカタログは初めてですが、ちょっと分かりにくいというか不親切なんですねえ(´ω`)

その際、店長らしき壮年の男性から、明日試乗車が来るのでまた来てみないかと言われました。
生産工場は86と一緒であり、あちらを優先して作っている関係で、BRZは後回し。よって試乗車もようやく配備され、しかし生産が追い付かないせいですぐ次の支店に回さなければならず、明日から三日間だけだと。その上、毎週水曜日は定休日なので、実質二日間だけ。

その時は悩んだのですが、チャンスは二日間だけですし、結局行くことにしました。
詳細は次回。
Posted at 2012/07/28 12:19:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツカー | クルマ
2012年02月11日 イイね!

86カタログ入手

86カタログ入手8日水曜日は、病院からの帰りにネッツトヨタ山形株式会社 米沢店へ立ち寄り、トヨタ自動車 86(ハチロク)のカタログを貰ってきました。
今でも時々カタログを開いてはにやにやしています。


本田技研工業 CR-Z(DAA-ZF2)に続き、国内メーカーからスポーツカーが新車で出る。時代に逆行するようなコンパクトFRクーペ。
それも堅物と思われていたあのトヨタからであり、この意外性も良い。

運転そのものを楽しめるよう高度な電子制御はなるべく控え、且つオーナーが各自の自由にカスタマイズ出来る余地を残しているのも、夢が膨らみます。
「GT」というグレード名の復活にも心躍ります。

スバルとの共同開発につき、企画や販売網や細部メカニズムはトヨタ製ながら、水平対向4気筒DOHCエンジンなど基本的な中身は殆どスバル製。別の意味でのハイブリッドカーです。
AE86の後継車種を謳っていますが、僕としては当初からずっと違和感があったんですよね。その理由が最近判りましたが、どちらかというと2000GTに似てるように思うんですよね。上方へ向けたフロントフェンダーの膨らみ、流麗な全体のライン、サイドウィンドウやデルタウィンドウの形、フロントバンパーとも言えないエッジの立ったノーズ、他社と共同開発したエンジン…。
フロントマスクはレクサス LF Aとも相通じる意匠となっており、さながら「ミニLF A」とも言える風貌です。

もし買うとしたらGTにしたいなあ。
外装色は、プロダクトイメージカラーであるオレンジメタリックか、内装の赤が際立つギャラクシーブルーシリカ。内装色はレッドにし、シートはファブリック(上級タイプA)、当然の6MT。そこへTRDパーツをびっしり装着。
といいつつ、Gスポーツコンセプトが販売されるなら(というか、絶対するでしょ!)、迷う事なくそっちです。
…まあ、僕の財力では、買えないし維持できないし停める場所もないのですけどね(;´Д⊂)




トヨタは車好きからは半ば目の敵にされており、実際そうされても仕方のない事をこれまで沢山してきましたが、今の豊田“モリゾウ”章男社長に代替わりしてからは、期待が持てそうだと思っていました。
寧ろ車好きにとっての本当の敵は、トヨタではなく奥田碩(ひろし)だったんじゃないかというのが、個人的な見解です。

社長に就任してから、いきなりG'sブランドの創設と、FT-86(コンセプトカー時の名称)に代表されるスポーツカーの数々の発表。
当初からスポーツ色の濃かったレクサスブランドでは、国産プレミアムスポーツセダンの頂点・IS Fを筆頭に、主だった殆どの車種に「Fスポーツ」グレードを設定し、旗艦となる待望の国産スーパーカー・LF Aの市販化実現。

僕がスポーツカー好きだからどうしても贔屓目に見てしまいますが、期待通りです。何ともわくわくします。


勿論、世界の大企業トヨタの社長として、不本意な決断を迫られる場面も多々あったでしょう。
アメリカでのプリウス集団訴訟事件の際には、就任当初から「トヨタを改革する」を旗印としていたが為に、土壇場で旧経営陣や古参幹部から裏切られて知らん振りを決め込まされて、社内で孤立していたとか(従来ならOBや経団連はじめ政財界挙げて全力で支援するのに)。

 【テキサス親父】 トヨタ問題に怒る Toyota Recall - Government Motors exploits
 (YouTube、2010年2月25日)

 【ニュース Pick Up】トヨタリコール問題 ほか[桜H22/2/26]
 (同、2010年2月26日)

 トヨタ袋叩きの米議会 豊田社長の涙 TOYOTA Hearing
 (同、2010年2月27日)

 米国の理不尽・トヨタリコール
 (同、2011年2月12日)



この86とて、当初の目玉は「5ナンバー、2000cc、ボクサーエンジン、ターボ、FR、6MT、1t強、200万円」だったのが、果たしてどれだけ実現できたのか。
開発途中では、「スポーツカーである事を捨て、より採算の見込めるラグジュアリーGTクーペへの路線変更も、選択肢として用意すべきだ」という声が一部にあったと聞きます。

そもそも今時スポーツカーなんて、年配且つ一部の富裕層にしか売れないでしょう。更に言えば、そんな層は得てして欧州製高級車以外見向きもしないもの。
86がターゲットとしたい若い人は車自体に興味がないし、たまに買ったとしても根本的にどうでも良いから自ずとミニバンへと流れる(主体的なミニバン好きは別ですし、ここみんカラは車好きが集っているからまた違う世論ですけど、世間一般なんてそんなもん。少なくとも僕の周りでは)。

正直、売れるのは最初の内だけで、以降は急激な右肩下がりになっていくんだろうなと思います。


でも僕の希望としては、100ある車種の内99で儲けられるだけ儲けておいて、残る1車種で、採算を度外視した思い切り道楽に振り切った車を作ってくれれば、それだけで満足です。
何より、愛すべきスポーツカーが新車で出てくれるのだから、こんなに喜ばしい事はないではありませんか。
関連情報URL : http://toyota.jp/86/
Posted at 2012/02/11 19:01:12 | コメント(1) | トラックバック(4) | スポーツカー | クルマ

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「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
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