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ふじぃのブログ一覧

2016年05月11日 イイね!

キャストアクティバ走行動画集

キャストアクティバ走行動画集自分用のメモも兼ねて。
前回の続きですが、今回は動画が多めであり、ガラケーユーザー置き去りですw





・機能/使い方 キャスト アクティバ visual presentation「アクティバ雪道」篇 ダイハツ公式
 (YouTube、ダイハツ工業公式チャンネル投稿、2016年1月19日)


・ダイハツ キャスト アクティバ:オフロードインプレッション
 (同、4x4MAGAZINE投稿、2016年1月28日)


・ダイハツ キャスト アクティバ【オーナーズ◆アイ】詳細検証
 (同、2016年1月29日)


・ダイハツ キャスト アクティバ:オフロードインプレッション(林道)
 (同、2016年2月4日)


・ダイハツ キャスト アクティバ:雪上インプレッション
 (同、2016年2月23日)





既にレヴュー動画は出揃っていますが、その中でも、不整地・林道・雪道と、僕が一番気になっている検証動画がありました。
投稿主が4WD専門雑誌であるが故ですね。

4x4MAGAZINE


キャストはムーヴの派生車種であり、そこから更に三種のヴァリエイションを持ち、中でも街中で乗り回すキャストスタイルが基本形。
よって、四輪駆動プラットフォームで堅牢なラダーフレームではなく、一般的な前輪駆動プラットフォームで衝撃に弱いモノコックフレーム。
リジッドアクスルサスペンションがあるとはいえ、後輪のみ。

だから、どんなに不整地走破能力があるからといって、本気になって攻めれば、足回りやフレームに確実にダメージを負うことでしょう。
その辺は、純粋培養の出自を持つジムニーやパジェロミニには敵わないと思われます。
雪道だって、動画で紹介されているような、障害物のない整えられた圧雪のほうが、現実には少ないのだから。


しかしこれだけの性能があれば、日常で使うには必要充分です。
今まではハスラーが本命でしたが、キャストアクティバも中々やりますね。
デザインがデザインだから、ミニ ジョン=クーパー=ワークス・クロスオーバー・オール4みたいな色に仕上げたくなります。
Posted at 2016/05/11 15:21:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 軽自動車 | クルマ
2015年11月20日 イイね!

蘇るワークスの系譜

蘇るワークスの系譜スズキ、隠し玉のターボエンジン&5速MT搭載「アルト ワークス」を展示
(Car Watch、2015年10月28日)

スズキ「アルトワークス」公開! ターボ&5速MT搭載!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月28日)

スズキ、アルトワークスを参考出品 ターボエンジン&5速MT搭載
(乗り物速報、2015年10月29日)

スズキ、アルトワークスを参考出品 ターボエンジン&5速MT搭載
(サイ速、2015年10月29日)

スズキ、クルマを操る楽しさを追求し、走りを磨き上げた 「アルト ワークス」を参考出品
(autoblog、2015年10月30日)

軽最強カリカリスポーツ!スズキ「アルトワークス」がいよいよ登場!【TMS2015】
(オートック ワン、2015年10月30日)

スズキ アルトワークスが復活!! 5速MT搭載で走る楽しさを演出
(新型車情報局、2015年11月1日)

スズキ「アルトワークス」が復活&実車公開:『ターボ×5MT』のスポーツ仕様で4WDモデルもあり!
(Ethical & LifeHack、2015年11月14日)










キタ━━━━━━━━!!!!



キタ━━━━━━━━!!!!



キタ━━━━━━━━!!!!



ド━━━━━━━━ン!!!!





素晴らしい…….*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*☆

さすがスズキ!
そこにシビれるあこがれるゥ!


10月29日から11月8日まで開催されていた、「第44回 東京モーターショー 2015」。
そこで、スズキの隠し玉がお披露目されました。

漢(おとこ)の5MT!
レカロシート!
赤いブレーキキャリパー!
そして何より、「ワークス」ブランドの復活!

往年と同じフォントによるワークスバッジが、実に眩しい。

空気の読める人って大好き!





アルトターボRS
の発売当初から、5MT仕様だの、「ワークス」名の復活だの、噂だけはありました。

それを裏付けるかのように、開発陣としては、「ターボRSが売れれば5MT仕様も出したい」と、半ば公的に語っていました。
ターボRSが5AGS一択になったのは、単純に開発期間の短さと、より敷居を低くして多くの人に買いやすくするためと、AGSを前面に出すスズキ四輪部門の方針とが重なった結果。


そもそもAGSは、ギアボックスなど機構的にはMTと全く同じであり、単にクラッチ操作を自動で行っているだけ。
見た目はATやCVTと同じでも、それらとは根本から違う。
だから、その気にさえなれば、5MT仕様にするのは実は簡単なことなのだとか。



後は、やるかやらないか。

でも、僕としては糠喜びにならないように、噂はあくまで噂だと、話半分に聞いていました。




スズキ自身は公表していませんが、ターボRS、月販目標500台に対し、1000台売れたというデータもあり、順調な滑り出しだったようです。
以前も言いましたが、価格の安さは勿論のこと、同じ軽スポーツカーであるS660やコペンと上手く棲み分けが出来ているのが、明らかに功を奏しています。

消費税増税とか、国内市場縮小とか、若者の車離れとか、スポーツカー冬の時代とか、メーカーは色々言い訳を用意しています。
しかし実際には、斯くの如くターゲットを絞ってニーズを掴んでタイミングが合えば、売れる車は幾らでも造ることができるのです。


かてて加えて、10月29日にダイハツから発売された新車、キャストスポーツの存在。
何よりこれが、ターボRSの更なる梃入れとして、ワークス復活を後押ししたであろうことは、想像に難くありません。

アルトワークス復活の可能性をターボRSの売れ行きから考えてみた
 (くるまン。、2015年6月15日)
スズキ 新型 アルトワークス復活へ!? 発売時期は15年12月?
 (同、2015年7月20日)









伝説のアルトワークス復活!中古車の価格はいくらぐらい?
(CarMe、2015年11月9日)

初代から現行5代目まで今買うべきアルトワークスはどれ?
(同、2017年7月13日)



こちらのウェブサイトでは、初代ワークスと、ワークス黄金期とも言える二~三代目の特集が組まれています。
懐かしいですね。



1987年2月、グラウンド・ゼロ。
ここが、ワークス伝説始まりの時。

初代の名前は、実はアルトワークスではなかったのです。
鈴木自動車工業 アルト・ツインカムターボ・ワークス」が正式名称。
ついでに、メーカー名も、カタカナ表記の「スズキ」ではまだなかった。

それまで軽自動車でスポーティな味付けの車は、なかったわけではありませんでした。
しかし初代ワークスは、ターボ、ツインカム24バルブ、DOHC、左右非対称セミバケットシート等々、本来踏んでゆくべき段階をいきなり飛び越えてきた。
そして、今も続く軽自主規制64馬力の原因を作った。
始祖にして究極。出発点にして到達点。アルファにしてオメガ。

僕の周りでも、上の世代の車好きにとって、ワークスは思い出の一台だったようです。
これで夜の峠を攻めたとか、普通車を余裕で打ち負かしたとか、武勇伝が出るわ出るわ…。
当時の若者たちの頼もしい味方だったのですね。
「ホットハッチ」という洒落た言葉はまだなく、しかしより過剰な「ボーイズレーサー」「ベイビーギャング」などと呼ばれていました。




僕が愛車を買うという話が持ち上がった際、父から
 「お前もいい歳だし、そろそろ自分の車くらい買え。頭金は出してやる。
 その代わり、スズキで、軽で、4WDで、ATにしろ」
という条件を突き付けられました。

その際、第三候補として考えていたのが、アルトワークスです。
時期としては、二代目後期型(E-CR22S)から三代目前期型(E-HA11S/E-HA21S)に当たります。
(余談ながら、第一候補は勿論キャラ、第二候補はカプチーノ、第四候補はセルボモード・SR-Fourでした)


この時期はワークスの爛熟期。
一過性と思われたハイパフォーマンスモデルは「アルトワークス」と名を改めて、正式にカタログモデル入り。
峠に、高速道路に、サーキットに、ラリーにと、アルトワークスは大活躍。

現在では客寄せパンダ的な立ち位置の軽ですが、当時は一定の利益が見込まれていた時代。
よって他社もアルトワークスに対抗し、続々と軽スポーツを登場させます。
ダイハツ工業 ミラ・TR-XX・アヴァンツァート-R、三菱自動車工業 ミニカ・ダンガンZZ(ダブルズィー)、スバル ヴィヴィオ・RX-R…。
そして、より本格的な平成ABCトリオ(AZ-1&キャラ、ビート、カプチーノ)が、産声を上げた時代でもあります。
ワークスだけでなく、軽スポーツそのものの爛熟期でした。

そして、過剰とも思えるラインナップの拡充とパワーウォーズは、運輸省による軽の規格改正を招くこととなります。
(サイズの拡大、排気量の拡大、安全性の向上、4ナンバーボンネットバンから5ナンバーセダンへの登録移行、自動車税の増税、等々)



1998年10月7日。
先だって施行された軽自動車規格改正と、消費税導入と、物品税廃止が一通り定着し、ワークスも大きく姿を変えます。
四代目(GF-HA12S/GF-HA22S)、いわゆる「涙目ワークス」「新規格ワークス」です。

しかし、折からのバブル経済崩壊による不景気と、軽規格改正による安全性向上の弊害として、ワークスは大きくなり重くなります。
そのせいで、ワークスの持ち味であった「小型」「軽量」「ハイパワー」が相殺され、二~三代目の中古車が安く調達できることもあって、レースでも旧規格ワークスばかりが依然として持て囃される。
2000年12月5日のマイナーチェンジを機に、僅か2年という短い生涯を終えます。
悲運のワークスです。



2002年11月12日。
その後2年のブランクを経て、五代目ワークスを襲名したのは、アルトではなく畑違いのKeiでした。

その頃アルトは完全にエコカーや女性向けやスローライフカーへと舵を切っており、しかしKeiにはスポーティグレードがあったので、ワークスを受け継いだのは或る意味自然な流れとも言えます。
それでも、時代と、素材となった車種の特性に合わせて、黄金期のワークスに比べればマイルドな仕上がりに。
ドアが5枚あるのが、それを端的に象徴しているでしょうか。
と同時に、クロスオーバーSUVをオンロードスポーツに特化した車の先駆けとも言えるものになりました。

こちらは2009年9月30日に生産終了となり、これで以てワークスの血筋は一旦は途絶えることになります。





6年の時を経て、この度復活するアルトワークス。
ワークスとしては六代目であり、アルトワークスとしては実に15年振りの復活です。
だから、単なるスポーティモデルの追加というだけに留まらない、感慨深いものがあります。


しかしながら、要は、ターボRSのヴァリエイションモデルです。
エンジンは、より低燃費で快適な、R06A
後輪ブレーキは、リーディング・トレーリング式ドラムブレーキ。
ボンネットの大袈裟な吸気孔はなく、これ見よがしな縦置きインタークーラーも見えず、派手なスポイラーで武装してもいません。
3ドアでもありません。
イメージカラーも、渋い銀色。


それらの要素からして、アルトワークスを名乗ってはいるものの、直系の子孫とは言い切れないかも知れません。
例えるなら、四代目ワークスのターボie/sに近いでしょうか。
往時の過激さを体験した元オーナーや、現オーナーにすれば、優等生すぎて物足りないものがあるかも分かりません。
かつてのベイビーギャングも、すっかり大人になったのですね。
言い方を変えれば、ワークスの名を受け継ぐということは、それほどまでに重責だということ。


一応、モーターショーにおける参考出品、即ちコンセプトカーであり、これまた糠喜びするにはまだ早いと言えます。
しかし今すぐにでも発売されてもおかしくない出来栄えと、何より蘇ったワークスの名に、期待は高まる一方です。
Posted at 2015/11/20 23:59:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軽自動車 | クルマ
2015年07月29日 イイね!

軽スポーツカー購入ガイド

軽スポーツカー購入ガイドスズキも「新型ワークス」でホンダに対抗、軽スポーツカーブーム復活!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年2月19日)

S660、ロードスター、アルトターボRSの3車どれを選ぶ?
(同、2015年3月14日)

ダイハツ「コペン」とホンダ「S660」 買うならどっち?
(同、2015年4月4日)

コペンとS660の違いを比較して分かったメリット・デメリット
(くるまン。、2015年5月26日)





ダイハツ工業 コペンローブ
、及びコペンセロ
本田技研工業 S660
スズキ アルトターボRS

これで、僕も一通り運転出来ました。
バブル経済末期の、軽自動車スポーツカーの絶頂期を思い出させて、胸が熱くなります。
これで、AZ-1後継や、ヴィヴィオ・RX-R後継や、ミニカ・ダンガン後継もあれば完全再現となったのでしょうが、その代わり今は、ケイタラム・カーズ セヴン・160があります。



かつての平成ABCトリオほど過激ではないのは、時代ですね。
エンジンは主に燃費重視の普及エンジンを特製チューンしており、CVTがあり、アルトRSに至ってはセミAT一択。
でも、燃費の良い車とか、人や荷物が沢山乗れる車とか、車室内や荷室の空間をミリ単位で競う車とか、そういうのばかりが席巻する中にあって、各社よくぞやってくれました。

ABC三兄弟に対抗して、さしずめ、A.C.S.とでも呼びましょうか。


これだけ揃うと、選ぶ楽しみがあります。
しかも、日本の公道には軽が動きやすい。

普通車で同じことをやれば、硬派に仕上げても軟派に仕上げても、高額になっても安価になっても、どちらに転んでも間違いなく集中砲火に晒されていたことでしょう。
本格スポーツカーというと、3ナンバーの大型車か高級外車ばかりとなって久しい。
更に、只でさえ需要が少ないのに、専用部品や専用製造工程が増えるせいで、益々高額になってしまいがちです。

それが軽だからこそ、“あばたもえくぼ”で、少々の粗も逆に良さに転化出来ていると言えます。




三者三様。
それぞれに個性が異なるのも、良いですね。



二代目コペンは、FFで、電動開閉式ルーフを備え、荷室もあり、見た目によらず車室内には余裕があり、内装デザインもごく一般的。
着座位置の低さが度々取り沙汰されますが、AZ-1&キャラよりは高く感じますw それ故、もし腰を痛めたとしても何とか座れそう。

三者の中では最も重く(それでも一般的には充分軽いほうですが)、それをダウンサイジングターボに物を言わせて走らせるという、欧州車的な発想を感じます。
排気音も図太くて情感を刺激されます。

比較的緩くオープンカーライフが楽しめそうであり、どちらかというとパイクカーに近いかも分かりません。
この取っ掛かりのしやすさが、軽スポーツ人口やオープンカー人口を増やすのに貢献するのです。



S660は、本格派。
凝った内外装デザイン、アナログ回転計とデジタル速度計を組み合わせたF1のようなメーター、ハードトップではなく幌で、しかも手巻き式、シートは重厚で深く包まれ、荷室はなく、車室内は狭く、ドリンクホルダーさえ助手席に追いやられている。
ビートを受け継ぐミドシップ。
着座位置も最も低い。
日常使用とは完全に無縁な、非日常を味わうためだけの、純粋に走りに特化した車。

そしてそれ故、敷居が高いとも言えます。
軽自動車でありながら、誰にでも買える車ではありません。
車両本体価格が最も高く、前後異径タイアであることも、ハードルの高さの一因です。
これは、普段使いとして実用本位の車を既に用意している人が、完全趣味用のセカンドカーとして買うべきなのかも知れません。
だからこそ、こんな車が売れているというのは、日本経済の復活の証しとも言えます。

ホンダ、軽スポーツカーのS660を2割増産! 納車期間の短縮へ
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年5月27日)




アルトRSは、最も取っ付きやすい。
前述の2台が純粋培養の出自を持つのとは対照的に、こちらは通常のアルトの、飽く迄ヴァリエイションモデルの一つ。

よって箱型ボディで、雨や風や暑さや雪を常にしのげるルーフがあり、足元も車室内全体も広く、後席があり、荷室があり、ドアが5枚あり、やや癖はあるもののATやCVTと同じ感覚で操作でき、寒冷地仕様の4WDもあり…。
丸型二灯ヘッドランプといい、ホイールの形状といい、わざわざ「ターボ」を名乗ったグレード名といい、懐かしい雰囲気。

着座位置も高く(それでも現在主流の軽トールワゴンより遥かに低いのですが)、その高さ故に子供や高齢者にも同乗してもらいやすい。後席には、現在主流とはいえ、チャイルドシート固定ラッチが標準装備。
この中では最も万人受けし、何より最も値段が安いので、より多くの人に買ってもらいやすい。

アルトワークスを知る世代からは、往年のイメージをどうしても重ね合わせてしまいがちですが、敢えてワークスを名乗らなかった事実が示す通り、これはアルトワークスとは似て非なる車。
それもまた、逆説的に、この車の敷居の低さを物語っています。

アルトRSの最大の武器は、馬力ではなく、むしろ軽さ。
ハイパワーに物を言わせて豪快に飛ばすのではなく、軽さと小ささを活かして、“柔よく剛を制す”で機敏に駆け抜ける。発想が日本的とも言えます。
ライトウェイトスポーツカーの醍醐味です。

個人的には、普段乗っている愛車が愛車なので、この中では最も普通であるアルトRSに興味が…。





同じ軽スポーツという括りながら、比較すればするほど、三者は方向性を全く異にしているのが判ります。
狙ったのかどうかは不明ですが、巧みに棲み分けが出来ています。

だからどれが一番優れているというのはないですね。
嗜好性やターゲットが違うだけで、どれも優れている。

購入する人の好み、目的、生活様式、家庭事情などに応じて、これだけ選べる自由があります。
こんな時代がまたやってきたなんて、夢のようです。
Posted at 2015/07/29 19:13:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 軽自動車 | クルマ
2015年06月11日 イイね!

新型アルトラパン

新型アルトラパン【画像あり】スズキ 新型ラパン 2015年6月3日発売へ!! JC08燃費35.6km/L
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年5月24日)
スズキ、新型「アルト ラパン」発表! 120kgの軽量化、燃費は35.6km/Lを達成
(同、2015年6月4日)

新型アルトラパンの価格やグレードなど簡単まとめ
(くるまン。、2015年5月28日)

スズキ、新型「アルト ラパン」を発表!
(autoblog、2015年6月3日)





鈴木自動車工業 スズライトが発売されたのが、今から丁度60年前の、1955年6月。
それから丁度60年後の節目となる今月3日、アルトラパンが三代目にモデルチェンジされ、発表・発売されました。


スズキ、軽乗用車 新型「アルト ラパン」を発売 ~こだわりのデザイン、女性にうれしい機能と装備を採用~
 (スズキ四輪製品ニュースリリース、2015年6月3日)



オーナーの9割が女性であり、モデルチェンジやマイナーチェンジの度に、益々女性向けに特化してゆくラパン。
それは今度の新型も同じです。
ナノイー、UVカットウィンドウ、ピンク色だけで2種類も用意(これは先代にあったアルトラパンショコラと同じ)…。


しかしながら今度のラパン、女性向けと言いつつも、むしろ男性のほうが食指が動くのでは?
というのも、これはどこからどう見ても、スズライト・バン(FE後期型)の再来です。


初代ラパンの時点で、既にスズライトオマージュと言われていました。
それが二代目では、スズライトから離れて、随分モダンになりました。
そこへ来てこの三代目は、原点回帰というか、初代以上にスズライトに近付いたというか…。

セルボやフロンテへのオマージュだったアルト(DBA-HA36S)といい、今のスズキデザインは攻めますね。
以前から「外見は旧車、中身は最新の車を出せ」と車好きの間では言われており、主にアメ車がそれに応えていました。
今、日本車でその声に積極的に応えているのは、スズキですね。




2ボックス構成ながら、見ようによっては独立したトランクルームを備える3ボックススタイルにも見えるのが、面白いです。
台形型のいわゆる“富士山キャビン”なのも、空力に良さそうであり、何より安定感があります。そして日本車にとっての様式美の復活。
ボディ側面を、横一直線にプレスラインが走っているのは、前述のスズライトオマージュですね。


フロントグリルガーニッシュが付いているのは、アルトラパンショコラと同じですが、こちらのほうがより懐古調。
もっとも、歴代で一番スズライトに近かったのは、初代のLグレードですがね。

吊り上がった目をした威圧的なフロントマスクが溢れ返り、かと言ってマイルドヤンキー向けでない車というと、胸焼けがするような少女趣味。
そのどれとも異なるスタイリングに惹かれます。



今やお馴染みとなったツートーンカラーと、ボディ下端に沿って樹脂製ガードパネルが一周しているのは、BMWのニューMINIの手法を取り入れたものと思われます。
SUV風に車高を高く見せるのは今の流行りでもありますしね。
勿論、ボディのリサイクル法への対応も兼ねてのことでしょう。


特筆すべきはリアヴュー。
懐古調の丸型ヘッドランプが一部で流行っていますが、テールランプまで丸型。
これはフォルクスヴァーゲン ニュービートルのようです。

リアハッチの開口部は、デザイン優先の弊害として然程広くはありませんが、こちらもニュービートル譲り。
子育て世代ではなく、若い独身女性が対象だからこそ、可能となったのでしょうね。




内装は、更に輪を掛けて面白い。
白い家具、木目調テーブル、引き出し、フォトフレーム、イミテーションジュエルを散りばめた大型壁掛け時計、キルティング生地で二色構成のソファー…。
ほとんど女性向け服飾誌に出てきそうな、ちょっとお洒落な小部屋です。従来の車よりも、更に部屋感覚が強いです。

でありながら、500ml紙パック飲料にも対応したドリンクホルダーだったり、ボックスティッシュをそのまま収納した上で使えたりなど、実用本位なのもスズキらしい。

【スズキ アルトラパン 新型発表】500ml紙パック対応のカップホルダー、採用の理由とは
 (Response.、2015年6月3日)



MRワゴン(DBA-MF33S)ではタブレット型インストゥルメントパネルでしたし、スズキの軽は面白い。
お金を落としてくれるからと言って無暗に媚びるだけではなく、新たな提案も秘められてあるのが良いです。




性能のほうは、ワゴンRやスペーシアやアルトでお馴染みなので、今更特筆すべきことはありませんね。
アイドリングストップ、S-エネチャージ、レーダーブレーキサポート…。
スズキお得意の超高張力鋼板(ハイテン)を用い、剛性を保ったまま、先代と比べて約120kgの軽量化に成功。




CMから何から、女性向けを強く謳っており、男としては手を出すのはちょっと気が引けますね。
でも、女性向けと言いながら単にハート形やスワロフスキーを散りばめてパステルピンクで塗っただけの車とは一線を画しており、内装は面白い試みが満載で、最廉価のGグレードは5AGSを搭載しており、何より外観がスズライト。
初代にあったSSグレードの復活は望むべくもありませんが、男が運転しても楽しそうです。

男だけどラパンっていう軽自動車が欲しい
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年3月18日)


スズライトの誕生日とタイミングを合わせてきて、更にスズライトに似せてきた、三代目ラパン。
ヴィレッジ・ヴァンガードで昭和後期の雑貨を山ほど買ってきて、テーブルに所狭しと並べて、緩い気分で乗りたいですね。
Posted at 2015/06/11 15:37:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 軽自動車 | クルマ
2014年12月31日 イイね!

スズキ圧勝の2014年

スズキ圧勝の2014年【祝】スズキ「スイフト」累計販売400万台を達成!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年9月5日)

スズキ猛追! 軽販売台数に異変 ダイハツが首位明け渡しの可能性
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年10月20日)
スズキ「軽」8年ぶり首位!
(同、2014年12月27日)

国内大手自動車メーカー各社大幅減産…唯一増産のスズキ一人勝ちの構図に
(乗り物速報、2014年12月25日)



今年のスズキは快進撃でした。
勿論他社は、儲かっていないとか、魅力的な車や話題になる車を出していないとか、そういうことは全くないのですが、しかしそれでも最後の最後にしてスズキが話題を攫っていった感があります。
勿論、僕自身軽が好きであり、スズキに慣れ親しんでいるからという色眼鏡が作用していることも、否定しません。

それらは主観的な視点でしか説得力を持たないものですが、こうして具体的な数値で示されると、それが実感できます。


スズキの良さは、無関係な名称を無関係な車種に名付けたりとか、モデルチェンジの度に時流や売り上げに沿ってコンセプトを変えるとか、そういうことと無縁であることですね。
商売としては或いは失格かも分かりませんが(その意味では、コンセプトをころころ変えるトヨタ自動車は、商売としては正しい)、車の持つ嗜好性としての側面も考えたら、一本筋が通っていると見做すのは贔屓目すぎるでしょうかね。

そして、基本的にキープコンセプトであるが故に、失敗とまでは行かなくとも商業的には必ずしも大勝しているとは言い難く、常にダイハツ工業の後塵を拝する立場に甘んじているというのも、個人的に好感が持てる理由です。
スズキには、要領の良さよりも、愚直であって欲しい。

しかし、最後に物を言うのは、強かさよりも基本に忠実に従い、それをずっと続けていくことだと思います。
同じことを何度も何度も繰り返し、地味で、目立たず、日影の存在で、馬鹿にされ、嘲笑われ、見下され、お金は入らず、生活は楽にならず、しかしそれでも続けていくからこそ極めることのできる何かがきっとあると信じて。

道を究めて素晴らしい何かを生み出すのが日本人の生き方
 (DARKNESS、2014年12月30日)





スズキ、新型軽『ハスラー』をさらに増産へ--当初目標5千台(月)→現在7千台→5月から1.4万台に
(乗り物速報、2014年2月21日)

スズキ、「ハスラー」2015年次RJCカー オブ ザ イヤーを受賞
(autoblog、2014年11月12日)
スズキ、ハスラーが「オートカラーアウォード2015」グランプリを受賞
(同、2014年12月14日)
スズキ、ハスラー特別仕様車『J STYLE』発表
(同、2014年12月26日)

RJCカーオブザイヤー、スズキ ハスラー が最優秀賞!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年11月22日)






昨年末に出たハスラーは、実に話題になりました。
僕の地元のような山奥の辺鄙な田舎町でさえも、見掛けるようになってきました。ということは実際それなりに売れているのでしょう。
増産体制を敷いているといっても、話題になって飛ぶように売れるのは最初のうちだけで、いずれは売り上げが落ち込むのはいつものこと。まして増税前の駆け込み需要もあったのだろう……と思っていたものの、未だに堅調な売り上げを記録しているそうです。増税後にも拘わらず。
素晴らしい。


Nシリーズが快調な本田技研工業としても、ハスラーの存在は無視できないもののようで、対抗車種を開発中との噂があります。

ホンダが軽自動車規格のSUVを開発中、N-BOXがベースのハスラー対抗
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年9月23日)



ハスラーは様々な賞を受賞し、それを記念した特別仕様車も登場しました。
この「Jスタイル」とは、他車にもある特別仕様ですが、それがこの度、受賞を記念してハスラーにも設定されました。

専用エンブレムや専用色は元より、ガンメタリック加飾、外装色とお揃いの内装カラードパネルとシートパイピング。

個人的に待望だった、赤白ツートーン!
橙と白しかなかったカラードパネルが、この場合外装色とお揃いに!
ルーフとサイドミラーの白と、バンパーとスチールホイールの白がお揃いになったのも、お洒落!
こういうのを待っていた…。う~ん、益々ファーストカーに欲しい。

軽4WDターボなら迷わず「SUV・ハスラー」で決まりの5つの理由!【雪国】
 (くるまン。、2013年12月28日)





スズキ、新型「アルト」を今月発売! ワークスは来年3月発売予定! 価格は78万5千円~
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年12月13日)
スズキ 新型アルト、10年ぶりターボモデル復活! 『アルト RSターボ』
(同、2014年12月22日)

スズキ、新型「アルト」~軽セダンの新たな挑戦~
(autoblog、2014年12月22日)
スズキ、新型「アルト」を発表! 先代比60kgの軽量化で燃費37.0km/Lを達成
(同、同日)
3月発売のスズキ「アルト ターボRS」について、開発担当者がいま話せること
(同、2014年12月30日)

SUZUKIの新型軽自動車がクッソかっこええwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww画像有
(乗り物速報、2014年12月13日)

スズキ新型アルトターボRS MTは発売される?可能性などを色々と考察
(くるまン。、2014年12月31日)



今年最後には、ハスラーと立て続けに、アルトが話題を攫っていきました。
以前色々語ったので、今回特に語るべきことはありませんね。とにかく楽しみです。

勿論、個人的に一番気になるのは、ターボRS。
往年のワークスシリーズのような爆発的な加速力こそないでしょうが、むしろ軽さを活かしたきびきびした走りが期待できます。
峠やサーキットを攻めるのでなければ、それで必要充分ですね。個人的にも、単純なスペックに物を言わせただけの走りよりも、車本来の持ち味を活かした走りをしたい。
話によれば、マイナーチェンジされたキャリイで初搭載された5AGSが用意されるとか? 水平展開第一弾ですね。
パドルシフトも付けて欲しいぞw


只、残念なのは、話の序でに出てきた二代目カプチーノの噂が、正式に否定されたことですね。
純然たるスポーツカーを開発できるだけの余力は、今はないということなのでしょう。

アルト・ターボRSだって、3ドアであれば理想的だったのですが、そのためには普通のアルトにも3ドア仕様を用意せねばならず、しかし今の日本では5ドアでなければ売れないという現実が立ち塞がる。
トヨタ自動車 ヴィッツ・GRMNターボだけが特殊な例だったのですよね。


確実にお金を落としてくれるからと言って、猫も杓子もマイルドヤンキー御用達。
悪い目付き、低い最低地上高、高い車高、大仰なエアロパーツ、くどいほどに散りばめられたメッキパーツ、これでもかと埋め込まれたLEDイルミネーション、青白く眩しすぎるディスチャージヘッドランプ、威圧感のあるフロントグリル、周囲を見下ろす高い着座位置…。
他人を怖がらせることに快感を覚える。それも軽で。

たまに違うものが現れたと思ったら、今度はスイーツ(笑)御用達。
ピンク色、ピンク色、ピンク色、ハート型、洋菓子モチーフ、猫の鳴き声、マイナスイオン放出、女子力up…。
いい歳こいて子供っぽさだの可愛らしさだのをアピール。胸焼けがします。
そういう人に限って末永く愛するどころか、ドイツ製高級セダンや大型高級ミニバンの助手席に座ることを夢見て、今の愛車を使い捨てにする。

それは営利組織として当然の姿勢だから、一概には責められません。


そんな中にあって、ハスラーやN-ONEもそうですが、それらとは一線を画した存在感だけに、逆に個性が際立ちます。
これだけ話題になったのは、マイルドヤンキー向けばかりが幅を利かせる現状に飽きてきた人が、一定数いたというのもあるかも知れません。
ワゴンRのライバルであるムーヴが、フルモデルチェンジで更にマイルドヤンキーに迎合してきたのとは、対照的です。




【公式動画】スズキ ビターラ 新型「全天候型グローバル小型SUV」
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年10月12日)
スズキ 次期エスクード、2015年前半に登場か
(同、2014年12月2日)



海外法人で発売しているヴィターラが、モデルチェンジ。
予てからコンセプトカーとして存在していたiV-4ほぼそのままの姿なのが、素直に格好良い。
ということは、いずれ日本向けであるエスクードも、これに準じたモデルチェンジが控えていることを示唆します。

ジムニーも再来年辺りにモデルチェンジされるという観測もあります。
どちらも楽しみです。




スズキ・鈴木会長「軽自動車への燃費課税の検討、地方いじめを東京でやっている」
(乗り物速報、2014年11月10日)

軽自動車税でもエコカー減税…来年度から適用へ
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年12月21日)



話題になったのは、企業としての売り上げや車としての話題性だけではありません。
鈴木修会長・兼・社長の「軽は貧乏人の車」発言も、主に悪い意味で話題になりました。

しかしそれも、発言の前後の流れや、言葉の真意はインターネットで明るみになりました。
それによる副産物として、相も変らぬマスゴミの体質も。
本当、今の時代にインターネットがあって良かった。


政府は、軽への増税に対する代替え案を色々検討しているようですが、目先の数字に騙されてはいけませんね。
長い目で見れば結局は同じことなのだから。

コワッ!営業職の人達が駆使する7つの心理テク
 (NAVERまとめ、2013年5月14日)





来年はどんな車が出てくるのでしょう。
各社僕らの目を楽しませてくれるものを期待して止みません。
Posted at 2015/01/01 16:19:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 軽自動車 | クルマ

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