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2012年02月29日 イイね!

バイナルテック・インプレッサ勢揃い

バイナルテック・インプレッサ勢揃いそういえば、今年は閏年だったんですね。




先日、ヤフオクで落札した商品が届きました。
TRANSFORMERS BINALTECH(トランスフォーマー バイナルテック)』の、BT-01 サイバトロン戦術家 スモークスクリーンfeat.スバル インプレッサWRC2003です。

『BT』とは、TFにおける嘗て発売されていた商品カテゴリの一種であり、自動車メーカーによる正規の監修を受けて、カーキットやミニチュアカーで一般的な1/24スケールで商品化した、ハイエンドホビーアイテムです。
素材もプラスチックは半分程度であり、ダイキャストやゴムをふんだんに使用しています。造りは精巧であり、塗装も緻密、手にした感触もひんやり冷たくずっしり重く、高級感溢れるものになっています。実際、税込\5,250の高額商品でした。
商品形態こそ「おもちゃ」ですが、子供が本能のままにガチャガチャ動かして遊ぶ代物などでは決してなく、或る程度の年齢になった人が、書斎で寛ぎながらゆっくりじっくり変形を楽しむ為の物です。
現に、ダイキャストパーツの塗装は弱く、なのに変形や可動は実にタイトな上に難解なので、少し間違えれば簡単に傷が付いて塗装が剥がれます。扱いには繊細さと慎重さを要し、折れやすいパーツや尖ったパーツも多いです。
対象年齢15歳以上の、完全大人向けプレミアムホビーです。


ヴィークルモードのインプレッサ(TA-GDA-C/D)自体は、世界ラリー選手権2003・モンテカルロ戦仕様となっています。
ゼッケン8番のトミ・マキネン&カイ・リンドストローム車。TFファンの間ではゼッケン7番・ペター・ソルベルグ&フィル・ミルズ車の方が人気が高く高値で売買されてますが(7は日本人が大好きな数字ですしね)、僕はこっちが欲しかったんですよね。

一緒に写した、キーボードとシリコンパワー製USBメモリで、おおよその大きさが判るでしょうか。
ボンネット・全ドア・トランクが開き、エンジンルームや車内も精密に再現されています。メタリックブルーの塗装は難しいにも関わらず大変綺麗で、細かく数多いスポンサーロゴも全て丁寧に塗装されています。変形や可動の都合で僅かなのが惜しいですが、一応ステアリングも切れます。
スバルの監修を一発でクリアしただけあります。

コンボイ司令官「サイバトロン戦士、トランスフォーム!」
ギゴゴガガガガ.....

これで、『BT』で、スモスク、ストリーク(左)・プロール(右)が揃いました。
インプ自体をWRC・市販車・パトカーと仕様違いで揃える事が叶ったのみならず、初代シリーズ『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』で共通車種キャラクターだった者同士を、当時と車種は違えど同じく共通車種で統一する事が出来ました。
単に色を変えただけではない、全体に渡る細かな違いが(ロボットモードの顔すら違う!)、お判り頂けるでしょうか?


初代シリーズでは、彼らは全員同じ日産自動車 フェアレディZ(S130)から変形する仲間でした。
『BT』では、先に発売されていたスモスクとストリークはインプであり、プロールも当然インプのパトカーになると思われました。実際、当時インプパトは埼玉県警高速機動隊に配備されており、実在しましたからね。

ところがその埼玉県警インプは、なぜか『TRANSFORMERS BINALTECH*ASTERISK(アスタリスク)』のBTA-01 アラートとして発売され、共通車種キャラクターとして再現される事態は断たれました。
後にプロールは、実在しない警視庁本田技研工業 インテグラ・タイプR(LA-DC5後期型)として日の目を見る事に。

『BT』に限らず、この三人に限らず、また日本販売仕様に限らず、従来のTFシリーズでは、所謂「大人の事情」でどうしても誰か一名は商品化されず、たまに商品化されても違うモチーフだったりで、中々揃わなかったんですよね。
決して嫌いだったという訳ではありませんが、この時期のタカラ(現在はトミーと合併してタカラトミー)は少々理解に苦しむ部分が見受けられます。


まあそこはそこ、そのアラートを改造して、ご覧の通り自前でプロールとしましたが。幸い、ちょっとした改造で済みましたしね。
発売当時すぐに着手したから、もうかれこれ7年経つのか…。




現在発売中の『TRANSFORMERS Alternity(オルタニティ)』では、GT-R(DBA-R35前期型)フェアレディZ(CBA-Z34前期型)にと、『BT』から一転して日産車が主体となっています。

日産は欧州メーカー同様TF化される事には否定的であり、今まで絶対に認可を出さず、だからこの三人もZではなくインプになったのでした。
それが一転、ハリウッド版実写映画公開後は随分丸くなりました。
遂には、『輪廻のラグランジェ』のロボットデザインまで担当したり。


と言うか、『BT』当時は、前代未聞のコンセプトだったせいかどこも酷い扱いでした。

日産自動車は「こういうのは面白いと思うけど、変形する際ばらばらになるのは、交通事故を連想させて縁起が悪い」。
ポルシェは「我が社の車が銃を持って戦うロボットになるなんて!」と激怒。
フェラーリ、ヌォーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ=ランボルギーニ、メルツェーデス=ベンツ、アウディ、ボルボ・カーズ、BMW、フォルクスヴァーゲン、ジャギュヮー・カーズは門前払い。
大喜びしてくれたのがGMグループ、スバル、マツダだけ。
粘り強い交渉の甲斐あり、後に本田技研工業は「北米販売仕様に限り、銃を持たせないと約束してくれるなら」、トヨタ自動車は「新車はNG、新古車だけね」。
それが、映画がヒットした途端に皆これだもんなあ……(#- -)

そういえば日産は、TFのみならず、痛車のプラモデルやミニチュアカーにも認可を出していませんね。




最後は恨み言が多くなってしまいましたがw、まあ、こうして、かつての共通車種キャラクターが、時を越えて車種が変わっても共通車種で復活したのには、感慨深いものがあります。
写真には撮りませんでしたが、ブルーストリークも勿論買ってますよw
関連情報URL : http://www.sirmiles.com/tf/
Posted at 2012/02/29 23:51:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | トランスフォーマー | 趣味
2012年02月11日 イイね!

86カタログ入手

86カタログ入手8日水曜日は、病院からの帰りにネッツトヨタ山形株式会社 米沢店へ立ち寄り、トヨタ自動車 86(ハチロク)のカタログを貰ってきました。
今でも時々カタログを開いてはにやにやしています。


本田技研工業 CR-Z(DAA-ZF2)に続き、国内メーカーからスポーツカーが新車で出る。時代に逆行するようなコンパクトFRクーペ。
それも堅物と思われていたあのトヨタからであり、この意外性も良い。

運転そのものを楽しめるよう高度な電子制御はなるべく控え、且つオーナーが各自の自由にカスタマイズ出来る余地を残しているのも、夢が膨らみます。
「GT」というグレード名の復活にも心躍ります。

スバルとの共同開発につき、企画や販売網や細部メカニズムはトヨタ製ながら、水平対向4気筒DOHCエンジンなど基本的な中身は殆どスバル製。別の意味でのハイブリッドカーです。
AE86の後継車種を謳っていますが、僕としては当初からずっと違和感があったんですよね。その理由が最近判りましたが、どちらかというと2000GTに似てるように思うんですよね。上方へ向けたフロントフェンダーの膨らみ、流麗な全体のライン、サイドウィンドウやデルタウィンドウの形、フロントバンパーとも言えないエッジの立ったノーズ、他社と共同開発したエンジン…。
フロントマスクはレクサス LF Aとも相通じる意匠となっており、さながら「ミニLF A」とも言える風貌です。

もし買うとしたらGTにしたいなあ。
外装色は、プロダクトイメージカラーであるオレンジメタリックか、内装の赤が際立つギャラクシーブルーシリカ。内装色はレッドにし、シートはファブリック(上級タイプA)、当然の6MT。そこへTRDパーツをびっしり装着。
といいつつ、Gスポーツコンセプトが販売されるなら(というか、絶対するでしょ!)、迷う事なくそっちです。
…まあ、僕の財力では、買えないし維持できないし停める場所もないのですけどね(;´Д⊂)




トヨタは車好きからは半ば目の敵にされており、実際そうされても仕方のない事をこれまで沢山してきましたが、今の豊田“モリゾウ”章男社長に代替わりしてからは、期待が持てそうだと思っていました。
寧ろ車好きにとっての本当の敵は、トヨタではなく奥田碩(ひろし)だったんじゃないかというのが、個人的な見解です。

社長に就任してから、いきなりG'sブランドの創設と、FT-86(コンセプトカー時の名称)に代表されるスポーツカーの数々の発表。
当初からスポーツ色の濃かったレクサスブランドでは、国産プレミアムスポーツセダンの頂点・IS Fを筆頭に、主だった殆どの車種に「Fスポーツ」グレードを設定し、旗艦となる待望の国産スーパーカー・LF Aの市販化実現。

僕がスポーツカー好きだからどうしても贔屓目に見てしまいますが、期待通りです。何ともわくわくします。


勿論、世界の大企業トヨタの社長として、不本意な決断を迫られる場面も多々あったでしょう。
アメリカでのプリウス集団訴訟事件の際には、就任当初から「トヨタを改革する」を旗印としていたが為に、土壇場で旧経営陣や古参幹部から裏切られて知らん振りを決め込まされて、社内で孤立していたとか(従来ならOBや経団連はじめ政財界挙げて全力で支援するのに)。

 【テキサス親父】 トヨタ問題に怒る Toyota Recall - Government Motors exploits
 (YouTube、2010年2月25日)

 【ニュース Pick Up】トヨタリコール問題 ほか[桜H22/2/26]
 (同、2010年2月26日)

 トヨタ袋叩きの米議会 豊田社長の涙 TOYOTA Hearing
 (同、2010年2月27日)

 米国の理不尽・トヨタリコール
 (同、2011年2月12日)



この86とて、当初の目玉は「5ナンバー、2000cc、ボクサーエンジン、ターボ、FR、6MT、1t強、200万円」だったのが、果たしてどれだけ実現できたのか。
開発途中では、「スポーツカーである事を捨て、より採算の見込めるラグジュアリーGTクーペへの路線変更も、選択肢として用意すべきだ」という声が一部にあったと聞きます。

そもそも今時スポーツカーなんて、年配且つ一部の富裕層にしか売れないでしょう。更に言えば、そんな層は得てして欧州製高級車以外見向きもしないもの。
86がターゲットとしたい若い人は車自体に興味がないし、たまに買ったとしても根本的にどうでも良いから自ずとミニバンへと流れる(主体的なミニバン好きは別ですし、ここみんカラは車好きが集っているからまた違う世論ですけど、世間一般なんてそんなもん。少なくとも僕の周りでは)。

正直、売れるのは最初の内だけで、以降は急激な右肩下がりになっていくんだろうなと思います。


でも僕の希望としては、100ある車種の内99で儲けられるだけ儲けておいて、残る1車種で、採算を度外視した思い切り道楽に振り切った車を作ってくれれば、それだけで満足です。
何より、愛すべきスポーツカーが新車で出てくれるのだから、こんなに喜ばしい事はないではありませんか。
関連情報URL : http://toyota.jp/86/
Posted at 2012/02/11 19:01:12 | コメント(1) | トラックバック(4) | スポーツカー | クルマ

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「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
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何シテル?   07/03 23:51
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