
7日日曜日は、
安全・安心なかまちモーターショーに行ってきました。
会場は山形県酒田市の
中町中和会商店街、時間は10:00~15:00、見学者無料。
当イベントは、9月23日の「
第6回スーパーカー・ミーティング2012inふるさと公園」で知り合った、かきんださんから教えて頂き知りました。
生まれて初めての
酒田市です。そういえば、中学生時代の同級生が、卒業と同時に酒田に引っ越していったっけなあ…と懐かしく思い出しました。
06:20出発。
酒田は遠いし、初めてだし、ましてひたすら海岸線を通るのできっと写真を撮りまくるだろうと踏んで、それなりに余裕をもって出掛けました。
当日は小雨。せっかく前日に洗車をしたのに、台無しですw
しかも、
朝日トンネル周辺で渋滞になるわ、08:30頃に
鶴岡市温海地区に入った辺りで本降りに見舞われるわ…。
初秋の海、雨模様の海というのも、初体験です。
そういえば今年は一度も海に行ってませんでした。よって今年初の海でもありますw
案の定、海沿いでは写真を撮りまくります。
僕の地元は山だらけなので、海というのは非日常なんですよね。勿論様々な、海ならではの不便はあるでしょうが(車が錆びるとか、瓦屋根以外の選択肢がないとか、風がべとつくとか、周囲が魚臭いとか、観光客の中には必ず柄の悪い人がいるとか)、でもそれ故憧れます。
今はシーズンオフなので観光客は少ないですが、それでも雨の中、各所で釣り人が沢山集まってます。
09:30酒田入り。
手元にある10年前の古地図とは変わっている部分があったせいで、途中微妙に道を間違えはしましたが、ほとんど海岸線をひたすら北上するだけなので、特に労せず辿り着けました。
一旦、道中の
ヤマザワ山居町店に立ち寄り、小休止。
小腹が空いたのでお握りと「
い・ろ・は・す みかん」を買って食べながら、みんカラにログインし、エントリーされているAZ-1山形さんに、もう少しで着くと連絡。
10:50会場入り。
既に会場は見学者でごった返しています。
会場は、街中の商店街のど真ん中。
新潟県新潟市では「
にいがたアニメ・マンガフェスティバル(来月開催の第3回以降「がたフェス」と名称変更)」で毎回
痛車展示をアーケード街で行っていますが、山形県では或いは初の試みでしょうか?(いえ、僕が知らないだけで、既に何回か行っているのかも知れませんが)
普通のカーイベントでは、人里離れた駐車場が会場に選ばれます。確かにその方が、台数は集まるし、その手のマニアを多く呼び込めるし、心置きなくオーディオアピールもできる。
でも商店街の中で行うのは、より一般人に訴求できるのと、家族連れに見てもらいやすく、何より客足が増えることで地域活性化を見込める。
普通のカーイベントとは異なる風景や光景が、見ていて楽しいです。僕も、全国規模のスーパーやコンビニよりも、意識的に商店街でお金を落としました。
区画も広く取られており、余裕を持って車を見れます。
この日は、2日に開店したという
マリーン5清水屋のグランドオープン記念祭の一環として、地元幼稚園児の吹奏楽団による演奏もあり、またそれが丁度会場を含んでいたので、尚家族連れが多かったです。
ラインナップも、スーパーカー・旧車・ネオクラシックカー・ライトウェイトスポーツカー・そして我らが平成ABCトリオと、多岐に渡ります。
特にABC枠は、同日にマツダ本社で
オートザム AZ-1(E-PG6SA)生産開始20周年記念イベント「
A20」が行われるので、それに行けない人のために特別に用意された受け皿であり、いわば
A20東北大会です。
因みにこの日は全国各所でプチA20が開催された模様です。酒田市のみならず、北海道や埼玉県でも。
エントリースペースで、
AZ-1山形さんと、二週間振りの再会。
今回も快く迎えて頂きました。
丁度、遥々秋田県からエントリーされた
たまくらさんと談笑中。
愛車は
スズキ カプチーノ(E-EA21R)ですが、ダークターコイズグリーンメタリックの外装色にウッドパネルと3ATという、英国車風のモディファイがお見事です。カプチーノの改造というと走り屋系のやんちゃなチューニングカーが一般的ですが、たまくらさんの愛車は「大人の紳士のスポーツカー」に仕上がっています。
次はナルディ製ウッドステアリングに交換し、BBS製メッシュホイールに交換し、内装とシートをタンの本革に張り替えましょうw
一通り写真を撮り、一旦愛車に戻り、また会場へ戻れば…会場すぐ隣の
そば川柳で入店待ちをしている一団の先頭に、
かきんださんを発見。
エントリーされたAZ-1オーナーの方々と一緒です。
かきんださんは既に僕をメンバーの方々へ紹介して頂いていたらしく、お話はスムーズに。
皆さん、秋田県や福島県から、このA20東北大会のために遠路遥々やってきたとのこと。遠くからお疲れ様です。
皆さんの愛車はそれぞれでカスタムの方向性が異なっており、それらを直に見れたお陰で、大変良い刺激になります。
スーパーカーは女性に、旧車やネオクラシックカーはおじさんに、それぞれ人気でしたが、AZ-1は子供に人気でした。
子供にも把握しやすい大きさで、フロントデザインは可愛らしく、何よりガルウイングドアは分かりやすいインパクトがありますからね。
僕も保育園児の頃はスーパーカー図鑑の類で
アウトモービリ・フェルッチオ=ランボルギーニ クゥンタッシュや
童夢 零を見て、小学生の頃は『西部警察PART-Ⅲ』の
スーパーZを見て、中学生の頃は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の
デローリアン DMC-12を見て、「大人になったら絶対ガルウイングドアのスポーツカーに乗る!」と決めていましたから、彼らの気持ちは本当によく分かります。
子供たちは興味津々で、大喜びで乗り込みます。
心なしかAZ-1山形さんも、女性モデルが乗り込むよりも喜んでいるように見えました。
会場中央の広場では、地元商店街の人々が売店をしていたり、地元警察署がパトカーや白バイを出展して子供たちを乗せたり、二名の女性モデルによるエントリー車両を絡めた撮影会があったり、地元出身バンドによるミニライヴがあったり。
普通のカーイベントとは若干毛色が異なり、警察も出展して、交通安全や交通ルールを子供たちに説くというのも兼ねています。開場前には、安全祈願の御祓いもあったそうです。
若干遅く到着したということもあり、楽しい時間はあっという間に過ぎてゆきます。
終了10分前になり、スタッフがオーナー証明タグを回収し、終了と同時に搬出するとのアナウンス。何でも、エンジン音を響かせながら実際に走っていく姿を見学者に披露するのも、当イベントの趣旨の一つなのだとか。成程、ただ展示して終わりではないんですね!
かきんださんは、「どさくさに紛れて、知らない振りしてふじぃさんも一緒に並べたらどうですか?」って、ちょwwwww
閉場時刻になり、それまで静かに鎮座していた車たちが、一斉に搬出していきます。見学者、特に子供たちやおじさんたちの熱い注目を集めています。
やっぱり往年のライトウェイトスポーツカーは、良い音を轟かせます。
僕はライトウェイト&ABC枠であるCゾーンにいたのですが、スーパーカー枠であるDゾーンでは、最低地上高が低すぎて段差につっかえて、中々搬出できないというトラブルがあった模様です。
スタッフの皆さん、エントリーされた皆さん、お会いした皆さん、この日はお疲れ様でした。有難うございました。
地域振興にも役立つ当イベント、是非二回目も開催して欲しいです。
詳細はフォトギャラリー参照。
・
Aゾーン(旧車、ネオクラシックカー)
・
Bゾーン(同)
・
Cゾーン・AZ-1篇
・
Cゾーン・中央(酒田警察署、中央広場、イベント内イベント)
・
Cゾーン・ライトウェイトスポーツカー篇
・
Dゾーン・1(スーパーカー)
・
Dゾーン・2(同)
・
その他車両篇