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ふじぃのブログ一覧

2014年01月13日 イイね!

新ジャンル“シューティングブレークSUV”

新ジャンル“シューティングブレークSUV”トヨタ、10年前のSUVコンセプトを復活か
(AUTOCAR DIGITAL、2013年1月11日)

【世界初公開】スバル BRZ にSUV?
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年11月22日)

ボルボ コンセプト XCクーペの北欧モダンデザインがかっこ良すぎる!次期 XC90もデザインを踏襲?
(同、2014年1月9日)

VW「ザ・ビートル」に【SUVスタイル】の派生車【デューンコンセプト】発表!市販は?
(Ethical & LifeHack、2014年1月14日)

アウディ、新型クロスオーバーを発表
(carview!、2014年1月14日)





今はクロスオーバーSUVが流行ですが、最近では更なる変り種が出てくるようになってきましたか。
これらに共通しているのは、“車高を落として普通車のタイア&ホイールを履かせれば、そのままスポーツクーペとして通用しそう”であることです。

中には、クーペどころか、リアドアが垂直に切り立ったデザインも見受けられます。
SUVということを抜きにすれば、まるでシューティングブレークのようにも見える、独特のボディラインです。


そもそものクロスオーバー自体が、SUVの泥臭く無骨なイメージとは正反対の、スタイリッシュで洗練されて都会的なイメージです。
外装は流麗で、起伏はなだらかで、ボディの上下厚は薄く、最低地上高の高さに反して車高は低い。

最近では、クーペ風に見せる手法が流行です。
例えば、リアアウタードアハンドルをCピラーに内蔵、且つブラックアウトすることでリアドアの存在を意識させないのは、日産自動車 ジュークであったり、本田技研工業 ヴェゼルであったり…。
リアハッチを限りなく寝かせてルーフと繋がるラインにし、5ドアハッチバック風スタイルにするのは、BMW X6であったり、アキュラ ZDXであったり…。
外装の下半分とホイールハウスの縁を黒い樹脂製クラッディングパネルで覆うことで、車体の上下厚を薄く見せるのは、フォルクスヴァーゲン クロスポロであったり、スバル XV(DBA-GP7)であったり、マジャル・スズキ SX4・S-クロスであったり…。

そこへきて遂に、正真正銘、2~3ドアのクロスオーバーです。


いえ、昔から、そういうSUVはありました。
パジェロやハイラックスサーフやエスクード、Gクラスには、5ドア仕様だけでなく3ドア仕様もあったり。
今でも、ジープラングラーには、5ドアの“アンリミテッド”と、3ドアの“スポーツ”がありますね。

それが少なくとも日本では、リアドアがないと売れない状況に。
それに伴い、3ドアSUVは消滅。今残っているのはジムニーだけ。
一人で乗るから後席は荷物置き場としてしか使わないという向きにとっても、リアドアはあったほうが、“荷物置き場”へのアクセスは容易ですからね。

最近ようやく、ランドローヴァー レインジローヴァーイヴォーク・クーペや、BMW ミニ・ペースマン(R61型)に見られるように、外車限定ではあるものの、3ドアSUVが復活。懐かしいです。
それだけでなく、冒頭で挙げたコンセプトカーたちは、クーペ特有のドア枚数や車高の低さや曲線美やパーソナルユースを持つだけでなく、リアハッチの切り立ったシューティングブレーク的なスタイルが特徴です。

デューン・コンセプトの場合は、500(チンクエチェント)のモパーカスタムを思わせる、アメリカ西海岸を連想させる雰囲気が陽気で楽しげです。
アメリカ西海岸のサーファー文化を取り入れた「フィアット 500 ビーチクルーザー」!
 (autoblog、2012年10月13日)

何より、上質さや洗練さを醸し出す車ばかりの中にあって、道具感を押し出した雰囲気は個性が光ります。




クロスオーバーSUVは人気ジャンルだけに、各社競争が激しく、もはや性能や安全性や環境性能だけでは際立つものをアピールしにくくなってきたんでしょうかね。
今、日本車メーカーのセダンが個性の際立つグリルを纏いはじめたのと同様、クロスオーバーSUVも、各社他とは明らかに違うもので存在感をアピールしようとしているように見えます。
Posted at 2014/01/13 22:02:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | SUV | クルマ
2014年01月12日 イイね!

自動車もAmazonから買う時代

自動車もAmazonから買う時代【画像】 巨大すぎるAmazonの箱に騒然、ネットに「近所の人に届いた」と写真。
(痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、2014年1月9日)

やつらに段ボールで運べないものはない 米Amazonが車を段ボールで配達 巨大さにネット騒然
(乗り物速報、2014年1月12日)





        ∧∧
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
     ̄



Amazonには無いものは無いとは言われるものの、とうとう自動車まで取り扱いを始めましたか。

一般的に自動車とは、ディーラーないし中古車店から買うものでした。
そこには、営業マンとの駆け引きだったり、馬の合う担当者だったら何度も懇意に通ったりといった、他者を介するが故のドラマがありました。
それをして、「車はメーカーから買うのではない。ディーラーから、むしろ営業マンから買うものだ」という声もあります。
単純に車を買うという行為には、人と人との繋がりや触れ合いといった、温もりが付帯します。他にも、生活の変化の象徴でもあり、故にイベントの様相を呈しており、「人生の節目の一ページ」と捉える人が多いのでしょう。


しかしそれを「中間搾取だ!」として快く思わない人がいるのもまた事実。
「余計な工程や人なんか要らないから、その分安くしろ」と。

ですが販売価格が安いということは、それに携わる過程が省略されており、その分世の中から仕事が減らされているということ。
即ちワーキングプアなどまだ良いほうであり、安さを求めれば求めるほど、一億総ニート化を助長している。辛うじて職にありつけた人でも、1人当たり3~4人分の仕事をさせられており、しかしその割に労働時間や給料はしっかり1人分で尚且つ一向に良くならず、心身を病みながら働かざるを得ない。

それを思うと、安いからといって素直に喜ぶことはできません。
中間搾取というと聞こえは悪いですが、昔は電子化できず様々な工程や業者を介す分、それだけ多くの人々に仕事を与えてあげられていた側面もあるのですから。

あなたは「競争原理」によってワナを仕掛けられたも同然だ
 (DARKNESS、2013年10月14日)
安物しか買わないと、いずれ安物しか買えなくなる理由とは
 (同、2013年11月12日)



尤も僕も昔は、「何が他者との触れ合いだ、馬鹿馬鹿しい。俺はそういうのが一番大っ嫌いなんだ。せめてプライベートぐらい一人にさせろ。精神的に苦痛だし、そんなものに費やす手間や時間やお金も勿体無い」と考えていたので、一概に彼らを責めることは出来ません。
だからそういう層には、できるだけ人を介さない、こういったサービスが喜ばれるのも分かります。

そうでなくとも今はスタグフレーションであり、1円でも安いほうが喜ばれる世の中です。
現に僕自身もワーキングプアなので、高額商品を気前良く次から次へと買えるご身分ではありません。
その上、とかく合理化・効率化・グローバル化というキーワードを聞かない日はない昨今です。
それを突き詰めた結果がAmazonの躍進であり、そのAmazonは遂に自動車販売にまで手を拡げてきたと。




Amazonはそうやって、幾つもの業種や小売店を、潰してきました。
そして遂に、自動車販売にまで。
でも、これからはこれが一般的になっていくんでしょうかね。車を買いたい人は“中間搾取”のない分格安のAmazonから買い、従来のディーラーは閑古鳥が鳴いて次々と閉店、営業マンは全員解雇。

家電量販店がなくなる?家電業界を追い込みまくるAmazonの影響力まとめ
 (NAVERまとめ、2012年12月25日)
アマゾン「10年以内に世の中のリアルショップを無くす」 ※
 (アルファルファモザイク、2013年10月25日)
AmazonがKindle自動販売機を設置し始めたらしいぞwwwwwwwww
 (同、2014年1月11日)
アマゾン(Amazon)の躍進は止まらない…破壊される中小小売業
 (同、2014年1月12日)


勿論すぐにはこの動きは拡大しないでしょうが、小売店と同様、ディーラーも“お店に足を運んでもらい、営業マンや実車と触れ合うことの醍醐味やメリット”を訴求していかないと、どうなるか分からない世の中になってきたのかも知れません。


そのためには、実車が目の前にあって触れることも試乗もできるという、Amazonをはじめとするオンラインショップに比べて有する絶対的なアドバンテージを、やはり活かさない手はありますまい。
商売の基本に忠実に。当たり前のことを、当たり前に。Amazonと張り合うのではなく、リアル店舗でしか味わえないものを提供できるかどうか。
そこが生き残りの鍵となるような気がします。

ゲーム業界が縮小しているのは小売の責任説
 (アルファルファモザイク、2013年1月23日)
Posted at 2014/01/12 16:53:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 政治、経済(自動車関連) | クルマ
2014年01月11日 イイね!

イイね!400個達成

イイね!400個達成9日18:31、Laevateinnに付けられたイイね!が、遂に400個になりました。
まさかここまでになろうとは…。
喜びつつも、ここまでくると驚きのほうが勝ってきます。


記念すべき400個目を付けてくれたのは、だり蔵さんです。
ご本人の許可を得て、ここに紹介します。

愛車は、マツダ RX-7・タイプRZ(GF-FD3S・6型)なのですね。
生憎写真は未掲載ですが、純正の良さを活かしてご自分の感性によりマッチさせるべく、小変更を加えているとのこと。
僕にとって理想的なチューニングです。ましてFD3Sは元々が完成された車ですからね、下手にいじる必要がない。

因みに、純正ではスノーフレイクホワイトパールマイカ一択の外装色に、銀色のホイール、赤いバケットシートの組み合わせのみというのが、心なしか日章旗を連想させる色使いです。
その上、RX-7に限らずマツダのスポーツカーは、欧州車の後追いではなく日本的な美意識に基づいて開発されたもの。
或る意味、保守の論客に相応しい愛車とも言えますw


付けてくれた皆さん、本当に有難うございました。
Posted at 2014/01/11 22:34:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 愛車紹介 | クルマ
2014年01月08日 イイね!

アップダウンで安全な道路

アップダウンで安全な道路車道よりも10cmアップしてある横断歩道が登場 効果は上々
(ピカピカニュース2ch、2012年12月9日)





これは面白い試みですねえ。
安全のため、車やドライバーへのストレス軽減のため、道路を平坦にするのは良いことですが、或いは時と場合によるのかなとかねがね思っていました。


僕の地元は山に囲まれて孤立した土地柄なので、外部へ行くには峠道を通らねばなりません。
そして峠道の宿命として、道路は細く狭く曲がりくねり、アップダウンも激しい。
なので10年ほど前だったか、山形県川西町内の、飯豊町から続く諏訪峠にある山形県道250号椿川西線が整備されました。山稜に沿って這うようだった道路は、直線になり、平らになり、幅も広くなりました。お陰で今ではかなり快適に走れます。
何より、大型トラックにとってストレスの少なそうな道路となり、スムーズな流れや物流となっています。

しかしその弊害として、スピード違反が目立つようになったといいます。
何も暴走族や走り屋だけでなく、一般の車でも。
自分では常識の範囲内で流しているつもりでも、あまりにも道路や交通状況が快適すぎるから、また同じような風景が延々と続いて変化に乏しいから、どうしても感覚が麻痺してしまうんですよね。
まして周囲には民家はなく、歩行者もまずいないので、尚更知らず知らずの内にスピードが出てしまいがちです。

そこは人里離れた山中だからまだましなものの、街中でもそんな調子では大変です。
実際、郊外型大規模ショッピングモールにたまに行くと、駐車場内にも係わらずとんでもないスピードで駆け抜ける車に遭遇するときがあります。


そこで敢えて道路を整備せず、と言っても陥没や罅割れを放置するという意味ではなく、敢えて段差だらけにするというのは、とても有効だと思います。
これなら歩行者にとって安全であり、ドライバーにとっても無闇にスピードを出さずに済みます。


そういえば、新潟県新潟市江南区(旧・亀田町)の、日本海東北自動車道・新潟亀田インターチェンジ付近にあるスーパーセンタームサシ新潟店は、これと同じように駐車場内の横断歩道が一段高くなっています。
隣のジョーシン新潟南店も、駐車場が緩やかな勾配になっています。
だから自ずと、駐車場内をスピードを出して走る車への抑止力となっています。




勿論、
 「自分が歩行者になったら車に気を付ける」
 「自分がドライバーになったらスピードを出さないように気を付ける」
と、どちらの立場になったとしても常に自覚すれば良い話ではありますが、人間は誰しも、自分で思うほどに強くはないものです。
だから“転ばぬ先の杖”として、こういうのはありだと思います。

それに、「法律で決められてるんだ。どんな理由があろうと、駄目なものは駄目」と杓子定規に当て嵌めるのは、大人のする事ではありませんからね。
社会に真に必要なのは、厳罰化ではなく受け皿です。


それでも、「松本人志のチンさむロードだ!」と、テレビの真似をして敢えてこういう道路でこそ暴走したがる人間は、後を絶たないのでしょうけどね。

求めすぎたスリル「チンさむロード」で起きた悲しい事故
 (NAVERまとめ、2012年6月20日)
Posted at 2014/01/08 13:08:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 運転、交通 | クルマ
2014年01月04日 イイね!

世界へ駆けるマスタング

世界へ駆けるマスタングフォード、次期型「マスタング」の画像と概要を発表!
(autoblog、2013年12月5日)
【ビデオ】クーペに続き新型「マスタング」のオープンが公開!
(同、2013年12月10日)

フォード、次期マスタング公開キタ(゚∀゚)!! 右ハンドルもクル━━(゚∀゚)━━!?
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年12月7日)





そういえば、今年は午年だったんですね。
昨年の様にこちらを元日日記にすれば良かったのに、すっかり忘れていた(´ω`)


マッスルカーを象徴する一台、フォード・モーター マスタングのモデルチェンジが、昨年12月5日に正式に発表されました。


6thジェネレイションとなる次期型、欧州車的な佇まいです。
ヘッドランプは切れ長となって側面へ流れるように回り込み、台形状のシャークバイトグリルは上下に薄くなり、その中に納まるフォグランプ(日本仕様ではドライヴィングランプ)は廃されてフロントバンパースポイラー左右にビルトイン、“シャーク・ノーズ”の逆スラント角度は浅くなり…。全体的に流麗で、洗練され、無駄がなくなりました。
大人気となった現行5thジェネレイションの面影を残しつつも、ヘリテージよりもモダニズムを強調しています。
現在のフォードの統一デザイン文法“キネティック・デザイン”との関連性も窺えます。そのせいで、フュージョンをクーペ仕様にしたみたいです。

正式発表よりも遥か以前のスパイショットでは、
 「何これ? 劣化アストン? 劣化R35型GT-R? ジェネシスクーペ?」
と不安しかなかったのですが、市販車はそこまでのものにはならず、胸を撫で下ろしていますw
(まあ、単に見慣れただけかも知れませんがw)
ファンサイトに掲載された新型フォード「マスタング」のレンダリング画像
 (autoblog、2013年10月18日)
脱U.S.A! 次期マスタング! 俺「だっせー欧州の車みたい、カマロやコルベットを見習え」
 (乗り物速報、2013年10月24日)


とはいえ正直、アメ車としての凄味やマッチョテイストは薄れてしまったので、個人的には少し残念な感もありますね。
5thは「これぞマスタング!」だったのが、6thは「マスタングみたいに見える欧州車」。
細長い吊り目も、流行と保安上によるものなので、マスタングとしての個性が薄れてしまった。ぱっちりとした大きな瞳で、且つ垂れ目でなくては。
しかしトレッドは拡幅され、特にリアフェンダーの膨らみと、“コーク・ボトル”のくびれは強調されているとのことです。やはり古き良きアメリカンマッスルはこうでなくては。


内装も変わりました。

現行型は外観同様こちらも初代を現代的なアレンジで以て甦らせたものでした。
直線基調で、スイッチに至るまで左右対称で、文字盤はクラシカルで、エアバッグ内蔵であることを思わせない丁字型スポークステアリング…。
そしてそれ故、右ハンドル仕様はなく、カーナビはオプション、しかも今時オンダッシュナビという。
正にガラパゴス。

それが今度は、こちらもまた現行型を踏襲しつつもよりモダンに。
今度はちゃんとインダッシュナビになってる!w やっとキャメーロやチャレンジャーに追い付いたw
エアコン吹き出し口が、インパネ上部中央に三つ並んでおり、しかも円形になりました。航空機のコックピットがデザインモチーフだそうであり、よってこれはメーターをイメージしてるんですかね?
インパネスイッチとその周辺も、計器盤を思わせます。
6thマスタング、世界戦略車として、その歴史上初めて右ハンドル仕様が用意されるとのこと。変速機も今の時勢に沿い、パドルシフト付き6ATが主流になるようです。


しかし一番の見所は、エンジンですね。
5thは、5.0リットルV型8気筒と3.7リットルV型6気筒の二本立てによる、アルミニウム製DOHC自然吸気NAブロック。
それが6thでは、それらに加え、2.3リットル直列4気筒直噴ターボ“
エコブースト”も用意されるとのこと。
現在のフォードを支え、欧州で流行のダウンサイジングターボエンジンを、遂にマスタングにまで導入してきました。
ついでに、四輪独立懸架サスペンションにもなりました。
6thは世界戦略車として売っていくそうであり、その本気度が推し量れます。

今のフォードを支えているのは欧州支社。
同じフォードでも実質的には別会社に等しいといいます。フォーカスやエクスプローラーやクーガやエッジやフィエスタといった人気車種、キネティック・デザイン、エコブーストエンジンといった、世界中から高い評価を得ているものは総じて欧州フォード主導で開発したものです。更には、C-MAX・ハイブリッドやフュージョン・ハイブリッドといったハイブリッド車種まで。
どれも北米本社だけでは絶対に生まれなかったでしょう。
どんなに5thが大人気だったとはいえ、それはあくまでマニアックな人気であって、フォードの全てを覆すほどには至らならなかったはず。
しかし欧州フォードの実績があったからこそ、こうして6thを世界中で売ることが可能になったのですね。
見た目は初代の伝統を受け継ぎつつも、中身はマスタング史上最大の革命です。

かと言って、全てのパワートレーンをエコブーストに一本化するのではなく、ちゃんとマッスルカーの醍醐味であるビッグブロックも残してあるのが、良心的。
これが日本車だったら「All or Nothing」であってファンからの顰蹙を買うところでしたが、こういうのは車大国アメリカならではです。




さて、モデルチェンジを控えた5thは、棚卸一掃セールに取り掛かりだしたようです。

「フォード・マスタング」に赤と青の限定モデル
 (web CG、2013年10月29日)


昨年10月13日に、何度目かの限定仕様が発売されました。
日本では只でさえ外装色数もオプションも特別仕様も少なく、本国仕様の“フルチョイス・システム”などどこ吹く風です。6MTさえ限定50台の「パフォーマンス・パッケージ」で初めて選べる程度。

今度の「アピアランス・パッケージ」も似たようなものですが、こちらの見所は外装色です。
本国仕様の、前期型のシェルビー GT500や、中・後期型のボス302エディションに設定されていた、グラバー・ブルー(水色)の国内初導入です。
一本の白いレーシング・ストライプと、白い円形ゼッケンを入れて、黒いホイールを履かせたくなってきます。




よく日本車はガラパゴスだとして槍玉に挙げられがちですが、実は同じくらいにアメ車もまたガラパゴスです。
アメリカは国土が広大だから、国内需要だけで欧州市場に匹敵する売り上げがあったので、進化する必要も世界へ打って出る必要もなかった。
しかしその間、着実に成長していた日本車や欧州車に出し抜かれ、国内販売は低迷。外貨獲得へ向けて否が応にも動き出す必要に迫られた。
欧州市場ではB~Cセグメントを主力とし、中国市場でも富裕層向けにフルサイズセダンを売り込んでいる。
そこで最も力になったのが、逸早く外の世界へ飛び出しており、外の世界を知り尽くしていた存在だった。フォードには欧州支社があるし、日本のディーラー数もGMやクライスラーよりも多いから、まだ救いがあります。

小型化、右ハンドル、パドルシフト付き多段式AT、インダッシュナビ、小排気量ターボ…。
ガラパゴスであることを辞めて世界へ駆け出そうとする野生馬は、その歴史上最大限に生まれ変わります。

個人的には勿論歓迎なのですが、しかしガラパゴスであったほうが逆に価値があるものですし、何より折角の持ち味を棄ててグローバル化しては欧州車との
コモディティ化は避けられないから、程々にしてもらいたいところです。
フォードには微妙な匙加減を期待します。


…でもどうせ、日本じゃどんなに安くとも、450万円からのスタートなんだろうなあ…。
86&BRZくらいのディメンションで、込み込み250万円だったら、日本でも現実的だし、ポニーカーに相応しいのになあ…。
Posted at 2014/01/04 23:00:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | マッスルカー | クルマ

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「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
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