• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ふじぃのブログ一覧

2015年12月31日 イイね!

ガソリン車の次を見据えて

ガソリン車の次を見据えて結局ガソリン車の次は何が主流になるんだよ
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年2月25日)



今年最後のブログなので、たまにはこれからの自動車像について考えてみましょう。





【トヨタ・ミライ】ついに量産開始。すでに1500台の受注があり、当面の日産台数は…!!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年2月25日)

燃料電池車ミライ、3年待ち トヨタが納期を公表
(同、2015年3月8日)

トヨタ「MIRAI」、米国で注文殺到
(同、2015年10月9日)



トヨタ自動車 MIRAI

話題性だけでなく、思いの外順調な滑り出しのようです。

ダイムラーもGMもフォードも成し得なかった、世界初の量産水素自動車。
700万円超の車両本体価格。
一日3~4台しか造れない希少性。
納期は3~4年後。

何から何まで異例尽くしです。


極めつけは、特許を完全公開。
 「技術を広く共有しあうことで、水素自動車の普及が可能となり、他社が発展・応用した技術を我々がフィードバックすることで、更なるヴァージョンアップが見込める」
ということだそうです。

もっともそれだけでなく、トヨタの水素技術は、まずはハイブリッドエンジン技術ありきであり、しかしそれは他社にはおよそ模倣しづらい高度に複雑なものだそうです。
だからたとえ全世界に公開したとしても、そうそう簡単には真似できまいという、強かな意図もありそうな気がします。
現に、アメリカでプリウス集団訴訟事件があった当時、特許を丸裸にされてNASA(アメリカ航空宇宙局)に解析され、それまでハイブリッドを公的な場で露骨に馬鹿にしていた欧米のメーカーが一斉に模倣をしましたが、誰一人として完全再現には至りませんでした。


トヨタとしては、販売台数や売り上げなど、MIRAIには求めてはいないでしょう。
むしろLF Aがそうであったように、利益度外視で手掛ける、イメージリーダーとしての位置付けなのでしょう。
それが出来るのはトヨタのような世界的な大企業だからであり、リーマンショックから完全に立ち直ったことの証左でもあります。


都会に住んでいる人はいざ知らず、田舎者としては、EVインフラでさえ普及していないのに、まして水素なんてと、正直懐疑的ではあります。
でもそれも、トヨタは特許の公開こそが巡り巡ってインフラ普及に繋がるという考えのようです。

トヨタ「2050年までにガソリン車を無くす」
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月16日)



トヨタはハイブリッド攻勢を掛けており、上から下までハイブリッドを普及させようとしています。
その陰で、ハイブリッドの成功に胡坐をかいてそれだけに注力するのではなく、それで得た利益で以て、更なる足場固めをしています。

トヨタ、マツダ提携拡大 環境対応車の開発協力
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年5月10日)


燃料電池車でBMWと、IT関連(自動運転?)でマイクロソフトと、EVでテスラと、そして環境技術でマツダと。
業界再編とまでは行かないでしょうが、エコカーを開発するためだけに、これだけの動きをしているのですね。

また、勝っているからといって傲岸不遜に振る舞うのではなく、謙虚に足場固めに勤しんでいるのは好感が持てます。
こういうのは良い意味での日本企業としてのガラパゴスですね。



それにしても、MIRAIは、どうせならガルウィングドアにして欲しかったぞw
そうすれば一層未来感があったのに。

トヨタ MIRAI、まさかのガルウィングに変身!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月24日)






ホンダ、新型燃料電池車を東京モーターショーで世界初公開 新型NSXやシビックTYPE Rも出展
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月1日)

ホンダ、まもなく市販FCV発表!
(同、2015年10月15日)



ホンダもまた、燃料電池車を開発しました。
クラリティフューエルセルです。

各方面ではMIRAI対抗車種であるかのように書かれてありますが、ホンダには元々燃料電池車がありました。
コンパクトカーのFCX、セダンのFCXクラリティ
この度のクラリティフューエルセルは、FCXクラリティの後継車。

それも、プリウスとインサイトの関係と同様、両者は実は似て非なる存在。
新技術のお披露目的な側面も有するMIRAIに対し、クラリティフューエルセルはあくまでセダン準拠。





日産・ルノー、電気自動車の航続距離2倍に 400キロ以上 遅くとも2020年までに
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年5月6日)

日産、ガソリン車と同等の航続距離を実現したEV技術を確立!
(同、2015年6月25日)



日産は、リーフはじめEVの航続距離を飛躍的に伸ばす技術を開発しました。

もっともこちらはMIRAIとは異なり、あくまで技術を確立しただけ。
航続距離、充電時間、量産化、市販化の目途といった具体論については、一言も言及されていません。


むしろ日産は、このEV技術開発にあたり、日本企業との協業を棄てて、またしても韓国企業と手を組もうとしているのですよね。
カルロス・ゴーンのコストカッターとしての面目躍如です。
質を棄て、信頼性を棄て、名誉を棄て、世界中で評判の悪い企業と手を組み、消耗品と見做して車検の度にアッセンブリー交換という欧州車的発想。

高価なものには理由がある。
しかし、品質や性能やブランドイメージといったものを、ゴーンはコストと見做して、斬り捨てる道を選んだ。

それで、定期的な部品調達が困難になると、政府に対し韓国への土下座外交を強要するのですね。いつものことです。
そういう姿勢が、自覚のない反日行為だと理解できぬまま。

日産、EV用バッテリーを韓国LGから調達検討 NECとの合弁会社の生産を削減へ
 (乗り物速報、2015年7月20日)
中国が10000mAhという大容量バッテリーを搭載した変態スマホを発売 1回の充電で10~15日使用可能
 (痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、2015年12月16日)
ソニーがリチウム電池に代わる新型電池を2020年に投入へ、スマホの動作時間が1.4倍
 (ちゃんとめ!、2015年12月17日)


中国ではスマートフォン用大容量バッテリーの開発に成功したそうです。
しかもいきなりの市販化。
リーフは今度はこれを積めば良いのではないでしょうか(嫌味)。

因みにソニーが、リチウムイオンバッテリーよりも1,4倍長持ちするスマートフォン用新型電池の開発に成功し、2020年には市場に投入するという情報もあります。
バッテリーというものは、繰り返し充電すると機能が徐々に低下しますが、それを克服したそうです。
EVに限らず自動車用バッテリーさえもパナソニックの独壇場ですが、どこまで巻き返せるでしょうか。




海外メーカー(外資含む)は、ダウンサイジングターボとクリーンディーゼルの二本柱から、徐々にEVに移行。
日本メーカーはハイブリッドやPHEVや燃料電池車。

これからの時代、どちらが主役になるのでしょう…?
ガソリン車が当面なくなることはないでしょうが、次世代エンジンへ思いを馳せながら、今年を締め括りたいと思います。

懇意にして下さった皆様、有難うございました。
皆様がいてくれたから、今年一年も楽しいカーライフを満喫することができました。
親戚で不幸があったので新年の挨拶は出来ませんが、来年も宜しくお願いします。
Posted at 2015/12/31 23:59:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | エコカー | クルマ
2015年12月23日 イイね!

自動車メーカーからのクリスマスプレゼント

自動車メーカーからのクリスマスプレゼントクリスマスはボーナス商戦でもあるのが、日本の風物詩ですね。
自動車とて例外ではなく、各社趣向を凝らした車の発売を、この時期に合わせてきています。
時節柄もあり、特別感が漂っており、正に大人へのクリスマスプレゼントです。





スズキ 新型 アルトワークスの発売は12月24日に!! 待望のマニュアルトランスミッションを設定
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年11月27日)
【祝】スズキ、新型「アルト ワークス」発売!
(同、2015年12月24日)

ついに発売された新型「アルトワークス」は買いなのか?ターボRSとの違いは?
(CarMe、2015年12月26日)

スズキ「新型アルトワークス」発売開始;デザイン画像集(ボディカラーやインテリアも)
(最新自動車画像ニュース NEWCAR-DESIGN、2015年12月24日)
スズキ「東京オートサロン2016出展車両」デザイン画像集;アルトワークスに早くも派生モデル登場!
(同、2015年12月30日)




まずは、以前も取り上げた、アルトワークス
鈴菌感染者としては本命であり、実現の可能性も限りなく高かったので、気になっていました。

発売が現実のものとなりました。
しかもクリスマス・イヴ。
これはおさむちゃんからのクリスマスプレゼントですね。粋な計らいです*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*☆


レカロシートや、専用外装色や、各種専用装備を奢られながら、価格はアルトターボRSからたったの20万円しか上がっていない160万円。
商売になるのかと、こちらが心配になるほどのバーゲンプライスですw
もっともその分、スイフトスポーツ(175万円)と、初期投資において大差なくなったのですが。

FFと4WDの、どちらにも5MTと5AGSあり。
正直、ワークスは5MT一択にして、ターボRSとは差別化を図って欲しかったですね。

内装は、ターボRSにはあった赤い挿し色がなくなり、黒一色に。
個人的には内装はターボRSのほうが好みです。


そしてそして、とりわけ5MT仕様は、ターボRSにはあった安全装備が、悉く削られています。

 ●運転席シートリフター、削除(レカロシートのため)
 ●運転席・助手席シートヒーター、削除(同上)
 ●シートバックポケット、ショッピングフック、削除(同)

 ●メーター部分エコドライブアシスト照明、削除(専用メーターのため)

 ●アイドリングストップ、削除(5MTのみ)
 ●エコクール、削除(同)
 ●レーダーブレーキサポート、削除(同)
 ●誤発進制御機能、削除(同)
 ●エマージェンシーストップシグナル、削除(同)
 ●パドルシフト、削除(同)

正確には、純正シートではなく他社製品だから、シートの快適装備を付けられなかっただけ。
同じく安全装備や省エネ装備が付いていないのも、いわば5MTとしての弊害であり、5AGSには普通に搭載。
でも、この思い切りの良さがたまらない!
これは益々、5MTを選ばない理由はないでしょう!(力説)
これで、削った装備の分、5AGSよりも安けりゃなぁ………いえ何でもないです(´ω`)

【12月24日発売】 スズキ新型アルトワークスとターボRSの違いとは?
 (くるまン。、2015年11月28日)

スズキ「新型アルトワークス」は『エコ&快適装備』を削除の『走り特化』で139万円~【12/24】発売!
 (Ethical & LifeHack、2015年12月21日)
スズキ「新型アルトワークス」発表:【5MT & 専用チューン & 専用レカロ】で【走り特化】のワークス!
 (同、2015年12月25日)


他にも、カヤバ製ショックアブソーバーは、ターボRSから専用チューニングを施され、更に硬くなっているそう。
5AGSでさえも、シフトタイミングが調整されてあり、全体的にローギアード化されてあるそう。
コンピュータも調整されてあり、中身はターボRSからかなり変えられてあります。


ファーストカーに欲しいなあ…。
4WDで、5MTで、通勤や買い物や送迎や冬場の移動に重宝しそうです。




話は変わって。

先だって、アルトシリーズ(アルトアルトラパン、アルトターボRS)は、2016年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーと、2015‐2016日本カー・オブ・ザ・イヤー/スモールモビリティ部門賞を、ダブル受賞しました。

日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーが決定!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年11月6日)
RJCカーオブザイヤーにスズキ「アルト」を選出! 2年連続6回目
 (同、2015年11月10日)


飾らず、気取らず、質素に、シンプルに、ミニマムに。かと言って貧乏臭くない。
軽自動車の本分に立ち返ったコンセプトが受けたのでしょう。

しかしながらそれを実現するために、軽く頑丈であるものの加工のしにくい超高張力鋼板(ハイテン)を用い、それと相反するコストカットを強いられるなど、開発陣は毎日泣きながら仕事をしていたのではないかと想像されます(;´Д⊂)

ワークス発売に先立って、華を添えてくれました。





応募殺到間違いなし!トヨタが本気でコスト度外視!100台限定「86“GRMN”」は600万円のバーゲンプライス!
(オートック ワン、2015年12月21日)

トヨタ元町工場で生産する219PSのコンプリートカー「86 GRMN」 限定100台で2016年1月4日からWeb申込受付
(Car Watch、同日)

トヨタ「86"GRMN"」を100台限定発売! 商談申し込みはWeb限定
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年12月22日)



こちらはトヨタ。
86(ハチロク)発売開始当初から、コンセプトカーとして開発が続けられていた、GRMN仕様。
それがようやく発売です。
苦節4年。な、長かった…。

12月21日発表、2016年1月4~22日ウェブサイトで予約受付、同年2月1日順次発売、限定100台。
クリスマス直近での発表なので、こちらもまた、モリゾウさんからのクリスマスプレゼントとも言えますね。

コンセプトカーよりも過剰さは抑えられ、市販車らしく幾分まろやかな外観になりました。
派手で巨大なデカールはなくなり、マフラーは中央1本出しになり、GTウィングも車検対応の小振りなものに。
ボンネット、ルーフ、トランクをドライカーボン製に置き換え、リアウィンドウとクォーターウィンドウもポリカーボネート製に。本格的な軽量化です。


只、その分価格は高く、いきなりの648万円!?
専用工程を設けて大幅に手を加えたのは分かりますが、同じGRMN仕様マークXが、専用に6MTを搭載しておきながら540万円を実現したのに比べると、どうしても割高感が拭えません。

86は、少なくとも表向きは「スポーツカーを今一度若者の手に」だったのに、いよいよお金持ちの中高年のものに…。





ホンダ、新型シビック タイプRを12月に限定発売!「心昂ぶるブッチギリの走り」
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月29日)

ホンダの新型シビックタイプRはなぜ商談が“抽選” なのか
(同、2015年11月23日)



こちらはホンダからのクリスマスプレゼント。
メガーヌ・フノースポールに対抗し、「世界最速のFFホットハッチ」を実現するために、大きく姿を変えました。
しかしその反面、頂点を目指す代償として、シビック本来の姿と役割と価格を棄て、VTECさえ棄ててターボエンジンとなり、英国生産・海外専売となり、日本を巣立って二度と帰って来なくなった。
シビックが当たり前に走っていた日本の風景に慣れ親しんだ身としては、寂しい限りです。

こちらも86・GRMNと同様、ウェブ限定。
確かに凄いし、格好良いし、憧れますが、かと言ってシビックなのかと問われれば…。
完全にスカイラインと分離したGT-Rに倣い、いっそこちらもシビックを名乗らず「タイプR」とだけ名乗っていれば或いは…。


リンク先でも言われていますが、
 ●伝統ある車名
 ●ニュルブルクリンクで新記録を作った話題性
 ●ウェブ限定で抽選販売
 ●値引きなしの強気な価格
等々の特殊性から、投機目的の転売の餌食にされる危険性さえ孕んでいます。

僕は知らなかったのですが、S660が、人気が殺到しすぎて納車は1年待ちとなっているせいで、新車価格よりも高価な中古車が出回っているそうで…。
そんなS660の二の舞になれば、只でさえ高額になったのに(先代284万円、新型428万円)、益々手の届かない存在に。
裏を返せば、それだけ注目の的でもあるということなのでしょう。
Posted at 2015/12/23 23:29:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | スポーツカー | クルマ
2015年12月18日 イイね!

ガソリンは戦略資源

ガソリンは戦略資源世界最大の産油国アメリカが原油輸出解禁へ アラブ終了www
(ちゃんとめ!、2015年12月16日)





先日から国内ガソリン価格が安くなったとして、みんカラ内で話題ですね。
そこへ来て更に、安くなりそうな気配を感じさせるニュースです。


アメリカは元々産油国。
しかし安全保障上の観点から、国内で採れた石油資源を海外向けに販売することは、厳しく制限されていたといいます。
もっともそれだけでなく、アメリカは自動車大国だけに、わざわざ輸出せずとも、国内需要だけでペイできるという事情もあるでしょう。

それが近年では、採掘技術の発達によりシェールオイルが大量に採れるようになり、しかしそれはアメリカ企業が得意とする精製方法には向かないため、この度の輸出解禁となったそうです。




日本で売られている石油類は、中東産です。
原油に限らず、日本は元々天然資源の乏しい島国なので、海外からの輸入に頼るしかない。

正確には、新潟沖日本海をはじめ採れることは採れるけど、少量且つ採算が合わなさすぎるので、輸入したほうが遥かに安く大量に調達できる。
「これで日本も資源大国に!」と一時期話題となったメタンハイドレートが未だ実用化されていないのも、それが理由です。

日本でガソリン採れないの?
 (大艦巨砲主義!、2015年10月17日)




しかしアメリカのオバマ政権が弱腰であることと、中国共産党の半世紀にも及ぶ準備が整ったことが重なり、東南アジアの領海が中国の覇権主義によって脅かされています。
その中には、日本のタンカー航路も含まれています。

南シナ海 米に懸念伝達「航行の自由作戦だけでは不十分」 河井補佐官
 (大艦巨砲主義!、2015年12月15日)
南シナ海の中国「領海」内への米艦再派遣、年内はない 米当局者
 (同、同日)




或る日突然、何の前触れもなしに「お前は勝手に我が国の領海を侵犯した」と難癖を付けられ、折角運んでいた大量の原油をタンカー毎没収されてしまう……そんな可能性も、あながち非現実的ではありません。
現に、南スプラトリー諸島の公海にある珊瑚礁を埋め立てて、海軍基地を完成させたのは、間違いなくそのための下準備です。

何しろ中国は、日中記者交換協定(日中双方の新聞記者交換に関するメモ)によって日本国内では知られていなかっただけで、実は今までも周辺諸国でそんな揉め事をずっと起こしてきていたのです。
チベット、台湾、モンゴル、ウイグル、東ティモール、東トルキスタン、ウズベキスタン…。唯一、韓国だけが、生かさず殺さず。
日本だけが例外だと、なぜ言い切れるでしょう。


日本のエネルギー自給率は6%。
東日本大震災以降、原発再稼働が思うように進まない今、化石燃料への依存度は一層高くなっています。
1973年の第一次石油危機のときよりも、状況は厳しいと言わざるを得ません。

にも拘らず、海路を断たれれば、日本は孤立してしまいます。
そうなれば、第二次世界大戦前夜における、ABCD包囲網の再現です。
そして中国は、それを狙っている。日本をわざと怒らせて、堪忍袋の緒が切れるのを舌なめずりして待ち侘びている。

民主・枝野氏「海峡封鎖されて石油が止まる事が、武力攻撃を受けた場合と同等なんですか?」
 (痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、2015年3月4日)





だから安倍晋三政権では、「自由と繁栄の弧」と称して、日本にとって生命線である海路を守ろうとしているのですね。
(勿論目的は他にも色々ありますが)


そんな状況が一変し、仮にアメリカからも輸入できることになれば、中国による牽制を気にする必要もなくなりそうです。
調達先や取引相手を複数確保しておくことは、安全牌として必要ですからね。政治だけでなく、ビジネスでも、進学でも、就職でも、あらゆる立場のあらゆる局面で。

そうでなくとも、中東産原油は、このままのペースで行けば5年以内に枯渇するという情報もあるほどです。
それも、原油そのものではなく、採掘資金が。
ドバイバブルなどと持て囃されていましたが、どれだけ放蕩経営していたのやら…┐(;´~`)┌

サウジなど中東産油国、5年内に資金枯渇か!?
 (大艦巨砲主義!、2015年11月23日)



もっとも、自分で言っておいてなんですが、中東よりも遥かに遠く、途中で休憩と燃料補給できる港も少ないので、実現の可能性は限りなく低いですがw
それなら中東を出発してオーストラリア経由で大きく迂回するほうが、遥かに現実的ですね。





この度のアメリカによる原油輸出解禁。
これは、同じく産油国であるロシアへの牽制が真意であるような気がします。
現在、IS(イスラーム国)への対応や、ウクライナ騒乱クリミア危機を巡って対立しているだけに。


最近では、中国も、原油やシェールオイルを産出・精製できるようになったというニュースもあります。
これは、遠回しに、世界中に中国への投資を呼び掛けつつ、アメリカを牽制しようという意図ですね。
何しろソースが、中国資本であるレコードチャイナからの発信だけに。

中国のシェールガス田、世界2位の規模に
 (大艦巨砲主義!、2015年10月23日)


そしてドイツも、それらと同様長らく反米的な歴史を持つ国であり、今は中国と蜜月関係。
世界では、アメリカと、それら反米勢力による、水面下の鞘当てが進行しています。
ロシアが日本に熱烈に石油や電気を売り込もうとしているのも、日本を懐柔しようとする作戦なのでしょう。

ロシア石油大手、本州向け電力供給を提案
 (大艦巨砲主義!、2015年11月7日)
日露パイプライン構想はプーチンの甘い罠?
 (同、2015年11月28日)
ロシア石油会社会長 新事業に日本参加を
 (同、2015年12月12日)




そこでアメリカは、原油の輸出解禁に踏み切り、原油価格の世界的な暴落を引き起こすことで、反米勢力を封じる作戦に出たと。
勿論アメリカとて無傷ではいられないものの、少なくとも基礎体力に勝るほうが持久戦や消耗戦には有利であり、自分たちならそれが出来ると踏んだのでしょう。

序でながら、昨日発表されたFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)による金利利上げも、その一環かと。
今年の初夏に上海株式市場が大暴落をしたのは記憶に新しいところですが、全ての事象には因果関係がある。
どちらもアメリカによる経済戦争です。

ブラジルで、人口の60%を追い詰める経済悪化が止まらない
 (DARKNESS DUA、2015年8月31日)
米利上げ前に世界中で大波乱 人民元、新興国通貨が急落 ジャンク債ファンド破綻
 (大艦巨砲主義!、2015年12月17日)
米FRB 利上げ決定 7年続いたゼロ金利政策を解除
 (NHK NEWS WEB、2015年12月17日)





今や原油は、単なる天然資源ではなくなり、戦略物資にまでなりました。
今や戦争は、戦場で銃弾やミサイルが飛び交うものではなくなり、情報や資源を用いて静かに交わすものになりました。

考えようによっては、第三次世界大戦は既に始まっているとも言えます。
それが、安くなったガソリン価格に表れているとも。

キリスト教vsイスラム教!ローマ法王が「第三次大戦」はすでに始まった!
 (軍事・ミリタリー速報☆彡、2015年9月15日)


戦争とは、他の手段を以てする政治の継続であり、
政治とは、他の手段を以てする戦争の継続である。

  ──カール・フォン・クラウゼヴィッツ
Posted at 2015/12/18 09:09:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 政治、経済(自動車関連) | ビジネス/学習
2015年12月15日 イイね!

幸せのヘッドライト

幸せのヘッドライト車のライト 自動点灯機能の義務化を検討
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年12月2日)





今は何でもかんでも自動化ですねえ…。
ある時はトンネルに入ると同時に、またある時は夕方になって薄暗くなると同時に、ヘッドライトが点灯する機能は、だいぶ普及してきました。
要は、従来はオプションないし高級車くらいにしかなかったそんな機能を、これからは国による義務化をしようということだそうです。


ヘッドライトとは、相手(対向車、歩行者)を見付けるだけでなく、相手に気付いてもらうのも兼ねています。
にも拘らず、薄暗いときとなると、ライトを点けるべきかどうか迷うときが、たまにあるのも事実です。

幸か不幸か、僕の愛車は派手な色だから、あまり神経質にはなっていませんでした。ストライプを貼ったことで更に派手になりましたし(;^-^)
それでも、近年は早めに点灯させるように意識しています。

配達の仕事をするときは、夕方になってもまだ明るい夏であっても、迷わず点灯させています。
そういえば、クロネコヤマトや佐川急便、郵便局など、配送業務に携わっている車両は、日中でも常時点灯させていますね。

他の車を見渡しても、白や黒や銀のボディカラーだと、薄暗い夕方になると見付けにくくなります。
僕含めてドライバーによって点灯すべきかどうかの判断が異なるのだから、一律自動化されれば迷うことはなくなるでしょうね。
その代わり、高度なセンサーだらけとなって益々電子化が進み、修理や交換は大変になりそうです。


因みに、リトラクタブルヘッドライトが完全に廃れたのは、本場ともいえる欧州で常時点灯が義務付けられたから。
(それだけでなく、素材や部品や技術が発達して、高い位置でなくとも遠くまで照らせるようになったことも一因ですが)
現在はデイタイム・LEDランニングランプがどの車にも装着されていますが、これからはヘッドライトそのものを点灯させる方向で法整備が進むことで、それもまた廃れる運命にあるのでしょうか。





江戸時代には、夕方を「逢魔時(おうまがとき)」と呼んで、警戒していました。

それまでの日本では、朝と昼の区別はありませんでした。
日本神話でも、黄泉の世界は、永遠に昼が続く「常世」と、永遠に夜が続く「常夜」に分かれていたほど。
(朝・昼・夜という、段階的な概念が生まれたのは、明治時代になって欧米の習慣が取り入れられてから)

日中と夜という二種類しかない世界観にあって、夕方とはそれらの狭間の僅かな瞬間であり、その間隙を縫って魑魅魍魎が跋扈を始める時間帯と認識されていた。
「魔物に逢う時間」、即ち逢魔時。

外で人に会っても相手の顔や姿が分かりにくくなり、物や風景も分かりにくくなる。
そのせいで、軽度なものでは、道を間違えたり、現在位置が分かりにくくなったり。重度なものになると、子供や老人が行方不明になったり。
それを以てして、昔の人々は、妖怪や怪異の仕業と捉え、夕方を警戒していたのでしょう。



それはあながち間違ってもいなかったようであり、現代では交通事故は夕方が最も多いというソースを、どこかで見た記憶があります。
(所在は失念しましたが。昔のJAF MATEだったか?)

だからこその、ヘッドライト法改正なのでしょう。
バイクも、ヘッドライト常時点灯が義務付けられて相当な年月が経ちましたが、事故は激減したといいます。

そもそも、ヘッドライトの点灯作法からしてが、今では昔とは替わってきています。
僕が免許を取った頃は、「基本的にロービーム、対向車がいないときにハイビーム」でした。
それが今では「ハイビームこそが基本であり、対向車がいたらロービームにする」と、教習所では教えるそうです。
行動こそ同じでも、そこに込める動機付けが違う。
時代は変わりましたね。








次世代ヘッドライトはハイビームのままの走行もOK?
(autoblog、2010年9月8日)

【ビデオ】驚きの技術! 米の大学が"雨粒を消す"ヘッドライトを開発!!
(autoblog、2012年7月14日)
【ビデオ】視認性が劇的に向上! インテルが開発した「雨粒を消すヘッドライト」
(同、2013年5月5日)

マツダ躍進の秘密はここにも~水面下で進む革命的なヘッドライト開発【連載:世良耕太】
(エンジニアtype、2014年10月22日)

スバル「フォレスター」大幅改良! アイサイトver3、LEDヘッドライトなど
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月6日)

BMW、「BMW i8」にLEDヘッドライトより2倍もの照射距離を実現した次世代ライト技術「BMW レーザー・ライト」を導入
(autoblog、2015年10月16日)





自動点灯機能は当たり前になってきましたが、それ以上の便利機能は、以前から開発中です。

対向車が来たら、他の位置をハイビームで照らしたまま、対向車の方向だけをロービームにしてくれるとか…。
雨が降る夜でも、雨粒の反射を消してくれるとか…。
ステアリングを回すと、その方向へ、光軸も一緒に向いてくれるとか…。


マイナーチェンジされたフォレスターに搭載された「LEDハイ&ロービームランプ/ステアリング連動ヘッドランプ」は、技術自体は昔からあったものです。
初代MR2は、操舵方向へ向けてフォグランプも向きを変える機能が、一部グレードにありましたね。
世界初の量産化に成功したのは、トヨタグループ傘下の小糸製作所でした。

しかしフォレスター、というかスバルの巧みなところは、評判の高いアイサイトver.3(日立製作所製)と連動させたこと。
これにより、ライト単独での機能ではなく、アイサイトを司令塔に、ライトを含めた複数の安全装置が有機的に連動する、総合力の高さとなりました。


現在はまだまだ高価であり、高級車のオプションに留まっています。
しかしそれも、後席ヘッドレストやエアバッグやエンジンスタートボタンがそうであったように、いつか訪れる法改正と新素材発見と技術的ブレイクスルーによって、装備されるのが当たり前になる日が来るのでしょうか。
Posted at 2015/12/15 23:56:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | 装備、付加価値 | クルマ
2015年12月09日 イイね!

若者の整備士離れ

若者の整備士離れ「若者の車離れ」などが原因で、自動車整備士を目指す若者が減っている。女性整備士の育成等を検討。
(アルファルファモザイク、2014年4月17日)

自動車整備士 不足のおそれ 国が対策に乗り出す
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年4月18日)
クルマ離れの影響、整備士にも 目指す若者激減 高齢化も深刻
(同、2015年6月7日)

【愕然】 整備士の給料明細をご覧くださいwwwww ヤバイぞwwwwwwwww (画像あり)
(きゃっつあいニュース、2015年6月7日)





一昨日7日の夜、NHK総合の『プロフェッショナル 仕事の流儀』を視聴しました。
今週の内容は、「第283回 一徹に直す、兄弟の工場 自動車整備士・小山明・博久」です。

番組を見ていると、実直な職人一家による、美談という印象を抱きます。
しかし自動車整備士の現実に関しては、一切触れていませんでした。
(恐らく、そこに触れたら爽やかな読後感など得られないから、敢えて取材しなかったのでしょうが)


「腕一本で食べていく」というと、確かに聞こえは良いです。
替えの利かない知識と技術と経験を身に付けるというのは、職人の世界であり、古来から日本人が様々な分野で得意としてきた仕事の方法です。
日本人は基本的に農耕民族であり、浅く広く適当に要領良くこなすよりは、一つのことに黙々と打ち込む仕事が、性に合っているのかも知れませんね(勿論、そうでない人もいますが)。


しかしその実態は、中々に過酷な様子。

冷暖房がなく、一年中シャッターを大きく開けっ放しにした工場(こうば)の中。
それ故夏は蒸し暑く、自分の汗が目に入って細かいものが見えず、直射日光を遮っているにも拘わらず気温だけで熱中症になりやすい。
真冬の吹雪でもシャッターを開けっ放しにし、しかし暖房はないので(ストーブはあっても気休め程度)、指先がかじかんで、氷のように冷たくなった金属製の工具がまともに持てない。
オイルの中に素手を突っ込むので、爪の中や皮膚の毛穴の奥の奥にまでオイルが入り込み、一生落ちない。

客にすれば家の次に高価な買い物なので、自ずと口煩いクレーマー気質が多くなる。
その割に専門知識を持っているわけではないので、頓珍漢な指示を出してみたり、整備士がプロの観点から良かれと思ってやった(或いは敢えてやらなかった)ことに対して、理不尽な怒り方をする。
純粋に目の前の整備だけに打ち込めるわけではなく、サービス業や接客業も、同時に務めなければならない。


職業柄、車好きな若者が多く入ってくるが、車好きを通り越して暴走族上がりもその分比例する。
その結果、体育会系の根性論と排他的な職人気質が化学反応を起こして、理不尽が横行する陰湿な世界。
パワハラ、モラハラ、セクハラ、当たり前。コンプライアンスなどどこ吹く風。
「職人の世界は一生修行」が社訓であり、会社はそれを都合良く捉え、修行中の身だからと嘯いて昇進も昇給もさせない。

命を預かる仕事であり、厳しい国家資格が必要であり、誰でもなれる職業ではない。
そんな重責にも拘わらず、信じがたい薄給。
僕も、試しにハローワークの求人票を覘いてみたのですが、働く環境が整っているホワイト企業だとばかり思っていたディーラー整備士でさえ、基本給12~14万円
プロとしての責任もプライドも、安く買い叩かれている現実を知り、ただただ愕然としました。


そんな現状を打破するためには、通常業務に加え、検査員や重機整備士や保険調査員や中古車査定士などの資格も取らなければならず、その激務たるや想像すらできません。
それで昇給に繋がると言っても雀の涙程度であり、にも拘わらず仕事量や責任は給料に見合わないほど重くなる一方。
どんなに死ぬ気で頑張っても、一般サラリーマンや公務員のようには決していかない。


しかも最近では、ハイブリッドカーやEV、PHEV、果ては燃料電池車も台頭してきました。
一般的な内燃機関以上に複雑怪奇であろうことは、素人目にも想像が付きます。
本来の機械整備だけでなく、電気工事士や、プログラマ、物理工学博士としての能力も、これからの時代は求められてくる。

【ビデオ】整備士が語る新番組 「パーツの交換がしづらいクルマ増えている!」
 (autoblog、2013年9月6日)


その一方で、古典的なキャブレターエンジンを持ち込んでくる客も、またいるわけで。
振り幅の両極端たるや。


こんな激務、僕は不器用で要領が悪いので、一生掛かっても体得できそうにありません。





メディアは、「若者の車離れ」「若者の整備士離れ」と盛んに喧伝して、さも若者こそが悪いかのように謳っています。
そんな環境を作り出した大人の側の問題には、決して触れずに。

少子高齢化で只でさえ若者の数が少ないのに、自動車に興味を持つ人が少なくなってきており、将来有望な若者がいざ自動車に関係する仕事に就いても、業界全体がブラックすぎて心身が追い付いていかない。
これでは整備士を目指そうという若者が減るのは無理もありません。

専門職であり、国家資格であり、スキルを身に付けさえすれば、どこへ行っても一生食うに困らない。
「この会社が嫌いになったので、今日限りで辞めます」と言って本当に辞表を叩き付けて背を向ける、それが通用する数少ない職業。
それと引き換えに、そのスキルを、どこへ行っても安く買い叩かれる。
車が好きだという純粋な情熱、自分のやるべき仕事への責任、そういったものへ業界ぐるみで付け込んで。



よく、
 「日本は頑張れば頑張っただけ見返りの多い、超絶イージーモード社会じゃねえか」
 「それで仕事が大変だ、給料が安いなんて愚痴を零すのは、甘ったれ以外の何物でもない」
と言う人がいますが、そういう人に限って、こういう現実には決して目を向けようとしないのですよね。

或いは、
 「そんなの、整備士なんて馬鹿な仕事を選んだそいつの自己責任じゃねえか」
 「職業選択の自由があるのに、もっと割の良い職種に転職しなかった奴が馬鹿なだけなのさ」
と、論点をすり替えて言い逃れ。

だから僕は、そんなことを言う人を、全く信用していません。


幸いなことに、僕の地元のような田舎では車の需要が絶えず、その分車好きな若者がまだまだ一定数います。
僕の行き付けの工場にも、将来有望な若い人が、4名も入ってくれました。
それまでは定年退職間際の人材ばかりで、長いこと後継者問題で揺れていたのを知っているだけに、安泰です。

僕の愛車をオーバーヒートから直してくれた整備士も、年齢こそ若いものの、キャリアが豊かで、会社でもそろそろ中堅としてのポジションであるようです。
僕も安心して、全てを任せられました。
若い人の仕事が、一番信頼できる。




冒頭の『プロフェッショナル』では、整備士がやりたいことと、客が望んでいることの乖離が、一部に見られました。

整備士としては、100%を超越した120%の仕上がりにしたい。
だがそれをやったら、整備ではなくレストアになる。
何より納期や、客の懐事情もあるので、次回車検時への宿題ということにして、当面は自分で自分を納得させるしかないと。

このような、それこそ偏執狂ともいえる、常軌を逸した完璧主義こそが、日本の「ものづくり」が海外から称賛されているのですね。
ジャパンブランドが世界中から一目置かれている理由が、そこにあります。

日本人がアップルという企業に特別な感情を持つ大きな理由
 (DARKNESS、2014年10月21日)
多くの日本人が持っている「これ」が生き残るための武器だ
 (同、2015年6月19日)



勿論、現実にはそれをしたくともできない場合のほうが多く、また客も全員が全員必ずしも望んでいるわけではなかったり、望んでいたとしても歯車が噛み合わない場合だってあるでしょう。

しかしこれもまた一種のサービスであり、ビジネスの枠を越えた仕事振りです。
こういうのも含めて、マニュアルでは決して身に付かない、日本の職人だけが先天的に持つ「おもてなしの心」なのでしょうね。
細工は流流仕上げを御覧じろ。


皆が皆、そうやって、やりすぎとも言える拘りを発揮するからこそ、日本の技術や品質は世界の頂点に君臨していられる。
整備士個人に対しても、客は尊敬の眼差しを絶やさない。

その代わり、ビジネスとしては、ブラック以外の何物でもないという二律背反。

「みんなのカーライフ」は、そんな名も無きプロフェッショナルたちに支えられているという事実を、改めて思い知らされた番組でした。
全ての整備士の皆様、有難うございます。
Posted at 2015/12/09 23:29:26 | コメント(5) | トラックバック(0) | 整備 | ビジネス/学習

プロフィール

「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
https://option.tokyo/2021/07/03/104493/

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
何シテル?   07/03 23:51
ご覧頂き有難うございます。 色々な方と知り合い、交流や情報交換などできたらと思います。 ヲタクです。 昔はそれなりに「広く深く」だったのですが、最近は...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/12 >>

  1 234 5
678 9101112
1314 151617 1819
202122 23242526
27282930 31  

リンク・クリップ

題名長いので【紹介記事】今後の日米同盟は? について 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/22 14:20:07
投票率50%切る 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/22 10:32:30
モンテディオ主催「ありがとう平成2DAYS」2日目に展示してきました! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/04/29 18:26:24

愛車一覧

スズキ キャラ Laevateinn (スズキ キャラ)
色々と不便ですし、旧車の仲間入りを果たしつつあるので最近あちこち不具合が発生していますが ...
トヨタ マークII RX-178 (トヨタ マークII)
僕が小学生から社会人なりたての頃にかけての、家族の車でした。 それまで中古車ばかり買って ...
三菱 ミニキャブトラック 白石みのり (三菱 ミニキャブトラック)
父が、趣味の家庭菜園用や各種作業用として購入したものであり、軽トラとしては二代目です。 ...
その他 その他 フォトギャラリー (その他 その他)
フォトギャラリーです。 個人的に気に入った車両を厳選して載せていますが、名称やグレード ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation