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ふじぃのブログ一覧

2015年12月18日 イイね!

ガソリンは戦略資源

ガソリンは戦略資源世界最大の産油国アメリカが原油輸出解禁へ アラブ終了www
(ちゃんとめ!、2015年12月16日)





先日から国内ガソリン価格が安くなったとして、みんカラ内で話題ですね。
そこへ来て更に、安くなりそうな気配を感じさせるニュースです。


アメリカは元々産油国。
しかし安全保障上の観点から、国内で採れた石油資源を海外向けに販売することは、厳しく制限されていたといいます。
もっともそれだけでなく、アメリカは自動車大国だけに、わざわざ輸出せずとも、国内需要だけでペイできるという事情もあるでしょう。

それが近年では、採掘技術の発達によりシェールオイルが大量に採れるようになり、しかしそれはアメリカ企業が得意とする精製方法には向かないため、この度の輸出解禁となったそうです。




日本で売られている石油類は、中東産です。
原油に限らず、日本は元々天然資源の乏しい島国なので、海外からの輸入に頼るしかない。

正確には、新潟沖日本海をはじめ採れることは採れるけど、少量且つ採算が合わなさすぎるので、輸入したほうが遥かに安く大量に調達できる。
「これで日本も資源大国に!」と一時期話題となったメタンハイドレートが未だ実用化されていないのも、それが理由です。

日本でガソリン採れないの?
 (大艦巨砲主義!、2015年10月17日)




しかしアメリカのオバマ政権が弱腰であることと、中国共産党の半世紀にも及ぶ準備が整ったことが重なり、東南アジアの領海が中国の覇権主義によって脅かされています。
その中には、日本のタンカー航路も含まれています。

南シナ海 米に懸念伝達「航行の自由作戦だけでは不十分」 河井補佐官
 (大艦巨砲主義!、2015年12月15日)
南シナ海の中国「領海」内への米艦再派遣、年内はない 米当局者
 (同、同日)




或る日突然、何の前触れもなしに「お前は勝手に我が国の領海を侵犯した」と難癖を付けられ、折角運んでいた大量の原油をタンカー毎没収されてしまう……そんな可能性も、あながち非現実的ではありません。
現に、南スプラトリー諸島の公海にある珊瑚礁を埋め立てて、海軍基地を完成させたのは、間違いなくそのための下準備です。

何しろ中国は、日中記者交換協定(日中双方の新聞記者交換に関するメモ)によって日本国内では知られていなかっただけで、実は今までも周辺諸国でそんな揉め事をずっと起こしてきていたのです。
チベット、台湾、モンゴル、ウイグル、東ティモール、東トルキスタン、ウズベキスタン…。唯一、韓国だけが、生かさず殺さず。
日本だけが例外だと、なぜ言い切れるでしょう。


日本のエネルギー自給率は6%。
東日本大震災以降、原発再稼働が思うように進まない今、化石燃料への依存度は一層高くなっています。
1973年の第一次石油危機のときよりも、状況は厳しいと言わざるを得ません。

にも拘らず、海路を断たれれば、日本は孤立してしまいます。
そうなれば、第二次世界大戦前夜における、ABCD包囲網の再現です。
そして中国は、それを狙っている。日本をわざと怒らせて、堪忍袋の緒が切れるのを舌なめずりして待ち侘びている。

民主・枝野氏「海峡封鎖されて石油が止まる事が、武力攻撃を受けた場合と同等なんですか?」
 (痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、2015年3月4日)





だから安倍晋三政権では、「自由と繁栄の弧」と称して、日本にとって生命線である海路を守ろうとしているのですね。
(勿論目的は他にも色々ありますが)


そんな状況が一変し、仮にアメリカからも輸入できることになれば、中国による牽制を気にする必要もなくなりそうです。
調達先や取引相手を複数確保しておくことは、安全牌として必要ですからね。政治だけでなく、ビジネスでも、進学でも、就職でも、あらゆる立場のあらゆる局面で。

そうでなくとも、中東産原油は、このままのペースで行けば5年以内に枯渇するという情報もあるほどです。
それも、原油そのものではなく、採掘資金が。
ドバイバブルなどと持て囃されていましたが、どれだけ放蕩経営していたのやら…┐(;´~`)┌

サウジなど中東産油国、5年内に資金枯渇か!?
 (大艦巨砲主義!、2015年11月23日)



もっとも、自分で言っておいてなんですが、中東よりも遥かに遠く、途中で休憩と燃料補給できる港も少ないので、実現の可能性は限りなく低いですがw
それなら中東を出発してオーストラリア経由で大きく迂回するほうが、遥かに現実的ですね。





この度のアメリカによる原油輸出解禁。
これは、同じく産油国であるロシアへの牽制が真意であるような気がします。
現在、IS(イスラーム国)への対応や、ウクライナ騒乱クリミア危機を巡って対立しているだけに。


最近では、中国も、原油やシェールオイルを産出・精製できるようになったというニュースもあります。
これは、遠回しに、世界中に中国への投資を呼び掛けつつ、アメリカを牽制しようという意図ですね。
何しろソースが、中国資本であるレコードチャイナからの発信だけに。

中国のシェールガス田、世界2位の規模に
 (大艦巨砲主義!、2015年10月23日)


そしてドイツも、それらと同様長らく反米的な歴史を持つ国であり、今は中国と蜜月関係。
世界では、アメリカと、それら反米勢力による、水面下の鞘当てが進行しています。
ロシアが日本に熱烈に石油や電気を売り込もうとしているのも、日本を懐柔しようとする作戦なのでしょう。

ロシア石油大手、本州向け電力供給を提案
 (大艦巨砲主義!、2015年11月7日)
日露パイプライン構想はプーチンの甘い罠?
 (同、2015年11月28日)
ロシア石油会社会長 新事業に日本参加を
 (同、2015年12月12日)




そこでアメリカは、原油の輸出解禁に踏み切り、原油価格の世界的な暴落を引き起こすことで、反米勢力を封じる作戦に出たと。
勿論アメリカとて無傷ではいられないものの、少なくとも基礎体力に勝るほうが持久戦や消耗戦には有利であり、自分たちならそれが出来ると踏んだのでしょう。

序でながら、昨日発表されたFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)による金利利上げも、その一環かと。
今年の初夏に上海株式市場が大暴落をしたのは記憶に新しいところですが、全ての事象には因果関係がある。
どちらもアメリカによる経済戦争です。

ブラジルで、人口の60%を追い詰める経済悪化が止まらない
 (DARKNESS DUA、2015年8月31日)
米利上げ前に世界中で大波乱 人民元、新興国通貨が急落 ジャンク債ファンド破綻
 (大艦巨砲主義!、2015年12月17日)
米FRB 利上げ決定 7年続いたゼロ金利政策を解除
 (NHK NEWS WEB、2015年12月17日)





今や原油は、単なる天然資源ではなくなり、戦略物資にまでなりました。
今や戦争は、戦場で銃弾やミサイルが飛び交うものではなくなり、情報や資源を用いて静かに交わすものになりました。

考えようによっては、第三次世界大戦は既に始まっているとも言えます。
それが、安くなったガソリン価格に表れているとも。

キリスト教vsイスラム教!ローマ法王が「第三次大戦」はすでに始まった!
 (軍事・ミリタリー速報☆彡、2015年9月15日)


戦争とは、他の手段を以てする政治の継続であり、
政治とは、他の手段を以てする戦争の継続である。

  ──カール・フォン・クラウゼヴィッツ
Posted at 2015/12/18 09:09:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 政治、経済(自動車関連) | ビジネス/学習
2015年12月15日 イイね!

幸せのヘッドライト

幸せのヘッドライト車のライト 自動点灯機能の義務化を検討
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年12月2日)





今は何でもかんでも自動化ですねえ…。
ある時はトンネルに入ると同時に、またある時は夕方になって薄暗くなると同時に、ヘッドライトが点灯する機能は、だいぶ普及してきました。
要は、従来はオプションないし高級車くらいにしかなかったそんな機能を、これからは国による義務化をしようということだそうです。


ヘッドライトとは、相手(対向車、歩行者)を見付けるだけでなく、相手に気付いてもらうのも兼ねています。
にも拘らず、薄暗いときとなると、ライトを点けるべきかどうか迷うときが、たまにあるのも事実です。

幸か不幸か、僕の愛車は派手な色だから、あまり神経質にはなっていませんでした。ストライプを貼ったことで更に派手になりましたし(;^-^)
それでも、近年は早めに点灯させるように意識しています。

配達の仕事をするときは、夕方になってもまだ明るい夏であっても、迷わず点灯させています。
そういえば、クロネコヤマトや佐川急便、郵便局など、配送業務に携わっている車両は、日中でも常時点灯させていますね。

他の車を見渡しても、白や黒や銀のボディカラーだと、薄暗い夕方になると見付けにくくなります。
僕含めてドライバーによって点灯すべきかどうかの判断が異なるのだから、一律自動化されれば迷うことはなくなるでしょうね。
その代わり、高度なセンサーだらけとなって益々電子化が進み、修理や交換は大変になりそうです。


因みに、リトラクタブルヘッドライトが完全に廃れたのは、本場ともいえる欧州で常時点灯が義務付けられたから。
(それだけでなく、素材や部品や技術が発達して、高い位置でなくとも遠くまで照らせるようになったことも一因ですが)
現在はデイタイム・LEDランニングランプがどの車にも装着されていますが、これからはヘッドライトそのものを点灯させる方向で法整備が進むことで、それもまた廃れる運命にあるのでしょうか。





江戸時代には、夕方を「逢魔時(おうまがとき)」と呼んで、警戒していました。

それまでの日本では、朝と昼の区別はありませんでした。
日本神話でも、黄泉の世界は、永遠に昼が続く「常世」と、永遠に夜が続く「常夜」に分かれていたほど。
(朝・昼・夜という、段階的な概念が生まれたのは、明治時代になって欧米の習慣が取り入れられてから)

日中と夜という二種類しかない世界観にあって、夕方とはそれらの狭間の僅かな瞬間であり、その間隙を縫って魑魅魍魎が跋扈を始める時間帯と認識されていた。
「魔物に逢う時間」、即ち逢魔時。

外で人に会っても相手の顔や姿が分かりにくくなり、物や風景も分かりにくくなる。
そのせいで、軽度なものでは、道を間違えたり、現在位置が分かりにくくなったり。重度なものになると、子供や老人が行方不明になったり。
それを以てして、昔の人々は、妖怪や怪異の仕業と捉え、夕方を警戒していたのでしょう。



それはあながち間違ってもいなかったようであり、現代では交通事故は夕方が最も多いというソースを、どこかで見た記憶があります。
(所在は失念しましたが。昔のJAF MATEだったか?)

だからこその、ヘッドライト法改正なのでしょう。
バイクも、ヘッドライト常時点灯が義務付けられて相当な年月が経ちましたが、事故は激減したといいます。

そもそも、ヘッドライトの点灯作法からしてが、今では昔とは替わってきています。
僕が免許を取った頃は、「基本的にロービーム、対向車がいないときにハイビーム」でした。
それが今では「ハイビームこそが基本であり、対向車がいたらロービームにする」と、教習所では教えるそうです。
行動こそ同じでも、そこに込める動機付けが違う。
時代は変わりましたね。








次世代ヘッドライトはハイビームのままの走行もOK?
(autoblog、2010年9月8日)

【ビデオ】驚きの技術! 米の大学が"雨粒を消す"ヘッドライトを開発!!
(autoblog、2012年7月14日)
【ビデオ】視認性が劇的に向上! インテルが開発した「雨粒を消すヘッドライト」
(同、2013年5月5日)

マツダ躍進の秘密はここにも~水面下で進む革命的なヘッドライト開発【連載:世良耕太】
(エンジニアtype、2014年10月22日)

スバル「フォレスター」大幅改良! アイサイトver3、LEDヘッドライトなど
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月6日)

BMW、「BMW i8」にLEDヘッドライトより2倍もの照射距離を実現した次世代ライト技術「BMW レーザー・ライト」を導入
(autoblog、2015年10月16日)





自動点灯機能は当たり前になってきましたが、それ以上の便利機能は、以前から開発中です。

対向車が来たら、他の位置をハイビームで照らしたまま、対向車の方向だけをロービームにしてくれるとか…。
雨が降る夜でも、雨粒の反射を消してくれるとか…。
ステアリングを回すと、その方向へ、光軸も一緒に向いてくれるとか…。


マイナーチェンジされたフォレスターに搭載された「LEDハイ&ロービームランプ/ステアリング連動ヘッドランプ」は、技術自体は昔からあったものです。
初代MR2は、操舵方向へ向けてフォグランプも向きを変える機能が、一部グレードにありましたね。
世界初の量産化に成功したのは、トヨタグループ傘下の小糸製作所でした。

しかしフォレスター、というかスバルの巧みなところは、評判の高いアイサイトver.3(日立製作所製)と連動させたこと。
これにより、ライト単独での機能ではなく、アイサイトを司令塔に、ライトを含めた複数の安全装置が有機的に連動する、総合力の高さとなりました。


現在はまだまだ高価であり、高級車のオプションに留まっています。
しかしそれも、後席ヘッドレストやエアバッグやエンジンスタートボタンがそうであったように、いつか訪れる法改正と新素材発見と技術的ブレイクスルーによって、装備されるのが当たり前になる日が来るのでしょうか。
Posted at 2015/12/15 23:56:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | 装備、付加価値 | クルマ
2015年12月09日 イイね!

若者の整備士離れ

若者の整備士離れ「若者の車離れ」などが原因で、自動車整備士を目指す若者が減っている。女性整備士の育成等を検討。
(アルファルファモザイク、2014年4月17日)

自動車整備士 不足のおそれ 国が対策に乗り出す
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年4月18日)
クルマ離れの影響、整備士にも 目指す若者激減 高齢化も深刻
(同、2015年6月7日)

【愕然】 整備士の給料明細をご覧くださいwwwww ヤバイぞwwwwwwwww (画像あり)
(きゃっつあいニュース、2015年6月7日)





一昨日7日の夜、NHK総合の『プロフェッショナル 仕事の流儀』を視聴しました。
今週の内容は、「第283回 一徹に直す、兄弟の工場 自動車整備士・小山明・博久」です。

番組を見ていると、実直な職人一家による、美談という印象を抱きます。
しかし自動車整備士の現実に関しては、一切触れていませんでした。
(恐らく、そこに触れたら爽やかな読後感など得られないから、敢えて取材しなかったのでしょうが)


「腕一本で食べていく」というと、確かに聞こえは良いです。
替えの利かない知識と技術と経験を身に付けるというのは、職人の世界であり、古来から日本人が様々な分野で得意としてきた仕事の方法です。
日本人は基本的に農耕民族であり、浅く広く適当に要領良くこなすよりは、一つのことに黙々と打ち込む仕事が、性に合っているのかも知れませんね(勿論、そうでない人もいますが)。


しかしその実態は、中々に過酷な様子。

冷暖房がなく、一年中シャッターを大きく開けっ放しにした工場(こうば)の中。
それ故夏は蒸し暑く、自分の汗が目に入って細かいものが見えず、直射日光を遮っているにも拘わらず気温だけで熱中症になりやすい。
真冬の吹雪でもシャッターを開けっ放しにし、しかし暖房はないので(ストーブはあっても気休め程度)、指先がかじかんで、氷のように冷たくなった金属製の工具がまともに持てない。
オイルの中に素手を突っ込むので、爪の中や皮膚の毛穴の奥の奥にまでオイルが入り込み、一生落ちない。

客にすれば家の次に高価な買い物なので、自ずと口煩いクレーマー気質が多くなる。
その割に専門知識を持っているわけではないので、頓珍漢な指示を出してみたり、整備士がプロの観点から良かれと思ってやった(或いは敢えてやらなかった)ことに対して、理不尽な怒り方をする。
純粋に目の前の整備だけに打ち込めるわけではなく、サービス業や接客業も、同時に務めなければならない。


職業柄、車好きな若者が多く入ってくるが、車好きを通り越して暴走族上がりもその分比例する。
その結果、体育会系の根性論と排他的な職人気質が化学反応を起こして、理不尽が横行する陰湿な世界。
パワハラ、モラハラ、セクハラ、当たり前。コンプライアンスなどどこ吹く風。
「職人の世界は一生修行」が社訓であり、会社はそれを都合良く捉え、修行中の身だからと嘯いて昇進も昇給もさせない。

命を預かる仕事であり、厳しい国家資格が必要であり、誰でもなれる職業ではない。
そんな重責にも拘わらず、信じがたい薄給。
僕も、試しにハローワークの求人票を覘いてみたのですが、働く環境が整っているホワイト企業だとばかり思っていたディーラー整備士でさえ、基本給12~14万円
プロとしての責任もプライドも、安く買い叩かれている現実を知り、ただただ愕然としました。


そんな現状を打破するためには、通常業務に加え、検査員や重機整備士や保険調査員や中古車査定士などの資格も取らなければならず、その激務たるや想像すらできません。
それで昇給に繋がると言っても雀の涙程度であり、にも拘わらず仕事量や責任は給料に見合わないほど重くなる一方。
どんなに死ぬ気で頑張っても、一般サラリーマンや公務員のようには決していかない。


しかも最近では、ハイブリッドカーやEV、PHEV、果ては燃料電池車も台頭してきました。
一般的な内燃機関以上に複雑怪奇であろうことは、素人目にも想像が付きます。
本来の機械整備だけでなく、電気工事士や、プログラマ、物理工学博士としての能力も、これからの時代は求められてくる。

【ビデオ】整備士が語る新番組 「パーツの交換がしづらいクルマ増えている!」
 (autoblog、2013年9月6日)


その一方で、古典的なキャブレターエンジンを持ち込んでくる客も、またいるわけで。
振り幅の両極端たるや。


こんな激務、僕は不器用で要領が悪いので、一生掛かっても体得できそうにありません。





メディアは、「若者の車離れ」「若者の整備士離れ」と盛んに喧伝して、さも若者こそが悪いかのように謳っています。
そんな環境を作り出した大人の側の問題には、決して触れずに。

少子高齢化で只でさえ若者の数が少ないのに、自動車に興味を持つ人が少なくなってきており、将来有望な若者がいざ自動車に関係する仕事に就いても、業界全体がブラックすぎて心身が追い付いていかない。
これでは整備士を目指そうという若者が減るのは無理もありません。

専門職であり、国家資格であり、スキルを身に付けさえすれば、どこへ行っても一生食うに困らない。
「この会社が嫌いになったので、今日限りで辞めます」と言って本当に辞表を叩き付けて背を向ける、それが通用する数少ない職業。
それと引き換えに、そのスキルを、どこへ行っても安く買い叩かれる。
車が好きだという純粋な情熱、自分のやるべき仕事への責任、そういったものへ業界ぐるみで付け込んで。



よく、
 「日本は頑張れば頑張っただけ見返りの多い、超絶イージーモード社会じゃねえか」
 「それで仕事が大変だ、給料が安いなんて愚痴を零すのは、甘ったれ以外の何物でもない」
と言う人がいますが、そういう人に限って、こういう現実には決して目を向けようとしないのですよね。

或いは、
 「そんなの、整備士なんて馬鹿な仕事を選んだそいつの自己責任じゃねえか」
 「職業選択の自由があるのに、もっと割の良い職種に転職しなかった奴が馬鹿なだけなのさ」
と、論点をすり替えて言い逃れ。

だから僕は、そんなことを言う人を、全く信用していません。


幸いなことに、僕の地元のような田舎では車の需要が絶えず、その分車好きな若者がまだまだ一定数います。
僕の行き付けの工場にも、将来有望な若い人が、4名も入ってくれました。
それまでは定年退職間際の人材ばかりで、長いこと後継者問題で揺れていたのを知っているだけに、安泰です。

僕の愛車をオーバーヒートから直してくれた整備士も、年齢こそ若いものの、キャリアが豊かで、会社でもそろそろ中堅としてのポジションであるようです。
僕も安心して、全てを任せられました。
若い人の仕事が、一番信頼できる。




冒頭の『プロフェッショナル』では、整備士がやりたいことと、客が望んでいることの乖離が、一部に見られました。

整備士としては、100%を超越した120%の仕上がりにしたい。
だがそれをやったら、整備ではなくレストアになる。
何より納期や、客の懐事情もあるので、次回車検時への宿題ということにして、当面は自分で自分を納得させるしかないと。

このような、それこそ偏執狂ともいえる、常軌を逸した完璧主義こそが、日本の「ものづくり」が海外から称賛されているのですね。
ジャパンブランドが世界中から一目置かれている理由が、そこにあります。

日本人がアップルという企業に特別な感情を持つ大きな理由
 (DARKNESS、2014年10月21日)
多くの日本人が持っている「これ」が生き残るための武器だ
 (同、2015年6月19日)



勿論、現実にはそれをしたくともできない場合のほうが多く、また客も全員が全員必ずしも望んでいるわけではなかったり、望んでいたとしても歯車が噛み合わない場合だってあるでしょう。

しかしこれもまた一種のサービスであり、ビジネスの枠を越えた仕事振りです。
こういうのも含めて、マニュアルでは決して身に付かない、日本の職人だけが先天的に持つ「おもてなしの心」なのでしょうね。
細工は流流仕上げを御覧じろ。


皆が皆、そうやって、やりすぎとも言える拘りを発揮するからこそ、日本の技術や品質は世界の頂点に君臨していられる。
整備士個人に対しても、客は尊敬の眼差しを絶やさない。

その代わり、ビジネスとしては、ブラック以外の何物でもないという二律背反。

「みんなのカーライフ」は、そんな名も無きプロフェッショナルたちに支えられているという事実を、改めて思い知らされた番組でした。
全ての整備士の皆様、有難うございます。
Posted at 2015/12/09 23:29:26 | コメント(5) | トラックバック(0) | 整備 | ビジネス/学習
2015年12月05日 イイね!

他人のせいにするなよ、VW

他人のせいにするなよ、VWF-Secureや、新潟日報が、前代未聞の不祥事を起こして騒動になっています。




前者は、フィンランドに本社がある、ITセキュリティ企業。
防衛省や警察庁、Facebook、この度始まったマイナンバー制度も、一手に請け負う巨大企業です。

そこの社員が、ただ政治信条が異なることを理由に、普通に生きている市井の一般人を脅迫し、恫喝し、中傷し、公開していない個人情報を調べ上げてばらまいた。
あまつさえ、取引相手が日本共産党民主党を支持していると知るや否や、優先的に仕事を発注。対して、自由民主党ないし安倍晋三政権の支持者と分かれば、解約。
私生活においても、反日極左暴力集団「レイシストをしばき隊」メンバーとして、反日デモをして現政権と日本人へのヘイトスピーチを繰り広げていた。


一介の平社員なら、ここまで騒動は大きくなりませんでした。
その人物とは、クオリティソフトビジネス企画本部営業戦略室室長・久保田直己(57歳)といい、社内でも重要な役員だった。
身元が割れ、フィンランド本社が事実確認と信賞必罰のために動こうとした矢先に、その日のうちに依願退職。
F-Secureも後を追わなかったこともあり、今はどこで何をしているのか、誰も分からない。


そういえば何年か前にも、自衛隊の機密情報がなぜか日本共産党や中国に漏れていた事件がありましたが、その真相に近付いたようなものです。


この事件は、久保田一人の責任ではありません。
自分の会社の社員、それも重役級がこれだけの不祥事を起こしておきながら、記者会見の一つも開かないというのは、明らかに異常です。
普通であれば、出された退職届を一旦預かっておいて、事実関係を詳らかにした上で、然るべきけじめを付けさせるもの。
それが一般常識だと思います。

しかしF-Secure、少なくとも日本法人は、火消しにすらなっていない保身を最優先した。
そして、日本法人ウェブサイトに登録されている顧客情報が、なぜか退会も削除も出来なくなるという。
取引先一覧も、一夜にして削除。「あんな会社とは二度と関わるな」という苦情が殺到するのを恐れたであろうことは、明白です。
それは即ち、久保田一人の仕業ではなく、本当に会社ぐるみだったということを、暗に仄めかしています。

【速報】 エフセキュア社 「続報です。不適切SNS利用とされる社員は退職しました。」
 (保守速報、2015年11月6日)
セキュリティ専門家「F-Secure側の対応が極めてまずい。通常なら記者会見が行われる」…ITメディア
 (同、2015年11月13日)
【F-Secure】 更新でアカウントが削除できなくなった件について問い合わせた結果→A「え?そうなんですか?」 (ロケットニュース24)
 (同、2015年11月14日)



F-Secureとしては、久保田一人が辞めたところで、会社の体質は変わらないでしょう。
それは事件への対応を見ていればよく分かります。
第一、久保田は採用担当も兼任していた。だから会社の内部は、反日極左思想の持ち主ばかりであり、久保田の「仕事」を引く継ぐ若手で占められているであろうことは、容易に想像できます。
彼が最後に言い放った捨て台詞
 「俺が辞めても会社は何も変わらないからな。これからも業界の総力を挙げてネトウヨどもに追い込みをかけるから、覚悟しとけよ」
 「お前の身元は割れてんだ。お前のガキ、塾からの帰りに一人で夜道を歩かせるときは、気を付けろよ」
というのは、虚勢でも何でもなく、事実なのでしょう。

久保田個人としても、特段痛くも痒くもないことでしょう。
前述の理由でF-Secureの体質は相変わらずなので、安心して去ることができる。
日本スマートフォンセキュリティ協会のリーダーでもある。
入手したおびただしい個人情報は、未だ久保田の手の内にあり、そもそも既に世界中に拡散しており、民主党関係者が大喜びしている。
従来培ってきたスキルと役職と人脈を駆使して、関連会社の管理職に、今頃は収まっているものと想像します。

あなたが使っているスマホは、電話帳も、通話記録も、メールの文面も、保存した画像も、Facebookで公開していない個人情報に至るまで、全ては久保田直己に筒抜けなのです。





そして後者の、新潟日報。
こちらも同じく、上越支社報道部長・坂本秀樹(53歳)が、しばき隊やSEALDsと共同で反日デモを繰り広げ、ツイッターで市井の一般人を脅迫し、新潟日報社長名を騙って自作自演。
それも、政治信条が異なる相手のみならず、新潟県民なら尚更見過ごせないはずの、北朝鮮拉致被害者の家族にまで。
 「お前の赤ん坊を殺して豚に餌として食わせてやる。その豚肉を、お前と旦那が食うんだ。最高だろ?」
 「安倍は死ね! 今すぐ死ね!」
 「稲田朋美はネトウヨの従軍慰安婦」
等々…。
こんな人間が、愛だの正義だの平和だのを説くのだから、虫唾が走ります。

脅迫されたツイッター利用者たちが予め警察に届け出ており、そこへ来て、水俣病集団訴訟の弁護士団長も脅迫されたことが決定打となり、事実関係が表面化しました。
弁護士だけに、喧嘩の仕方が抜群に上手いのですねw



こちらも、F-Secureと同様、会社としての事後対応の拙さが際立ちます。
経営管理本部付の無期限懲戒休職処分とは、事の重大さに反して懲戒解雇ではなく、飼い殺しとはいえ身分は保証されて給料も出るという甘さ。

その後も、小田敏三社長名義で、有料懇談会会員に対してだけ、謝罪文が送付。
普通に新聞を取っている一般購読者や、地元新潟県民、脅迫された人々への謝罪は一切ない。
そもそもその文面は坂本一人に責任をなすりつけるものであって、そんな人間に要職を任せていた経営トップとしての懺悔の言葉は一言もない。


だからマスゴミと呼ばれるのです。

2009年には朝日新聞も、2ちゃんねるにおいて、暴言・誹謗中傷・身体障害者への差別的な発言・自作自演の工作を、執拗に繰り広げていました。
そして、そんな自分の書き込みを取り上げて、
 「2ちゃんねるには匿名ゆえの悪意が渦巻いている」
 「だからネットには規制が必要」
 「対してテレビや新聞には匿名性がないから真実がある」
と連呼していた事件は、つとに有名です。

前述のF-Secureが起こした事件も、海外のマスコミは報道したものの、日本のマスコミは産経のウェブニュース以外どこも取り上げません。




F-Secureと新潟日報、どちらも、企業を代表する要職を、これだけ偏った思想の持ち主に一任していた。
事件発覚後も、厳罰とは真逆であり、未だに告訴も損害賠償請求もしていない。
記者会見も開かず、利用者への謝罪もない。
その様は、あたかも、会社を挙げて守ってやっているようにしか見えない。

組織ぐるみ、会社ぐるみであったであろうことは、想像に難くありません。
本当に一介の社員が独断でしたことであれば、もっと筋の通った後処理をするはずですからね。



ブラック企業の社長は、よく
 「仕事と人間は別問題だ。人間としては屑でも、会社の備品を盗んでも、売上金を横領しても、客に暴言を吐いても、最悪人殺しであっても、仕事が優秀なら会社は絶対に手放さないし、どこに行っても引っ張りだこだ。俺もそういう奴が大好きだ」
と言いますが、そんなはずがないのです。
人間性に問題があれば、斯様な不祥事を起こして、結果として会社に損害を与えるのだから。

まして国家ぐるみのセキュリティや、報道機関に身を置くのであれば、尚更厳重な適性試験や思想チェックや身辺調査があって然るべき。
現に、CIA(アメリカ中央情報局)は、職員への抜き打ち検査を絶やさず、二重スパイを継続的に炙り出しています。

だからこそ、余程仕事が優秀なのか知りませんが、思想や人間性に問題のある人間を採用する企業の質など、推して知るべしなのです。

【サヨク速報】山口弁護士「ぱよぱよちーん事件は『社会運動を熱心にやってる人を企業が雇うリスク』を可視化した」
 (保守速報、2015年11月6日)



大企業だからといってホワイト企業とは限らない、これは格好のサンプルです。








さてさて、前置きが長くなりましたが…。
これら大企業の相次ぐ不祥事、フォルクスヴァーゲンの排ガス不正事件とも、非常によく似ていませんか?
クリーンディーゼルエンジンのみならず、今度は通常のガソリンエンジンでも不正していたことが、明らかになりました。

そんなVWだから、自社の不正を洗い出すことは早々に止めて、今度は他メーカー、それも日本車に責任転嫁しようとしています。


【排ガス不正】ドイツ当局、トヨタや三菱自動車などにも同様の不正がないか調査
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月4日)
ルノーのディーゼル車、最大で基準の25倍の排ガス ドイツ環境団体が発表
(同、2015年11月25日)

ホンダ・マツダ・三菱のディーゼル車も実走行時の排ガスが規制値を大きく超える ※日産はセーフ
(サイ速、2015年10月11日)
独排ガス調査でVW以外にもトヨタやマツダなど多数の車種で「多量の有害物質」確認発表へ
(同、2015年11月14日)



あのさぁ……。


燃費でさえ、カタログ燃費と実燃費とで乖離があるのだから、排ガスともなれば尚更でしょう。
机上の空論と現実は異なるのだから、それは或る程度は仕方ないと思います。
ましてディーゼルともなれば。

ですが、VWがやったことは、制御プログラムの意図的な改竄。
誰一人として有害物質を問題にしているのではありません。
馬鹿正直にやった結果、カタログと違う数値になってしまっただけの他メーカーと、一緒にするな!
論点のすり替え以外の何物でもありません。

そもそも、EU当局に、疑わしいから再検査をしてくれと頼んだのは、他ならぬトヨタ。
本当にトヨタも不正していたのなら、初めから告発しないはず。
そして、VWの不正を白日の下に晒した検査をしたのは、どちらとも中立なアメリカで、しかも政治的な力学とは尚更無縁な一介の大学。
なのに、そんなトヨタさえ道連れにしようというのだから……悪足掻きも良いところです。
ドイツ人が本性を現してきました。


この問題は、VW一社だけの不祥事に留まりません。
ドイツ当局も一枚噛んでいることです。
実際、EU当局は、トヨタからの告発を握り潰していたわけですし。

EUの中で最も力があるのがドイツで、そのドイツの外交官が、ドイツ車には検査を甘くするようアメリカでロビー活動をしていたのは、以前も述べた通り。


そして今度は、他を排除したドイツ国内の調査機関だけで再検査し、今回のためだけにやり方や基準値を変えて、
 「そぉら見ろ、日本だってやってたじゃねぇか」
とドヤ顔。


( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


……バカなの?

アホなの?

クズなの?



早速、パリの都はクリーンディーゼルの排ガスで酷いことになっているという、フランス車を槍玉に挙げてきました。
というか、欧州圏から日本車を追い出すべく結託したはずであり、現に再検査の対象は日本車だったはずなのに……早くもEU内で仲間割れですか?wwwwwwww


そもそもVWが不正せざるを得なくなったのは、日本車を追い出すはずのEURO6を日本車が易々と乗り越えてきて、にも拘わらず自社製品のほうが弾かれるという自縄自縛に陥ったから。
北米市場シェア云々は、後付けでしかない。


F-Secureや新潟日報と同様、こちらもまた、一部の従業員や一部の下請けの問題などではありません。
VW一社だけの問題でもありません。
ドイツ当局、ドイツという国ぐるみでの不正であり、EU全体を巻き込んでの不正です。


一部の個人のせいにしたり、ロビー活動したり、現金をばらまいたり、日本の自動車評論家に無理のある擁護をさせたり…。
あまつさえ、不正プログラムから有害物質へと論点をすり替えた揚句、第三者ではなく自分のところの密室で再検査し、方法や基準値を公的なものから勝手に変えておいて、日本もやっていると責任逃れ…。

元より反日企業であることは承知していましたが、どこまで卑劣なのでしょう。
VWのやるべきことは、そんなことではないはずです。
Posted at 2015/12/05 08:46:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 反日勢力 | ニュース
2015年12月02日 イイね!

イイね!800個達成

イイね!800個達成昨日07:47、Laevateinnの愛車プロフィールへのイイね!が、800個に達しました。
先日700個に到達したばかりと思いきや…。


付けてくれたのは、宮城県の、ta-sakuさんです。
ご本人の許可を得て、ここに紹介します。

愛車は、本田技研工業 S660・α・CVT(DBA-JW5前期型)
そこへ無限製のオプションを付けています。
こちらも、先月8日の「104th仙台・泉ヶ岳ミーティング」にいた車ですね。
ASさんが凄く詳しくて、最も熱心に見入っていたのが、印象的でしたw

仙台市では、早くもS660が納車されているのですね。
きっと相当に早い時期から契約していたのでしょう。
納期の遅さがネガティヴな意味でも話題になっていますが、これは生産ラインにおける人材教育も兼ねているため。
だから、買う人は、単に“物”を買うだけではない、ホンダ従業員を育ててあげているのだ、自分も文化や雇用の担い手であり、これは一種の投資なのだという気概も、あることでしょうね。


付けてくれた皆さん、本当に有難うございました。
Posted at 2015/12/02 18:11:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 愛車紹介 | クルマ

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何シテル?   07/03 23:51
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