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2017年08月12日

一部パーツをカーボンルックに

一部パーツをカーボンルックに 一部パーツをカーボンルックにします。

まず行うのはファンネルの基部。
V型エンジンブロックの間にあるスロットルの上に乗っている部分になります。
昔のF1だと、そのままファンネルが立っていましたが、前作のフェラーリF189も同じような構造でした。
どういう効果があるのでしょうかね?と考えてみたら、この上にエアインテークを載せるのですが、その土台になるようですね。
そう考えれば、なるべく軽く作りたいとなるはずで、必然的にカーボン。それも、ドライカーボンのものになるのでしょう。本物のF1がケチってカーボンシートでカーボンルックなんてないでしょうからね。

で、まず最初にカーボンルックにしたのがコチラ



準備したのは、タミヤ模型のカーボンスライドマーク。
綾織りの極細です。

タミヤショップさんの店頭販売で¥600円。
イタリー製です。
シルクスクリーンなのかな。

他には、GSIクレオスさんのマークセッターと、グンゼ産業のマークソフター。
道具としては、先の平たいピンセット、デザインナイフ、綿棒といったところでしょうか。
GSIクレオスさんとグンゼ産業さんは一緒です。購入した時期が違うので、グンゼ産業(株)模型部当時に買ったマークソフターと、最近になって購入したGSIクレオスさんの製品のマークセッターというだけです。
今買うと、ソフターもGSIクレオスさんなのでしょう。15年くらい前に買ったソフターが今でも残っています。そのくらい微量しか使いません。

普通はスライドマークのいらない部分、例えばメーカーロゴとか使わないところを使って貼り具合を試すのですが、このカーボンスライドマークは余白がありません。全面が製品です。

売り物とかでしたらテストで切り出して貼りますが、勿体無いのでテストなしで一辺を貼ってみます。
説明書には10秒ほど水に浸して一旦濡らしたタオルに取り出し、マークが動くようになったら貼る位置にマークをスライドさせるとありますが、水に浸けるのは5秒ほどで大丈夫でした。あとは濡らしたタオルに取り出しておきます。
その間にパーツにマークセッターを塗ります。ベチョベチョでいいです。塗ったくります。
このマークセッターは、セッターというだけあって、貼り付けの糊の役割をします。それと同時にマークを柔らかくする成分も含まれています。
そうこうしているうちに取り出しておいてマークが貼りごろになっています。
パーツの貼りたいところに持っていき、マークを指で押さえておいて台紙を引き抜きます。
こうした作業をピンセットで行いますが、先の平たいピンセットの方がマークを痛めるリスクが減ります。

カーボン表現だからか?イタリー製だからか?硬めです。
淵に沿って折り曲げたいのですが、折り曲げるとビヨンと戻ってきます。弾力が強い感じです。

そんな感覚を探りながら、湿らせた綿棒でシートの下に入った水分を抜いていきます。
綿棒でこすったり、綿棒を転がしたり。

今度はマークソフターの出番です。
これはマークセッターに含まれる柔らかくする成分に特化したものです。ですから、マークをぐにゃぐにゃにします。マークは2Dですがパーツは3次曲面だったりします。そういう部分に馴染ませるには、ソフターが必要になります。
蓋に刷毛がついているので、サササとマークの表面に塗ってあげます。
これで綿棒でクイッと曲げてあげると、綺麗に折りたためて、モールドに沿って馴染んでいきます。
パーツは角が丸くなった台形をしているので、角の部分のアールにも添わせて綿棒を押し当ててあげます。

本来ならマークソフターを塗ったら一晩なり放置して自然に馴染むのを待ちますが、結構丈夫そうなので綿棒を押し当てて強制します。

これをパーツの四つの辺で行います。
先に貼ったマークに強く触れたり、擦ったりしないように注意です。

次はエアインテークの煙突部分です。
これは3次曲面で構成されています。自動車用のカーボンシートならば温めながら伸ばして貼っていけばなんとかなりそうですが、模型ですからなんとかなりません。スライドマークを引っ張ると千切れます。

そこで一発貼りは諦めて、両サイド面、前面、背中面と分けて貼っていくことにしました。
設計図を描きます。
紙は佐川急便の袋を廃品利用です。わざわざ上質紙を使う必要はありません。
ラフでいいので形を描き、寸法を入れていきます。
本気でやるなら実寸大で描くといいです。



結局下部のハチマキで2枚、サイド両面で2枚、前面の台形をにまい、背中面を1枚と分割しました。
これは端切れの都合上です。可能なら前後左右の4枚でよいかと思います。

マークセッターを塗ります。
どんどん乾いていきますので、タップリと塗っていいかと思います。





水に浸したマークシートを取り出します。
ティッシュペーパーを作業台にしました。



貼っているところは撮影不可能でした。
さすがに手が足りません。

水に浸す前に、切り出したマークシートはパーツに当ててみて、大きさの感覚をつかんでいくと良いです。
どのくらい余白が出て、折り曲げてソフターで馴染ませるイメージをつかんでおくと、流れ作業がスムースに進みます。

そして全面貼り終えました。



マークソフターを角ごとを特に忘れずに塗って乾かします。
徐々に馴染んで密着してくれるでしょう。

ああああ、何枚も貼り合わせたのでカーボンの柄が合ってないですね。
最終的にボディカウルをかぶせて見えない部分になるので気にしません。(爆)
クヨクヨしても仕方がないです。


スライドマークシートを貼るときにやってはいけないのは、

貼ったマークシートから水気を抜くときに綿棒を使いますが、必ず綿棒を濡らしてから行います。乾いた綿棒をむやみにマークシートに押し付けると、水分を吸い取ると同時にマークシートも吸付けます。
戦闘機などのコーションマークなど小さなマークは特に注意です。

マークの位置を直すのに乾いた綿棒や指先をつかわない。必ず水をタップリとつけて、マークシートとパーツの間に水の層ができるようにします。そうしないと綿棒や指先にマークシートがくっ付いてきます。

マークソフターを塗ったらこすらない。ソフターを塗られたマークシートはグニャグニャに柔らかくなっているので、下手にこするとグニャリとズレたり丸まったり波波にシワが寄ったりします。
それだけマークソフターを使うときは最終手段的な覚悟と順番で使います。

小さいマークシートなら乾燥は早いですが、面積の広いマークシートの場合は、乾燥させる時間をたくさんとったほうがいいです。
小さなマークシートでも最低1日。欲を言えば2、3日。
大きなものですと1週間は乾燥させたいです。
内側に入っている水分が完全に抜け切るまでの時間を確保したいです。
それから、保護のトップコートを吹いたりしないと、トップコートの内側から気泡ができたりします。
ミリタリー物などでしたら、そうした箇所のリカバリー跡も効果に成り得ますが、自動車のマーキングで気泡があったらガッカリですからね。

こんなところでしょうか。


そんなことに注意しながら、今回のマクラーレンホンダMP4/6ではノーズコーンの内側、コックピットブロックの先端にカーボン部分があるので、同様に貼っています。



こちらは余白部分を完走後に切り取ります。折り返した部分が接着面になってしまうので、扱いが難しいです。


いわゆるデカール貼りが始まると、いよいよ模型作りもクライマックスが近づいてなと、テンション上がってきます。

他の部分はまだまだなんですけどね。
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Posted at 2017/08/12 18:20:23

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