
模型製作の道具を一部ご紹介。
基本ベランダモデラー。
つまり、屋内でエアーブラシを使っての塗装作業は行わず、例えばクルマ模型のボディ塗装作業は湿度の低く風のないよく晴れた日に行います。主に早朝ですね。
従って、所有している道具にエアーコンプレッサーはありません。
まだそこまで投資するか?迷っているところです。
設備投資で3諭吉〜4諭吉。オークションで中古であっても大して変わらずですからねえ。
あったらあったで塗装品質も良くなり、安定して作業が行え、気付いてみればスプレー缶塗料を毎回買うより安価ってことにもなるんですけどね。
で、そういうことを踏まえて、今使っている道具たちの一部を紹介。
※トップ画像は拾い物のフリー画像。さすがにこう言う格好で模型作りはしません。
まずは何だろう?ノギスかな。
これは¥100均一の物。
正確な数値を計測する目的よりも、直角のものを直角に固定する用途に準備しています。
都合2丁あります。
今回のマクラーレンホンダMP4/6では、フロントとリヤのウイングを接着して固定するのに活躍しました。
エアロダイナミクスの最先端のマシンのウイングがヘロヘロになっていたら、何だかガッカリですからね。
それに、マイクロは測れなくても、模型程度ならプラ素材のノギスでも長さや幅さ、深さを測るのにじゅうぶん使えます。
本気で使うなら、本物出しますからね。
それに、¥100円で済むなら、実車のタイヤメンテナンスに積んでおいてもいい。
まあ、愛Zには小型のノギス積んでますけどね。
次は、デザインナイフかな。
これはタミヤさんの。
いわゆるカッターナイフも使いますが、細かい作業にはこちらを使っています。
プラ模型ですと、ランナーから切り出したパーツに残っているゲート跡やバリを切除するのに使います。
デザインナイフをお使いの方はご存知と思いますが小回りが利きます。従って、パーツのゲート跡を切除する際に小回りが利きすぎてパーツ側をえぐる恐れがあるので慣れが必要です。
最初は扱い易いカッターナイフからのステップアップみたいな感じですね。
お次はニッパー。
薄刃の弱電電工用のニッパーをプラ素材用に使っています。
これは弱電の電工でもいけますが刃先の切れ味が大切なのでプラ専用にしています。大物や金属を切っても大丈夫な電工用の物とこちらを使い分けています。ランナーの太い部分の切断とかは大きなニッパーじゃないと手も痛いし。
プラモデルの出来の良し悪しは、パーツの切り出し作業でかなり決まってしまいます。
先の効くニッパーとデザインナイフで丁寧に作業をすれば、それだけで見栄えがグッと良くなります。
次は何だろう?
奥に行って接着剤が4種類。
左から、白瓶、オレンジ瓶、ミドリ瓶、黄緑瓶と並んでます。順序は関係ないです。
白瓶はいわゆる接着剤。匂いがツーンとくるアレです。
プラ素材の表面を溶かして、貼り合わせたプラパーツ同士(スチロール樹脂)を融着させます。白瓶はその効果が大きいもの。従って、ガッチリと貼り合わせたい部分に使います。
ただし、溶かす力が強いので塗装ごと溶かします。だから、組み立てたら見えなくなる部分なら安心ですが、例えば自動車の模型でツルッツルに塗装して仕上げたボディーにミラーを接着するとかいうときは怖いですしかなり慎重になります。
でも使いようによっては、例えばバイクのタンクなど左右貼り合わせで真ん中に接着面の線が見えてしまうとき。せっかくツルッツルにタンクを塗装したいのにってとき、左右の接着面それぞれに3、4回白瓶で接着剤を塗ってプラ素材を溶かしておいてからグイッとはり合わせると、接着面のプラがモリモリと盛り上がり、パーツと同じ素材のパテ代わりに使えます。盛り上がって乾燥した部分をヤスリで600番、800番、1000番、2000番と仕上げて綺麗にならせばツルッツルに仕上がります。もっとも、完全に固着するまで2、3日は乾燥させますが。
次はオレンジ瓶。
これは白瓶と違ってオレンジ(柑橘類)から抽出された成分リモネンが使われています。白瓶同様にスチロール樹脂を溶かすことから接着剤に使われています。白瓶との大きな違いはツーンとくる有機溶剤の匂いがありません。オレンジの皮を絞ったような匂いですので、室内に篭ってプラモデルを作っていても安心です。
ただし、塗装を溶かす効果がないので、塗装前に接着する場面や、塗装後に接着面の塗料を剥がしてから使います。また、匂いがオレンジ系なので、小さな子どもの手の届くところには放置できないですね。事故は避けたいので作業後はツールボックスなどに片付けましょう。
右にいってミドリ瓶。
これは流し込みタイプの接着剤です。匂いはやはりツーンときます。
流し込みということで、パーツ同士を組んだ後の隙間に流し込みます。白瓶がトロトロのトロミなら、こちらはサラサラです。
これは毛先を当てるとパーツ同士の狭い隙間に毛細管現象で流れ込んで行ってくれるので、細々したパーツの接着に適します。それと、乾燥が早くて万が一塗装表面に付いてしまっても、白瓶の接着剤にように塗装を溶かす前に乾燥してしまうので安心です。
匂い対策さえできれば、子どもでも扱い易いですし、作品のクオリティも上がります。
接着剤の跡の指紋とかベッタベタついているとおもちゃ感バリバリになっちゃいますからね。
さらに右のが黄緑瓶。
流し込みタイプのさらに速乾のタイプです。
ツーンとはきませんが、独特な匂いがします。
これは速乾なので、接着するパーツの保持が難しい、プルプルしちゃうから早くしたいってときに短時間で接着できます。
乾燥がさらに早いので、接着剤を塗っておいてパーツを持ってきて接着しようとすると、もう乾燥してしまっています。ミドリ瓶だとある程度できるのですが、黄緑瓶だと間に合いません。
例えば戦車に伸ばしランナーのアンテナを立てるとき、ピンセットでアンテナをつまんで接着箇所の穴に立て、この速乾タイプをチョイと持ってくると、毛細管現象で接着剤が流れ込み、かつ短時間で接着して乾燥します。これを白瓶でやろうとすると、前もってアンテナに接着剤を塗って立ててもすぐには固着せず、ジッと我慢の子で待つ必要があります。それと、不要なところにまで接着剤を塗ることにもなりかねないので、やはり流し込みタイプで速乾が楽ですね。よくやるのは、まず黄緑瓶の速乾タイプでくっ付けて、補強代わりにミドリ瓶の接着剤を流し込みます。
次は右奥の木工用ボンド。
木工用ですから水溶性です。
なんでプラモに?ってお思いかもしれませんが、今までの4種ともに接着剤の跡が残ります。黄緑瓶の速乾でも少なからず残ります。白瓶、オレンジ瓶、ミドリ瓶、黄緑瓶の順に残ります。貼り合わせて見えなくなるならいいのですが、時として接着面がモロに見える局面があります。
透明なパーツです。
戦闘機のキャノピーや自動車のガラス部分、今制作中のF1モデルもフロントのバイザーやドライバーのヘルメットのバイザーですね。接着剤がついた面が完成後に表側から見えてしまいます。こういうとき、強度は二の次で仕上がり重視ならば、乾燥後に透明になる木工用ボンドを使っています。正直言うと接着強度がないのでイラッときます。時々ですが、クリアー塗料でペイントロックさせて接着剤代わりにもします。
今回はどうするか?思案中です。
さらに、輪ゴム。
けっこう重宝しますよ。貼り合わせたまま圧を掛けておきたい時に、輪ゴムでグルグルっと巻いてしまうと簡単です。
艦船模型の船体の貼り合わせなどは幅が潰れないように骨入れといて輪ゴムで要所要所を輪ゴムでグルグルと。
左右が合わさったところで、流し込みタイプのミドリ瓶で接着って流れです。
このパターンで何隻の宇宙戦艦ヤマトを作ったことか。
今回のマクラーレンホンダMP4/6の場合だと、シャシーにエンジンを乗せて接着する局面。乗せただけでは圧着されず、プラ素材が溶けないから接着剤が乾いただけの接合になり強度が出ません。なので、白瓶の接着剤を接着面に塗ってエンジンを乗せて、ファンネルの上に当て木して当て木ごとシャシーに輪ゴムでグルグル巻きに。
多分しっかりくっ付いています。
お惣菜を買った時などで貰った輪ゴムは取っておいて再利用です。
お隣の瓶。
調味料入れです。
¥100円均一です。
溶剤を入れて適量ずつ出して使っています。ラッカー系塗料とエナメル系塗料の2種類を使っているので、溶剤はそれぞれで2種類です。
どちらも無色透明なので表示してます。においを嗅げばすぐに分かりますが、瞬時に使いたいときにサッと使えないとね。大瓶のままだと扱いにくいでしょう?いちいちキャップを捻って開けて、オットットってボトルを傾けて塗料皿に注ぐよりも、調味料入れなら片手でキャップをポンと開けてチュウ〜って適量ずつ注げます。
ボトルのキャップの開け閉めよりも、匂いも漏れない気がします。
左に行って爪楊枝と綿棒。
爪楊枝は細かいところに接着剤を塗ったり、塗料を挿したり、塗料を攪拌したり、時々反対側で耳掻いたりいろいろと便利に使えます。
お弁当の割り箸についてきた爪楊枝とか貯めて使ってます。だから、何年も前に¥100円均一で買った爪楊枝はまだ大して減りません。
綿棒は拭き取り用途ですね。
主に水転写式デカールの水分を吸い取ったり、位置合わせに使ったり。
これも¥100円均一で買ったものですが綿のケバケバが立つので、コストがかかっても模型用を買おうかな?と考えています。でも、まだ残りがこんなにあって、2個セットだったので、新品がもう一つあるんです。先は長いです。
左奥。
使い終わったスプレー缶の空き缶。
スプレー塗装するときの保持台として重宝します。キャップ部に両面テープとか裏巻きにした養生テープとかでボディーパーツを貼り付けておいて、缶の部分を持ってスプレーします。
塗装用のターンテーブルのような台も製品としてあるのですが、わざわざ買わなくても自分には空き缶の再利用でじゅうぶんです。
最後は背景と敷いてある段ボール。
Amazonとかの箱に入ってくる板段ボールを工作台にしたり、塗装の際の下敷きにしたり、パーツを貼り付けといてスプレー塗装したり使ってから紙ゴミに出しています。
箱の段ボールも解体して使ってから紙ゴミに出します。
他にもいろいろと便利な道具はあるのですが、今回はこんなもんで。