2011年05月29日
49:クルマ評価の方法論に関する一考察:番外編 私的自動車雑誌愛好史(後編)
私的自動車雑誌愛好史の続きになります。
さて中学に進む前後には、成長して認識する世界が広がってきたこともありましたが、最大の理由としては、実際にクルマに乗れるまでにはまだまだ時間がかかるということに気がついたためしょうか(苦笑)、クルマに対する興味が突然冷めて、自然と自動車関連の雑誌も全く読まなくなりました。その後、免許は大学生の頃に一応は取りましたが、一度もクルマを購入することもなく、また運転することもなく、そんな状態が学生時代から、就職し、結婚してからも続き、結局、約20年が経ちました。
日常生活では特段の不便さを感じないまま、30代はじめの1990年代中頃に、第一子が誕生して直ぐに、2年ほど米国に赴任する機会があり、そこで自家用車として、フォルクスワーゲンのジェッタ(ゴルフIIの時代です)を所有したのが再びクルマに対する興味が戻ってきたきっかけでした。何分、異国の地で初めての自家用車、それもドイツ車ということで、かなりくたびれた中古車ではありましたが、そのインパクトは強く、2年間乗り倒しつつ、旅行先等では積極的にレンタカーを借りて、おおらかで、ある意味スケールの大きなアメリカ車の魅力も味わいました。
もともと凝り性な性格でもあり、一端興味を持つとなんでもかんでも知りたくなる方で、米国にいながら自動車全般に関する20年前の情報をアップデートすべく、その当時の雑誌を読みあさりだしたのが、自分のなかでの第2期と位置づけられる自動車雑誌愛好の始まりになりました。小学生の時分は、「モーターマガジン」、「モーターファン」しか知りませんでしたが、今回は、「カーグラフィック」や「NAVI」といった高級感のある雑誌、更に「ドライバー」、「カー&ドライバー」や、週刊誌として「ベストカー」、「ホリデーオート」といったものがあることなどを知りました。また内容的には、過去に比べて雑誌の数が増えたせいか、ポジショニングに棲み分けができていること、更に単にクルマの記事だけではなく、社会の中でのクルマ、文化としてのクルマ、更にはライフスタイルの中でのクルマといったように、工業製品、機械的な道具の性能評価といったものから、踏み越えた部分を語る雑誌が多く出版されていることに感銘を受けました。
帰国後は、子供が二人になったこともあり、勿論クルマを購入し、以後、クルマ好きとして、購入だけでなく、クルマに関連する話題には興味を持って過ごしてきました。当然、自動車雑誌への興味は持続して、クルマの買い換え時期には、読書量が急上昇し、その後、やや沈静化するというパターンを繰り返しながらも、一応複数の自動車雑誌に目をとおすようになり現在に至っている次第です。
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さて、如何でしたでしょうか?同じ年代の方には共感して頂ける部分もありましたでしょうか。しかし、クルマというものに積極的な興味やあこがれを持つ人間も、世代が進むにつれて少なくなっているのは事実でしょうね。改めて振り返ってみると、40代の我々は、世代全体として、クルマに熱くなった経験をもつ、最後の年代かもしれません。
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クルマ評価 | クルマ
Posted at
2011/05/29 16:09:32
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