
過去のブログにおいて、ダウンサイジングコンセプトについて述べたおりに、以下のようなコメントを最後に書きました。
”ボルボの1.6Lエンジンは、このようなトレンドの最後発のものの一つですので、他社のそれと比較してもなかなかに優れた性能ではないかと思いますが、一方、将来のことを考えると、できれば、アイドリングストップ機構や、小出力モーター組み込みのハイブリッド車として、志高く登場させる選択肢もあったのではないかと思います(そうであればあと50~100万円高くでも十分魅力的だと思います)”。
ボルボの国内向け情報誌として「LIV」という冊子が出版されており、先日ディーラーから郵送されてきました。内容をパラパラとみていると、ボルボV60のプラグインハイブリッドについての記事を発見しました。以下にはCarviewの記事から引用します。
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2011年2月22日(火) の記事より
ボルボ、ディーゼルプラグインハイブリッド発表
ボルボは、ミドルクラスワゴンの新型V60に、ディーゼルプラグインハイブリッドを搭載し、2012年より販売を開始すると発表した。
同ハイブリッドシステムの構成は、ボンネット内に最高出力215ps、最大トルク44.9kg-mを発生する2.4リッターターボディーゼルユニットを搭載しフロントを駆動。一方、後輪は70psを発生するERAD(Electric Rear Axle Drive)モーターで駆動する、4WD方式となる。
12kWhの容量を持つリチウムイオンバッテリーはリアのラゲッジスペースに搭載。充電は左フロントフェンダーに設置されたコネクターより行われる。欧州の一般的なコンセントである(230V/6A、10A、16A)が利用可能で、10Aでは4.5時間、16Aでは3時間、6Aでは7.5時間で充電完了するとのことだ。
走行モードはおおまかに3つのパターンに分かれ、モーターだけのモードでは50kmの航続距離。ハイブリッドモードではディーゼルエンジンとモーターがバランスよく駆動力を供給することで、欧州複合モードでのCO2排出量は49g/km、燃費は52.6km/Lという優れた環境性能を発揮する。一方パワーモードではエンジン・モーターのパワーをフルに発揮することで、出力215ps+70ps=285ps、トルク44.9kg-m+20.4kg-m=65.3kg-mを発生。0-100km/h加速6.9秒というパフォーマンスを見せる。
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いや既にこのような発表がなされ、本国では来年には発売開始なのですね、まさに知らぬはなんとやらで、お恥ずかしい限りです(苦笑)。しかし、ディーゼルハイブリッドですか! シトロエンでもDS5に同種のシステムを搭載すると発表していたと記憶しますが、環境性能を考えると、やはりディーゼルエンジンが選択されるのでしょうかね?
しかし、今のところ日本に導入される予定はないんでしょうねえ。本当に残念なことです。導入されるのであれば、従来仕様より100万円位高くでも買いたいです(笑)。でも既にS60を買っているので将来的に別の車種で出れば是非買い替え候補として考えたいところです。
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スウェーデン車 | クルマ
Posted at
2011/06/05 22:28:16