レクサスの旗艦モデルであるLSがマイナーチェンジを行ったとのニュースを読みました(
ここ)。MCとはいえかなり大規模な改修がなされ、あちこちに手が入ったようですが、やはり最大のポイントは、昨今登場のモデルより順次導入されている「スピンドルグリル」のモチーフが、いよいよLSにも加えられたということでしょうか?
ブランドの新しいデザインモチーフがフラッグシップにおいて不評であることは、極めて由々しき問題となるので、スピンドルグリル導入にあたってはこのLSについてもデザインを事前に慎重に吟味検討した上で決定されたと推察するのですが、個人的な感想としては、このLSのそれが一番似合っている印象です。逆にGSでは、デザイン的にこなれていない/消化しきれていないのではと感じましたし、RXでは取ってつけたような印象を強く受けましたが、さすがにLSにおいては、上手くまとめてきたと言えるのではないでしょうか。
日本発の(主に北米向けの)プレミアムブランドとしては、レクサス、インフィニティ、アキュラになるのでしょうが、ドイツプレミアムに比較するとデザインにおけるアイデンティティはレクサスが最も希薄であったと思います。スピンドルグリルというモチーフの導入は良いことだとは思いますが、やっぱりアウディの「シングルグリル」デザインに似ているなあ、との思いは捨てきれません。ライトが2つでバンパーとグリルがあって、という限られたパーツを用いて、100年来さんざんデザインされてきたフロントのデザインで個性化を図ることは、至難の業なのでしょうが、是非、今後もこれぞ●●のクルマといった優れたデザインを実現してもらいたいものです(他のメーカーも含めて)。
ちなみに皆さんは、どのブランドのフロントフェイスのデザインが秀逸だと思われますか?ご意見をお聞かせいたけますと有難いです。
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日本車 | クルマ
Posted at
2012/08/17 14:34:46