では前回に引き続きC4ピカソの話を続けたいと思います。
実車を前にして思ったこと
・やはりミニバン風のスタイリングである。
・しかし、大きすぎるとは感じられない。車高も気になるほどではない(横のDS4と比較)
・フロントフェイスはファニーというよりむしろ格好良い。
・フロントウインドウの広さもあまり分からない、むしろ普通な感じ。
・サイドにクサラピカソのデザインモチーフが見られる。
ロングホイールベースを活かしてタイヤハウスはドアの形状に影響しないデザインでこの辺りもシトロエンらしいと感じました(ドアも広く開く)。
ライトは上が常時点灯でウィンカーを兼ねており、下がメインのディレクショナルヘッドライト(バイキセノン)とのことです。ピカソとグランドピカソはデザインが大きく異ることも分かりました(芸が細かい)。
ハッチバックはテールランプもすべてドア側に配置され、これによって広い開口部が確保されている。写真はありませんが、荷室はスクエア・立方体で広く使いやすい形状。実用性は非常に高いとの印象を受けました。リアウィンドウ・ワイパー装備は好印象。
タイヤは16インチ。ホイールハウスに比較してやや小さい印象。少なくともスポーティではない。でもおそらくこのクルマには16インチが好バランスなのだと思います。Aピラーを延長した線がホイールハウスの前端より前に出ておりフロントオーバーハングが短いです。
以上、ミニバン的、すなわちモノフォルムで前後ともオーバーハングが小さく、車高が高いデザインは、シトロエン車、特にXM→エグザンティア→初代C5→C6→2代目C5と引き継がれる歴代中大型シトロエンのフォルムとは異なるものの、良く考えられた格好良いエクステリアデザインだと思いました。
初代C5、S60、ピカソで比較すると、ベストはC5、ただし、スポーティさやスマートさではS60、ピカソはエクステリアデザインのみでいくと、3番目かなとは思います。でも個性的で主張のあるデザインは印象的で5ドアハッチバック車として十分許容範囲です。
さて外観編はこの辺りでお終いにして、次回は運転席に乗り込んでみたいと思います。
了
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フランス車 | クルマ
Posted at
2016/05/03 05:27:40