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2011年08月16日 イイね!

109:ユーザーレビュー再考

109:ユーザーレビュー再考 暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしですか?

 2011年4月に、二代目ボルボ S60 を新車で購入し、ほぼ 5ヶ月、走行距離は 5千kmに到達しました。残念ながら、今だ一時に 100 kmを越える中長距離のドライブが未経験なのは残念なところなのですが、サンデードライバーとしてはまずまずのペースではないでしょうか?。

 さて、購入1ヶ月の時点で、S60 のユーザーレビューを「みんカラ」のコーナーにアップさせていただきましたが、その後、ある程度、距離も乗ったので、今回のブログでは、その時の記載内容を見直してみたいと思います。

<総合>
新車購入後1ヶ月になりましたのでレポートさせていただきます。新しいボルボを感じさせる、10年ぶりにモデルチェンジされた S60 です。装備、動力性能、操縦性などはドイツ車にも匹敵しつつ、出来の良いシート等によるロングツアラーとしての資質や、安全や環境に特段の配慮をもつボルボの伝統的な美点も失っていない良くできたセダンだと思います。いま流行のダウンサイジングコンセプトに沿ったエンジン、トランスミッションも○です。長く乗っていきたいクルマです。
 --> ここは特に修正ないですね。先にも書きましたが「ロングツアラーとしての資質」というところが未検証なのはご容赦いただくとして(笑)

<満足している点>

・格好の良いエクステリアデザイン。
・パワフルかつトルクフルな1.6L直噴ターボエンジンとスムースなデュアルクラッチトランスミッション
・ボルボとは思えないスポーティなハンドリング。
 -->ボルボらしい大径太目のハンドルも相まってしっとりかつスポーティなステアリング感覚

・前後席ともに(革)シートの出来の良さ。
・環境性能に工夫があること(特にDriv-e)
 -->下にも書きましたが、環境性能には更なる工夫が必要かと

・iPhone による無線でのハンズフリー電話と音楽再生
・普段は体感できませんが最新の安全装備

<不満な点>
・各種装備の充実により複雑化する操作体系
 -->ここは慣れると使いやすいことが判明。操作体系も他社に比べるとシンプル

・燃費はもう少し伸びて欲しい(街乗りでリッター7.6km程度)
  -->環境性能より動力性能を重視したダウンサイズエンジン。もうすこし省燃費よりの設定もありかと

・Driv-eモード選択時の長い坂道での空走感(慣れますが)
 -->慣れました特に違和感なし

・黒外装色は美しいですが洗車が大変
  -->コーティングが威力を発揮して、そこまで汚れませんね。

 以上、どちらかというと不満な点が、慣れにより解消されつつ、更なる美点を見出した、といったところでしょうか。1回目のインプレッションは結果として、なかなか適切に評価できていたのではないかな、と自画自賛しています(笑)。実際、乗っていて、これ以上何もいらないな、と感じることが多いです。

 ほんの少しの不満は、繰り返しになりますが、省燃費性能が他社の最近の同クラスセダンに比較してもう一つに思われる点(その分ハイパワーですが)、それと、これはすごくマニアックな感覚になるのですが、(少なくとも)街乗りでの疲労感は、ハイドロシトロエンに比してわずかに大きいかな、という点です。
Posted at 2011/08/16 11:34:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボルボS60 | クルマ
2011年08月14日 イイね!

105:セダンのデザイン

 お盆休みを迎えて、久しぶりに愛車 S60 を洗車し、休み中の外出に備えました。今回は、綺麗になった S60 を眺めていて、その外見について感じたことを話題にしたいと思います。ウェブでは、V60 の登場後はもっぱらワゴンボディについても記事が多く(予想されたとおりですが)、エクステリアデザインもセダンより”良くできている”との内容が目に付くのですが、セダンにはセダンの良さがあるのではと、贔屓目ではありますが思います。

 少し写真でその辺りについて見てみたいのですが、まずこの一枚。



 S60 はセダンですが、ワゴンとの比較に意味でも車体の後ろ半分のデザインに着目ですが、このように B ピラーから後ろは、クーペのようなだらかな曲線でリアエンドにつなげるとともに、リアのホイルアーチの殆ど直ぐ後ろで、リアエンド自体を断ち切ったように終わらせているのが特長かと思います。同じ角度からもう少しよせてみると、



 リアを高く、かつオーバーハングを短くすることにより、躍動感のあるスタイルになっているといえるのではないでしょうか?更に、ウェストラインを絞り込んでいるところは、先代 S60 を含めて、ボルボのセダンに共通するデザインアイコンだと思います。次に角度を変えてもう一枚、



 クーペのようなルーフラインの処理、ウェストラインの絞込みがよく分かる写真かと。さらにリアホイルアーチのところで、サイドのボディの起伏が盛り上がっていることが分かります、この辺りも従来のボルボのエクステリアデザインより、更にスポーティにふっているとの主張が表れている部分だと思います。なお、少し話はそれますが、FF 車の場合、どうしてもフロントオーバーハングにエンジンを搭載し、クラッシャブルゾーンも確保しないといけないので、前輪より前にボディが伸びることになり、この辺りが FR 車のそれと比較されることが多いのですが、その分、リアオーバーハングを短くすることによる、やや前のめりになったスタイルは、これはこれで格好良いのではないかと思っています(賛否はあると思いますが)。



 ということで、ワゴンとの差別化という意味でも、この写真のように、後ろからの S60 のスタイルが、個人的にはとても気に入ってます。見るたびに「いいなー」と思うのですが、他のオーナーの皆様、いかがでしょうか?
Posted at 2011/08/14 11:41:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | ボルボS60 | クルマ
2011年07月23日 イイね!

93:ボルボセンス

 購入後3ヶ月でボルボ S60 の操作にも習熟して感覚的に使いやすくなってきました。操作はダッシュボードのセンターコンソール(写真上)とハンドル右にある、クラスタースイッチ(ボタン+ロータリースイッチ:写真下)にて行うのですが、慣れると、コンソール上のスイッチを一押しして、その後、ハンドル側のスイッチで調整といった感じで操作しますので簡単かつ便利です。また当初電卓のようだと揶揄したセンターコンソールのスイッチ類も、真ん中の数字キーはまず使用しないこと、よく使うスイッチ群は外周に余裕を持って割り当てられており、ディスプレイに表示される機能の階層も深くないので、ブラインドタッチとまでは行きませんがそれに近い操作が可能です。


 


 この辺りの操作体系をボルボは、「ボルボセンス」と名づけて自社の特長としていますが、確かに他社に比べて、スイッチの数や操作手順については、ある種のシンプルさ追求しており、試みはある程度成功しているのではないかと思います。

 それでは比較のために、以下にいくつかのDセグメント車のダッシュボート周辺部の様子をみてみましょう。

まずは最近話題のプジョー 508


次はアウディ A4


更に最近フェースリフトされた Cクラス


そしてボルボ S60


 ドイツ車は、サイドコンソールのクルクル回すロータリースイッチ (なんて名称でしたっけw) が特長的な仕様です。ただ少しゴチャゴチャした印象がありますね。プジョー (シトロエンもそうかも) は、昨今の高級感や見た目の改善には驚くべきものがありますが、ドイツ車同様、いやドイツ車より更に未整理な印象を受ける部分があります。さらにお国事情の違いからナビのハンディが克服できていないところも残念です。S60 のコンソール部はこうして並べて見るとやはり一番シンプルな印象を与えます。ナビもボルボ車としてはやっとベストな位置に収まりました。

 (ちなみにボルボ S60 は、米国の『ワーズオートワールド』誌の選ぶ毎年恒例の「10ベストインテリア」にも選ばれています)。

 勿論、上記の比較考察には、実際の機能面での優劣や、ハードウエアとしての質感、操作感などは考慮されていないので、総合的な優劣については、一概には結論できないことをお断りしておきます。
Posted at 2011/07/23 15:36:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボルボS60 | クルマ
2011年07月19日 イイね!

90:ホイールスピン

 昨日、直進車の合間を縫って右折しようとした際に、アクセルを踏みすぎたのか、ゴゴゴッと前輪がホイルスピンしました。生憎の雨天で路面が濡れていたのもあったと思いますが、初めての経験でちょっとびっくりしました。前車 C5 ではどんなに手荒にアクセルを踏んでもこんなことはなかったのですが。

 ターボの特性のせいか、ほんの一瞬パワーの出にラグがあるのと、DCT のダイレクト感と相まって、やはり発進時のアクセルワークには少し気を使いますね。逆にゆっくり踏みすぎると、直進車の進みに焦ったりしますし。

 豊かな馬力とトルクの副産物かとは思いますが、使い勝手としては少し気になるところです。
Posted at 2011/07/19 23:56:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボルボS60 | クルマ
2011年07月17日 イイね!

89:ボルボらしさとは (購入3ヶ月にして思うこと)

 現行 S60 を購入して、初めてボルボ車のオーナーになって3ヶ月が経過しました。運転者として S60 にもなじみ、どういうクルマかが分かりつつあるころから、さて、「ボルボ車らしさ」とはなんだろう、あるいはそれを言葉で表現するとどうなるだろうと考えることが度々あります。

 生産地域から、クルマは大きくは日欧米の3つに分けられますが、各ブランドの色というか個性が比較的はっきりしているのは欧州車ではないかと思います。これは、クルマが欧州発祥の工業製品で、ブランドとしての個性を確立するに至る長い歴史的経緯を有するのに対して、日米メーカーは後発組であり、ある程度完成された製品を広大なマーケットに向けて展開するために、マルチチャンネル、マルチブランド、あるいは多車種展開といったビジネスモデルを採用したことから、”ひとつのメーカーとしての際立った個性”が希薄化したことがひとつの原因として挙げられます。

 いずれにせよ欧州の自動車メーカーは、ブランド毎に、技術面か、イメージか、あるいは企業ポリシーか、はいろいろですが、それなりの言葉で形容できる特徴や個性を持っている場合が多いといえます。雑ではありますが、例えば以下のような感じになるでしょうか、

 メルセデス: 際立った安定性、完璧主義からくる過剰品質、唯我独尊
 BMW: 操縦する楽しさの追及、スポーティ、50:50 の重量配分、シルキー6
 アウディ: 技術による革新、クワトロシステム
 VW: 実用車としての完成度の高さ、国民車、昨今のダウンサイジングへの取り組み
 プジョー: 猫足/しなやかな乗り味にこだわった設計やセッティング
 シトロエン: 前衛的、革新的、個性的なデザイン、ハイドロサスによる卓越した乗り心地
 ジャガーなど英国車: 猫足、英国貴族趣味を感じさせる内装、革や木目の使い方

 ではボルボのイメージや特徴は何なのでしょうか?ボルボといえばワゴンのイメージで語られることが多いのですが、それは売れている/注力している車種であるという点で、上記のブランドイメージとは意味的には別だろうと思います。それ以外で巷で語られていることを列挙すると、相互に関連している項目はありますが、だいたい以下のようになるでしょうか?

 ①スウェーデン鋼を材料とすることによるボディの頑丈さ、耐久性の高さ
 ②箱型ボディのようにスタイルより機能性重視のデザイン
 ③安全性への配慮
 ④出来の良いシート
 ⑤安定性指向の操縦性(特に高速路)
 ⑥シンプルさを追求した内装のスカンディナビアンデザイン
 ⑦寒冷地での使用を想定した技術仕様( AWD など)

 ただし、近年の環境変化や技術革新の流れにより、①~③といった部分にはボルボの個性として主張する程のアドバンテージはなくなっているのが現実だと思います。そして、私も S60 を運転してみて、ボルボ車には技術面も含めて、他社のクルマと比較して、個別に取り上げる程、突出した部分はないな、というのが個人的な結論です。

 それではボルボ車は出来の悪い、あるいはつまらないクルマか、というとそうではありません。個人的に強く感じるのは、ボルボのクルマは、運転者 (あるいは生活者といってよいかも)を中心に捉えて、そのヒトと、生活を共にするクルマとのインターフェイス、そしてクルマと外界 (路面) とのインターフェイスの在り様を重視して、そこに最大限に自然な感覚が得られる、あるいはストレスを感じさせない、ように設計され、また造り込まれているといえるのではないか、ということです。上記の ④~⑥ もその観点からみれば共通するものがあるといえます。

 さらに具体的に掘り下げて言うと、シンプルなスイッチ等の操作系、体を包み込むおおぶりなシート、握りやすく操作しやすいハンドル、スポーティではないがスムーズかつ自然なステアリングフィール(S60の場合特に)、ストロークの大きなサスペンション、これらが合わさることにより実現された、路面情報を適度に遮断しつつ丸められた乗り味、などでしょうか? おそらくここに今や珍しくなった直列6気筒のスムーズな動力性能が組み合わさることにより、本当にいい意味でも悪い意味でもストレスを感じさせないクルマになっているのではないかと想像します(というのも、1.6L 直噴ターボ+ DCT を組み合わせた T4 (Driv-e) の動力性能は、ボルボの本流のこうした路線より、やや軽快かつ活発な感じではないかと思うからです)。

 上記のような特徴を念頭に置きつつ我が愛車 S60 を運転していると、ボルボが提示している「Volvo. for life」のキャッチコピーの意味するところが、なんとなく理解できたのではないかな、と勝手に思うこのごろです。
Posted at 2011/07/17 09:53:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボルボS60 | クルマ

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何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
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