お盆休みを迎えて、久しぶりに愛車 S60 を洗車し、休み中の外出に備えました。今回は、綺麗になった S60 を眺めていて、その外見について感じたことを話題にしたいと思います。ウェブでは、V60 の登場後はもっぱらワゴンボディについても記事が多く(予想されたとおりですが)、エクステリアデザインもセダンより”良くできている”との内容が目に付くのですが、セダンにはセダンの良さがあるのではと、贔屓目ではありますが思います。
少し写真でその辺りについて見てみたいのですが、まずこの一枚。
S60 はセダンですが、ワゴンとの比較に意味でも車体の後ろ半分のデザインに着目ですが、このように B ピラーから後ろは、クーペのようなだらかな曲線でリアエンドにつなげるとともに、リアのホイルアーチの殆ど直ぐ後ろで、リアエンド自体を断ち切ったように終わらせているのが特長かと思います。同じ角度からもう少しよせてみると、
リアを高く、かつオーバーハングを短くすることにより、躍動感のあるスタイルになっているといえるのではないでしょうか?更に、ウェストラインを絞り込んでいるところは、先代 S60 を含めて、ボルボのセダンに共通するデザインアイコンだと思います。次に角度を変えてもう一枚、
クーペのようなルーフラインの処理、ウェストラインの絞込みがよく分かる写真かと。さらにリアホイルアーチのところで、サイドのボディの起伏が盛り上がっていることが分かります、この辺りも従来のボルボのエクステリアデザインより、更にスポーティにふっているとの主張が表れている部分だと思います。なお、少し話はそれますが、FF 車の場合、どうしてもフロントオーバーハングにエンジンを搭載し、クラッシャブルゾーンも確保しないといけないので、前輪より前にボディが伸びることになり、この辺りが FR 車のそれと比較されることが多いのですが、その分、リアオーバーハングを短くすることによる、やや前のめりになったスタイルは、これはこれで格好良いのではないかと思っています(賛否はあると思いますが)。
ということで、ワゴンとの差別化という意味でも、この写真のように、後ろからの S60 のスタイルが、個人的にはとても気に入ってます。見るたびに「いいなー」と思うのですが、他のオーナーの皆様、いかがでしょうか?
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ボルボS60 | クルマ
Posted at
2011/08/14 11:41:43