• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

yutty1325のブログ一覧

2011年08月14日 イイね!

106:超越した性能

106:超越した性能 少し古い話題にはなりますが、8月3日の Car Graphic TV (#1286) の特集は、「スーパーカー特集 第5弾!世界的人気の4WDスポーツカー対決!!」 と題して、日産 GTR 2011年モデル、スバル インプレッサ WRX Spec C、ランボルギーニ ガヤルドが取り上げられていました。

 それぞれに、素晴らしい 4WD スーパースポーツカーであるとの結論ではありましたが、特に印象に残ったクルマはやはり GTR でした。番組中でもタイム(速さ)的には GTR が最速、最強ということでしたが (一方、走らせての緊張感はガヤルドとのこと)、その超絶ぶりは、画面を見ている人間にとっても一目瞭然で、その走りは、車という域を超えて、ある種の走行ロボットのようでもありました。

 おそらく、ある規模の量販が期待される市販車としては、ポルシェの上級グレード車と並んで、世界最強の一台であろうと思われますが、何より凄いのは、そのようなクルマが、庶民が (無理をすれば) 手に届く価格で、商品化していること、更にはそのような最高レベルの性能を持っているにも関わらず、一般人でも十分に (ある程度?) 日常に使い得る万能性、実用性を兼ね備えていることではないでしょうか?

 庶民を対象に、コストや耐久性、実用性といった点も軽視せず、一方、「神は細部に宿る」とばかりに職人技を積み重ねることによって到達した境地が、お金持ちを対象に、費用は気にせず、理詰めに作成された欧州のスーパーカーを、ある側面ではぶっちぎっての高みに達しているということは、日本人として誇らしい気持ちであり、一技術者としての尊敬の念を抱きます。結構、日本人のものづくりは、そんなケースが多いですよね。面白い点ではないかと思います。
Posted at 2011/08/14 15:24:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ
2011年07月30日 イイね!

98:日本のSUVについて

98:日本のSUVについて 以前に新型フォードエクスプローラーを取り上げた際に、以下のように書きました。

 ひとつ残念な点は、過去、RAV4、CRV、ハリヤーといった、シティユース SUV を、世界に先駆けて開発した日本の自動車メーカーが今ひとつこれらの流れには積極的でないように感じられることです。是非、新たな技術やコンセプトで先頭集団に加わって欲しいと思います。

 不勉強の至りで知らなかったのですが、世界のクロスオーバー SUV の売り上げトップ3 は、CR-V (ホンダ)、RAV-4 (トヨタ)、デュアリス (日産) なのだそうです。これら以外にも、日本メーカーは、ジューク、ムラーノ、ハリアー、バンガード等々、クロカン四駆より、少し乗用車的な立ち位置のクロスオーバー SUV を複数取り揃えています。しばしば過去のブログで取り上げていますが、SUV はこれから、セダンやワゴンとのクロスオーバー化が進行して、主力車種になると予測しているますが、日本車は明らかに、そのトレンドの先頭を走りつつけており、欧州勢はその後を追随している絵ではないかと思い至りました(認識を少し改めました)。

 しかし、その割りに欧州メーカーが最近積極的に展開しているSUV勢に比して、花がないというか、魅力を感じないのは何故でしょう。プロモーションの力の入れ具合の差なのかもしれませんが、クルマつくりそのもののにもうひとつやる気(真剣さ?)が感じられないのも理由のひとつかもしれません。車台を共有化するのは仕方がないとしても、既存車種の技術、部品を組み合わせてSUV風のボディをかぶせて一丁あがりみたいな、やっつけ的な仕事振りがやや気になります。

 日本のメーカーには、将来を見越しての最新技術の優先的な投入や、SUVの欠点である重量や環境性能を克服し、一方、そのメリットを生かしたような前向きなクルマ作りを是非期待したいのです。そうして、欧州のSUVを凌駕するクルマを安価に我々に届けてもらうことを望みます。
Posted at 2011/07/30 10:46:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ
2011年07月24日 イイね!

94:スカイアクティブ

94:スカイアクティブ マツダのスカイアクティブ技術を搭載したデミオが発売されましたね。 10・15 モードが 30 km/l と HV 車に匹敵する低燃費をガソリンエンジン+αの技術改善をもって実現することで、日本の車メーカーの実力を世に知らしめた意義は大きいと思います。また先日ダイハツからも 、E:S テクノロジーとして、これもガソリンエンジンでスカイアクティブを上回る省エネ性能を実現できる予定との発表がありました。これらは、従来の HV 技術でのアドバンテージを含めて、欧州勢の昨今のダウンサイジング・高効率エンジンといった取り組みに対する、日本技術陣の回答とも言えるのではないでしょうか?

 ただ気になることもないではありません。低燃費を主体とした環境性能の改善向上と、ドライバビリティ (あるいは Fun to drive とも言えるような点) とのバランスはどうかです。

 昨今の地球規模で悪化しつつある環境問題、あるいは日本の場合、東日本大震災と原発災害に伴うエネルギー政策の見直し要請、といった諸問題を踏まえて考えると、省エネルギー性能のためには、ドライバビリティは (ある程度) 後退もやむなし、という方向性も受け入れざるを得ないと理解はしています。がしかし、少なくとも欧州車は、それとは異なるポリシーで技術革新を進めているということは理解しておくべきだと思うのです。

 彼らは、クルマ (少なくとも自家用車)の進歩の本質的価値はドライバビリティの向上にあり、当該性能の維持向上を前提として、動力性能等を高効率化することにより、如何に環境性能を高められるか、あるいは両立させられるか、をさまざまな観点から模索しているのだと思います。

 環境性能”のみ”を考慮する、あるいは極端に”優先する”理屈を突き詰めていくと、我々は燃費は良いが運転して全然楽しくないクルマに乗らなきゃならないのかという問題に直面します。あるいは更に、クルマ (自家用車) 不要論にまで行き着いてしまうかもしれません。なのでやはり我々にとって、「クルマに楽しんで乗るのだ」という点は、今後の車開発の方向性を考える上で外せない項目だと思うのです。

 さてスカイアクティブ技術は、優れた環境性能をもつクルマ (デミオ) を生み出しました。それでは、そのクルマのドライバビリティは、先代に比べてより魅力を増しているといえるのでしょうか?
Posted at 2011/07/24 10:13:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ
2011年07月07日 イイね!

83:ハイブリッド車

83:ハイブリッド車 過去のハイブリッド車が「エレファント重駆逐戦車」であるとするならば、現代のハイブリッド車といえばこの「プリウス」でしょう。

 シトロエン C5 (初代)が修理のため長期に(といっても2週間くらいです)ドック入りした際に、代車として現行型のプリウスが提供されました。まだ 1000km 走るか走らないかのほぼ新車状態で、喜び勇んで、主に街中ですが、時間の許す限り乗り回しました。ので、その時の印象などを、記憶を辿りながら少し書いてみたいと思います。

 全体としては、外観もそうですが、特にメーター類などに、伝統的とは対極的な意味で、新しいモノ感、進歩的モノ感を強く感じました。操作系も電子制御が徹底されていることと、ディスプレイ表示も THS の稼動状況を逐一知らせるなど、興味深く思いました。ここがまず印象的でした。

 次に、クルマとしての成り立ちは、家族5人のファミリーカーとしては、まずまず使えるかなと思いました(広さ、シートの性能、荷室の使い勝手など)。車体には重厚感は勿論全然ないのですが、部品精度の高さや組み付けのカッチリ感はなかなかなものでした(軽いが正確に設計製作されているパーツが、少しの狂いもなく組み付けられている感覚といったらいいでしょうか)。高級感は、カローラ (ファミリーカー/大衆車としてはゴルフと並んで世界的なベンチマークである優秀車) より上だが、マークXクラスよりは下というところ。

 動力性能は、THS のおかげで低速よりなかなかのパワー感のあるものでした。モーターとエンジンとつながりもほぼ完全にシームレスであり、このあたりの技術的進歩はすばらしいです。発進~タウンスピード域ではカローラクラスより明らかに上質、強力といえると思います。ハンドリングは、トヨタ流で軽くてスムーズ、悪く言うと人工的な感触です。サスペンション(乗り心地)は、バネ車としては可もなく不可もなくといった印象でした。

 最後に燃費ですが、代車で借りている期間では燃料計の下降は殆どなく、やはり評判どおりの省エネルギー性能であると実感しました。この長所があるだけでも、他は全て許せてしまう人も多いのではないでしょうか?

 しかし、ここはクルマ好きの私としては、許さないわけでww、やっぱり、プリウスはもう少しクルマとしての面白さ、単純に高性能であるとかではなく、乗ってみての、運転しての楽しさを磨いていった欲しいなと思った次第です。
Posted at 2011/07/09 16:52:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ
2011年06月25日 イイね!

72:欧州からの助っ人(再臨)

72:欧州からの助っ人(再臨) トヨタがアベンシスのステーションワゴン(のみ)を国内導入するとのことです。エクステリアデザインは、フランスのデザインセンターの手になるものだそうですが、写真を見るに、「う~ん」と5回くらい繰り返してしまいました。微妙ですね。

 欧州のワゴンに比べるとミニバン的なモノフォルム感が強いデザインで、これはこれで悪くないかも、とは思いますが、どこか華がなく業務用車的な匂いがします。また、フロントは如何にもトヨタ顔という感じ。技術面でもごくごく普通の成り立ちで、おそらくハードウエアの性能としては必要十分なものが保証されているのだろうと思いますが、国産車ではレガシイ、欧州車ではボルボ、BMW、メルセデス、VW (パサート)とガチンコで競合するのはちと厳しいのではないでしょうか?

 ところで話は微妙に変わりますが、セダンに比べてのワゴンの良さとはどのようなものなのでしょうか? 機能面からは、若干の積載能力の向上があげられます。一方、後方の見通しが悪くなる、重量増、運動性低下、剛性感の低下、費用増など、ワゴン化によるネガは結構多いといえます。それ以外では、どこかカジュアルな雰囲気(アベンシスの場合は?ですが...)、知的な雰囲気、運転者のセンスの良さを感じさせる、などでしょうか? どちらかというと実利面より、感覚的な側面が大きいような気がします。

 ワゴンというものについて真剣に考えると、日本で使う分には(つまり日本人の大多数のニーズを踏まえると)、メリットはまず期待できず、国産車でワゴンが殆ど作られていない、あるいは売れていないのは、このように、ワゴンの魅力がある意味では、実質を伴わないものであることを、多くの日本人が分かっているからだと思う次第です。

 ということで、トヨタは国内のワゴン販売にはまともに力をかけたくないので、欧州向けのアベンシスを導入することで、まずまずコストにあったビジネスをしておこうという判断が見え隠れする、今回の導入劇かと思います。
Posted at 2011/06/25 23:32:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ

プロフィール

「久しぶりの投稿です。」
何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

デジタル一眼を引っ張り出してきました 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/10/10 23:27:42

愛車一覧

ボルボ S60 ボルボ S60
2011年3月にシトロエンC5(2001)より乗り換えました。10年のクルマの進歩を感じ ...
日産 スカイライン 日産 スカイライン
2台目の所有車。国産車はこれが最初です。96年~01年にかけて乗ってました。軽快な身のこ ...
フォルクスワーゲン ジェッタ フォルクスワーゲン ジェッタ
初めての自家用車。米国赴任時代に中古車として入手して、94年~96年にかけて2年間普段使 ...
シトロエン C5 シトロエン C5
2001年~2011年まで所有。子持ちの自家用車としては使い勝手が良く、ハイドラクティブ ...

過去のブログ

2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation