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2011年07月30日 イイね!

99:Return to the Jedai (ならぬ Mac)

99:Return to the Jedai (ならぬ Mac) 家内のパソコン (Windows XP インストールの東芝製ノート)は購入後7~8年経過して、いよいよ老朽化が進行し、壊れてはいないですが普段使いにも支障が出る始末。そこで、後継機種の導入を検討中なのですが、現在の最有力候補が、写真にある新型 MacBook Air です。11インチか13インチかで未だ迷い中ですが、せいぜい室内モバイル用途ですので、画面の見やすい13インチがベストかなと思っています。まだ決断には至っていないのですが、もし購入となると、我が家に10年振りにMacが帰ってくることになります。

 私と Macintosh との出会いは、1989年に就職した職場にあったMac II ci が最初です。学生時代にPC98くらいしか触ったことがなかった私にはその洗練された GUI は衝撃的で、直ぐに夢中になりました。しかし、当時の Mac は下手をすると100万円を優に超える価格で、社会人なりたての私には個人としては買える筈もなく、仕事で使う以外は書物などで知識を蓄えるのみでしたが、数年後に出たエントリー機種である、Color Classic I I をようやく入手し、職場、自宅とさんざん活用したのも良い思い出です(牧歌的時代でしたw)。その後、CC II の後継に、Jobs が Apple に復帰した後の初の製品である初代iMacを購入しましたが、iMac の次にラップトップに移行する際に、職場 PC (その頃は Mac は姿を消し、また個人にも Win ディスクトップ PCが支給されていました)との連携も考慮して、IBM の ThinkPad に乗り換えました。その後、T21、T61と ThinkPad のノートを使い続けるとともに、家内にも Win PCを購入するなど、Mac からは完全に縁が切れて、10年が経過して現在に至っています。

 しかし、今回、特段に仕事との関係を考慮する必要のない家内の PC の代替であること、OS 間のファイル管理の壁が取り払われてきたこと、いざとなったら Mac でも Windows OS が使えること、ソフトとハードを統合したものづくりにより、Win PC に比べて Mac の方が商品としての魅力が高くなってきていること、一方では IBM からレノボになって ThinkPad に従来の魅力が薄れてきたこと等々、を考えると iPhone 持ちでもある自分の次期PCを含めて、再び Mac に乗り換える時期にきたのではないかと考えている次第です。

 家内の PC はさておき(笑)、自分の PC を Mac に移行するとしたら一番ネックになるのが、ThinkPad は現在、ポートリプリケーターに装着して、有線LANや卓上スピーカーに接続し、かつ単体で室内での持ち運びも簡単にできるようにしているのですが、それに相当するシステムを MacBook でも構築できるかどうかでした。今まではこの点から乗り換えを躊躇してましたが、今回、新型 Mac Book Air と一緒に発表された、Apple Thunderbolt Display (27インチフラットパネル) ならば、電源と thunderbolt のコードの2本を接続するだけで、ディスプレイの他に、スピーカー、有線LAN へのアクセスできることから、ポートリプリケーターとしても理想的に機能することが分かり、合わせて20万円強の出費にはなりますが、いよいよ購入意欲が高まりつつある今日この頃です。
 
 まあ、まずは露払いに、家内の Mac Book Air の購入といきますか。
Posted at 2011/07/30 11:26:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | デジタルガジェット | パソコン/インターネット
2011年07月30日 イイね!

98:日本のSUVについて

98:日本のSUVについて 以前に新型フォードエクスプローラーを取り上げた際に、以下のように書きました。

 ひとつ残念な点は、過去、RAV4、CRV、ハリヤーといった、シティユース SUV を、世界に先駆けて開発した日本の自動車メーカーが今ひとつこれらの流れには積極的でないように感じられることです。是非、新たな技術やコンセプトで先頭集団に加わって欲しいと思います。

 不勉強の至りで知らなかったのですが、世界のクロスオーバー SUV の売り上げトップ3 は、CR-V (ホンダ)、RAV-4 (トヨタ)、デュアリス (日産) なのだそうです。これら以外にも、日本メーカーは、ジューク、ムラーノ、ハリアー、バンガード等々、クロカン四駆より、少し乗用車的な立ち位置のクロスオーバー SUV を複数取り揃えています。しばしば過去のブログで取り上げていますが、SUV はこれから、セダンやワゴンとのクロスオーバー化が進行して、主力車種になると予測しているますが、日本車は明らかに、そのトレンドの先頭を走りつつけており、欧州勢はその後を追随している絵ではないかと思い至りました(認識を少し改めました)。

 しかし、その割りに欧州メーカーが最近積極的に展開しているSUV勢に比して、花がないというか、魅力を感じないのは何故でしょう。プロモーションの力の入れ具合の差なのかもしれませんが、クルマつくりそのもののにもうひとつやる気(真剣さ?)が感じられないのも理由のひとつかもしれません。車台を共有化するのは仕方がないとしても、既存車種の技術、部品を組み合わせてSUV風のボディをかぶせて一丁あがりみたいな、やっつけ的な仕事振りがやや気になります。

 日本のメーカーには、将来を見越しての最新技術の優先的な投入や、SUVの欠点である重量や環境性能を克服し、一方、そのメリットを生かしたような前向きなクルマ作りを是非期待したいのです。そうして、欧州のSUVを凌駕するクルマを安価に我々に届けてもらうことを望みます。
Posted at 2011/07/30 10:46:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ
2011年07月30日 イイね!

97:右の壁にタッチする

97:右の壁にタッチする 本ブログのタイトルは、スティーブン・ジェイ・グールトの著作「フルハウス・生命の全容-四割打者の絶滅と進化の逆説」からの引用です。グールトは米国の著名な古生物学者(故人)で、自然科学関係の学術雑誌「ナチュラルヒストリー」誌に長年に渡って掲載された有名なシリーズ科学エッセイによって一般にも良く知られています。生物の進化を題材とした多くの著作がありますが、それと関連した他の領域の話題や、誰もが無関係と思っていた事象について、生命進化と結びつけて新たな視点を提供するなど、様々な事柄について科学者の目線で簡潔に、かつ面白く物語る語り口は、読み物として、あるいはエンタティメントとしても一級品です。

 上記「フルハウス」の中で、”右の壁”という言葉は、例えば芸術、プロスポーツ分野などに存在する、現時点での、あるいは人間としての知力、肉体能力の限界をさすものとして登場します。人間の取り組んでいる多くの物事は、初期には単純な、初歩的な段階から開始され、はじめのうちはレベルのばらつき(変異)も多いが、進歩するにしたがって平均レベルが上昇し、ばらつきも減少していく、そしていずれは”右の壁”に接近する、すなわち洗練を極めていくことで、進歩のスピードはゆっくりになり、特に右の壁に近づく試みには(その伸び幅が少しであっても)多大な努力を要することになる、といった趣旨です(つたない要約ではありますが)。

 グールトはその一例として、MBL発祥から1940年代までしばしば存在したメジャーリーグ (MBL) の4割打者が、現在では見られなくなった理由について考察しています (詳細は紹介しませんが、興味をもたれた方は是非原著を読まれることをお奨めします)。

*    *     *

 さて、このような”右の壁”は、クルマにも存在しているのでしょうか?自動車産業が誕生して150年近く経過し、技術レベルは信じがたい程に進歩し、いまやどんなクルマであれ、移動機械としては特段の不満はないところにまで到達しています。昨今、生産国別、あるいはメーカー別でのクルマの個性がなくなったとの、批評めいたコメントをしばしば耳にしますが、あるいは野球界における 4 割打者や 30 勝投手の消滅と同じように、クルマという存在が洗練され、変異の幅が縮小していることの表れではないかと思われます。

 それでは進歩の余地は残っていないのでしょうか、プロスポーツや芸術分野に比べると、まだまだ伸びしろはあると思います。更に右の壁そのものが、天才的イノベーションによって、更に右に移行することもあり得ます(現在進行中の電気エネルギーの動力源としての利用方法の革新などはそれに当たるかもしれません)。今後も、クルマの技術レベルが洗練されていくにしたがい、更なる向上・改善の余地は小さく、達成はますます困難になっていくでしょう。技術者の方々には、一層の努力を期待するとともに、まさに「右の壁にタッチするような」革新的な内容をもつクルマの登場に際しては、少なくともクルマ好きの我々からは、惜しみない賞賛を送ろうではありませんか。
Posted at 2011/07/30 09:22:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ

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何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
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