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2013年02月16日 イイね!

280:ボルボ S60近況(購入から2年経って)

 S60が我が家にやってきたのは2011年の3月なので、もうすぐ2年ということになります。メンテナンス関連の近況やメディアのレビューでは見ることが少ない長期間乗ってみてのインプレッション、特に最近感じていることなどを今回はつらつらと書いてみたいと思います。少し長くなりますが、よろしければお付き合い願えればと思います。



◎メンテナンス関連
 2月上旬にディーラーで2年目の定期点検を済ませました(今回もサービスパスポートで無償対応)。サービス対象外の部品交換等もなく、特に追加の費用は発生しませんでした。今回、車載コンピュータープログラムが更新されました。サービスの方は気がつく程の変化はないです、と仰ってましたが、シートベルト未装着時の警告音が今までより早く鳴るようになりました(少々煩わしいですが、まあ許容範囲)。また、後輪のブレーキパッドがあと半年はもたないでしょうと言われましたので、これは夏ごろに交換になりそうです。

 なお今回は交換をお願いしなかったのですが、ワイパーのビビリ音が最近大きくなってきました。おそらくブレードの損耗とガラス面の汚れの両方が原因だと思います。パッドの交換時にまとめてディーラーにお願いするのか、自前でできるなら交換しようかと迷いますが、最近のクルマ、特に輸入車は純正以外の交換用ブレードの入手が困難なことがしばしばで、現S60についてもネットがざっと調べましたが上手く見つけることができませんでした。どなたか良い情報ご教授いただけるようしたら、是非お願いします。

 また先日ガソリンスタンドで、天井部分のコーティングがもう残っていないと指摘されました(なので再コーティングをと勧められましたが、これは断り)。新車購入時にディーラーにお願いして、費用は10万円くらいしてたと思いますが、寿命はこの程度なんですかね。確かに汚れにくい、水洗いのみで綺麗になる等、便利な点も多いのですが、費用対効果の点から少し考えてしまいます(購入時は気が大きくなっているので「いっとけー」という気分でしたがww)。

 一方、タイヤは2年、約 20,000km 時点でもう少し持ちそうですが、あと1年は厳しい感じです(これも年央に要対応かもしれません)。前回ブログで触れた際には、後輪の方が減りが早いようだと書きましたが、現時点では前後ほぼ均等に減っています。なので4輪一度に換えるとそれなりの出費になりそうです(泣)。なお、前車のシトロエンC5は、タイヤの減りの早さ(特に前輪)が大きな泣き所で柔らか目のタイヤを履くと2年は全然持たなかったのですが、それと比べるとタイヤ交換に関しては経済性はやや改善されたと言えます。

◎トラブル関連
 一度、ドアロックがキー操作により解除されなくなるトラブルがありました。この種のトラブルは前車でも無かったので、かなり焦ってディーラーの方にすぐ見てもらったのですが、コンピューターを再起動したら異常は解消し、以降再発していません。トラブルらしいトラブルはこれだけで、あとは快適に使っています。2年間乗ってみて、シトロエンC5(旧世代)に比べるとやはり機械的信頼性には差があるな、との印象を持ちました。C5は新車時を頂点として、放射性物質の崩壊ではないですが、時間経過とともに徐々に壊れて(分解)していくように感じられ、定期、非定期の点検・修理でなんとか崩壊を食い止めている、そんな印象、というか実際(笑)であるのに対して、ボルボは新車時の状態をほぼそのまま保っている、少なくとも2年間で感じられる劣化が殆どないという印象です。信頼性の面からは、日本車レベルとはいかないでしょうが、少なくともドイツ車なみとは言えるのではないでしょうか。

◎長期使用インプレッション
 先に書きましたが2年間、2万キロ走行になります。今回ブログを書くに当たって新たに写真を撮りましたが、やっぱりスタイリングには惚れ込んでいますし、特に後ろ半分の流れるようなカーブは格好良いなあと思います。燃費は7.0~7.3km/Lで、ほぼ街乗りですので仕方がないかとは思うものの、やや不満の残る数値です(特にみんカラで他のS60ユーザーの実績を見ると)。動力性能、直4 1.6Lターボ+DCTは、やはり大排気量車NA+AT、あるいは低過給エンジン+ATに比べると、よく言えば活発、悪いく言えば"がさつ"な感触で、スムーズさと力感を両立させたT6、直6 3Lターボ+6ATモデルが最近、魅力的に感じています(購入時にちょっと迷った経緯もあるので特に)。

 操縦性能は購入時の印象変わらずで、とても良いと思っています。乗り心地ですが、動き出しがやや固く、大きな入力には柔らかく大きく応答する2相性的な乗り味は、高速道路では良いのですが街乗り中心ではやや硬さが先に立ち、気になる時があります。T6は更に硬いのですが入力の大きさに依存した変化は感じず、直線的な応答性であったよう記憶しており、最近はむしろこちらのサス設定が好ましいではと感じています(どちらかと言えば、ですが)。ただ乗り心地の面に限れば、シトロエンのハイドラクティブサスペンションがやはり優れていると実感され、路面からのさまざまな強度の入力を、程度によってソフト(小)からハード(大)までシームレスに懐深く受け止める実に快適な乗り心地でした。乗るたびに癒されるという体験は、やはりシトロエンC5の方が濃厚で、S60の乗り心地はその点では”普通のクルマ”の範疇にあると思います(当たり前ですが)。

 ということでS60は、総じて良いクルマであるとの印象は2年経っても変わっていません。総合性能としては、日本車やドイツ車に近いレベルにあるのではないかと思います。特長を挙げるとするならば、これはボルボ車全体に言えることだと思いますが、”ストレスを感じないクルマ”であると言えます。ただ、このボルボ車の長所がより色濃く備わっているのは、おそらくT4ではなくT6であり、経済的(購入費用、燃費、維持費)に許されるのであれば、私ならT6がS60のベストの選択ではないかと思います。

 最後に、上でボルボ車はストレスを感じないと書きましたが、その特徴はシトロエンを代表とするフランス車のように癒しを感じさせるものではなく、またイタリア車のように刺激的でもありません。やや辛口になりますが、「乗って疲れないが、やや退屈なクルマ」というのが、S60を、ではなくボルボ車を一言で評するのに相応しいのではないかと思うのです。

 如何お感じになられておられますでしょうか、ユーザーの皆様。

Posted at 2013/02/16 10:37:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボルボS60 | クルマ
2013年02月13日 イイね!

279:PaperWhiteを使ってみて

279:PaperWhiteを使ってみて ちょうど1年前に、Amazon の国内電子書籍市場への参入のニュースを大いなる期待を込めて185回目のブログに取り上げたことを思い出しました(ここ)。当時のニュースでは2012年の4月にも販売開始とのことでしたが、著作権等の交渉に時間を要して結局はその年の12月までスタートがズレこむことになったのは皆さんご承知のとおりです。

 電子書籍リーダーとしては Kindle Paper White が、そして少し遅れてKindle Fire HDが発売された訳ですが、もともと E-ink の端末に期待していたのでPaper Whiteを早速買い求めて使い始めました(Amazon で予約したが1ヶ月待ちで、そうこうしているうちに立ち寄った上新電機で普通に買えた、という笑えない話もありましたが)。

 もっぱら通勤の電車内での読書に使用していますが、文庫本の代わりに活字を読むということであれば、E-inkは期待通り読みやすく、さらに大部の本や複数の本も軽く持ちやすい端末ひとつに収まるので、ポンとPaper Whiteをカバンに入れるだけかさばらないなど、道具としてまずは合格点が付けられると思います。また3G回線付き端末としたので思い立ったら何時でもどこでも購入、ダウンロード、読書開始となるのは、従来にはない、ある意味、画期的な読書体験で知らず知らずのうちに読書量がかなり増えました。

 一方、ちょっと気になる点は、紙の本のようにページを自由に行き来できないことでしょうか。これは結構ストレスが溜まります。ソフトウエア的に改善をお願いしたいところです。後はバックライトを常時使用していると数日でバッテリーがなくなってしまうこと。なので最近は余程のことがないとバックライトはオフにしています(この場合、忘れてしまうほどバッテリーが持ちます)。あと技術的には弱点とは言えないですがE-inkの性質上、写真、イラスト等の描写には限界があることでしょうか。まあ総じて長所が多く、短所は少ないといって良いですし、紙の本を代替するだけのポテンシャルはあるというのが、使ってみての結論(感想)です。

 さて、少し話を変えますが、前回ブログで電子書籍の普及の障壁になっているのは以下の3点ではないかと指摘しました。

 ①値段が高い(まずは書籍そのもの、そして端末代も)
 ②品揃えが少ない(紙>>電子)
 ③多くの出版社が独自の規格、システムで販売しているので煩雑で利用しにくい。

 AmazonのKindle Storeは、①と③については結構頑張っているのではないでしょうか?Amazonの利便性の高い買い物システムに乗っかっていることは大きな強みですし、割引セールも頻繁にあり、狙って買えば結構割安感も得られます。ただし、競合と比べても健闘はしているものの、書籍数はまだまだと言わざるを得ません。当初5万冊からスタートしたと記憶していますが、どんどん数は増えていると思うので今後に期待です。

 ということで、個人的には10年来待ちに待った国内電子書籍市場の本格化ですが、まずは今後の期待込みで満足できるものになりつつあると感じています。ただ、みんカラの話題として一点、クルマ雑誌などのメディアは、写真などの多さや重要度を考えみるとやはりPaper Whiteには向いているとは言い難く、となるとKindle Fire HDの2台持ち、あるいは最近これも日本の電子書籍市場に参入するとアナウンスされたApple iPadに行くか悩ましいところです。



(口絵の写真は、Amazonのジェフ・ペゾスCEOです。念のため)
Posted at 2013/02/13 00:50:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | | クルマ
2013年02月11日 イイね!

278:レンジローバーのフルモデルチェンジに思う(承前)

 275回でレンジローバーのFMCを取り上げたついでに余談としてもう一回ブログを続けます。かの偉大なる初代レンジローバーに思いを馳せ、そのスペックを眺めていてふと気が付きました。Wikipediaなどから引用すると以下のような数値になるようです。

 全長4470mm 全幅1780mm 全高1780mm ホイールベース2540mm 車重1723kg
 エンジン:4.2L V型8気筒 200馬力 駆動方式4WD
 サスペンション:コイルスプリングによるリジッドアクスル式



 今のモデルに比べると随分と小さく軽いなあという印象です。大きなキャビン、広い視界、広くて使いやすい荷室、4WDとストロークの大きな足回りのもたらす乗り心地と悪路走破性の両立と、他車に比べてのレンジローバーの特長は、一貫して変わっていない印象なのに、です。レンジローバーを使う人間のサイズや、使い方に大きな変化がないとするならば、やはり世のクルマ全体が代替わりする度にサイズを拡大していく中で、相対的な位置づけを変えないために自らもサイズアップを繰り返してきたから、なのでしょうか?

 では、次に同じランドローバーの別のあるクルマのスペックを書き出します。

 全長4515mm 全幅1910mm 全高1768mm ホイールベース2660mm 車重1920kg
 エンジン:2L 直列4気筒ターボ 230馬力 駆動方式4WD
 サスペンション:コイルスプリングによるストラット/トーションバー



 そう、ランドローバーのボトムレンジを担う、フリーランダー2のデータです。びっくりしますね、全高が僅かに低いだけで、初代レンジローバーよりも大きく、重いクルマなのです。衝突安全性能の確保のためのスペースや車体構造の分を差し引くと、ほぼ類似のサイズ感を持つクルマではないかと考えられます。また価格的にも庶民にも手の届く範囲であり、道具として使い倒すことができる値段であることも重要です。

 前回ブログにも書きましたが、初代レンジローバーは「道具としてのクルマ」に新たな境地を切り開いた画期的なクルマでした。あらゆる意味でその精神が受け継がれているのは、あるいは正当な後継者として初代レンジローバーと同じような使い方ができるのは、今のレンジローバーではなく、むしろフリーランダーなのではないのか、というのが今回のブログの結論です。

 実際、フリーランダー2は、ランドローバー社のラインナップのなかでも個人的には最も好きなクルマですし、今でも強烈に欲しいです。

Posted at 2013/02/11 23:31:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 英国車 | クルマ
2013年02月11日 イイね!

277:COTY2012雑感

 少し古い話になりますが、2012年のカーオブザイヤーはマツダのCX-5になりました。選考においては、CX-5とトヨタ86とスバルBRZの連合軍との一騎打ちの様相を呈しましたが、SKYACTIVE-Dなどの技術的な先進性を考慮してCX-5の勝利となったようです。私のブログでも、CX-5、86/BRZともに注目すべき新モデルとして複数回取り上げましたが、どちらが受賞に相応しいかと自問すれば、やはりCX-5に軍配があがるだろうなと思います。




 関連しますが、もうひとつのカーオブザイヤーこと、RJCの受賞車は、日産ノートだそうです。こちらは次点がCX-5ということで、86とBRZは別モデルとしてノミネートされたという不利もありましたが、両車合わせてもノートとCX-5の得点には届かず、まあ妥当な線ではないかとは思います。いずれにせよ専門家による選考が売りのRJC、より技術面、特に省エネルギー技術の進展に重きを置いた結果になったというところでしょうか。

 受賞関連の話題で最後にもう一つ。輸入車COTYはBMWの3シリーズの新モデルが、またRJCでは、同じく3シリーズとフォルクスワーゲンUpが同時受賞となりましたが、鳴り物入りで登場したUpや天下の3シリのフルモデルチェンジではあるのですが、CX-5やノートに比べると何とはなしに影が薄いような印象です。個人的には2012年は、国産車が存在感を発揮した1年であり、輸入車にはこれぞという話題が少なかったことの反映と言えるのではないかと思います。

 まあ、私ならば、ある側面での革新性、すなわちランドローバーのクルマづくりの方向を大きく変えた点を重視して、レンジローバー・イヴォークを選ぶとおもいますがね。皆さんは如何でしょうか?

Posted at 2013/02/11 13:54:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ評価 | クルマ
2013年02月11日 イイね!

276:中断の理由は

 実に簡単な話で、ことクルマに関しては書きたいことが、273回目の時点で全くなくなってしまったからです。愛車ボルボS60についても喜ばしいことに(ほぼ)トラブルフリーでしたし、S60に関する印象や使用体験、分析なども自分なりにやり尽くしました。またクルマ全般についても何を書いても程度の違いはあるものの今までの話題の繰り返しになるだけであることに気が付き、さりとてみんカラという場では、クルマ以外の話題を主題に据えてのブログ継続も何となく気乗りせず、ということでしばらくブログを中断することに決めた、というのが経緯です。

 で、5ヶ月経ってどうかというと、まあクルマ関係でも少しは話題になる変化があったり、それ以外の話題についても、ものを買ったり考察が進展したりと個人ベースでちょっとした進展もあったりで、少しは書きたいことも出てきたかなと考えている次第です。

 という訳でぼちぼちと新たな話題を取り上げていきたいと思います。
Posted at 2013/02/11 13:40:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマの話題 | クルマ

プロフィール

「久しぶりの投稿です。」
何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
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