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Yuckyのブログ一覧

2007年11月28日 イイね!

奇蹟の同窓会

奇蹟の同窓会「11月の3連休はどうするの?」と聞く周囲の人達に対し、私は「同窓会」とウソをついていた。

なぜなら、一人で遊びに行くなんて言ったら妻子持ちの身としては世間体が悪いからだが、よくよく考えてみたらウソではなかった。
とは言っても、ぼくは引率者であって、Eunos500というクルマ達の「同窓会」だ。

愛知県のトヨタ博物館に集合した500は23台。幹事の誘導により、鼻先とボディカラーをキッチリと揃えて並ぶ。
ぼくは仕事で撮影もするのだが、ブツ撮りの場合、撮影自体は数分でも、セットにその倍の時間をかけるのが普通である。全国一と言っていいほど500への造詣が深い東海のメンバー達、そこをよくわかっているのだ。500は単体でも充分に美しいクルマだが、こうやって綺麗に並べられると、それはさらに際だったものになる。

いつかは捨てられる「生活のための道具」として作られ、全国に散らばった500達。彼らは良きオーナーのもとで10年以上も現役で走り続け、1年に何度か仲間と再会の機会を与えられている。





「よう、ご無沙汰。最近どう?」

「良くしてもらってるよ。前のオーナーの時は死ぬかと思ったがね。」

「まだまだ現役よ。この間、ポルシェをチギってやったのよ。渋滞で。」

「おやおや、しばらく見ないうちに肌つや悪くなったねぇ。」

「大丈夫、オールペンの見積もりもらってきた。来年は赤くキメてくるゼ。」

「お宅の二号さんはどうよ?主人は取られっぱなし?」

「あんな若い娘に負けるわけないっしょ。」

「君んとこはにぎやかでいいね。兄弟がいっぱいいて。」

「いやー、誰が最初に部品取りになるかで戦々恐々だヨ。」




そんな会話も聞こえてきそうである。

機械に命は宿っていないと僕は信じている。しかし、大切に愛された機械はたびたび「奇蹟」を起こす。

優勝したレーシングカーがウィニング・ラップでブローしたり、ガソリンが数十メートル分しか残っていなかったり、大クラッシュでも乗員はかすり傷で済んだりなど、よく聞く話だ。圧倒的有利なメルセデスを相手にルマンで優勝した787Bもそんな奇蹟を呼び起こした一台だろう。(ぼく自身もレースをやっていたとき、部屋にまで上げて寝起きを共にしていたバイクには何度もサーキットで奇蹟を見せられた)

これらのクルマ達が奇蹟を起こすのは、メカニックが「クルマは機械」と認識しつつも、それに徹しきれず、命あるものと同等かそれ以上の愛を注いでしまったからじゃないだろうか。(つまり、今のホンダやトヨタが勝てないのは、設計や整備が充分でも、「愛」が足りないからだ!)


ここに集った500達も、そんな奇蹟を起こし続けている個体達。
今回も参加者全員が無事に家にたどり着いたのだから。











あれ?おれとしたことが、メッチャかっこよく決まってね?決まってね?
Posted at 2007/11/28 00:33:46 | コメント(9) | トラックバック(4) | たのしいじだうしゃ | 日記
2007年11月22日 イイね!

先日のできごと

「おい、斉藤。やきそばパン、買ってこい。ダッシュだ。」

こんな簡単な事を…


気弱で我が応援団のほぼ96%(2007年度・応援団調べ)の団員からパシリにされている斉藤君、君に焼きそばパンを買ってきて欲しいのだ。

もちろんお金はない。お金がないのは今、手持ちが全くないわけではなく、君に払う意志が私に全くないからであって、それはつまり斉藤君、君が自分で支払うか、パクってこいという事にとらえるかもしれないが、仮に私がそうだと思っていても、これは声を大きくして言えないのだ。言ってしまえば先輩である私の責任となり、万が一君が購買部のオヤジに捕獲されててゲロったら、一番悪いのは私ということになる。だから私はパクってこいなんて命令しない。言ってないのだよ。斉藤君。

しかし、私は、君が私のために焼きそばパンを用意してくれることを強く希望している。希望が叶えられない場合、どのような事になるかなどもココでは言えない。グーで約百回ほどナグるとか、斉藤君、君が2-Aの山本さんのことが好きで、毎晩イマジネーションによる山本さんと、君の素朴な生殖器を活用して何かの悦楽を得ていることを全クラスに触れ回るなど、そんなことはここでは言わないが、それを絶対にしないという補償もない。とにかく私はあと5分以内に焼きそばパンが食べたいのだ。

ちなみにやきそばパンを買ってくる場合、注意しなければいけない点はいくつかある。まずその形状に注意したい。この学校に納入している吉川パンの焼きそばパン加工工程においてでは、ラインで流れてきたモノから梱包ケースに詰められる。つまり下になって潰れているものほど、鮮度が低いということである。せいぜい数十分程度の鮮度の差と思うかも知れないが、場合によっては最初に作られたモノは前日の素材などが使われている場合がある。それでも腹を壊すほどのものではないだろうが、私は明日行われるの野球部の応援において、マネージャーの美奈ちゃんにいいとこを見せたい。万が一にも腹をこわした状態で応援旗を持ち上げようとして、リキんで何か別のものをヒリ出してしまった日には、美奈ちゃんとのロマンスも絶望的どころか、3年間応援団に君臨してきた私の尊厳も全て水の泡と化してしまう。わかるかね、権威を持つ男は常にリスクヘッジをしなければならないのだ。

あと、購買部でパンをパクいや、仮にという話しだが、吉川パンのオヤジは右目が少し悪いのだ。だから、こちらから向かって左側の方が死角になっている。死角になればそこで斉藤君、君が何か不審な行動をとっていても、吉川のオヤジに気づかれる確立は低くなる。更にレジは吉川のオヤジから見て左手にあるので、レジに注視している時、特にお釣りなどを注意深くつまみ上げている時にだな、こちらからみて左手は完全な死角となる。幸いなことに焼きそばパンは最も左手にある。このナレッジをどのように君が利用するかは勝手だが、様々なアイディアが生まれるだろう。

さて、次は第2章だ。ここから吉川パンまでの道のりについてだ。この校舎のセクションは大きく4つに分けることができる。ホワイトボードに注目して欲しい。最短距離を取った場合、この経路が最も早いが、気をつけなければならないのはセクションB-4だ。ここにはサッカー部の沼田と加藤、バスケ部の広川がタムロしている確立が非常に高い。君も知っての通、彼らも後輩から小遣いをカツあげてのさばっているような連中だ。君が焼きそばパンを持って彼らの前を素通りできる確立は2割(2003~2006年度・応援団調べ)に満たないだろう。なのでセクションB-2を選ぶべきだ。また、このセクションC-6には3組担当の小早川がいる。アイツは最近教頭から恨みをかっており、その八つ当たりが生徒に向けられているという情報を私たちは得て…




難しく説明しようとすれば、どんなにくだらないモノでも難しく説明することができる。

応援団長がパシリの斉藤にパンをたかる、それを難しく話すのはこのようにアホ臭いことだが、先日出席したある企業のセミナーがこんなだった。

集まった関係者の中、そのロジックに圧倒され、目をキラキラさせたり頷いている若者もいた。

ふひぃ~~。。。。。
Posted at 2007/11/22 08:11:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | 今日のできごと | 日記
2007年11月18日 イイね!

続・続ETC付けたった。


♪『カードが 入っていません』


ウチの娘(4歳半)に言ってみた。


Y「ウチのクルマ、お話ができるようになったんだよ。」

娘「ちがうよ。何かの機械だよ。」


ウチの娘、小さい頃から難しいとんち問題でダマしたり、からかったりした鍛え上げたせいか、知能テストは小学校低学年並みらしいのだが、頭がヨイということは、同時にロマンも失うことなのだろう…(涙)



それにしても、このアナウンスの声、もっとどうにかならんもんかなー。



あの、少しかすれた横浜スタジアムのウグイス嬢の声ならどうだ!?

いや、滝川クリステル様も捨てがたい…

いや、クリステル様は、あのヴィジュアルがあってこそ…

男だったら城達也がベストだが、川平慈英とかも眠くならないでよさそうだなー…


アナゴさんの声で

マスオ君~、 カードが、入ってないんじゃ、、ないかなぁ~」

「通行料金は、200円だよ、 マスオくぅ~ん!!!」

…毎日聞いてたらナグりたくなるか…




そんなことを考えていたら朝の4時。
Posted at 2007/11/18 22:17:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2007年11月16日 イイね!

続・ETCつけたった。

続・ETCつけたった。かなり前からETCの助成キャンペーンとかをやってるわけで、0円とかを打ち出しているトコもあるわけで。

まあ仕方ねえ、時代には逆らえねえ、そういやそんな感じで携帯電話も受け入れたんだよなぁ、と思いつつ、ネットを調べると…











わけわかんないよ!


デカデカと「タダ」と絵文字で見せつつも、下の方にちんまい文字

取り付け費用は別途

とか

助成を受けるにはカード加入が条件となります。

とか書かれているわけで、じゃあ取り付け費用とか、カードの届く日数とか年会費とか調べる羽目になるわけで…

すげーめんどっちいよ!

たかがETC装着ごときで、こんな弁護士の仕事とか、何かのちょーめんどくさい申請みたいに調べて検討しとったら朝になるばい。

アタマが動かないならカラダ動かすのが早いわけで、とりあえずは近くの店A(吉野家みたいな看板の大手)に行ってみた。

Y「すんません、ETC付けたいんだけどー」

店「少々お待ちください」


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少々10分近く放置。

「チキショー、こんな店、二度とコネーヨ!」と言いたいとこだが、近場でヒマ潰しにはもってこいな店なので

「チキショー、少なくとも約1ヶ月位はコネーヨ!」

と、心の中で気が狂ったように泣きワメきながら、見た目はかなり冷静に店を後にした。

はい、次ィィィーッ!



Y「ぶっちゃけ、いくらかかるかね?」

店「お客様のお車にもよりますが、大体1万5千~2万円ですね」

Y「助成金は?」

店「メンバーズカードを作っていただくのが条件です」

Y「検討しましょう」

(当たり障りの良い「納得いかないのでちょっと考える」の意味)




高いよ!
1万5千円っつったら、例の焼肉屋で3人たんまり飲み食いできるよ
おまけに個人情報さらさなきゃならないし、カードの暗証番号考えなきゃなんないよ
他で使ってる暗証番号使うのヤだから考えなきゃなんないよ!
どうせ忘れるからどっかに覚え書きしとかなきゃなんないけど、それをどこにしまったかを思い出して不安になって、注意散漫で事故ったらヤだよ!



次の店。

店「アー?まーだいたいー、2万くらいでできますけどー」(すげーめんどくさそうに)

何だ、この店は!?
やる気ないっつーか、駅でティッシュ配ってるバイトの方が愛想いいぞコラ!
こんなとこで買ったとしたら、結局おれのカネの一部が給与としてこのクソバカの懐に入って、結局パチンコとか競輪とか競馬とか競艇とかボッタクリのおっパブで消費さえるわけで、場合によってはそれを元手にこのアホタレが大金を手にしてサクセスストーリーを歩んでしまうなんて、そんなの断じて許せん!家康様が許してもワシが許せんわーっ!




結局、愛想のいいオネイちゃんが対応してくれた2番目の店に行った。
何だかんだで50km近く走って、5時間は消耗してるおれ。


でも


オネイちゃんはきっと「この人、戻ってきてくれた(はぁと)」で、ちょこっとLOVEされちゃったらどーすんべ。

やべぇなぁ、そんな風になっちゃったら夏月さんに殺されるよおれ…なんて考えて運転してたら、狭い道で壁にミラー擦りそうになった


店に到着。


全然別の担当者(♂)が登場。


バカなのか?やっぱり、バカなのだろうか?

(つづく)
Posted at 2007/11/16 22:10:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | たのしいじだうしゃ | 日記
2007年11月16日 イイね!

ETCつけたった。

ETCつけたった。どんどん便利になっていく世の中ではあるが、例えば携帯電話を買えば本体の倍あるような取説を読まねばならず、その専門用語を調べるために、さらにデカイ辞書だのパソコンだのを開かねばならないということの

どこが便利だというのかね、諸君!?



私はアナログ人間なのである。

なので、今までETCの存在を知りつつも、あえて、あえて付けていなかったのだ。

ほら、そんなに遠くにいかないしー。
(両方の実家とか近いしー)

カード払いはぁー、若かりし日に、●井のキャッシュディスペンサーの取り立て電話でPTSDになってるしー。
(↑ある人には「ねぇ、Yukizoさんてバカなの?ねぇ、バカなんでしょ?」と言われたのだが、これってみんなフツーに経験することなんじゃないか?と勝手に思ってたおれはバカなのかなぁ)









いつもニコニコ現金払い!

そして、
料金所のオッちゃんとのコミュニケーション
(副題:一期一会・心のふれあい)


さらに言うと、料金所という所はF1のピット戦略のように、確かな経験と知恵がモノを言うテクニカルセクションなのであり、数々のドラマが生まれる所でもある。


例えば私がバイクで西●BPを走っていたとする。
(ここから妄想モード。公道では安全に運転しましょう)

前方に新型ピュア・スポーツが見えた。
速度差は20km/h、数センチほど蛇行するトレースライン、シミ一つないGWのライディングジャケットから、それほどのやり手には見えない。右車線に出て追い越しをかける。

ちらりとミラーを見ると、ソイツも追い越し車線に躍り出てきた。旧型のビッグ・ツアラーに抜かれたことが気に触ったらしい。

パワーウェイトレシオが“1”を切るようなマシンでアクセルを開ければ、あっと言う間に差が縮まってくる。

おもしろい。

さりげなくアクセルを段階的に捻り上げてやる。速度計の針は頂点から右に傾倒してゆく。周りの景観がワープし、空がヘルメットを吸引しはじめる。

再びミラーをのぞく。やっぱりだ。

クレージーな相手であれば、マフラーエンドにビッタリと貼り付いてくるところだが、ヤツは50m~100mほどの変則的なマージンを取っている。車間と速度コントロールができず、着いてくるだけで精一杯の様子だ。

それでも気に入らない。

今まで一人で踏み出せずに味わえなかったエクスタシーを、私という先導者を利用して“安全に”貪ろうとしているその姿に!

さらにアクセルを捻り上げることも考えたが、400m先に料金所が見えた。
一般車がわらわらと車線を変えてレーンを選んでいる。運良く、左端と真ん中、2つのレーンが空いた。

ふふふ…。

私は緩やかに減速すると、左のレーンに飛び込んだ。なぜ追い越し車線に近い真ん中ではないかというと、スタート時に右の確認だけで済むからだ。減速時に追いついたヤツは、真ん中の空きレーンに滑り込むようだ。

もう、勝負はついた。
この先は予想できる。


左のグリップとディマースイッチボックスの間には、予め100円玉を2枚を挟んである。それを掴み、オヤジに手渡す。

「領収書は?」

「不要」のハンドジェスチャー。返した手でアクセルを捻り、絶妙にクラッチをミートさせる。ストップからリスタートまでの時間、わずか1.5秒。
右後方を目視確認した際、ウェストバッグから慌てて小銭を出していたヤツが、驚いた様子でこちらを見上げた姿があった。

次々とギアをエンゲージさせ、その先の高速コーナーを4速全開で突入する。
ストレートはビギナーでもアクセルさえ開ければ250km/h位までは出すことができるだろう。しかし、ここはそうはいかない。

外海から強く吹き付ける風と、バンピーな路面からのショックを身体でいなしながら、イン側の壁に向かってフルバンクで突っ込んでいけるだけの経験と、おのれのライディング・テクニックに対して確信がなければならないのだ。

ここで優劣を証明してやってもよかったが、つまりはそこまでにも及ばない相手という事だ。

イン側の分離帯に料金所が隠れる寸前に、常時点灯式の光源が揺れてスタートするのが見えた。しかし、ヤツが全開で追ってくることはない。前方がクリアな状態で全開をクレるほどの度胸はないと見切っている。


↑そのはずが

ヤツはETCレーンに飛び込み、そのままノンストップで通過。



あれ?おい!おめー、ちょっとズルくね!?それって!!!(泣)



こっちがロスタイム1.5秒でも、相手がETC付きだった日にゃぁ…(涙)

姑息な知恵と経験が水の泡


それがきっかけではないのだけど、ETC付けたのです。

クルマに。

(つづく)
Posted at 2007/11/16 09:13:01 | コメント(6) | トラックバック(0) | たのしいじだうしゃ | 日記

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