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イイね!
2009年06月23日

プロローグ~「1Q84」

プロローグ、というのは、自分の中での「序章」を意識して。

先日、友人から、今話題騒然の「1Q84」を借りてきました。
(友人は「もういらない」って言うんですが、あまりにも太っ腹すぎるので(汗)、私的には「借りて」いる気分です)

借りる時、私が村上春樹は読んだことがないんだと伝えたところ、友人は目を丸くして、「この本は、今まで村上春樹を読んできた人には、あー、いかにも春樹ワールドって、ウンウンって思うようなところがあるんだよね。逆に、まったく今まで村上春樹を知らなかった人がこれを読んで、どういう印象を持つのかすごく興味ある」と切り返してきました。
そんなヤツがいるなんて、と、同年代の友人からすればあらまぁ、なみなままなんでしょうね(アセ)
私は、読後、どうやら感想文を作って出さないといけないみたいです(・_・;)

既に、読売新聞での村上春樹のインタビュー記事を読んではいたんですが、インタビューだけだと「はぁぁ?」で、まったく小説の正体が見えませんでした。あれすらも、たぶん春樹ワールドを知っている方にはウンウンウンだったのかもしれないんですが。

で、今のところ、上巻第1章は読みました。
その段階で今の私に言えることですが(というか、ここに敢えて書きたくなった印象というのですが)

うまい。
文章がうまい。
読ませるのがうまいです。うなりました。
いろいろな本を読むんですが、こういった評判の高いものを読む時、私はどうしても内容に入り込むのに多少の抵抗を感じる時があるのですが、これはまったくそれがなかったです。
この方は、もう何冊も何冊も本を書いていて、それなりのクセや、一種の臭味?みたいのがあっても良さそうな感じがするのに、それを感じさせない導入部はすごい・・・と思いました。
やっぱり、大作家の文章は違いますね・・・ここのところ、読みあさっていたものたち(インターネット上の文章も、自分が書くものも含めて)、久々に「文章がうまい・・・」と思う文章を読んでいるような印象です。

・・・で、全然別件ですけど、導入の第1章の中で、渋滞の首都高を描写する部分があるんですが、個人的にその部分がすごく気に入ってしまいました・・・これ、車に興味のない人にはまったく目に映らないような光景であるように思うんです。それを細かく記述する(それが主人公のものの考え方を描写する部分ではあるのですが)視点というのがおもしろい!と思ってしまった一端でもありました。

今のところ「おもしろそう」という感じで読んでいます。ただ、この本、ハードカバーなので、寝る時の10分くらいが読書タイムな私だと、本が重くて支えていられなくてすぐ寝ちゃう気がするんで(どういうイイワケなんだw)読むのに少々お時間がいりそうですが。

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この記事へのコメント

2009年6月24日 0:14
ふうむ、僕は氏の著作だいたい読んでるんで、これこそ氏の文体だなぁと感じるんですが、ただくどさとか苦味のような感じはしないですよね。
透明感の高い文章と言うか。
例えば、糸井重里との共著「夢で会いましょう」なんて読むと、お二方の文体の違いがとても良く解ります。
明らかに村上春樹の方がすっきりしてます。

個人的には1Q84、テーマとしては解りにくい部類に入ると感じました。
コメントへの返答
2009年6月25日 22:06
まだ導入部分しか読んでいないんですが(笑)
私はいわゆる大作家・・・のような方の本ってほとんど読んでいないんです。一過性ではなく恒常的に売り上げられる、そういう作家さんのことですが。
なので、ああ、こういうふうに書くんだーとちょっと目から鱗状態になったりしました。
最近、佐伯泰英の本をずっと読んでいたので、文体の違いに驚いています。と同時に、佐伯氏の引き込まれるような作風にも改めて感嘆してしまいました。全然、違うんですが、引き寄せる力はそれぞれにすごいんですよ。
なんか、いい体験をさせていただいています(^^)

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