続・クレーマーになるとき

ここのところ、テレビで取り上げられている話題で、小６の女の子が自殺したのはいじめが原因なのか、と言うのがありますよね。

うちも小学生がいるので人ごとでなくニュースを見ています。

この報道を聞きながら、ホント、歯がゆいことがあります。
どうして、生きているときに言ってくれなかったのっ、て言うことです。

だってね、だってね、死ぬ勇気があるくらいならその勇気を言う勇気に変えて欲しかったと思うから。
それほどまでに、周りは話を聞かない、そんな学校だったの？そんな親だったの？

これも、一種のクレームだと思うんです。
きちんと取り扱われていない、と言うことを訴える。
それを聞いてくれるシステム、そういえば今の学校にはないのかもしれない。
子どもの言うことと、バカにしてかかっているかもしれない。

そうしたら、この問題はいじめがどうの、と言うよりも、何か言いたいこと・話したいこと・取り合って欲しいことがあったときに、それを持ち込む先をきちんと用意していなかった周りの人々の心持ちや、学校・家庭ひいては自治体・働いていれば企業の問題でもあるって私は思うんですけど。


ああ、崖から身を投げ出す勇気があるのなら、一歩下がって伝えて欲しい。
どんな問題も、あなたがいなくなってしまってからは解決のしようがないのだから。
クレームは、つけて良いんだと教えたい。そして、それを持ち込まれたら、誠心誠意お互いに話し合えるようにしていきたい。

娘にはそう話しました。あなたを失うことより悪いことなんか起こりようがないと。

でも、それは、私にとっては誰に対しても思えることなんですけれどね。