2012年07月08日
こんな時間まで起きているのは
ついつい「地図、発動!」させてしまったからで(笑)
行くわけでもないのに地図を見てると楽しくて時間を忘れちゃう(^^;)
今日の「地図、発動!」は「居眠り磐音 江戸双紙」が発端です。
最新刊「秋思(しゅうし)の人」のなかで、甲府に端を発する九筋の道がある、と言うくだりがあったのがいけませんでした。
そこからパソコンと地図でその九筋を全部調べたらこんなコトに(笑)
秩父往還と青梅往還はもちろん知っています、しょっちゅう使っていますし。
でもそのほかの7つは知っていたものもあり知らなかったものもあり、もう興味深くて。
右左口(うばぐち)道、若彦路(ここには新しいトンネルがあるようです、ひえ~通ってみたい!)、河内路、鎌倉街道(これは行ったことあるな)、穂坂道、逸見(へみ)道、大門嶺口(あ、これも知ってる)
地図を片手に、おおおお~~~って感じで(笑)
道を調べると、歴史を辿ることにもなります。山梨や長野の歴史って知ってそうで知らず、面白い・・・
そう言えば、釈迦堂PAから行ける「釈迦堂遺跡博物館」はいったことがあります。
なんかまた行きたくなってしまった(笑)
そのうち気がついたら山梨巡りでもしてそうです(爆)
Posted at 2012/07/08 02:11:15 | |
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読んでる本や、好きな本のこといろいろ | 日記
2011年01月16日
今年の大河ドラマは、徳川将軍二代目の秀忠の室、「江(ごう)」を主人公とした物語です。
製作が発表されたのは、確か「龍馬伝」が始まるよりも前だったかな。
聴いたとたん私、一瞬狂喜乱舞したんですよ。
なんでかって言いますと、その前年、読売新聞に連載されていた「美女いくさ」という小説をすごく楽しみに読んでいたからです。
この小説、まさに「小督(おごう、江のこと)」を主人公とした物語で、すごく面白かったんです。
ぜひ大河ドラマにしてくれーとまで思っていたんです。
そしたら、間髪を入れずに2011年の大河は「江」と・・・
すごく喜んでたんです。
でもでも。
すぐにそれが「?」に替わりました。
原作は「美女いくさ」だとばかり思っていたら、脚本はオリジナルといわれ
まぁそれは、そうかな、とは思いましたけど。あまり名の知れた作家さんの小説ではなかったし。
でもここに来てすごく胡散臭いなぁと思うのは、
本屋に行くと、どこにも大河のコーナーがあって、ノベライズされた今回の大河ドラマの小説版とか、永井路子さんの書かれたお江に関する小説とかは、まとめておいてあったりするのに、
なぜか「美女いくさ」だけは、一緒に置かれていない
書架の中に収められていて、POPで飾り付けられてもいない
・・・・(・・?)ナンデ?
何となく不思議
何となく意図的に外されてるようにも思えて正直すごく胡散臭いです・・・
そんな「美女いくさ」ですが、本日、書架の中から取りだして購入してきました。
いずれは買おうと思っていたんですが、今の今まで伸ばし伸ばしになっていて・・・
で、やっぱりこの小説の方が、大河の「江」より面白いや。
たぶん明日の「江」では、お江が信長と会うことになってるみたいですが、どうしても自分にはそのエピソードが腑に落ちなくて、全体的に今回の大河の脚本に納得できないんですよね。
だって会ってるとしたら、7歳とか・・・8歳とか?
え、それを上野樹里がやるの????
(年齢的に、なんか、えーーーーっと、、うーーーんとってどうしても思っちゃう)
一応見るつもりではいるんですが、前半で挫折しそうな気がします・・・・・
そして私、本読み始めると、止まらないのよね。
ハッと気がついたらこんな時間。
もちろん読んでたのは「美女いくさ」
とりあえずの流れはつまみ読みしました(^^;)
明日以降、じっくりと読もう~(爆)
Posted at 2011/01/16 02:00:24 | |
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読んでる本や、好きな本のこといろいろ | 音楽/映画/テレビ
2010年07月07日
お友だちのブログを読んでいたら、懐かしいフレーズに出会いました。
「驚き桃の木山椒の木」
なんのことかおわかりになります?
まぁ、単に、とっても驚いたという意味なんですけれど、ことば遊びですよね。
「おどろき」の「き」と「桃の木、山椒の木」の「木」を引っかけてる。(韻を踏んでるって感じでしょうか)
驚いたことを強調しているわけですけど。
なんでこのフレーズが懐かしいかといえば。
このフレーズに出会ったのはまだ小学生の頃、「アーサー・ランサム全集」という本に填りに填っていた時です。
第1集「ツバメ号とアマゾン号」に出てくる、女海賊(といっても、かわいらしい少女ですけどネw)ナンシーが口癖にしていたことばです。
(ナンシーは「女海賊」を標榜していますので、海賊ことばをたくさん使うんですw)
時を経て、久しぶりにこのことばに出会って、ふと思ったのですが、英語のどんな表現をこのことばに置き換えているのかと。
ちょっと調べてみたら、
"Shiver my timbers!"
ということばを「驚き桃の木山椒の木」と訳したようです。
(shiver・・・震えおののく
timbers・・・船の肋材
要は、フレームががたがたするほどおどろかすぜ!ということらしいです、「宝島」に出てきたフレーズで、以後海事のことばとして定着したよう。)
翻訳って面白いなぁ。
これも、時代と切って話せないですよね。
「アーサー・ランサム全集」が岩波書店から出版されたのが1960年代。
当時は「驚き桃の木山椒の木」といって、子どももわかる時代だった。
でも今の人は?きっとわからないですよね(笑)
今の人がこのフレーズを訳したらどんなになるかしら。
この小説を訳し直したらどうなるのかしら。
この本は、絶版じゃないですが、手に入りにくくなっているようです。
私の手元には貴重な12冊が全て残っています。
また読み返してみようかな。大好きな、大好きな、本でした(^^)
Posted at 2010/07/08 00:14:43 | |
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読んでる本や、好きな本のこといろいろ | 日記
2009年06月23日
プロローグ、というのは、自分の中での「序章」を意識して。
先日、友人から、今話題騒然の「1Q84」を借りてきました。
(友人は「もういらない」って言うんですが、あまりにも太っ腹すぎるので(汗)、私的には「借りて」いる気分です)
借りる時、私が村上春樹は読んだことがないんだと伝えたところ、友人は目を丸くして、「この本は、今まで村上春樹を読んできた人には、あー、いかにも春樹ワールドって、ウンウンって思うようなところがあるんだよね。逆に、まったく今まで村上春樹を知らなかった人がこれを読んで、どういう印象を持つのかすごく興味ある」と切り返してきました。
そんなヤツがいるなんて、と、同年代の友人からすればあらまぁ、なみなままなんでしょうね(アセ)
私は、読後、どうやら感想文を作って出さないといけないみたいです(・_・;)
既に、読売新聞での村上春樹のインタビュー記事を読んではいたんですが、インタビューだけだと「はぁぁ?」で、まったく小説の正体が見えませんでした。あれすらも、たぶん春樹ワールドを知っている方にはウンウンウンだったのかもしれないんですが。
で、今のところ、上巻第1章は読みました。
その段階で今の私に言えることですが(というか、ここに敢えて書きたくなった印象というのですが)
うまい。
文章がうまい。
読ませるのがうまいです。うなりました。
いろいろな本を読むんですが、こういった評判の高いものを読む時、私はどうしても内容に入り込むのに多少の抵抗を感じる時があるのですが、これはまったくそれがなかったです。
この方は、もう何冊も何冊も本を書いていて、それなりのクセや、一種の臭味?みたいのがあっても良さそうな感じがするのに、それを感じさせない導入部はすごい・・・と思いました。
やっぱり、大作家の文章は違いますね・・・ここのところ、読みあさっていたものたち(インターネット上の文章も、自分が書くものも含めて)、久々に「文章がうまい・・・」と思う文章を読んでいるような印象です。
・・・で、全然別件ですけど、導入の第1章の中で、渋滞の首都高を描写する部分があるんですが、個人的にその部分がすごく気に入ってしまいました・・・これ、車に興味のない人にはまったく目に映らないような光景であるように思うんです。それを細かく記述する(それが主人公のものの考え方を描写する部分ではあるのですが)視点というのがおもしろい!と思ってしまった一端でもありました。
今のところ「おもしろそう」という感じで読んでいます。ただ、この本、ハードカバーなので、寝る時の10分くらいが読書タイムな私だと、本が重くて支えていられなくてすぐ寝ちゃう気がするんで(どういうイイワケなんだw)読むのに少々お時間がいりそうですが。
Posted at 2009/06/23 10:06:36 | |
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読んでる本や、好きな本のこといろいろ | 日記