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朝6:10に目覚ましをかけてました。
しばらくすると茅ヶ崎駅あたりを通過。
あっという間に、田町車両センター（旧東京機関区）…、跡地すか。

トーキョー到着。




えらく長時間停車していると思ったら、どうやら終点に到着したことに気づかず、まだ眠っていた乗客がいたようです(苦笑）

動力分散方式の寝台列車は、動力車以外を選ばないと、自分はモーター音が気になって仕方ないです。
あと285系は、24系のしっかりした足回りとは異なりフワフワしていて、そう思うと、24系ってこれだけ古くなってもあの遮音性といい、快適性といい、本当に傑作な車両なんですね。



気になって、上野駅13番ホームに立ち寄りました。
「北斗星」運行最終日には13番ホームの立ち入り制限をするらしいです。

さよならグッズも販売されてました。


JR各社にまたがって運行される寝台特急の終焉は、どうにかならないものかと思います。
「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」は、他社に運行がまたがり、はるか北の大地を目指す旅情に付加価値があるのだと思います。

一方次々に廃止されたいわゆる九州ブルトレ等は、主要都市と地方都市とを結ぶ移動手段としての位置づけでしたが、これからの高齢化社会で、今後本当に必要とされる交通手段なのではないかとつくづく感じる次第です。

昨日のトワイライトエクスプレスの余韻が冷めやらぬ中、今日は大阪駅にお見送りに行くことにしました(苦笑）

この案内表示が見られるのもあとわずか。


新幹線ですか…。


トワイライトエクスプレス入線まで、まだまだ時間があるなあと思っていたら、何と「こうのとり」が来たではないか！！「くろしお」号から転用された381系で、国鉄型っていい！


場所を確保のためホームの端に移動すると、本日積み込みの食材が運ばれてきました。


来ましたよ。


すごい人です。


反対側にも鈴なり。


サンダーバードが入線してきた時も、車内から撮影(笑）


定刻発車。


昨日、敦賀から我々の上り列車を牽引してきた４４号機です。


車両の窓に、人の山が反射で映ってます。


昨日我々が乗った第２編成が、また北の大地に向かって行きます。
次に会えるのは、梅小路公園に建設予定の鉄道博物館ででしょうか。




そしてまた、寝台列車乗り継ぎの旅が続きます。
夜の大阪駅。


2018年度末までに103系も323系に置き換えを完了予定とのこと。
昔は103系の写真なんて撮ろうと思わなかったのに、毎日使っていたものが無くなるということに、寂しいものがあります。


まだ時間に余裕がありますが、もう売店も閉まってます。


大阪駅11番線といえば、上野の13番線のように特別な響きを感じますね。
「日本海」「きたぐに」、ついこの前まで走っていたのに。


サンライズ瀬戸出雲号入線。大阪からでも結構乗り込みます。




内装設計にハウスメーカーのミサワホームが参画しており、「トワイライトエクスプレス」はホテルの中という漢字ですが、こちらは普通に「家の中」という感じです。


今宵の寝床、B寝台「シングル」。


今回の「サンライズ瀬戸」での目的はこれ。
「トワイライトエクスプレス」ではゲットできなかったので、早速シャワー券をゲット。
大阪駅から乗り込んだ方々は、乗車時間が短いということもあり、シャワーを浴びるのが面倒なようです。シャワー室も一人待ちですぐ使えました。


シャワー室があるミニロビー。


しっかしよく揺れる。「トワイライトエクスプレス」は24系で、車両自体は年季が入っているのに、ここまで揺れなかったというか、揺れ方が根本的に違うような気がします。


6分間お湯が出るのは、基本的にどの寝台も同じですね。
タオルさえ持っていけば、ボディソープとシャンプーは備え付けです。




シャワー後、湯沸かしに5分かかる表示が点灯しました。その都度沸かしているようです。


目的達成。
「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」なら、この後部屋でビールを飲んだりして車窓を楽しむのですが、なぜかそのような気が起こらないので、このまま寝ることにします。

目が覚めると夜が明けていて、本州日本海側を南下中。
羽越本線金浦駅を４時間４０分遅れで通過。


食堂車 ダイナープレヤデス（DINER PREIADES）に呼ばれました。


このゴージャス感、好き(笑）


いい雰囲気。


最初に料理説明があったのですが、右上に移っている「目覚めの一杯」がとにかく顔をしかめる味だったのが印象的でした(苦笑）


記念に、menuは下記の通りでした（内容、写真とも公式HPより）。

【Diner Pleiades Breakfast】



● Cocktail　～食前のドリンク～

・オリジナルビネガーエード
（スパイスウォーター・シロップ・オレンジジュース・白ワインビネガー）
　カットオレンジ、カットレモン、ミント、スライス生姜、フランボワーズ

● Starters　～先付け3種～

・豆のごま和えサラダ
・カポナータ（茄子・胡瓜・パプリカのマリネ イタリア風甘酢トマトソース）
・海老とアボカドのカクテル
・フォカッチャ
● Egg with Flower salt
　～『丹波のたまご』の半熟3分ボイルと花の塩～

● Mini－bowl/rice－gruel　～生姜とタイムのミニお粥～

・白粥（シンプルな中華にタイム、ローリエ、丁字、生姜）
・薬味として（卸し生姜、タイム、クリスピーベーコン）

● Main course
　～ミート＆サラダ＆ホットベジタブル～

・白いんげんとベーコンのトマト煮
・ミニ椎茸とマッシュルームローズマリーのオーブン焼き
・自家製チキンナゲットとフレンチマスタード＆ケチャップ
・ハートロメインとバルサミコのドレッシング＆グラナパルメザンパウダー
・アンディーブと角切りポテトサラダ
・茹でたて緑黄色（青梗菜、カボチャ、有機人参）
・薄切りハムと種入りマスタードとパン・ド・カンパーニュ
● Fruits in coup grass
　～フルーツ＆フロマージュブラン～

・ハネジューメロンとパイナップル
・フランス ノルマンディー産フロマージュブランのスープを少し
● Coffee　～オリジナルモーニングブレンド～

　サントス40％(フルシティ)、モカ30％(シティ)、グァマテラ30％(シティ)の
　配合でブレンドしたモーニングコーヒーです。また紅茶のご用意もございます。

厨房のコックさんたち。


カーブが続きます。


沿線各地に、撮影の方々が。


列車は遅れましたが、天候には恵まれヨカッタです！！


サロンカーでは、スタンプカードが配布されました。


新津駅です。

ほとんど停車時間はありませんでした。

その後、どこ駅が不明ですが最後尾(電源車）の写真を撮りに降りたところ、すぐに発車ということで車内に戻るため、全員猛ダッシュ。


高岡駅にもお見送りギャラリー。


車内販売では、キーホルダー２種と、お決まりの『旅のしおり』（別途発送）を購入。


ところで、トワイライトエクスプレスのこのようなグッズをお持ちの方がおられました。
今日の牽引機と同じ、EF81 113ですが…


なんとリバーシブルになっていて、ヘッドマークに早変わり。


その後、10時過ぎに長岡駅着。多少回復運転していまが、さすがに5時間以上の遅れだったので、JRから金沢駅にておにぎりとお茶の差し入れがありました。


「サロンデュノール」では、トワイライトエクスプレス専用の制服を着ての撮影会イベントが始まりました。

（* 一応お顔は加工しましたが、心当たりの方がもし見られましたらご連絡下さい。当日の乗車券の写真等、本人確認ができましたら写真をお送りさせていただきます。)

今庄駅では、地元の方お手製の、深緑に黄色のラインの車体カラーにあわせた旗がサロンカーのすぐ目の前に設置されてました。


地元の方が旗を手に持ち、先頭から最後尾までお見送りをしてくれました。


そしていよいよ敦賀駅での機関車交換。


青森から牽引してきた１１３号機が切り離されました。


その間に、展望スイートの窓掃除サービスです。


そして終着、大阪駅まで牽引する４４号機がやってきました。







車掌さんからループラインの説明があり、




列車は湖西線へ。


田園に、「サロンデュノール」の大きな窓が開いた影が映し出されていました。


終着駅が近づくにつれ、名残惜しさから無口になりつつあったとき、車掌さんから手書きのメッセージ入りカードが手渡されました。
いや、こういったところがトワイライトエクスプレスなんですね。たまりませんね。

今回お世話になった車掌さんも、今回でトワイライトエクスプレスは最終乗車とおっしゃってました。
我々以上に感無量だったとお察し申し上げます。

定刻より約5時間遅れの17時55分、ついに大阪駅に滑り込みます。


みな、思い思いに最後の写真を撮っています。


ラッシュ時間帯に割り込んだので、


その場に偶然居合わせた人も、一緒になって携帯電話、スマホ等で撮影。


車両の豪華さはもちろんのこと、乗務員、乗客、沿線の人々との一体感、今までで最高の列車の旅でした！！
トワイライトエクスプレス、一緒に旅行した皆様に感謝です。

3月5日、いよいよ乗車日がやってきました。

とりあえず腹ごしらえ。

あと、にぎりを何貫か頼んで、いざ札幌駅へ。


絶対に乗り遅れてはならないので、入線時間の一時間半前に札幌駅に着き、飲み物やおやつ、土産を買って改札に向かったところ、何と次のようなお知らせが。


Jetstarの件といい、今回遅延だらけです…。

札幌駅19時以降の発車見込みって、日が落ちてますやんか！おかげで食堂車「ダイナープレヤデス」で、車窓に広がる内浦湾を眺めながらティータイムを楽しむという計画が不可能となりました。
まあ、運休にならなかっただけマシですわ。。。

今回の乗車券は次の通り。


いわゆる「一筆書き」で、

札幌市内-（千歳線）-（室蘭本線）-（海峡線）-（奥羽本線）-（羽越本線）-（信越本線）-（北陸本線）-（湖西線）-（東海道本線）-東京都区内

というルートのものを作成してもらい、山科-大阪間は別途購入します。
「遠距離低減制」により乗車券（運賃）はかなり安くなります。

「トワイライトエクスプレス」を待っている間、キハ183系が入線。こちらも淘汰が進むらしいですね。



そうこうしている内に、今宵の寝床、「トワイライトエクスプレス」がいよいよ入線。
変更時間は、19時入線、19時半発となりました。1,508.5kmの旅が始まります。











夢にまでみた「サロンデュノール」（Salon du Nord）。


乗り込むことにします。


木目調に統一されており、いい感じですね！


シャワーカード入手のため、食堂車「ダイナープレヤデス」 （DINER PREIADES） に向かいましたが…


遅すぎました…。とりあえず明朝ここで朝食をとります。
このロココ調のインテリアが、独特のゴージャス感を演出しています。大阪人好みですな(笑）


シャワー券を見せていただきました。良かったら代わりにシャワーを浴びませんかという申し出をいただいたりもして、本当にいい方々に恵まれました。食事の予約時間と重なっていたので、お気持ちだけ十分いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。


共に過ごすことになった方のお一人が、このような本を持参されてました。
これは充実した内容で買うつもり。


朝食の予約確認に来られましたところ、予約券の他に日付が入った運行終了のメッセージカードがプレゼントされました。
本当に嬉しいサプライズです。


ゆったりとした時間を過ごし…




青函トンネルを抜け、青森駅で敦賀まで牽引する電気機関車EF81 113に交代。




これにて、今夜は客車の音を聞き物思いにふけりながら眠ることにします。おやすみなさい。

年末から多忙な日々が続いていましたが、やっと都合良く約一週間もの休みが取れました。
いよいよ寝台特急乗り継ぎの旅に出かけます。

本当は上野から札幌まで「北斗星」が希望だったのですが、例のごとくチケット争奪戦で入手できなかったため、まずは飛行機で札幌入り。今回のメインの目的である「トワイライトエクスプレス」の乗車に備えます。

【Jetstar Japan GK105便】
　出発 成田国際空港 第2ターミナル 9:55 AM / 到着 新千歳空港　国内線ターミナル 11:40 AM

のはずが、早速Jetstarより予定出発時刻: 11:15　予定到着時刻: 13:00　にそれぞれ時刻変更の連絡あり。
いつものラウンジで、ゆっくり過ごすことに。朝からビールを飲んでしまい、顔が赤くなりました…。

しかーし！飛び立ったんは結局12時前頃ですがな・・・。


まあLCCなので、仕方ない。約２時間弱で東京から北海道に着き、しかも空港までの交通費を入れても一万円を切るなんて…。
自分の中で、東京→北海道への交通手段の優先順位を付けるなら、

　寝台特急＞＞＞＞＞飛行機＞＞新幹線

てな感じですな。
要するに自分は、新幹線が完成しても、あんな退屈極まりない、無味乾燥な乗り物には、おそらく乗らないであろうということ。

で、せっかくなので札幌駅で、明日乗車予定のトワイライトの入線時の撮影をしようと思ってましたが、Jetstarのおかげで空港から札幌駅は間に合いません。急遽南千歳駅にて待ち伏せ(笑）






慌てていたので、写真サイズが以降しばらく正方形になってしまっています。糞。

その後、札幌に行って北斗星でもと思っていたら、なんとカシオペアの運転日。ラッキー！








続々と寝台特急が。
「北斗星」上り 札幌駅　5番線17：03分入線　/ 札幌17：12発


寝台列車＝ブルートレインという固定観念。　やはり夜の貴婦人はブルーが似合いますね。







ホテルで休憩後、「はまなす」で仕上げ。上り 札幌駅　5番線 21:38分入線 / 札幌22：00発。



座席車と寝台車の混成で、夜行の古き良き時代を色濃く残す、2015年現在、唯一の定期急行列車で、今回のダイヤ改正では存続ですが、こちらも新幹線開業後は怪しいので、近いうちにこちらにも乗っておきたいデス。「あけぼの」があるうちに乗っておけばよかった…。




DD51もだいぶ淘汰されてきましたが、JR北海道ではまだ健在でうれしいです。



「北斗星」「はまなす」共に車両の老朽化が痛々しいですが、これを思えば「トワイライトエクスプレス」の24系の整備状態には関心するばかりです。人気を保ったまま、しかも優等列車の威厳を放ちながら有終の美を飾ることができるのは、幸せかもしれません。

風呂の前にとりあえずラーメン横丁。


白樺山荘は以前行ったので、今回はあえて客入りの多さで決定。
「天鳳」。東京にも支店があるらしい。


札幌といえば、みそラーメン、大盛りで。濃厚なスープです。


ではまた明日！