
本日は『小樽市総合博物館 本館』を訪問します。
2010年に行った時は3月だったので、まだ雪がかなり残っており車両の見学がほとんどできませんでした。その時のリベンジをするため、いざ小樽へ向かいます。
区間快速に乗るつもりだったのですが、その前の普通が15分程度遅れていたので、仕方なくそれに乗ります。前方の展望がよい721系が来たのですが、ご覧の通りの込みようで、函館本線の海岸線を走る区間の撮影どころではありません。下りでゆっくり撮影しよ。
小樽駅ホームには至る所にランプが飾られていますが、北一硝子からの寄贈らしいですね。
一応お決まりということで。
小樽駅から観光を兼ねて、小樽市総合博物館まで歩いて行きます。途中「旧手宮線」跡地に沿って歩いていきます。
結構そのままの形で残っています。
ついに見えてきました!スバラシイ眺め!
旧客を改造したレストランがお出迎え。
正面入口から入ります。
入場券売り場も雰囲気を出してます。
屋内展示には目もくれず、一目散に向かったのはこれです!前回は雪のせいで接近を阻まれました。北海道を代表する50両もの鉄道車両が保存・展示されているとのことです!凄いっすね。
では早速、キハ82から。
国鉄を感じさせます。
洗面所も古~。
冷却飲料水も、さらに古い型ですね。実際に使ったことが無いはずなのに、どこかで見たことあると思ったら、大宮の鉄道博物館のいずれかの車両内にあったような記憶が。
なんか蒸気機関車のニオイがすると思ったら、お隣で1909年アメリカ製の蒸気機関車「アイアンホース号」に火が入ってました。
1960年代?のホームにタイムスリップした感じです。
昔は「利尻」も旧型客車だったんですか。
こういうのが見たかったんですよ!木造の床がこれまたイイ!
お隣のホームにも、オハが停車中。
C55。北海道はかつてSL王国でしたね。
ブルトレ世代には、電気機関車は特に興味深いです。ED76は、関西人には馴染みが無いですが。
機械室の構造って、前後で異なるんですね。
郵便荷物車、スユニ50。その名の通り、郵便+荷物車の構造。
ナルホド。
この荷物(現金)車マニ30なんですが、
その性格上から添乗警備員用の居住区がありました。
これがプルマン式寝台なんですよ。仕事で寝台に乗車できるなんて、羨ましい。写真に指が写り込んでしまいましたね。
ん?あちらに見えるのは…。
よう!ヨさん、久しぶり(笑) 転校するまでの小学校と、実家が城東貨物線沿線なので、こいつは毎日のように見てました。低学年の時の友達のオヤジさんが、貨物列車の車掌をしていたとよく聞かされました。
敷地外から見た写真の先頭です。DD51の"5"が欠けてしまっています。昨日北斗星で見たDD51は、動態保存の域に入るんですかね?
さらにその横の編成。
ワフ29984の中で、車掌さんが頑張ってます(笑)
このホッパ車、ホキ2200形も、昔は走ってるのをかなり見たんですけどね。
この編成の先頭はDE10。
構内には転車台が2基あり、いずれも現役です。タクシーが止まっている道路の向こうが、先ほど歩いてきた旧手宮線跡です。
そしてこのキハの編成・・・
この風景が、
2010年訪問時は、この有様でした!
(2010年3月訪問時の写真)
根性で近づけそうで無理でした。雪の中でもがいている不審者にはなりたくなかったので、我慢しましたが、欲求不満となったのは想像に難くない。
(2010年3月訪問時の写真)
今回は余裕(笑)
この手前の席だけ対面になってなく、S1・S2となっていました。583系のパン下みたいなモンなんですかね??壁には扇風機のスイッチがありました。
JNRロゴ入り。
DD13も、国鉄時代は城東貨物線でよく見かけました。思い出深い機関車のひとつ。
大正8年(1919)製の転車台。重要文化財で、今なお現役とは凄い。
彼が出てきましたよ。ちゅうかいつの間に機関庫に入ってたんや。
さすがは北海道。その冬の環境に特化した除雪車があるのですが、これらもまた凄い。中でも特に興味を引いたのが、こんな骨組みみたいなキ800や、
マンガに出てきそうなドリルみたいなのが付いたキ601。
あと、このキ270なんて、南海電車の特急ラピートの原形でんな(笑)
他にもDD14などご紹介したい展示ばっかりなのですが、機会があれば是非実際に訪問してみて下さい。1日いたかったのですが、今回の旅の往路のスケジュール上、これにて小樽駅に向かいます。屋内には制服の展示等あります。
手宮口側の転写台に、またもや彼がおりました(笑)線路手前が、旧手宮線跡地側です。
旧手宮鉄道施設という重要文化財が、そのまま公開されているという所です。小樽駅から徒歩だと、正面入口にこだわらないなら、この手宮口から入ると近いです。
小樽駅に戻ってきました。昨日の寿司事件があったので、こちらで食べようと思ってたのに時間切れ。ソフトクリームで我慢(苦笑)
14:24発苫小牧行が来ました。これを逃すと、次の直通は約1時間後です。無骨なデザインの733系。
行きは見られなかった車窓を楽しみます。
稲穂駅ということは…札幌運転所ですか!?急いで写真を撮りました。昨日不注意で撮影できなかった「はまなす」かな?
あと奥にDD51の編成と、手前にも重連の編成らしきものが。。こちらは「北斗星」かな?とにかく気づいてヨカッタ。
南千歳駅は、何かと思い出ができました。3月はトワイライトエクスプレスの撮影側と乗車側。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1087133/blog/35188961/
今回は北斗星乗車側と、普通列車の乗車側。感慨深くなりますね。
苫小牧駅到着。
バスに乗り換えてフェリーターミナルへ。
着きました。デカ!
我が輩が乗るのはこちら。「さんふらわあ ふらの」
エントランス。出航までかなりの時間的余裕があります。苫小牧18:45発→大洗14:00着です。
今回は個室を独り占めできるキャンペーンでした。得しました。
日も暮れていき、北海道とお別れです。何度来てもいいトコロです。いずれはSVXで乗り込むぞ!!
思い思いにデッキで北の大地に別れを告げてますが…風が強い!
とりあえずレストランに行きます。朝食とセット券を購入すれば割引きになりました。
バイキング形式です。
ここで貧乏根性炸裂。今回はとにかく納得の寿司に食いっぱぐれた感があるので、どうしてもこの旅行中に寿司か刺身をもう一度食べたかったんですよ!!しかも長年、甘エビを一度でいいいから一度に数尾口に入れたかったので、迷わず実行しました。 いやあ、人間堪能するものですね。3回くらいで満足デス(苦笑) 尻尾ばかり皿に溜まるのもハズカシイし。
皿をこんだけ使ってしまった…。
22時までに風呂に入れと船内放送があったので、膨れた腹にも関わらず大浴場へ。
部屋にあるモニターで、航行位置を見ることができました。これはなかなか面白いです。
これにて、就寝することにしました。