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2025年08月02日 イイね!

交通事故の思い出

ふと昔の思い出、交通事故にあった時のことを思い出しました・・・

もう10年以上経ちますが、結果として自分は右手小指の第一関節を失い、その後も時折耳鳴りに苛まれていても基本的には元気に過ごしており、また当時サポートしてくれたり、ケアしてくれた友人らへの感謝は今でも忘れられません・・・。

ただここに至るまで、特に事故後の補償交渉ではずいぶん苦労したので何があったかをあたらめて検証してみたいと思います。

事故概要:
自分は原付運転中左折巻き込みで跳ね飛ばされました。相手方の指示器表示が遅かったことを相手が警察での聞き取りで述べたことで自分:相手=1:9で過失割合は合意しました。

被害概要:
跳ね飛ばされたバイクは損傷激しく廃車になり、その他携行品が色々損傷(オメガの時計とか買ったばかりのソメスサドルのダレスバッグとかiPodとか)。
また怪我は右手小指第一関節解放骨折と各所擦過傷と右足の剥離骨折(のちに判明)。救急搬送されて手術を受けるも結局右手小指第一関節は機能回復せず、関節をネジ止め措置(コレがのちに後遺症認定14級となる)。右足はその後1ヶ月以上も腫れたままで日常生活には著しい障害が起きた。

物損の補償交渉は上記過失割合が早期に確定したこともあって結構早く済みましたが、治療と後遺症補償は本当に揉めに揉め、最終的には地裁で裁判沙汰になりました。その辺の経緯を以下に書いてみます。

まず加害者側の状況ですが、加害者(ドライバー)は極めて真っ当な方で、真摯に向き合い十分な対応でしたので、警察での事情聴取でも過度な行政処分は不要と伝達しました。
一方で加害者側の保険会社の対応はクズとしか言えないひどい状況でした。以下担当者がやらかしたことと、自分がどう感じてどうしたかを書いてみます。

やらかし①:救急搬送先に押しかけ示談書にサインを求める
これは自分が手術を受けているまさにそのタイミングで、駆けつけてくれていた家内に対し保険会社の担当者が迫ったそうで、今後の治療見通しも治るかどうかもわからないのにありえないと家内は激怒していました。もちろんあり得ない行動と思います。この段階で保険会社はクソだと認定し、彼らの主張は信じないことにしました。

やらかし②:示談書送り付けしまくり
治療が進んでいる中、未だ症状固定の目処すらつかない時期から再三に渡り電話してきた上に示談書へのサインを要求してきました。補償内容提示もないのにサインしろ?あり得ませんね。もちろん丸無視しました。

やらかし③:後遺症認定受け入れ拒絶
症状固定で小指第一関節は復帰できないことが確定し、後遺症認定の手続きを開始しました。もちろんその手続きには保険会社は一切サポートせず、相変わらず示談書へのサインを求めるばかり。やむなく自分で症状と過去の判例を参考に、また交通事故の治療に詳しい主治医の意見も聞きながら後遺症認定14級以上に該当するはず、と訴えかけると当初はすっとぼけたものの、のちに渋々受け入れ。なお後遺症認定手続きはもちろん一切は自分が実行し、無事認定獲得(これですごくやりやすくなった)。

やらかし④:極めて低い示談条件を提示
後遺症認定を認識したことで労働力遺失5%を根拠として示談条件をようやく保険会社が提示。しかしその条件は鞭打ちなどの短期的な障害を想定した3年間の補償という条件で、到底受け入れできず。

やらかし⑤:示談受諾しないと裁判になると半ば恫喝
自分の症状は関節の永久破壊であり補償期間算定が到底納得できないので再算定してほしい、と要請するとあろうことか受諾できないなら裁判になりますよ〜、医療機関に支払った治療費も一時的に立て替えが発生したりしますよ〜、だから受諾した方があんたには好都合だよ、と失礼な態度で返答。ここで腹を括った自分はそれは残念ですな、だったら裁判しましょうかね、と返答。担当者絶句(←おそらく裁判すると脅せば示談に応じると思っていた様子)。

やらかし⑥:裁判の妨害〜取り下げするように色々恫喝
こちらは弁護士を自力で探して契約した上で先方と交渉開始(裁判の準備)。担当者はとり下げさせようとしてか、アナタは勝手な判断で余計な治療(手術とかその後のリハビリとかを指す)を行ったんだからそれは支払いに応じることはできないぞ、などと主張。しかし当方は治療早期から主治医と入念に打ち合わせ済みで、交通事故治療の治療選択とその請求先、患者による検査、治療の受入確認を十分に分かった上で、医師は“極めて入念な検査と治療”を施す提案をし、患者(私)側はそれらを全て受け入れた上に全てカルテに記載するように要請してあったため、すべての治療行為は医療専門家による判断としてカルテに記載していたので恫喝は無視。

やらかし⑦:裁判で穴だらけの主張をすべて論破される
結局裁判に移行し、双方の弁護士とこちら側は自分も参加して裁判へ。相手方(相手はあくまで十分な補償に応じない保険会社であり、加害者ではない)はお雇い弁護士のみ。先方の主張は
1)被害者(自分のこと)は勝手な判断で不要な治療を繰り返し、治療費を無駄に費やした
2)後遺症と言っても右手小指関節のみと軽微で、補償期間は3年が妥当
3)当方(保険会社のこと)は事故直後から示談成立のため十分以上の努力を払ってきた
などと主張。それらに対し、
1)すべての治療行為や検査は完治を目指した主治医判断による医療行為であり、医師ではない保険会社側が不要と判断する根拠を逆に聞きたいくらい。なおすべての治療経緯はカルテに記載があるので、不当というのなら医療機関に照会いただきたい。
2)神経症状などではなく関節の永久破壊であるため、軽微との判断は理解不能。また被害者(自分)は医学博士の学位を持った基礎研究者として特殊な実験手法を会社に認められており、その手技が損なわれたことの喪失は軽微では決してない。加えて事故前後で勤務時間は確実に5%以上伸びている事は勤務時間記録からも示すことができ、根拠のある労働遺失であることを申し添えておきたい。
3)症状が定まっていないうちから再三に渡り示談を強要してきたことを努力と称するのであれば、当方としては示談を強要してきたこととして逆に対応を非難したいくらい。

とすべて自分自身で返答(相手沈黙、裁判長うなずきまくり)。と言った感じで、裁判では保険会社側弁護士はやる気喪失で、1回目の開廷後すぐに示談を申し込んできました。ここで提示されたのは自分と弁護士で想定していた満額の95%くらいだったので、今後の弁護士費用の追加発生などを考えたらここで受け入れた方が良さそう、と判断し示談を受け入れ補償交渉は終了しました。この間約2年でした・・・

自分なりの教訓としては、
・物損の補償は購入価格や市場価格が明確にわかる記録が必要。ネットでの取引価格や領収書が該当。
・被害者から見たら加害者側の保険会社は絶対に信用できない。こちらの無知を逆手に不当な条件を提示し、判断がつかないままサインを得てやろうと思っている。
・情報はいくらでもネットに転がっているので、過去の判例をよく見て、少しでも疑問があったら安易に妥協すべきではない
・事故直後の警察での証言は後々まで影響するので、自分が覚えていないことを曖昧に答えたり、妙に隠し事はしない方がいい。
・加害者と相手方保険会社は基本的に別物。加害者が不誠実だったらそれは示談に応じないことや場合によっては相手方の勤務先に相談するなども交渉材料になる。また保険会社は基本的に敵なので弁護士は特約があるならさっさと入れた方がいい。

と言った感じですね・・・

Posted at 2025/08/02 09:03:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月01日 イイね!

やはり毎日は見えない

やはり毎日は見えないここ最近は本当に良い天気が続いていて、自分的には珍しく3日間連続で富士山を拝む事ができていました。

しかし…

やはりと言うか、今日はダメでした。
天気は晴れなのですが、画像真ん中あたりに富士山があるのですが、夏はだいたいこのあたりに雲が掛かって見えないんですね。

ま、たまに見えるからこそありがたいのかもですがね。
Posted at 2025/08/01 06:22:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山登 | 日記
2025年07月31日 イイね!

成田空港、再び

成田空港、再び昨夜成田空港にいました・・・・

ただし自分がまたも出張とかではなく娘の語学研修の出発のお見送り+壮行イベントに参加したためです・・・

飛行機が夜22時半発だったこともあり、空港集合は20時、出発前の諸々手続きや一緒に研修に参加する子どもたちの交流イベントなどがあり、終わったのは21時過ぎになりました。コレでは電車で行った場合帰ってこれませんので、あらかじめ年休(振休)を取得しておき、クルマで出向きました。そう、コレこそがオーストラリア出張の残り香的なイベントというわけ・・・

今回娘は初海外で初飛行機という状態なので入念に準備し、旅行鞄から荷物からホストファミリーへのお土産から研修仲間へのちょっとしたプレゼントの準備やらかなり時間をかけてやってきました。最近の円安もあり、非常に大きな出費になりましたが、まぁコレで英語へのアレルギーが提言されれば御の字です。

帰国は2週間ほど先ですが、楽しんで行ってきて欲しいものです・・・

なお自分の場合は大学生時代に何の予約もなく一人旅でカナダアメリは3週間の旅をし、かなり強引に英語の初期学習をした経験があります・・・
Posted at 2025/07/31 08:08:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2025年07月30日 イイね!

くつろぐ獣

くつろぐ獣なんか後ろから目線を感じたので振り返ると・・・

クソ猫がくつろいでいやがりました

窓のヘリ部分に増設した追加執務スペースのはずが猫どもの寝床になっているわけで、しかもちょうど良く掛かっているカーテンを枕にこの上なくのんびりしています・・・

ちっとは代わりに仕事しろよなっ!←相変わらず夜の会議が散発発生
Posted at 2025/07/30 08:59:02 | コメント(1) | トラックバック(0)
2025年07月30日 イイね!

Brisbane出張〜任務完了後の息抜き

Brisbane出張〜任務完了後の息抜き最終日は午前中で業務終了でしたので、ホテル帰って寝ようかな〜と思っていたら同僚らがせっかくだしコアラ見に行こう!なんて言ってきました。

自分は特にコアラ好きでもなんでもないのですが、楽しく歩数稼げそうだし、同僚らの盛り上がりようが行かずには済みそうもなかったので同行しました・・・

行き先はLone Pine KOALA Sanctuaryという施設で、触れ込みによるとオーストラリア最古のコアラ保護施設?らしいです。実際保護活動と生態研究なども行なっているようです。

他にもオーストラリアにいる固有種がたくさん飼育されており、普通にカンガルーなんかも闊歩していました。

しかし・・・・

コアラ人気にかなり擦り寄った料金体系で、まず入園のために〇〇ドル(うろ覚えですが確か40ドル≒4000円くらい)、コアラと写真撮って軽く触れて△△ドル(確か40ドルくらい)、抱っこしたらさらに50ドル?と言った具合で、旅行情報誌表紙のようなコアラ抱っこしてニッコリ♪なんてやったら13000円ほどかかります・・・・汗

幸い(?)自分らの時は抱っこコースは予約でいっぱいだったので、写真撮るまでにしましたが、思いのほかコアラって柔らかくて触り心地はなかなかでした・・・・

まぁ、コレも業務の一環ですので(ホントか?)
Posted at 2025/07/30 08:20:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 出張 | 日記

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「やはり毎日は見えない http://cvw.jp/b/108746/48574207/
何シテル?   08/01 06:22
静岡県某所でカプチ&RX-8改めCIVIC Type R(FL5)を所有しとります♪ カプチは購入後青空駐車→フルボディカバー→簡易ガレージ→自作木製ガレー...
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