地元選出衆議院議員のご乱行〜こんなことで注目浴びたくはないなぁ

最近報道が全国的に流れていますが・・・・

地元静岡選挙区の自民党所属の某Y氏が週刊誌にすっぱ抜かれて物議を醸しております。
ご本人はリスクテイクのつもりか、早々に自民党に離党届を出し、事態沈静化を図っちゃいますが、夏の参議院選挙を控えた自民党の県連では全国に影響が及ぶ重大事態といまだに大騒ぎで、このまま行くと辞職勧告決議を出されかねないですね（それ自体には法的拘束力はないはずですが）。

でこの議員さん、地元での人気は散々で、小選挙区では旧民主党で現在は自民に鞍替えしたH氏に確か4連敗していますが、しぶとく比例区で復活当選してきた、という典型的な“党のおかげで当選できた議員さん”です。

しかも親父さんが地元の有力県議会議員という、これまた典型的なセブンレイ（七光り）さんです。
さらに今回の物議が未成年に酒飲ました上にパパ活！？という議員というよりも社会人として全く許容されないネタで挙げられていますので、これでも支持する人っているの？ってくらいな失態です。

で、今回のような事態でもご本人が辞職しない限り議員バッヂが維持できる、ってのがほんと制度の欠点ですね。自民党の名前で当選した上に、その自民党を離党したのに議員でいられる、って有権者を馬鹿にしていますね。

思いおこせば・・・

この前の衆議院選挙ではH氏は旧民主党を離党しての背水の陣で挑んだ選挙（無所属なので小選挙区で負けたらお終い）でY氏と戦って、見事H氏はダブルスコアで勝利しました。
で、負けたY氏は選挙運動中はH氏の悪口ばっかりで、ほんとダメな人やな〜と思っていましたが、せっかく選挙区内では否定された（得票足らず当選しないんだから選挙民に拒否されたというべき）にもかかわらず、比例区で復活当選し、その挙句今回の不祥事です。もうね、有権者なめ過ぎでしょ・・・・