2011年09月15日
欧州は陸続きのメリットを生かし電力供給の融通~国を跨った売買が盛んに行われています。
ようやく暑い夏を何とか乗り切ってほっとしている日本ではありますが、夏を前にした時期に節電対策以外に今後の電力安定供給の一環として欧州を参考にして海の向こう、まぁ、どことは言いませんが、から電力を購入すると言うとのアイデアをブッた国会議員がいましたよねぇ。
へ~
その国って全国規模で停電しちゃったみたいですが?
同じように暑い地域にある両国で都合よく電力の融通できると思うのか?某国は日本ほど発電力にゆとりを持っていないことがこの一件でばればれです。そんなことも調べずに発言してたんですね、その議員さんは・・・・(呆)
以下転記:
大規模停電、混乱広がる=残暑で電力需要急増―韓国
時事通信 9月15日(木)20時23分配信
【ソウル時事】韓国で15日午後、厳しい残暑により電力需要が急増、供給が追い付かなくなり、全国的に大規模な停電が発生した。エレベーターに閉じ込められる人が続出したり、信号が消えて交通渋滞が起きたりするなど、各地で混乱した。
韓国電力などによると、午後3時ごろ、電気の供給予備力が底を突きそうになったため、各地域ごとに強制停電が実施された。停電地域は南部の済州島を除くほぼ全域に及ぶという。
Posted at 2011/09/15 22:58:42 | |
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国際政治 | 日記
2011年09月12日
昨日は9.11アメリカ同時多発テロの10年目の節目でした・・・
ハイジャックした旅客機を高層ビルに突っ込ませると言う大胆で破壊力抜群のテロを全米で同時に引き起こされ、さらに国防の中枢たるペンタゴンまで攻撃されるとの失態にアメリカは歴史上最大の屈辱を味わい、怒り狂った挙句、アルカイダとそれを醸成したアフガニスタンの地をそれこそ掘り起こさんばかりに爆撃しました・・・
この間先進国はアメリカの依頼(というか実質は命令)に答える形で直接間接にこのテロ掃討作戦を戦い、それぞれの自国の経済を消耗させました。また言いだしっぺのアメリカはなんと100兆円もの戦費をすり減らしたと言われています・・・・
この長く不毛な対テロ戦争で先進国はいったい何を得たんでしょうか?
勝利の美酒を味わえたんでしょうか?
それは無いだろうな~とあっしは思います。アメリカや先進国らが浪費した資金は結果的には中国なんかが美味しく頂いたんじゃないのか、と思うのです。
戦費の負担で弱体化したアメリカ市民の消費行動は安いものにシフトして行き、当然ながらそうした消費財は中国で安価な人件費で大量に生産されたものが穴埋めしたわけです。その結果中国には大量の外貨が流れ込みました。つまりアメリカが先の見えない対テロ戦争に国債乱発で資金を流し込んだ結果、多くが赤い大陸に吸い込まれたんじゃないかなと・・・・。さらにすぐ横ではヘマやって経済破綻した某Kな国もおこぼれをちゃっかり吸い取って自国経済を再建したんじゃないかな・・・・
こう考えると実は中国はテロ支援国家に密かに武器を横流ししていたのも頷けるし、妙に長引いたのは何らかの支援があったからだろ、と言えなくもないかな。
いずれにせよこの不毛な10年では・・・・
・戦費負担であえいだ先進国はすべて負け組
・国土を蹂躙され、政体が崩壊した上に内乱状態になったアフガニスタンはかわいそうだが負け組
・アルカイダ他テロ実行部隊は首謀者を含め組織がほぼ壊滅になったので当然負け組
・結果的には中立を貫いて美味しいトコを持っていった中国は勝ち組
ってな感じでしょうか・・・・
しかし・・・
こうなると米中の主導権争いの戦争が非常に懸念される世相となりましたね。
Posted at 2011/09/12 20:45:53 | |
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国際政治 | 日記
2011年08月19日
いい加減下らん政権抗争~単なる公園の築山の主争いレベルを止めにしてぶれのない外交政策を進めて欲しい・・・・
世界の国から如何に日本が笑われていることか・・・・
・先進国の中でも飛び抜けて短い首長寿命
・大方針がなく、首相によってころころ変わる政策
・そんな不安定な国の首長に会っても果たされる見込みのない約束の価値低下(と言うか無価値)
・筋の通らない国の施策に付き合っても外交ポイント稼げないから、とどの国の首長も会ってくれないこの現実
日本は世界で孤立してやっていくことなぞ不可能ですよ。経済的な地位はまだまだ国際的には無視できないレベルでも、国際政治面での存在価値はないに等しく、地理的なメリットだって逆に怪しいかもしれないし(自然災害、放射能も悪影響・・・)
そんなこんなで国際舞台でのスタンドプレイに習熟した極東の暴虐国家二国にいいようにやられます。
いい加減まじめにやって欲しいです・・・
でないとわが国が抱える領土問題は全敗になりかねません。
あの誰が見てもこっちが正しい事件でもこんな風に言ってくる相手ですよ・・・・・
以下転記:
尖閣、「日本と闘い主権守った」…中国外交白書
【北京=角谷志保美】中国政府は18日、2011年版外交白書を発行した。昨年9月に尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で起きた中国漁船衝突事件について、「中国は日本による中国漁民、漁船の不法拘束に対して断固として闘い、国家主権を守った」と総括している。
白書は、「釣魚島問題」の項目を設けるなど、事件に再三言及している。尖閣諸島については「古くから中国固有の領土で、争いのない主権を有する」と主張し、「日本は中国の領土、主権と中国人の人権を深刻に侵害した」として改めて謝罪と賠償を求めた。
ただ、白書は胡錦濤国家主席らが菅首相と会談や接触を重ねることで、「両国関係が改善、発展する方向が示された」としている。
(2011年8月19日01時34分 読売新聞)
Posted at 2011/08/19 10:47:52 | |
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国際政治 | 日記
2011年08月16日
最近経済ネタをいくつか書いてきましたが・・・・
自分が心配するのはやはり国家の防衛問題なんですよね。。。。。
アメリカ経済が底なしに落ち込めば当然ながら防衛費はゼロベースの見直し議論が出てきます。
アメリカは・・・・
世界の警察を自負してそれこそ地球規模で軍を展開していますが、日本周辺も極東地域として冷戦時代から対ソ戦略の重要拠点として大規模な軍備を配備してきました。日本からも陰日向でその展開に対するサポート(いわゆる思いやり予算)が組まれ、まぁ、持ちつ持たれつの関係が続いてきました。
しかし・・・・
冷戦の終結とその後のロシアの経済危機から極東地域の戦略的な価値が低下し、軍備は良く言って現状維持、悪くすれば省力化が徐々に進んでいたように感じます。あるいは極東から中東への戦力の引抜きが緊急措置的な意味合いから半ば恒常化して事実上戦力ダウンとも考えられなくもない・・・・
そんなこんなで十年以上の時が流れ、没落したロシアが再び資源持ちの特権を生かして経済的な地位を向上させ、さらにいまや(良くも悪くも)世界で一番影響力のある中国が急速な経済発展を背景に軍備増強を図っています。コレによりいまや極東地域はかつてないほどに危険をはらんだ状況とも言えます。
そんな中・・・・
中国はいよいよ空母の建造を開始し、本来遊園地だったハズの旧ソ連退役空母(正確には未完成空母)を改装して練習空母として完成させ、さらには中~大型の通常動力空母二隻と原子力空母二隻をここ二十年の間に建造する動きを見せています。中国は自国防衛のためと称していますが、攻撃型空母をシーレーン防衛で都合五隻も用意するのはどう考えても異常です・・・・
そんな状況なのに我が日本は相変わらず極東の某2国に戦後補償と戦争責任を突き上げられ、自国防衛もほとんどできないようなワケのわからん状況で戦後を過ごし、仕方なくアメリカの軍備の傘の下で何とか安全を守ってきました。
しかし・・・・
最初に書いたようにアメリカ経済の落ち込みから軍備縮小がほぼ規定路線化し、軍備の傘が綻びつつある中、極東の島国はいったいどうするんでしょう・・・・。赤い雨に濡れてどっかの国が長年やってきたような朝貢国になっていくんでしょうか・・・・
私はそんなのは御免こうむりたいです。
なのでやはりアメリカが退いた分、自国防衛は自国でやる方向性を明確にすべきだと思います。もちろんかつての旧軍のような他国侵略型ではないことが大前提であり、周辺国への理解徹底は重要です(こ煩い2国は除く。また北の片割れはほっとく)。そのためには経済的な負担もある程度甘受しなくてはいけません・・・
そこでやはり重要になるのは海軍、空軍力の強化ですね。
そのためにはやはり隣国が配備してきた空母を日本も配備する必要があるでしょう・・・・。
現在海上自衛隊は航空母艦は所有していません。ただし異様な風体の大型護衛艦である“いせ”や“ひゅうが”は本格的なヘリコプター運用護衛艦であり、対艦、対潜水艦作戦ではそれなりの作戦能力を持つとされます(乗っけるヘリの性能次第かな)。しかし所詮はヘリ空母ですから正式空母を中心とした打撃機動艦隊(今後中国が形成見込み)には到底適いません。
なのでやはり日本でも本格的な空母、固定翼機をちゃんと運用できる正式空母が欲しい所です。。。
現在本格的な空母を所有しているのは米国のみであり、その運用には多くのノウハウがあります。そのノウハウの習熟にはかなりの時間が必要と言われ、だからこそ中国はわざわざインチキをしてまで遊園地を空母に改装し、練習を開始したわけです。
じゃあ日本ではどうするかと言えば・・・・
もちろん日本の造船技術を使えば大型空母(まぁ原子力空母はまずいでしょうけど)を建造することは十分可能と思います。しかし・・・・さすがにそれはお金がかかりすぎるし、国民感情からも今ひとつでしょう・・・・
そこで一手!
ズバリ米国の退役空母を買い取るのですよ。。。
ちょうどいいのがちゃんとあるんですよ。キティホーク級空母のキティホークとジョン・F・ケネディです。いずれも艦載機70機程度を運用できる6万トンクラスの正式空母であり、退役してまだ日も浅く、現在モスボール保管(短期間で現役復帰可能なように大事にナイナイしてある)です。しかも通常動力空母ですから原子力船にアレルギーのある日本でもウケは良さそうです。
通常機動艦隊は整備などの都合上二個艦隊が必要とされますので、どうせなら両方買っちゃう、のが手ですね。また事情が事情ですからアメリカはかなり格安で譲ってくれる可能性大です・・・
ただし問題が・・・・・
まず搭載する艦載機がありませんし、海上自衛隊は固定翼機運用はほとんどできません。また大型空母は乗員が5000人から必要であり、今の海上自衛隊ではその要員が足りません。さらには・・・現在の海上自衛隊の護衛艦隊は空母護衛用に艦種を揃えていないので、大幅な運営変更、あるいは護衛艦軍の編成替えが必要になります。
とまぁ、多くの困難があるわけですが、ある日突然市役所に掲げられる日章旗が赤地に鎌の旗になっても困るのでよくよく考えるべきだと思います。国家間の駆け引きには友愛なんてものは通用しませんから・・・・
Posted at 2011/08/16 08:47:33 | |
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国際政治 | 日記
2011年08月09日
今日もNY株は全面安ですぜ・・・・
欧州の金融不安も合わせ、米国国債格付けダウンの影響はすさまじく、まさに世界全面株安状態です。そんな中日本単独で実施した為替介入なんざ何の意味もなくまさに不発で終わりました。こうした中円高だけが着実に進行し、まさに日本は一人負け状態じゃないですか・・・・。この辺何も手をつけない無策政府はホント末期症状ですね・・・・(呆れ)
しかしいくら日本に貧乏くじ引かせても各国の株式不況は避けようもありませんし、その対応は基本的には財政再建で各国が努力するしかないのです・・・
そうなると・・・・・
米国を筆頭に防衛費削減が当然議論されますから、自国外から最初に削りますよね・・・・
そうなると世界からしたらどうでもいい極東なんざいの一番に削減対象ですわな。となると・・・・・
近年防衛費突出を続ける某赤い国との軍事バランスが崩れていくのはいわば必然です。
さて、大震災からの復興も大変ですが、復興する地面それ自体の危険性が高まっている、って言うのは言いすぎかな?
Posted at 2011/08/09 06:37:32 | |
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