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完全に素人レベルの思い付きでしょうけど…

良くニュース映像で見かける震災被害地の瓦礫は復興を語る上でその処理が大問題になっています…。

その一方で被災者救援に欠かせない仮設住宅建設は設置場所も大問題ですが、資材面でも問題を抱え、なかなか作業が進みません。

元々仮設住宅は読んで字のごとく仮設ですが使う材料は一般住宅とそれ程変わらないので、仮設住宅建設に伴い資材不足と価格高騰を招き（製造会社被災もある）、国内全域に影響を及ぼしています…。つまらんトコではあっしみたいな日曜大工好きにも板材値上がりの洗練がありました…。

前置きは良いとして…

被災地映像を見るにつけ日曜大工愛好家としては、あのまま処分しちゃうにはもったいないな…と感じます。

家の躯体を支えた梁や柱は比較的良質な材料であることが多く、規模が小さい仮設住宅の構造体には十分以上の強度を持っています。

もちろん仮設住宅はパネル工法による設置工程節約によるコストダウンが重要ですから、一々サイズが違う災害廃材の流用は効率的ではありません。

しかし現実には瓦礫処理がままならない（費用と人手面で）のも深刻であり、何らかの手を打たないといけません。

なのでワタシが思うに、震災廃材を原料にした集成材はつくれないかと思うのです。集成材は一度細かいチップにしてから作りますから規格に合わせた製品に加工できますのであらゆる建築資材に使えます。また震災復興支援として自治体などの工事に積極的に利用してもらえるかもしれません。また製造工場を稼働させれば地域雇用にもつながります…。

今のところ瓦礫の行き先は防波堤とかバイオマス燃料とかに限られており、木工愛好家としては木の命数半ばでの破棄はいささかもったいないなと思います。

まあ津波＝海水をかぶった影響なんかもありますからなかなかたいへんではありましょうが、ナンとかならないかなと…