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今秋中に選定するようですね、FX（次期戦闘機）・・・

既に実機のあるFA-18か、机上の空論リスクのあるF35、あるいは欧州合作のユーロファイターですが、これまでの日米関係ら言えばユーロファイターは完全な当て馬でしょうね・・・

でも・・・

この選定を引っ張るのがあのクソ防衛大臣です。

日本は大丈夫なのか?????

以下転記：

ＦＸ 今週にも採用機種決定へ
12月12日 6時7分
航空自衛隊の次期戦闘機＝ＦＸの機種選定を巡って、政府は、候補となっている３機種の性能などを総合的に評価したうえで、今週にも、安全保障会議などを開いて、採用する機種を決定することにしています。

航空自衛隊の次期戦闘機＝ＦＸは、▽アメリカ製の「ＦＡ１８」、▽アメリカなど９か国が共同で開発を進めている「Ｆ３５」、▽ヨーロッパの４か国が共同開発した「ユーロファイター」の３機種が候補となっています。これについて、一川防衛大臣は、記者会見で、「たいへん重要な機種選定であり、批判が出ないよう、厳正な手続きを行い、まもなく決めなければならない」と述べました。防衛省は、作業チームを設けて、性能や価格に加え、機体の製造や整備に日本企業がどこまで関わることができるか、といった評価基準に基づいて、機種ごとに採点する作業を進めており、近く、岩崎航空幕僚長が、一川大臣に対し、合計点が最も高かった機種を上申する予定です。そのうえで、一川大臣が、防衛省の中江事務次官らによる「機種選定調整会議」に諮問し、「政務三役会議」を開いて、機種を決めることにしています。政府は、今週１６日にも、野田総理大臣らも出席して安全保障会議を開き、採用する機種を正式に決定することにしており、閣議で了解される見通しです。

前回のように“とりあえず買いたい”系の質問は実のところそれほど苦労なく気に入った時計を決めるにいたりますが、もう少し症状の進んだ患者(爆)は結構悩ましいです。

すなわち時計に興味持ってきてはじめて本格的に時計を買う、というケースです。

ただこの段階ならまだあまり詳しくないケースがほとんどですので、いろいろ質問されるわけです。でもあっしだって所詮自分の趣味で好きな時計を眺めているに過ぎない初級愛好家ですので何でもかんでもは答えられませんし・・・(苦笑)

こうした場合、既に気になる時計が決まっていればそれはそこへ誘導するだけなので楽チンですが、そうでないケースではあれこれ聞きながら、時には質問されながら話を進める事になります。

まず基本的に機械式とクォーツの違いがわからない(もちろん駆動原理ではなくメリットデメリットという観点で)場合には、もうはっきりと言います。

機械式時計は精度、耐久性、ランニングコスト、初期投資などあらゆる点(機能面)で基本的にはクォーツ時計に適いません！

コレで絶句したり、クォーツ時計を選ぶというならそれはそれでいいと思います。ココが機械式時計に進むかの岐路だとあっしは考えています。だって実際機械式時計は精度は100均で売ってる安時計にも適いませんからね～。

でも機能面でのメリットじゃない部分に魅力を感じて機械式時計を選ぶのが時計愛好家の時計愛好家たるゆえんであるので、この部分、いったい何に魅力を感じるかが好みの方向性に繋がっていきます・・・・。

でもですね・・・

あっしの中では、機械式時計ってのは趣味性の塊なので機械式であることに格段の理解がないなら買うべきではない、と思っています。何しろ時計創世記に至高の目的であった正確な時を刻む、という価値観はとっくの昔にクォーツ時計に持っていかれていますから、その後の機械式時計というのは極端な言い方をすれば美術品と同じです(それ自体で生活は成り立たないがあれば心が潤う、みたいな？)。

ですから機械式時計を飼う(買うじゃなくて飼う！)には機械式時計の特性をきちんと理解したうえで“愉しむ”ことが必要です。

機械式時計の最大の難点は“手間が掛かる”事だと思います。機械式時計は基本的には歯車の集合体ですから製造も、組み上げも、調整も、修理もとにかく手間が掛かるシロモノです。だから値段が高めになっているのですね・・・。加えて趣味系雑誌などにも頻繁に登場するので目立つ存在ではありますが、実際には製造数はかなり少なく、量産効果が出にくい、工業製品としての洗練度の高くないものです。そうしたことから工業製品らしからぬ“人の味”が出やすいものであるとも言え、その味が感性に訴えかけ、それがハマるとやめられなくなる、とあっしは考えています(実際あっしはそれ)。

そんな機械式時計をもし飼おうというなら・・・・

何を求めての飼育希望かをちゃんと考えないと無駄なお金を使うことになります・・・・(滝汗)
あっしのツボは・・・・

機械製品に刻んだ人の味の痕跡～地金の磨き上げや研磨の精緻さです。

またライフスタイルとして正確無比ではない、日に何秒か狂う、のを許容する生活ができるかも重要なポイントです。

秒単位で仕事が動いている人、タッチの差で取れるか取れないかが決まるコンサートチケット注文、目まぐるしく動く為替や証券取引、みたいな一秒も狂っては困るような生活にはあまり向きません。

というか、時計が狂っていることが悪影響を及ぼさないようなゆとりや柔軟性が持てる生活、心のゆとりがある方にこそ機械式時計の良さが味わえるような気がします。

あっしのつたない経験では上記のような秒の狂いも許容されないような生活環境ってのは皆無であり、通常のサラリーマンなら十分にそういったゆとりは作れます。なので誰にでも機械式時計を使うチャンスはあると思います・・・