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我が家のカプチーノは1996年納車ですので、来年で25年になります。
新車で購入後、とにかく劣化をさせないようにと色々と気を配ってきましたので、今でもそこそこな状態を維持できていると思っております・・・・

我が家のクルマたちは扉の付く車庫内に普段は格納し、しかも通勤使用はせず、週末しか乗らない（しかも最近めっきり出不精で月一出動なんてことも結構ある）ため、走行は伸びないし、雨にもあまり当たらないため塗装の劣化も少ないと思います。

そんな保管状態だし、そりゃ程度はいいに決まってるじゃん！

と言われそうですが、状態がそれなりにいいのはあくまで結果であって、自分としては状態良く維持するためにかなりの労力と投資を掛けています。

特にカプチーノは・・・・

とにかく欲しくて買ったクルマだけに今でも全く飽きずに、今や人生の後半をずっと共に歩んできた相棒ですので、ここまで来るともう存在感は特別です。
また、カプチーノは今や軽自動車の歴史に残る銘車（迷車？）とも言えそうですが、悲しいかな外装や基本的な作りは“短寿命な工業製品”に過ぎません。
ま、はっきり言ってしまえば、10年も持てばいいだろ、的な品質で作られているクルマだと思います。

こんなディスっちゃうのは、色々な外装パーツがとにかく経年劣化に弱いからです。
特に弱いと感じるのは塗装と樹脂パーツ全般で、樹脂パーツは内外装問わず褪色やひび割れなど、UV耐性は本当に悲しいレベルです。

こうしたことは購入時にはもちろん知る由もなく、たまたま自分が維持してきた中で感じてきたことですが、結果的には陽の光と雨から避けてきた自分のクルマ維持の基本方針が対策としてはよく効いている感じです。

フルボディカバーから始まった“対UV降雨対策”は密閉車庫に帰着したわけですが、この車庫を構えるために勤務地調整や住宅取得でも特段の配慮をしてきましたし、そのための投資もしました。と考えると大袈裟ですが、このカプチーノ維持の25年間で自分の人生感も定まっただろうし、居住地や勤務地、勤務先でさえ合わせてきたわけです。随分と一途だなぁ、と思わなくもありません（苦笑）

また、カプチーノオーナーの中で結構遭遇頻度の大きい問題点にダッシュボードの割れ、があります。

これはもちろんUVの影響が大きいわけですが、季節や昼夜間の温度差が結構効きます。特に冬の寒い中だと、冷えて縮こまった表皮が限界まで引っ張られて裂ける、なんてのが要因だと思います。

加えて、内外装樹脂全般に言えることですが、長期間に空気中のオゾンなどの影響で樹脂自体の柔軟性が低下し、割れなどが起きやすくなりますね。
自分はそのメンテナンスにはかなり気を付けていまして、ほぼ毎月のように樹脂に柔軟性をもたらすという保護剤を塗布しています。画像は今日やった作業の結果で、見ての通り艶が出ていい感じです。

古い車を維持すると、パーツがなくなるなんてのが悩みの種になるわけですが、樹脂やゴムパーツは専用パーツがほとんどで、欠品になると入手困難になるため、今あるパーツを長持ちさせるのが重要です。

ほんのつまらない維持作業ですが、長年の積み重ねって大事です・・・

SBDY019購入後しばらく実装使用していろいろ確認してきました。
なので、初期段階のインプレを書いておきたいと思います。

結論から言えば、かなりのオススメな時計と思いますよ♪

○文字盤
・ブルー文字盤はグラデーション（下が黒）でなかなか綺麗。あたかも夜の海面から夜空を眺めるような色合いで、自分的にはかなり○。
・インデックス、針ともダイバーズ時計に定番で太く、蓄光（SEIKOだしたぶんルミブライト）で昼間のみならず夜間視認性もかなり良好。
・回転ベゼルはダイバーズお約束の逆回転防止機能付き。回転音はちょっと安っぽいけどまぁ許容範囲。外周部のギザ目が自分的にはかなりお気に入り。
・ダイバーズでは当然かもですがベゼル面がガラス面より少し高くなっていて、傷防止に一役買っているかも。ガラスはサファイヤクリスタルじゃないので好適かな。

○本体外装と搭載キャリバー
・44mmと標準的なダイバーズ時計のサイズで自分許容範囲ギリギリですが、不思議とデカさを感じません。サイドを文字盤から裏蓋方向に絞っているからかも。
・裏スケではないのがちょっと残念。でも搭載キャリバーが4R35だし正直いうと見えないほうがいいと思います（4R35は超が付く量産機で美観は期待しちゃダメ）。
・本体はいわゆるサムライと呼称されるタイプで、きつめの角張ったデザインが人気のモデルです。全体的にスクラッチ仕上げで、ラグの間と8時から10時位置にポリッシュ仕上げ部位がアクセントとして効いててなかなかイイです。
・4R35を搭載〜このキャリバーは6振動、41時間パワリザ、日差−15〜＋35s、ハック機能付き、とのことですが、うちの個体は実装初期値で＋6秒/日でした。これはアタリかも？
・竜頭はギザ目が付いていて回しやすく、スクリューロック付き。

○ストラップ
・コマはステンレスの無垢で全面スクラッチ仕上げでサイドのみポリッシュ。質感は悪くないレベル。
・バックルはダイバーズ定番のスウェットスーツ用簡易ストレッチ機能付きのダブルロック（2個目はサイドプッシュ式）で外れ難いもの。ただバックル部分は薄手のプレスなのでチャチさが目立ち、かちゃかちゃと音も安っぽい・・・

一部ネガティブ評価もありますが、購入価格が３万ちょっとですので、十分見合う価値があると思います。購入価格はお店に依存しますが、通販なら４万切りは軽く達成できそうですので、４万クラスと考えても十分コスパ良好です。

ただ、自分的にはアタリ個体だったからこその精度が結構な高評価要因ですので、少々博打要素が否定できません。

まだ初期段階での評価ですが、自分視点では十分日常使い出来るイイ時計だと思います・・・

飽きないクルマです。外装を中心に部品入手が困難になりつつありますが、オーナー同士の連携で乗り切れているとも言えます。ただ、今から入手していこうとすると、さすがに旧車だし、維持が困難ですので、相当の覚悟が要りますね・・・。

先日のジュンコ店長との対談に備え、自分の持つ常用12台の時計たちのサイズと機能（多機能度合い）を2次元展開して並べてみましたら・・・
デカサイズのシンプル機能（3針）を持っていないことを再認識しました。

ただ、これは自分の時計サイズへの好み（使い勝手）に起因していて、自分的にはサイズ44mmが許容最大サイズで、最適と思うのは38〜40mmくらいなのですね。

ですからその適正サイズより大きいからには相応の付加価値が必要♪
という認識でいたため、自分の持つ時計の中では、44mmなのはOMEGA SeaMaster Chrono-GMTとGrandSeiko GMT（SBDJ237）だけであり、前者はクロノグラフ＆GMT、」後者はGMTといずれも付加機能を持っているので、よしとして購入したワケです。

シンプルな3針時計となると、多くの商品展開があるのはパイロットウォッチやダイバーズウォッチがありますが、自分は飛行機操縦しないし、海にも潜りませんから、どちらも必要性がない時計としてあまり注目したことがありませんでした。

ただ世の中、市販されているパイロットウォッチやダイバーズウォッチをパイロットやプロの潜水士だけが買っているかというときっとそんな事はありませんで、一般の方でも購入されているわけですね。ということは、他の方にとっては買う意味を見出しているんだと思い、自分でこれらの時計の利点を整理してみました。

その結果、どちらにも共有していることは

抜群の視認性

であることに気がつきました。パイロットにせよ、潜水士にせよ、それら時計を装備して使う局面にはジッと時計を見て考える暇なんてなく、さっと時刻を確認できることが必要です。これって・・・・

クルマ乗りにも結構必要な要素ですね？（この辺からこじつけ開始♪）

特に自分のクルマだと・・・
カプチーノは時計装備がなくカーオーディオの小さい時刻表示か自分で装備した懐中時計しかなく、またRX-8も標準時計はちょっと目線をずらさなくてはいけない位置にあり、どちらも時間確認がしにくいです。

また、日常生活を送るにあたり、自分が時計に求める性能として高い防水性というのがあります。まぁ、手を洗った際にちょっと濡れることや、突然の雨降り、さらにアクシデントの水濡れ（自分は海外出張中でのフライト中にCAが配っていたトレイいっぱいのお茶を派手にかけられたことがあります・・・）など、水濡れ機会は結構あって、経験的に防水性能は重視しています。ただほとんどの場合、日常生活防水クラス（10BAR程度）でほぼ事足りますので、それ以上は必要度合いが低かったのですが、防水性能は高いほど安心にも繋がりますんで、以上諸々考えて・・・

ダイバーズウォッチで丘ダイバー♪

と勝手に盛り上がっていろいろ探して、写真のSEIKOプロスペックスを購入♪

プロスペックスはSEIKOのいくつかのラインナップの中でも結構な人気ラインで、多くの商品が展開されています。しかも価格差もかなりワイドで、上はスプリングドライブや36000振動のGrandSeikoクラスの製品もあります。

最近36000振動ツイていることから、じゃあ36000振動行っとく？とは残念ながらいきませんで、自動巻のおやすめのモデルを買ってみました。型番はSBDY019で定価は７万円弱のモデルです。ちなみにサイズは自分許容サイズ目一杯の44mmです。

このモデルのお気に入りポイントは

・綺麗な青文字盤
・回しやすいベゼル（ギザ目がクルドパリ仕上げみたいでイイ）
・指の引っかかりがいい竜頭の処理（クルドパリではないですがここにもギザ目が入っています）

あたりです。しかも2年くらい前の限定品のはずがいまだに買えてしかも半額で新品が買えたことがトドメでした。これっていわゆる限定詐欺かも？？？？

この時計に搭載されているのはSEIKOの機械式時計のエントリーモデルとされ、世界中にファンがいるオバケムーブメントの7R系ではなく、その上にランクされる4R系の機械です。ややこしいですが、普通は数字が大きいとランクが上っぽいですが、なぜかSEIKOは7Rがエントリークラス、その上が4R、6Rとなり、1番上になると9RとGS搭載の機械になります。なお、R以外にもSとかになることもあり、それぞれでクラスが分かれる構成です。

この4Rは大雑把に言ってSEIKOの中でも１０万円にいかない時計に搭載されている事が多いものです。その上には6Rという機械もありこちらは少し高級とされている時計に搭載されているようですが、4Rと6Rのスペックはほぼ同じ6振動、パワリザ41時間（6Rは＋10時間らしい）、ハック機能あり、23石とほぼ同じような性能です。その差は？となりますが、どうも4Rはマレーシア工場製らしく、精度検査が甘め、という事情のようです。

まだ使い始めて時間が経っていませんので、少ししたらまたインプレなどを報告してみたいと思います。