
って程ではないですが(^_^;)
続けて、「走る、曲がる、止まる」の「止まる」について。
先ずは注意点と言うか、ABSはもちろん、サーボもありません。
ノンサーボの車両(ケータハム7やAriel Atom等)としては重量級ともいえる車体ですので、それなりに踏力は要しますし、ノンサーボの経験がない人は少しビックリするかもしれません。
それでも踏めば止まりますし、冬場の高速走行後の冷え切ったブレーキでもなければ、怖い思いをすることはないと思います。
キャリパーはもちろんBremboの汎用品で、以前書いた記事から転載すると
Front
キャリパーは、Ferrari F360,F430、Peugeot 406coupe_brembo と同じ
対応パッドは、Felodo FCP1348、Endless EIP112 等
Rear
キャリパーは、Lotus Elise (Front 2pod)、R33/R34 GTR(Rear)、ランエボV-IX(Rrear)等と同じ
対応パッドは、Felodo FCP1562、Endless EP291 等
Parking
対応パッドは、Ferodo FDB148P
ですので、パッド等の入手には困りません。
これを見て分かるとおり、前後重量配分に対して、リアのキャパが小さいように思います。
前提として、「凄く効く」ことは間違いなく、その上での細かい点になるかもですが、
バランス的に、フロント重視になっています。
壱号機はブレーキバランサーが付いてましたが、リア寄りにしきっても、好み的にはまだ少しフロントが強いように感じました。なので、調整なしだとフロントが強すぎるんじゃないかな?
ここはある意味納得で、ABSがないのでフロントを先にロックさせるのは、公道での安全上正しいセッティングではあると思います。
弐号機は、リアもフロントと同じローター/キャリパーが付いています。純正でコンバージョンキットがありますから、ここはメーカーも確信犯で、必要な人は変えてくれってことなのかと。
この構成は、ほんと最高(^_^)
ダウンフォースを増やしていくと、リアの仕事も増えるし、フロントサスを硬くすると、本当にグィっと姿勢変化も少なく減速します。(凄い車の経験ないのですが)これまで乗った車の中で別次元です。
極端に言うと、F1のオンボードカメラのイメージ。もちろん絶対値は全然違いますが、雰囲気は。
標準のリアローター/キャリパーでも、(フロントサスに依存するかもですが)似たような感触で、
空力とブレーキの関係が、それなりに分かるという意味でも、類い稀な車だと思います。
でも正直、ABSはちょっと欲しい…
ブログ一覧 |
KTM X-BOW(弐号機) | クルマ
Posted at
2018/07/13 13:16:48