紆余曲折ありまして…
弐号機購入時より、と言うか壱号機のときから、装着を決めていたフロントスプリッター。
いろいろ考えましたが、純正品でいこうと決めたものの、なかなか上手くやり取りが出来ず、入手まで時間がかかってしまいました。構想から2年以上…
で、2ヶ月前に着弾
不在(妻在宅)時に配達された荷物は
でかっ!
ちょっと大きな荷物が配達されるかも~って言っておきましたが、これはビックリしますね(^_^;)
部屋に入れるのも邪魔だし、駐車場のパレットに退避。
さて、どうやって付けようか、いろいろ悩んでいました。
ちょっと予想外と言うか、予想してたけどやっぱりと言うかのところがあり。
仮組みすると

隙間や段差があります。
そう、全モデル対応と書いてありましたが、新型フロントカウル/カナード用になってます。
この段差にカナードを入れ込むんですね。
弐号機はもちろん旧型カウルに旧型用カナードですから、ここはすっぽり空いてしまいます。
さて、どうするか? ちなみに延長スプリッターの材質は中空のFRPです。
綺麗に埋めて再塗装するのが、お金はかかりますが一番素直で綺麗な方法です。
でもちょっと財政難なので、ここに当て板をすることにしました。
段差を測ると約1.5mmなので、1.5mmのカーボン板を加工してと思いましたが、切り出しが結構難しそうなので、1mmの塩ビ板と、0.4mmのカーボン板を重ね合わせて貼ることに。
これだとなんとか鋏で切れますし、材料費もeBay等で入手して2,000円あれば納まります。
もう1点、取り付けをどうするか。
指定の取り付け方法は、元のスプリッターに、エポキシ接着剤で完全固定です。
これは技術的に自分にはちょっと難しいのと、2度と外せないリスクがあります。
なので今回は、吊り下げ固定を併用して、いざとなれば剥がせる接着剤(具体的にはスーパーXブラック)で取り付けることにしました。それプラス、左右はカウルと共締めになります。
土曜日、いろいろ集めていた材料から、吊り下げるために中に入れる骨を。
最初はアルミ角材にタップ切って… とか考えてましたが、加工が簡単で軽量高剛性な素材に。
そう、木です。それも30円で売ってた端材(笑)
本当はこの10倍の価格(と言っても300円ですが)の角材も買ったのですが、捩れが大きくボツに。
穴を開けて、ここに木材用の爪付きナットを埋め込みます。
で、中空部分に木材の受けを入れて、上からデンデンボルトで固定と同時に、プレートを木ネジで固定。
最初はデンデンボルトのみで考えてましたが、通常の下向きの力では問題ないものの、顎打ち等で下から力が加わると、穴が開いて抜けちゃう可能性もあるので、プレートで補強です。
さて、土曜日はここまでで、肉食べて翌日に備えます(笑)
で、昨日の日曜日、やっと取り付けです。
作業内容はなく、完成形態ですが。
穴や段差を埋めたところはこんな感じ
カーボン地が合ってませんが、まぁいいでしょう。
遠目で見れば分からないし(^_^;)
吊り下げはこんな感じで
弐号機はフロントのインナーウィング?が外してあるのですが、その取り付け穴から吊りました。
スプリッター全体像
まぁ、落ち着いた感じでしょうか?(笑)
見た感じ、強度等も大丈夫そうかな?
取り付け関連の部品代は、穴埋め含めて5,000円くらいでなんとかいけました。
(実際は無駄になったものもあり、それより少しかかりましたが。)
本当はお金払ってお願いしますで、完璧にしてもらうのが一番なのですが、まぁこれはこれで。
まだ動かしてもないので、効果はもちろん、どれだけ邪魔で走りにくくなってるかも分かりませんが、とりあえずこれで、念願のスプリッターが装着完了です(^_^)
走った感じや、全体の見た目のバランス等は、また後日の報告とさせて頂きます。
Posted at 2018/08/06 22:12:26 | |
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