フェルメールからのラブレター展

渋谷東急本店横の文化村で開催している展覧会

フェルメールからのラブレター展に行きました。


タイトルからの連想だと、フェルメールの作品が一同に集まっていると思いますが、実際はフェルメールの作品は3つだけで、他は同年代に活躍した画家の作品を展示してます。

フェルメールの作品は、青が多く使われてます。

今回の目玉は、<手紙を読む青衣の女>という作品を修復して、本邦初公開だそうです。

その通り、きれいな青と光の表現がとても鮮やかです。

他に、<手紙を書く女><手紙を書く女と召使い>
が展示してます。


同年代の画家の作品を見ると、立体的な表現が多くモデルが着ている衣服の質感が見事に表現されてました。

今回のテーマは、手紙を通じてのコミュニケーションや絆をどう表現しているのかを見る事です。

モデルの表情や仕草を見ながら、背景や周辺に描かれている小物を見る事で、画家が言いたい事は何なのかをわかりやすく解説してます。

店の女性をくどく初老の男性や、法律を知らない事につけこむ悪徳弁護士など現代の社会でも起こっている出来事を描かれています。

これらは、教科書の役割もあったそうです。


展覧会は、来月3月14日まで開催してます。

チケット半券でのサービスもあるので、おすすめです。