ＳＴＩ フレキシブル ドロー タワーバー ☆  

BS9アウトバック唯一のＳＴＩのパフォーマンスパーツ。BS9アウトバックを購入すると決めてから必ず装着してみたいと思っていたパーツです。既に多くのBN/BSレガシィ・オーナーの方々が装着して好評を多く耳にしますが、それらの話しは嘘偽り無く噂通りでした。装着して走り出して直ぐに違いを感じたのはステアリングセンターが極端に減少した事。感覚的には装着前は左右に各々10㎜近くステアリングの遊びが有ったのが、左右各々4～5㎜ぐらいに減少した感じです（個人的主観）。そこからハンドルを転舵して行くと舵のシッカリ感がかなり上がり、人によっては「ハンドルが重くなった」と感じるかも知れません。いつも走ってる近所の直線路を走ったら、直進性も良くなり直進時のハンドル修正が明らかに減りました。そして真骨頂はコーナーリング時です。それまでBS9アウトバックの素性は悪く無いと感じていて、コーナリングもしっかりとフロントに荷重を載せてあげて初期ロールを意識して安定させてあげればいい按配にコーナーを走れると感じていましたが、それはあくまでBS9アウトバックの図体なりの話しでした。しかしこのフレキシブル ドロー タワーバーを装着したら、先に述べた姿勢を安定させる動作＝溜めと言うか待ちみたいな物を行わなくともコーナリング・フォースがスッと立ち上がるようになり、全く別物のマシンに豹変したように感じました。ちょっと大袈裟かも知れませんが、前車Ｂ４(BE5A)に近いコーナリング感覚になったと思います。その性かコーナーへの進入スピードも上がったのかこれまで以上にタイヤのハイト（60ﾀｲﾔ）を感じヨレが気になるようになり、コーナー脱出時も以前より早いタイミングでアクセルON出来そうに感じて踏み込むようになり、フロントタイヤのグリップの限界を招いて仕舞いプッシング・アンダーを誘発する始末。これらに対応する為にタイヤのサイズや銘柄も見直した方が良さそうです。恐らく皆さん判っていると思いますが、肝は‟ドロー機構”だと思います。多寡だか３㎜のテンションだけですが、それが強烈に作用するのでとても不思議です。あと取付けるに当り注意点が何か無いかDラーに確認してみた所、基本的には取付・取扱説明書に沿って作業すれば問題ないとの事でしたが、「ボルト・ナット類の締付けトルクの管理をちゃんと行って下さい」とアドバイス頂きました。結論としては総じて満足度の高いパーツだと思います。唯一、難点を上げるとしたら価格が高価な所でしょうか？まぁドロー機構も組込まれているので致し方が無いところなんでしょうネ。なので取説や専用ゲージなど付属品が揃っててコンディションの良さそうなUSED品を某オクにて入手した次第です。それでも結構 値が張った方だと思いますが、とても満足してます。(*^-^)ﾆｺ

関連情報URL ： https://www.sti.jp/parts/legacyoutback_bs/chassis/SG517AL100/